〔オムロン〕世界初の光軸調整用大型白色LEDを搭載した堅牢型セーフティライトカーテンを発売
[09/08/06]
提供元:PRTIMES
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世界初の光軸調整用大型白色LEDを搭載し、大型設備への搭載に最適な堅牢型セーフティライトカーテンを発売
オムロン株式会社は、下記の新商品を8月3日から発売しました。
・セーフティライトカーテン 形F3SR-B
商品情報URL:http://www.fa.omron.co.jp/product/family/2622/index_p.html
セーフティライトカーテンは、産業用ロボットや機械設備の危険箇所での労働災害防止を目的として、作業員の人体検出に用いられる光電式の透過型センサです。主に機械やロボットの定常運転時に、作業員の指、手、腕、脚など人体の一部が検出範囲に侵入・通過した場合、それを検知し、機械を停止する、もしくは再起動を許可しないといった機能を有しています。
従来のセーフティライトカーテンでは、自動車部品の加工ラインなどある程度大きな設備や悪環境下でのアプリケーションでは、設置方法や使用環境などにおいて不十分なケースがありました。
今回発売する「形F3SR-Bシリーズ」は、業界最大サイズの高輝度白色LEDを搭載することで、大型設備で求められる長距離検出においても、光軸合わせを容易にしているため、据付調整の工数削減やメンテナンス工数の削減に貢献します。また、厳しい現場環境にも充分耐えられるよう堅牢性かつ防水性のある筐体を実現しました。
欧州の機械指令の変更に伴い、欧州に輸出する機械・装置に関して本年12月29日以降、安全制御回路を構成する安全システム関連部の国際規格「ISO13849-1:2006」への対応が必須となり、同規格に対応していない機械・装置の欧州への輸出ができなくなります。「形F3SR-Bシリーズ」は、危険度の高い製造現場でも安心して使用可能な設計として、セーフティライトカーテンの国際規格「IEC61496-1」かつ安全システム関連部の性能レベル「ISO13849-1のPL=e」に対応しており、欧州への輸出を可能にしています。
■ 主な特長
1.世界初の高輝度白色LEDで光軸合わせを簡単に実現。
多数個の投受光光軸が内蔵されるセーフティライトカーテンにおいては、投光器と受光器の光軸を一致させる作業に時間がかかり、特に検出距離が長くなるほど光軸合わせが困難になるという課題がありました。
「形F3SRシリーズ」のセンサ本体には、上下端に大型LED表示灯を装備することで、検出幅の長いセーフティライトカーテンでも、どの場所が位置ずれしていて光軸が合致していないのかが一目で判断できるようになり、光軸を合致させる作業時間の大幅な短縮が実現します。
2.大型設備に最適な最大検出距離 20mを実現
大型設備などで安全防護距離が長いアプリケーションでは、複数台のセーフティライトカーテンを設置する必要がありました。形F3SRは、投受光光学系と回路系の最適化設計により、最大検出距離20mを実現しました。 さらに配線ケーブルも100mまで引き回すことができ、従来品より設計時に配線面の考慮を軽減できるようになりました。
3.厳しい現場環境に最適な堅牢かつ防水型ケースを採用
完全な自動化ラインではなく、作業者がワーク供給と加工指示を手作業で行うようなセル型設備では、金属の大型ワークなどをセーフティライトカーテンと衝突させてしまうとライトカーテンが破損してしまうといった課題がありました。
形F3SRシリーズでは、当社で実績のある堅牢タイプのアルミケースを継承し、振動や衝撃の多い設備へも安心して設置していただくことができます。
さらに、水滴の掛かかる製造過程でも使用可能にし、防滴・防水性を高めたIP67を満足させる保護構造を実現しました。
4.最新の国際規格に適合
リスクアセスメントに基づく安全防護策として使用される人体検出センサにおいては、国際規格への適合商品であることが今や必須条件となっています。形F3SRシリーズはセーフティセンサの国際規格であるIEC61496-1/IEC61496-2に適合し、安全方策としてカテゴリ4までの要求を満足する「タイプ4」と呼ばれるセンサです。また、機械の安全システム関連部の安全性能レベルISO13849-1:2006のPL=eまで対抗可能です。
■ 価格
http://www.omron.co.jp/press/2009/07/i0729.html
■ 生産工場
オムロン(上海)有限公司
■ 主な仕様
http://www.omron.co.jp/press/2009/07/i0729.html
■ 目標販売台数
初年度 5000セット
■ 主なアプリケーション
自動車組立ライン、液晶生産ライン、工作機械や金属加工機械、成型機などの自動運転エリア、
産業用ロボット稼動エリア、自動倉庫などにおける人体進入、通過検知用途で、特に長距離検出が必要とされるアプリケーション
■ 詳細お問い合わせ先:
http://www.omron.co.jp/press/2009/07/i0729.html
オムロン株式会社は、下記の新商品を8月3日から発売しました。
・セーフティライトカーテン 形F3SR-B
商品情報URL:http://www.fa.omron.co.jp/product/family/2622/index_p.html
セーフティライトカーテンは、産業用ロボットや機械設備の危険箇所での労働災害防止を目的として、作業員の人体検出に用いられる光電式の透過型センサです。主に機械やロボットの定常運転時に、作業員の指、手、腕、脚など人体の一部が検出範囲に侵入・通過した場合、それを検知し、機械を停止する、もしくは再起動を許可しないといった機能を有しています。
従来のセーフティライトカーテンでは、自動車部品の加工ラインなどある程度大きな設備や悪環境下でのアプリケーションでは、設置方法や使用環境などにおいて不十分なケースがありました。
今回発売する「形F3SR-Bシリーズ」は、業界最大サイズの高輝度白色LEDを搭載することで、大型設備で求められる長距離検出においても、光軸合わせを容易にしているため、据付調整の工数削減やメンテナンス工数の削減に貢献します。また、厳しい現場環境にも充分耐えられるよう堅牢性かつ防水性のある筐体を実現しました。
欧州の機械指令の変更に伴い、欧州に輸出する機械・装置に関して本年12月29日以降、安全制御回路を構成する安全システム関連部の国際規格「ISO13849-1:2006」への対応が必須となり、同規格に対応していない機械・装置の欧州への輸出ができなくなります。「形F3SR-Bシリーズ」は、危険度の高い製造現場でも安心して使用可能な設計として、セーフティライトカーテンの国際規格「IEC61496-1」かつ安全システム関連部の性能レベル「ISO13849-1のPL=e」に対応しており、欧州への輸出を可能にしています。
■ 主な特長
1.世界初の高輝度白色LEDで光軸合わせを簡単に実現。
多数個の投受光光軸が内蔵されるセーフティライトカーテンにおいては、投光器と受光器の光軸を一致させる作業に時間がかかり、特に検出距離が長くなるほど光軸合わせが困難になるという課題がありました。
「形F3SRシリーズ」のセンサ本体には、上下端に大型LED表示灯を装備することで、検出幅の長いセーフティライトカーテンでも、どの場所が位置ずれしていて光軸が合致していないのかが一目で判断できるようになり、光軸を合致させる作業時間の大幅な短縮が実現します。
2.大型設備に最適な最大検出距離 20mを実現
大型設備などで安全防護距離が長いアプリケーションでは、複数台のセーフティライトカーテンを設置する必要がありました。形F3SRは、投受光光学系と回路系の最適化設計により、最大検出距離20mを実現しました。 さらに配線ケーブルも100mまで引き回すことができ、従来品より設計時に配線面の考慮を軽減できるようになりました。
3.厳しい現場環境に最適な堅牢かつ防水型ケースを採用
完全な自動化ラインではなく、作業者がワーク供給と加工指示を手作業で行うようなセル型設備では、金属の大型ワークなどをセーフティライトカーテンと衝突させてしまうとライトカーテンが破損してしまうといった課題がありました。
形F3SRシリーズでは、当社で実績のある堅牢タイプのアルミケースを継承し、振動や衝撃の多い設備へも安心して設置していただくことができます。
さらに、水滴の掛かかる製造過程でも使用可能にし、防滴・防水性を高めたIP67を満足させる保護構造を実現しました。
4.最新の国際規格に適合
リスクアセスメントに基づく安全防護策として使用される人体検出センサにおいては、国際規格への適合商品であることが今や必須条件となっています。形F3SRシリーズはセーフティセンサの国際規格であるIEC61496-1/IEC61496-2に適合し、安全方策としてカテゴリ4までの要求を満足する「タイプ4」と呼ばれるセンサです。また、機械の安全システム関連部の安全性能レベルISO13849-1:2006のPL=eまで対抗可能です。
■ 価格
http://www.omron.co.jp/press/2009/07/i0729.html
■ 生産工場
オムロン(上海)有限公司
■ 主な仕様
http://www.omron.co.jp/press/2009/07/i0729.html
■ 目標販売台数
初年度 5000セット
■ 主なアプリケーション
自動車組立ライン、液晶生産ライン、工作機械や金属加工機械、成型機などの自動運転エリア、
産業用ロボット稼動エリア、自動倉庫などにおける人体進入、通過検知用途で、特に長距離検出が必要とされるアプリケーション
■ 詳細お問い合わせ先:
http://www.omron.co.jp/press/2009/07/i0729.html