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デジタリフト、Yahoo!広告におけるCookie規制対策支援サービス提供開始

サーバー発行のCookieを用いたコンバージョン計測手法の導入をサポート

経営課題解決をデジタル技術で支援するコンサルティング企業、株式会社デジタリフト(本社:東京都港区西麻布、代表取締役:百本 正博、証券コード:9244)は、JavaScriptから発行されるCookieに依存しない、Cookie規制対応のコンバージョン計測手法導入支援サービスのサポート領域をYahoo!広告まで拡大し、クライアントのポストCookie時代における広告運用を支援いたします。




[画像: https://prtimes.jp/i/48559/18/resize/d48559-18-878fa6ea1eaa56ce7eed-0.jpg ]

1.デジタリフトのCookie規制への対応
世界的なプライバシー保護の潮流に合わせ、様々な媒体でのCookie規制が話題となっており、企業はCookieレス対応の体制構築が求められている状況です。こうした時代の動きに対応するため、広告運用を行うデジタリフトでは2021年8月、Facebook広告におけるCookie規制対応のコンバージョン計測手法として、Facebook社の「コンバージョンAPI(※1)導入支援サービス」を開始しました。広告主である企業にとって、システム実装や保守における技術・人的リソースのハードルが高い、コンバージョンAPIの導入を支援しています。

(※1) コンバージョンAPI:主要なウェブイベントやオフラインイベントおよび顧客のアクションを自分のサーバーからFacebookのサーバーに直接共有するためのFacebookビジネスツール。Facebook広告キャンペーンのパフォーマンスや効果測定を改善するのに役立つ。

2.サポート領域をYahoo!広告にも拡大
デジタリフトでは、Cookie規制対応のコンバージョン計測手法導入支援サービスのサポート領域を、Yahoo!広告へも拡大し、時代の動きにいち早く対応したい企業への支援を強化いたします。

(1)Cookieの発行方法について
Cookieの発行方法は2種類あり、1つはJavaScriptから発行されるCookie、もう1つがサーバーから発行されるCookieになります。ここまでCookie規制の話をしていますが、ここで規制されるCookieとは、JavaScriptで発行したCookieになります。サーバーから発行されるCookieについては、現在のところ規制の対象にはなっていません。

(2)Yahoo!広告における、Cookie規制対応
Yahoo!広告ではITP(※2)対策として、JavaScript発行の1st Party Cookie(※3)を利用したトラッキング方法を提供していますが、最新のITPではこのCookieも規制対象になっています。そこで、さらなる対策として、Yahoo!広告は規制対象外であるサーバー発行のCookieを用いたコンバージョン計測手法を提供しています。対象サイトと同一ドメイン内に、Set-Cookie(※4)レスポンスを返すファイルを設置いただく方法です。このファイルがサイトジェネラルタグ(※5)に代わり、Yahoo!がトラッキングで利用できるCookieを格納する役割を担います。上記ファイルを設置することでITPの影響を受けずにトラッキングが可能になります。(もちろん、3rd Party Cookie(※6)も使用しません)

(※2)ITP(Intelligent Tracking Prevention):ユーザーのプライバシー保護を目的として、AppleWebブラウザ「Safari」に搭載されたトラッキング防止機能。
(※3) 1st Party Coookie:ユーザーが訪問しているWEBサイトのドメインから直接発行されているCookieのこと。
(※4)Set-Cookie:HTTPのレスポンスヘッダーで、サーバーからクライアント(ブラウザ)へCookieを送信するために使用される。
(※5)サイトジェネラルタグ:次の2つの役割を持つYahoo!が用意したITP対策に必要不可欠なタグのこと。1.コンバージョン測定補完機能タグとともに用いることで、「1st party Cookie(広告主様のウェブサイトのCookie)を作成する」処理を実行する2.リニューアル版コンバージョン測定タグ・リニューアル版サイトリターゲティングタグ・コンバージョン測定補完機能タグを統合的に管理し、実行する。
(※6) 3rd Party Cookie:第三者(ユーザーが訪問しているWEBサイト以外)のドメインから発行されているCookieのこと。

3.今後の計測、主戦場はサーバーサイド
Google、Yahoo!、Facebookなど主要な媒体は日々、次の時代に向けたトラッキング方法について議論を重ねているようです。GoogleもサーバーサイドGTM(※7)を用いたコンバージョントラッキング設定はすでにリリースしています。また、メールアドレスや電話番号をGoogleのログイン情報と突合させてコンバージョン計測の精度を上げる拡張コンバージョン(※8)と呼ばれる手法も登場しています。さらに、FacebookのコンバージョンAPIと似たような方法として、上記の拡張コンバージョンをブラウザに依存しない形で実施する拡張コンバージョンAPIなども実装されています。

今後、さらに計測の主戦場はサーバーサイドに移行していくと考えられます。次の時代の波に乗れるよう今から準備しておくと良いのではないでしょうか。時代を敏感に捉える感覚を強みにしているデジタリフトでは今後も、最新技術にいち早く適応しながら、企業のマーケティング活動をサポートしてまいります。

(※7) サーバーサイドGTM(Google Tag Manager):GTMとは、WEBサイトに含まれる「タグ」(トラッキングコードや関連するコードの総称)を素早く簡単に更新できるタグ管理システムのこと。通常のGTMはブラウザ上で動くが、サーバーサイドGTMはブラウザとは切り離されたサーバー上で処理を行う。
(※8) 拡張コンバージョン:より正確なコンバージョン測定を可能にする機能。この機能は既存のコンバージョン タグを補完するもので、自社のウェブサイトで取得したファースト パーティのコンバージョン データをハッシュ化し、プライバシーに配慮した方法で送信する。

■会社概要
【社名】株式会社デジタリフト
【設立】2012年11月
【代表取締役】百本 正博
【住所】 東京都港区西麻布4-12-24 興和西麻布ビル7階
【URL】https://digitalift.co.jp/
【事業内容】コンサルティング事業・トレーディングデスク事業、DMP導入コンサルティング事業、SNS運用事業、システム企画・開発

■デジタリフトの「VISION・MISSION」と業務の概要
デジタリフトは、「カスタマーの意思決定を円滑に」をVISIONとして掲げ、「User Experienceをデジタル技術で最適化する」事をMISSIONとしています。主力事業は、「コンサルティング」と「広告運用」で、周辺領域としてアフィリエイトや、チャットボット構築、制作などをおこなっています。コンサルティング事業では、「CdMO」*として、共に課題に向き合いクライアントのデジタルマーケティングの活用方法や施策を共に考えています。
*CdMO(チーフ・デジタル・マーケティング・オフィサー)とは:https://recruit.digitalift.co.jp/cdmo/

広告運用事業では、柔軟な再設計機能と着実な実行体制を組み合わせた「アジャイル型広告運用」*によりクライアントのビジネス最大化をサポートしています。
*アジャイル型広告運用とは:https://recruit.digitalift.co.jp/agile/

■代表プロフィール
デジタリフト 代表取締役 百本正博(Masahiro Hyakumoto)
株式会社大広で10年間、信託銀行、洋酒メーカー、飲料、自動車メーカー、メガバング、通信、流通会社(GMS)等を担当し、多数のプロジェクトを成功に導く。その後、IT企業にてコンサルタント、新規事業開発等を担当。広告代理店時代のノウハウと新しいテクノロジーへの理解を武器に広告主をサポートすべく2012年会社を設立。デジタルマーケティングのコンサルティングを行う。

■ 本件に関するお問い合わせ
電話番号:03-6434-9896
お問い合わせURL:https://digitalift.co.jp/contact/
担当:朝長(トモナガ)
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