松江市とサティス製薬、観光振興と雇用創出に温泉水を有効活用 「玉造温泉水」配合化粧品、2年6ヶ月で200万個突破!
[13/05/29]
提供元:PRTIMES
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観光客の増加と地元の雇用促進に一定の成果
「皮膚の理想を形にする」をテーマに化粧品の研究開発を行う株式会社サティス製薬(代表取締役:山崎智士、本社:埼玉県吉川市、以下サティス製薬)は、同社が開発した化粧品原料「玉造温泉水」を配合した化粧品の出荷個数が、2012年12月末時点で累計200万個に達したことをご報告します。「松江ブランド開発事業(※注1)」として日本最古の美肌温泉「玉造温泉」をスキンケア化粧品で全国に流通させる事業が、2010年7月に松江市とサティス製薬によって開始されて2年6ヶ月。出荷個数の増加に伴い、製品を通じて最終ユーザーに玉造温泉の認知を広げてまいりました。その結果、地域の観光振興と雇用創出の両面で一定の成果が表れています。
■「地域活性化」と「化粧品市場での差別化」という2つの課題から生まれた事業
近年、島根県松江市は産業空洞化の影響で厳しい雇用情勢にあり、地場産業の活性化と雇用改善が課題でした。一方で、国内化粧品市場の縮小により競争が激化する市場環境下で、サティス製薬の取引先である化粧品メーカー各社も、競争優位となる差別化要素の模索を課題としていました。
上記の課題双方を解決するために、サティス製薬は2010年から松江市が実施する「松江ブランド開発事業」に参画し、温泉水を化粧品に有効活用する事業を開始いたしました。島根県松江市にある玉造温泉は、1300年前の風土記にも記載される日本最古の「美肌の湯」という背景と、皮膚に対する高い保湿作用(美肌作用)を備える松江市の観光資源です。歴史ある観光資源、美肌の湯「玉造温泉水」を、化粧品として全国に流通させることで地域素材・観光資源のPR効果につなげることを目的とした事業です。
具体的には、業界最多の国産化粧品原料開発実績を持つサティス製薬が、高い美肌作用が特徴の化粧品原料「玉造温泉水」を開発。2010年7月にスキンケア化粧品ブランド「姫ラボ(※注2)」を商品化しました。「姫ラボ」は、松江市の外郭団体である松江観光協会(※注3)が設立した株式会社玉造温泉まちデコ(※注4)によって、通信販売チャネルで全国のユーザーへ販売されています。この他にも、サティス製薬の取引先である通販化粧品メーカー8社が販売する化粧品に化粧品原料「玉造温泉水」を配合し、複数のブランドを通じて日本最古の美肌の湯「玉造温泉」の認知拡大を図ってまいりました。
■化粧品の流通個数の増加に伴い、地域の観光や雇用に変化の兆し
事業開始から2年6ヶ月が経過した2012年12月末の時点で、玉造温泉水を配合した化粧品の出荷個数が累計で210万6,861個を記録しました。化粧品を媒体として美肌の湯「玉造温泉」を、延べ210万人以上に対して認知させたことになります。
この間にサティス製薬と通販化粧品メーカー8社が共同で開発し、市場に流通させた玉造温泉水配合化粧品は合計で10ブランド16商品を数えます。広告スペースや販促物で商品の詳しい特徴を訴求できる通信販売チャネルの特性を活かし、玉造温泉の歴史や背景にある魅力で、通販化粧品メーカーの商品を差別化して販促施策の効果を高めるとともに、全国の最終ユーザーに対して美肌の湯「玉造温泉」の魅力について詳しく訴求してまいりました。
その結果、事業を開始した2年半前と比べて徐々に観光振興の面で温泉水のPR効果が表れています。玉造温泉水を配合した化粧品の出荷個数が累計で200万個突破したことを受け、化粧品原料の素材となる温泉水の供給元、松江観光協会の角幸治様から、化粧品を通じた玉造温泉のPR成果についてコメントをいただいております。
◆松江観光協会 玉造温泉支部 角幸治
2010年7月に玉造温泉の源泉を化粧品原料として活用する事業を開始して以来、わずか2年半でその数が210万個に達したことに大変驚くとともに、化粧品をお使いいただいている方々に感謝申し上げます。
温泉街の状況を事業開始前と比べると、特に日帰り入浴客が増加しています。日帰り入浴の需要に対応するため、温泉街の日帰り入浴施設の数は2年間で2.7倍に増加しました。出雲や米子などの近隣都市に宿泊される県外からの観光客で、玉造温泉にだけは入りたいと思って温泉街にも足を伸ばしていただくケースが増えています。また、お越しくださる観光客からは「美肌の湯よかった!」や「お肌すべすべ!」「念願の美肌温泉にやっとこれた!」など、玉造温泉が美肌の湯として認知されていなかった5年前には聞くことができなかった感想を、温泉街に備え付けている「お客様の感想ノート」にいただくようになりました。
加えて、最近は「秘密のケンミンSHOW」や「知っとこ!」などのTV番組、小学館の雑誌「美的」等でも、玉造温泉を「美肌温泉」として紹介される機会が増え、更なる認知の拡大にも繋がっています。これも化粧品を通じて、玉造温泉水が美肌にとても効果があるというイメージが広がったことによる副次的な影響と言えるでしょう。
松江市が実施する「松江ブランド開発事業」として開始した本事業も、今では株式会社として運営できており、当初3名でスタートした従業員を13名まで増やすことができました。松江の観光資源である玉造温泉を化粧品として有効活用することで、観光振興と雇用創出の両面で、当初松江市が掲げた事業目的を果たすことができています。
サティス製薬は、引き続き玉造温泉水の高い美肌作用と1300年前から続く美肌の湯としての背景を活かし、ナチュラル素材で高い機能性を実現した高付加価値商品を市場に提供してまいります。1年後の2013年12月末には、対前年比215万個増の累計出荷個数425万個を見込んでおり、ひとりでも多くの方に玉造温泉を認知してもらうことで微力ながら地域活性化に貢献できるよう努めてまいります。
(※注1) 松江ブランド開発事業について
http://www1.city.matsue.shimane.jp/bosyu/burandokaihatu/burandokaihatu.html
(※注2) 玉造温泉配合 スキンケア化粧品「姫ラボ」
http://www.hime-labo.com/index.html
(※注3) 社団法人 松江観光協会
http://www.kankou-matsue.jp/
(※注4) 株式会社 玉造温泉まちデコ
http://www.hime-labo.com/company/index.html
【会社名】
株式会社サティス製薬 資本金 5,100万円
【代表者名】
代表取締役社長 山崎 智士
【所在地】
埼玉県吉川市中井57-1
【設立】
1999年12月
【ホームページ】
【 http://www.saticine-md.co.jp/】
事業内容 化粧品、医薬部外品、石鹸、処方開発及び受託(OEM)製造
「皮膚の理想を形にする」をテーマに化粧品の研究開発を行う株式会社サティス製薬(代表取締役:山崎智士、本社:埼玉県吉川市、以下サティス製薬)は、同社が開発した化粧品原料「玉造温泉水」を配合した化粧品の出荷個数が、2012年12月末時点で累計200万個に達したことをご報告します。「松江ブランド開発事業(※注1)」として日本最古の美肌温泉「玉造温泉」をスキンケア化粧品で全国に流通させる事業が、2010年7月に松江市とサティス製薬によって開始されて2年6ヶ月。出荷個数の増加に伴い、製品を通じて最終ユーザーに玉造温泉の認知を広げてまいりました。その結果、地域の観光振興と雇用創出の両面で一定の成果が表れています。
■「地域活性化」と「化粧品市場での差別化」という2つの課題から生まれた事業
近年、島根県松江市は産業空洞化の影響で厳しい雇用情勢にあり、地場産業の活性化と雇用改善が課題でした。一方で、国内化粧品市場の縮小により競争が激化する市場環境下で、サティス製薬の取引先である化粧品メーカー各社も、競争優位となる差別化要素の模索を課題としていました。
上記の課題双方を解決するために、サティス製薬は2010年から松江市が実施する「松江ブランド開発事業」に参画し、温泉水を化粧品に有効活用する事業を開始いたしました。島根県松江市にある玉造温泉は、1300年前の風土記にも記載される日本最古の「美肌の湯」という背景と、皮膚に対する高い保湿作用(美肌作用)を備える松江市の観光資源です。歴史ある観光資源、美肌の湯「玉造温泉水」を、化粧品として全国に流通させることで地域素材・観光資源のPR効果につなげることを目的とした事業です。
具体的には、業界最多の国産化粧品原料開発実績を持つサティス製薬が、高い美肌作用が特徴の化粧品原料「玉造温泉水」を開発。2010年7月にスキンケア化粧品ブランド「姫ラボ(※注2)」を商品化しました。「姫ラボ」は、松江市の外郭団体である松江観光協会(※注3)が設立した株式会社玉造温泉まちデコ(※注4)によって、通信販売チャネルで全国のユーザーへ販売されています。この他にも、サティス製薬の取引先である通販化粧品メーカー8社が販売する化粧品に化粧品原料「玉造温泉水」を配合し、複数のブランドを通じて日本最古の美肌の湯「玉造温泉」の認知拡大を図ってまいりました。
■化粧品の流通個数の増加に伴い、地域の観光や雇用に変化の兆し
事業開始から2年6ヶ月が経過した2012年12月末の時点で、玉造温泉水を配合した化粧品の出荷個数が累計で210万6,861個を記録しました。化粧品を媒体として美肌の湯「玉造温泉」を、延べ210万人以上に対して認知させたことになります。
この間にサティス製薬と通販化粧品メーカー8社が共同で開発し、市場に流通させた玉造温泉水配合化粧品は合計で10ブランド16商品を数えます。広告スペースや販促物で商品の詳しい特徴を訴求できる通信販売チャネルの特性を活かし、玉造温泉の歴史や背景にある魅力で、通販化粧品メーカーの商品を差別化して販促施策の効果を高めるとともに、全国の最終ユーザーに対して美肌の湯「玉造温泉」の魅力について詳しく訴求してまいりました。
その結果、事業を開始した2年半前と比べて徐々に観光振興の面で温泉水のPR効果が表れています。玉造温泉水を配合した化粧品の出荷個数が累計で200万個突破したことを受け、化粧品原料の素材となる温泉水の供給元、松江観光協会の角幸治様から、化粧品を通じた玉造温泉のPR成果についてコメントをいただいております。
◆松江観光協会 玉造温泉支部 角幸治
2010年7月に玉造温泉の源泉を化粧品原料として活用する事業を開始して以来、わずか2年半でその数が210万個に達したことに大変驚くとともに、化粧品をお使いいただいている方々に感謝申し上げます。
温泉街の状況を事業開始前と比べると、特に日帰り入浴客が増加しています。日帰り入浴の需要に対応するため、温泉街の日帰り入浴施設の数は2年間で2.7倍に増加しました。出雲や米子などの近隣都市に宿泊される県外からの観光客で、玉造温泉にだけは入りたいと思って温泉街にも足を伸ばしていただくケースが増えています。また、お越しくださる観光客からは「美肌の湯よかった!」や「お肌すべすべ!」「念願の美肌温泉にやっとこれた!」など、玉造温泉が美肌の湯として認知されていなかった5年前には聞くことができなかった感想を、温泉街に備え付けている「お客様の感想ノート」にいただくようになりました。
加えて、最近は「秘密のケンミンSHOW」や「知っとこ!」などのTV番組、小学館の雑誌「美的」等でも、玉造温泉を「美肌温泉」として紹介される機会が増え、更なる認知の拡大にも繋がっています。これも化粧品を通じて、玉造温泉水が美肌にとても効果があるというイメージが広がったことによる副次的な影響と言えるでしょう。
松江市が実施する「松江ブランド開発事業」として開始した本事業も、今では株式会社として運営できており、当初3名でスタートした従業員を13名まで増やすことができました。松江の観光資源である玉造温泉を化粧品として有効活用することで、観光振興と雇用創出の両面で、当初松江市が掲げた事業目的を果たすことができています。
サティス製薬は、引き続き玉造温泉水の高い美肌作用と1300年前から続く美肌の湯としての背景を活かし、ナチュラル素材で高い機能性を実現した高付加価値商品を市場に提供してまいります。1年後の2013年12月末には、対前年比215万個増の累計出荷個数425万個を見込んでおり、ひとりでも多くの方に玉造温泉を認知してもらうことで微力ながら地域活性化に貢献できるよう努めてまいります。
(※注1) 松江ブランド開発事業について
http://www1.city.matsue.shimane.jp/bosyu/burandokaihatu/burandokaihatu.html
(※注2) 玉造温泉配合 スキンケア化粧品「姫ラボ」
http://www.hime-labo.com/index.html
(※注3) 社団法人 松江観光協会
http://www.kankou-matsue.jp/
(※注4) 株式会社 玉造温泉まちデコ
http://www.hime-labo.com/company/index.html
【会社名】
株式会社サティス製薬 資本金 5,100万円
【代表者名】
代表取締役社長 山崎 智士
【所在地】
埼玉県吉川市中井57-1
【設立】
1999年12月
【ホームページ】
【 http://www.saticine-md.co.jp/】
事業内容 化粧品、医薬部外品、石鹸、処方開発及び受託(OEM)製造