石好きになったら、図鑑の前にこの本! 初めての石ころ観察にピッタリの写真絵本、発売!
[18/09/27]
提供元:PRTIMES
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株式会社岩崎書店(代表取締役:岩崎弘明、本社:東京都文京区)は、写真絵本『石はなにからできている?』を、2018年9月22日に発売しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/35751/18/resize/d35751-18-798030-0.jpg ]
さまざまな場所で見かける「石」。身近すぎてあまり気に留めることはありませんが、目のつけどころに注意すると、おもしろいことがたくさんわかります。
なぜなら、石は「地球のかけら」。石を知ることは、地球の壮大な営みを知ることでもあるからです。
石には、どんな種類があり、どんな成り立ちがあるのでしょうか。石に興味をもったお子さんが、最初に開く一冊にふさわしい本ができました。
◆月の石は灰色、地球の石はいろいろ なぜだと思う?
月の石を見たことがありますか? 月には灰色の石しかありません。
一方、地球の石は色とりどり。なぜだと思いますか?
[画像2: https://prtimes.jp/i/35751/18/resize/d35751-18-328297-5.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/35751/18/resize/d35751-18-966775-6.jpg ]
月の石と地球の石との対比から始まる本書。月にはなくて、地球にあるものってなんだろう。
質問を投げかけることで、子どもの好奇心を刺激。身近な石ころが、地球や宇宙と深くかかわっているという科学的視点を与えます。
◆代表的な石8種を大きな写真と読み聞かせ風の文章で紹介
本書に登場するのは、川原でよく目にする8種類の石。石の種類を知る最初の一歩にふさわしい事例です。
白っぽい石、黒っぽい石。つぶつぶがある、光っている、ざらざら、すべすべ……。
石の観察ポイントとなる、色合いや手触りなどを示しつつ、その石がなにからできているのか、どうしてそのような形状になるのかを説明します。
大きな拡大写真と、専門用語を使わない語り口調の平易な解説は、絵本の読み聞かせのよう。だから、低年齢のお子さんでも、スムーズに読み切れます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/35751/18/resize/d35751-18-986876-7.jpg ]
キラキラしたつぶつぶが見える、白っぽい石。
白や黒や、透きとおったつぶつぶが見える、マグマからできた石。
地球の奥深くには「マグマ」という、熱い熱い、どろどろのスープのようなものがある。
マグマが冷えてかたまると、いろいろなつぶつぶをもつ石になるんだ。
(本文p8−9より)
◆従来の石の図鑑にはないアプローチ
本書は、従来の石の図鑑によくある、火成岩、堆積岩、変成岩といった名称から入るのではなく、「石の見た目」で大まかなグループ分けする方法を紹介しています。また、安山岩、玄武岩といった名称も、あえて書いていません。専門的な分類や名称を覚えるよりも先に、目の前の石をじっくり観察し、石の性質になじんでもらいたいという、著者の西村さんの思いからです。
[画像5: https://prtimes.jp/i/35751/18/resize/d35751-18-524835-8.png ]
◆石のつぶに注目! 子どもにもわかりやすい「石の見分けかた」
本書で、石の種類を見分けるにあたって、注目するのは「石のつぶ」です!
「石につぶが見えるか、見えないか」「つぶがキラキラ光るか、光らないか」で、チャート式に「石のできかた」の大まかな分類の見当をつけることができます。
◎キラキラしたつぶが見える ⇒ マグマから生まれた石
・花崗岩(白っぽい)・安山岩(灰色っぽい)・玄武岩(黒っぽい)
◎キラキラしたつぶが見えない ⇒ 水の流れによって生まれた石
・礫岩(つぶが大きい)・砂岩(つぶは小さい)・泥岩(つぶは見えなく、つるつるの手触り。われやすい)
ルーペを使えば、さらに便利です。これなら、専門知識のない小さなお子さんでも、観察に挑戦できますね。
◆巻末には専門的解説も掲載
本書の巻末では、地球の石と「マグマ」「水」「生き物」との関係など、専門的解説も掲載。
石が、火山活動や地殻変動、水の流れなど、地球に起こるさまざまな現象によってつくり出されるものであり、それらのもととなる「原子」は宇宙で生まれたことを、わかりやすく解説しています。
◆著者の西村寿雄さんからのメッセージ
地球は、美しい石がたくさん生まれている惑星です。
石は、長い長い地球の歴史をゆっくりとつないできた「生き証人」です。あなたの見ている石は、ひょっとして三葉虫が生きていたときの石かもしれません。恐竜が生きていたときの石かもしれません。身近な石をきっかけに、石や地球に、より興味をもってもらえるといいなと思います。
川原や海岸で、好みの石を集めるのは楽しいですよ。皆さんも、石を探しにでかけませんか。
[画像6: https://prtimes.jp/i/35751/18/resize/d35751-18-798030-0.jpg ]
◆書籍情報
書名:『石はなにからできている?』
文:西村寿雄
写真:武田晋一
構成:ボコヤマクリタ
定価:本体1,600円+税
判型:A4変型判/32頁/ハードカバー
ISBN:978-4-265-04374-3
対象年齢:小学校低学年から
発売日:2018年9月22日
◎岩崎書店HP https://bit.ly/2QL2Lol
◎Amazon https://amzn.to/2PSqAcV
◆著者紹介
著者:西村寿雄(にしむら・ひさお)
1936年大阪生まれ。1959年、大阪学芸大学(現大阪教育大学)卒業後、大阪府寝屋川市内の教職に就く。1965年、故・加藤磐雄氏より地学の楽しさを教わり地質学に目覚める。1980年、地学団体研究会に加わり地域の地質調査などを始める。以後、世界や日本各地の地学巡検に加わる。仮説実験授業研究会にも所属し、 地質関連の授業資料作成を重ねる。退職後は石の楽しさを子どもたちに伝える活動をしている。 現在は、地学団体研究会、仮説実験授業研究会、科学読物研究会に所属。 著書に、『地球の発明発見物語』(近代文芸社)、『ウェゲナーの大陸移動説は仮説実験の勝利』(文芸社) がある。
写真:武田晋一(たけだ・しんいち)
1968年福岡県生まれ。山口大学理学部(生物学)卒業。同大大学院修士課程終了後、フリーの写真家としてスタートし、鳥を中心に小動物の撮影に打ち込む。現在は、水辺の小動物、水辺の風景や植物、水中写真など、テーマを水辺(特に淡水の浅い水辺)に絞って撮影している。日本自然科学写真協会(SSP)会員。
構成:ボコヤマクリタ(ぼこやまくりた)
1970年兵庫県生まれ。イラストを中心に、企画・文・デザインなど、本を作る仕事をしている。『凹工房(ぼここうぼう)』名義でイラストレーターとしても活動。武田晋一との共著に『水と地球の研究ノート』(全5巻、偕成社)、『うまれたよ! カタツムリ』『うまれたよ! ヤドカリ』(岩崎書店)などがある。その他著書多数。
[画像1: https://prtimes.jp/i/35751/18/resize/d35751-18-798030-0.jpg ]
さまざまな場所で見かける「石」。身近すぎてあまり気に留めることはありませんが、目のつけどころに注意すると、おもしろいことがたくさんわかります。
なぜなら、石は「地球のかけら」。石を知ることは、地球の壮大な営みを知ることでもあるからです。
石には、どんな種類があり、どんな成り立ちがあるのでしょうか。石に興味をもったお子さんが、最初に開く一冊にふさわしい本ができました。
◆月の石は灰色、地球の石はいろいろ なぜだと思う?
月の石を見たことがありますか? 月には灰色の石しかありません。
一方、地球の石は色とりどり。なぜだと思いますか?
[画像2: https://prtimes.jp/i/35751/18/resize/d35751-18-328297-5.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/35751/18/resize/d35751-18-966775-6.jpg ]
月の石と地球の石との対比から始まる本書。月にはなくて、地球にあるものってなんだろう。
質問を投げかけることで、子どもの好奇心を刺激。身近な石ころが、地球や宇宙と深くかかわっているという科学的視点を与えます。
◆代表的な石8種を大きな写真と読み聞かせ風の文章で紹介
本書に登場するのは、川原でよく目にする8種類の石。石の種類を知る最初の一歩にふさわしい事例です。
白っぽい石、黒っぽい石。つぶつぶがある、光っている、ざらざら、すべすべ……。
石の観察ポイントとなる、色合いや手触りなどを示しつつ、その石がなにからできているのか、どうしてそのような形状になるのかを説明します。
大きな拡大写真と、専門用語を使わない語り口調の平易な解説は、絵本の読み聞かせのよう。だから、低年齢のお子さんでも、スムーズに読み切れます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/35751/18/resize/d35751-18-986876-7.jpg ]
キラキラしたつぶつぶが見える、白っぽい石。
白や黒や、透きとおったつぶつぶが見える、マグマからできた石。
地球の奥深くには「マグマ」という、熱い熱い、どろどろのスープのようなものがある。
マグマが冷えてかたまると、いろいろなつぶつぶをもつ石になるんだ。
(本文p8−9より)
◆従来の石の図鑑にはないアプローチ
本書は、従来の石の図鑑によくある、火成岩、堆積岩、変成岩といった名称から入るのではなく、「石の見た目」で大まかなグループ分けする方法を紹介しています。また、安山岩、玄武岩といった名称も、あえて書いていません。専門的な分類や名称を覚えるよりも先に、目の前の石をじっくり観察し、石の性質になじんでもらいたいという、著者の西村さんの思いからです。
[画像5: https://prtimes.jp/i/35751/18/resize/d35751-18-524835-8.png ]
◆石のつぶに注目! 子どもにもわかりやすい「石の見分けかた」
本書で、石の種類を見分けるにあたって、注目するのは「石のつぶ」です!
「石につぶが見えるか、見えないか」「つぶがキラキラ光るか、光らないか」で、チャート式に「石のできかた」の大まかな分類の見当をつけることができます。
◎キラキラしたつぶが見える ⇒ マグマから生まれた石
・花崗岩(白っぽい)・安山岩(灰色っぽい)・玄武岩(黒っぽい)
◎キラキラしたつぶが見えない ⇒ 水の流れによって生まれた石
・礫岩(つぶが大きい)・砂岩(つぶは小さい)・泥岩(つぶは見えなく、つるつるの手触り。われやすい)
ルーペを使えば、さらに便利です。これなら、専門知識のない小さなお子さんでも、観察に挑戦できますね。
◆巻末には専門的解説も掲載
本書の巻末では、地球の石と「マグマ」「水」「生き物」との関係など、専門的解説も掲載。
石が、火山活動や地殻変動、水の流れなど、地球に起こるさまざまな現象によってつくり出されるものであり、それらのもととなる「原子」は宇宙で生まれたことを、わかりやすく解説しています。
◆著者の西村寿雄さんからのメッセージ
地球は、美しい石がたくさん生まれている惑星です。
石は、長い長い地球の歴史をゆっくりとつないできた「生き証人」です。あなたの見ている石は、ひょっとして三葉虫が生きていたときの石かもしれません。恐竜が生きていたときの石かもしれません。身近な石をきっかけに、石や地球に、より興味をもってもらえるといいなと思います。
川原や海岸で、好みの石を集めるのは楽しいですよ。皆さんも、石を探しにでかけませんか。
[画像6: https://prtimes.jp/i/35751/18/resize/d35751-18-798030-0.jpg ]
◆書籍情報
書名:『石はなにからできている?』
文:西村寿雄
写真:武田晋一
構成:ボコヤマクリタ
定価:本体1,600円+税
判型:A4変型判/32頁/ハードカバー
ISBN:978-4-265-04374-3
対象年齢:小学校低学年から
発売日:2018年9月22日
◎岩崎書店HP https://bit.ly/2QL2Lol
◎Amazon https://amzn.to/2PSqAcV
◆著者紹介
著者:西村寿雄(にしむら・ひさお)
1936年大阪生まれ。1959年、大阪学芸大学(現大阪教育大学)卒業後、大阪府寝屋川市内の教職に就く。1965年、故・加藤磐雄氏より地学の楽しさを教わり地質学に目覚める。1980年、地学団体研究会に加わり地域の地質調査などを始める。以後、世界や日本各地の地学巡検に加わる。仮説実験授業研究会にも所属し、 地質関連の授業資料作成を重ねる。退職後は石の楽しさを子どもたちに伝える活動をしている。 現在は、地学団体研究会、仮説実験授業研究会、科学読物研究会に所属。 著書に、『地球の発明発見物語』(近代文芸社)、『ウェゲナーの大陸移動説は仮説実験の勝利』(文芸社) がある。
写真:武田晋一(たけだ・しんいち)
1968年福岡県生まれ。山口大学理学部(生物学)卒業。同大大学院修士課程終了後、フリーの写真家としてスタートし、鳥を中心に小動物の撮影に打ち込む。現在は、水辺の小動物、水辺の風景や植物、水中写真など、テーマを水辺(特に淡水の浅い水辺)に絞って撮影している。日本自然科学写真協会(SSP)会員。
構成:ボコヤマクリタ(ぼこやまくりた)
1970年兵庫県生まれ。イラストを中心に、企画・文・デザインなど、本を作る仕事をしている。『凹工房(ぼここうぼう)』名義でイラストレーターとしても活動。武田晋一との共著に『水と地球の研究ノート』(全5巻、偕成社)、『うまれたよ! カタツムリ』『うまれたよ! ヤドカリ』(岩崎書店)などがある。その他著書多数。