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エクイニクス、楽天モバイルが開発する「Rakuten Communications Platform」のグローバル展開を支援

グローバルな拠点と多様なエコシステムを持つPlatform Equinix(R)を活用し、サービスのグローバル展開を加速

 世界的なデジタルインフラストラクチャー企業であるエクイニクス(Nasdaq:EQIX、日本法人代表取締役社長 小川 久仁子、以下「エクイニクス」)は9月23日、楽天モバイル株式会社(以下、「楽天モバイル」)の完全子会社であるRakuten Mobile Singapore Pte. Ltd.が、グローバルに事業を展開する通信事業者や企業のお客様向けに提供する「Rakuten Communications Platform」(以下、「RCP」)の基盤としてPlatform Equinix(R)を採用したことを発表しました。「RCP」への導入は段階的に行われます。当初は楽天モバイルの携帯キャリアサービスにおける国際サービス提供拠点と、「RCP」の開発センターおよびグローバルでの販売・マーケティング本社であるシンガポールで導入され、将来的には米国、EMEA(ヨーロッパ・中東・アフリカ)およびアジア太平洋地域での展開を見据えて、ロサンゼルスでも導入される予定です。

 ネットワーク・サービスへの需要は世界中で拡大すると予測されています。そして複数のエッジロケーションにまたがる複数のネットワーク・プロバイダーへの相互接続は、大容量のネットワーク利用が求められる最も典型的な事例です。政府や企業は、この増大する需要に対応するために、安全で手頃な価格の、拡張性に優れたソリューションを求めており、楽天モバイルは「RCP」の提供を通してこれらのニーズに応えていく予定です。

 楽天モバイルは、政府機関や通信事業者、企業に対し、クラウド・ネイティブなネットワーク・サービスを迅速かつ低コストで構築、展開するための主要なテクノロジーとサービスの組み合わせとして「RCP」を提供していく計画を立てています。楽天モバイルは厳格な評価プロセスのもと、「RCP」のグローバル展開のための様々な課題対応に最適なプラットフォームとしてPlatform Equinixを選択しました。

 エクイニクスのグローバルな拠点網と信頼性の高いインフラストラクチャーを活用することで、世界中の「RCP」のエンドユーザーは、「RCP」をオープンかつセキュアで拡張性に優れたプラットフォームとして利用することが可能になります。

発表の主なポイント


楽天モバイルは、世界初のエンドツーエンドのクラウドネイティブな通信事業者です。日本において本年4月に4Gサービスの本格提供を開始し、9月には商用5Gサービスを開始しています。
エクイニクスを利用することで、楽天モバイルはエクイニクスのグローバル拠点と多様なエコシステムを活用して、「RCP」のグローバル展開を拡大、加速させることができます。Platform Equinixのグローバルに分散した信頼性の高いネットワーク・インフラストラクチャーを活用することで、日本以外のお客様にも安全で高速かつ低遅延のネットワーク・サービスを提供することが可能になります。
楽天モバイルは、今後、2,900社以上のクラウド・サービス・プロバイダー(CSP)と1,800社以上のネットワーク・サービス・プロバイダー(NSP)で構成され、また相互接続されたグローバルエコシステムであるPlatform Equinixに参加することになります。さらに楽天モバイルは、エッジにおける仮想ネットワーク・サービスをオンデマンドで数分以内に展開、接続可能となり、インターコネクションの動的な要件を満たしながら、ネットワークのスパイクにも対応できるようになります。

コメント

-楽天モバイルの代表取締役副社長兼最高技術責任者(CTO) タレック・アミン(Tareq Amin)氏
「『Rakuten Communications Platform』を通じて当社の通信事業をグローバルに展開するにあたり、エクイニクスと協力できることを大変嬉しく思います。グローバルな拠点、エンタープライズ・グレードの施設、強力なネットワーク機能を擁するエクイニクスは、世界中の通信事業者や企業にクラウド・ネイティブなモバイル・ネットワークを展開していく上で理想的なパートナーです」

-エクイニクスの最高技術責任者(CTO) ジャスティン・ダスツァデー(Justin Dustzadeh)
「本日、楽天モバイルとの強固な協力関係が始まりました。第一段となるシンガポールとロサンゼルスにおける展開は、楽天モバイルの今後のモバイル・ビジネスのグローバルな拡大に向けての基盤となります。Platform Equinixを利用することで、楽天モバイルは、エクイニクスのグローバルな拠点と強固なネットワーク・エコシステムを活用して、世界中のお客様に高速で低遅延かつセキュアなサービスを提供することができます。今後の協業のさらなる発展と、多方面へのビジネス展開に期待しています」

関連資料

-Platform Equinix
URL: https://www.equinix.co.jp/insights/platform-equinix/

-最新版「グローバル インターコネクション インデックス(GXI)第4版(10月13日発表)
URL: https://www.equinix.co.jp/gxi-report/

エクイニクスについて
Equinix(Nasdaq:EQIX) は世界的なデジタルインフラストラクチャー企業として、デジタル変革を志す全ての企業に対し、必要なインフラストラクチャーを相互接続することが可能な高信頼のプラットフォームを提供します。エクイニクスにおいて企業のお客様は最適な場所で適切なパートナーとつながり、ビジネスの優位性を加速させ、成功の可能性を最大化することが可能です。エクイニクスはお客様がビジネス規模を拡大し、デジタルサービスを開始・拡張し、エンドユーザーへ最高レベルの顧客体験を提供することを可能にします。これらを通して、エクイニクスはお客様の企業価値向上に貢献します。

将来の見通しに関する記述について
本ニュースリリースには、リスクおよび不確実性を伴う将来の見通しに関する記述が含まれております。こうした将来の見通しに関する記述において言及されている予測と実際にもたらされる結果との間には、大幅な相違が生じる場合があります。そのような相違を生じさせる要因としては、IBXデータセンターの買収・運営・建築での問題、Equinixの製品およびソリューションに関する開発、設置、および提供上の問題、エクイニクスがすでに買収した、もしくは今後買収する企業との統合に関連して発生する想定外の費用または問題、最近建設したもしくは取得したデータセンターにおけるお客様からの収益の大幅な欠如、適宜計画される資金調達の未完遂、既存の競合先ないし新規競合先との競争、キャッシュフロー余力の十分性あるいは未払負債ないし新規の負債を返済するための資金調達能力、主要なお客様とのビジネスにおける損失あるいは減退、REIT(不動産投資信託)としての税制に関連するリスク、Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に適宜提出する資料に記載されているその他のリスクが含まれますが、これらに限定されません。詳細については、Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に提出した直近の四半期報告書および年次報告書をご参照ください(ご要望に応じ、Equinix, Inc.より入手可能です)。エクイニクスは、このニュースリリースに含まれる将来の見通しに関する情報を更新するいかなる義務も負いません。
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