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経済産業省事業 蓄電池を活用した実証実験を開始

〜「与野本町ハイツ」に一括受電・蓄電池・EV充電システムを導入 脱炭素とレジリエントに貢献〜

 中央電力株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:丹治保積)は、埼玉県住宅供給公社(本社:埼玉県さいたま市)の公社賃貸住宅「与野本町ハイツ」(埼玉県さいたま市)に蓄電池を協同で設置し、経済産業省「分散型エネルギーリソースの更なる活用に向けた実証事業」における実証試験を本日より開始します。「与野本町ハイツ」ではEV充電サポートシステム※1も同時に導入し、脱炭素を促進します。※2また、埼玉県内の別のマンションにおいても蓄電池を設置し、計2地点で蓄電池の実証試験を開始しました。
 ※1  https://denryoku.co.jp/ev-phev/
 ※2  居住者の方へのサービス提供開始は来年2月予定




[画像: https://prtimes.jp/i/85002/17/resize/d85002-17-cd6de3ea1d700d3a4698-3.png ]

■蓄電池活用について
 当社は平常時に再生可能エネルギーの最大限の活用に貢献し、災害時には蓄電池を開放して居住者の方に使っていただくため※3、蓄電池の設置を推進しています。
 国内の発電総量の約9.5%※4を占める太陽光由来の電力は更に拡大する見込みですが、比較的需要が少ない昼間に需要以上の発電があると、 “出力制御”(発電抑制)が今後必要になると予想されています。蓄電池を多数の地点に設置して昼間に蓄電し、太陽光発電ができず電力使用量も上昇する夜間に放電することで、再生可能エネルギーの最大限の活用と電力需給ひっ迫の回避に貢献します。また、「マンション一括受電サービス」と併用することで、貯めた電力を共用部で使い切れなかった場合には専有部でも使用することができ、余らせることなく常に全量使い切ることが可能です。
 ※3 https://denryoku.co.jp/news/news_release/2228/
 ※4 資源エネルギー庁2021年10月「2030年に向けた今後の再エネ政策」

■当社の今後の展開
 今後は、蓄電池と同時に太陽光発電システムの設置を提案することで、夜間も太陽光由来の再生可能エネルギーを使用できるようにするとともに、EV充電器を設置することで終日自家生産した太陽光発電エネルギーでEV・PHEVの充電を可能にします。
 また、「マンション一括受電サービス」の導入も同時に進めることによりマンション内で発電した太陽光由来の電力を専有部へ電力供給することができ、より多くの太陽光パネルの設置数を増加できるようになることで、さらに再生可能エネルギーを創出できるようになります。加えて「じこたくサポートサービス」※5を活用することにより、太陽光発電のみでは賄いきれなかった残りの専有部の電力も全量再生可能エネルギーにすることが可能です。再生可能エネルギー100%マンションを増やすことで脱炭素化を加速させていきます。
 ※5 https://denryoku.co.jp/news/news_release/1606/

■与野本町ハイツ導入サービスについて
 与野本町ハイツでは「マンション一括受電サービス」を2005年に導入。今回、脱炭素化への取り組みとして、蓄電池の設置とともにEV充電サポートシステムも同時に導入します。災害時には居住者の方々が必要な機器の使用・充電などを行えるよう、蓄電池を開放する予定です。

■与野本町ハイツ概要
 住所:埼玉県さいたま市中央区本町西4-17-21
 総戸数・階数:89戸、10階
 間取り:2LDK〜3LDK
 面積:68.12 平方メートル 〜68.28 平方メートル
 築年数:24 年
 Webサイト:https://www.saijk.or.jp/chintai/15922/
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