フリースケール、ポートフォリオの活発な市場展開を受けて i.MX 6シリーズを拡充
[12/01/18]
提供元:PRTIMES
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フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区下目黒1-8-1、代表取締役社長:ディビッド M. ユーゼ)は、急成長を遂げている世界のさまざまな民生市場向けに、性能と集積性を高度に融合させた2つの新しいi.MX 6(アイドット・エムエックス6)シリーズ製品を発表しました。フリースケールのフラッグシップであるi.MX 6シリーズは、シングルコア、デュアルコア、およびクアッドコアの互換性を備えたアプリケーション・プロセッサとして、提供開始から6ヶ月経たずして幅広いアプリケーション市場で高い支持を獲得、採用が進んでおり、今回の新製品はこの動向をさらに加速させます。
次世代の電子書籍端末(eReader)向けに専用設計された新しい「i.MX 6SoloLite」プロセッサは、世界のトップメーカー各社が提供する何百万台もの電子書籍端末に搭載された、フリースケールのi.MX508デバイスを引き継ぐ製品です。デュアルコアの「i.MX 6DualLite」は、マルチプロセッシング性能を費用対効果に優れた価格で実現し、タブレット、IPテレビ、IP電話、医療用患者モニタリング・システム、および家庭用エネルギー管理ソリューションなどの幅広いスマートデバイスおよび製品をターゲットにしています。この新たな2つの製品に対しAndroid(TM) 4.0 (Ice Cream Sandwich)、および他の主要なOSもフリースケールより提供可能です。
いずれのプロセッサもARM(R) Cortex-A9コアおよびE Inkコントローラを内蔵しており、お客様は電子書籍端末とタブレット製品を同時に開発して市場への製品投入を迅速化することができます。また、このプロセッサは他のi.MX 6シリーズ・デバイスとのソフトウェア互換性を備えているため、設計者は目的に従って共通プラットフォーム上で最終製品を開発することができます。このスケーラビリティにより、日々変化する市場の需要や条件に応じて性能の調整および増減を図った製品ポートフォリオを短期間で完成させることが可能です。
フリースケールの副社長兼マルチメディア・アプリケーション・ディビジョン担当ジェネラル・マネージャであるベルント・リーンハルトは、次のように述べています。「i.MX 6シリーズの最新製品は、最適な柔軟性を目的とした多様なコスト、価格、および機能セットにより、これまで以上の幅広い互換性を備えたアプリケーション・プロセッサをお客様に提供します。このプラットフォームのアプローチは、民生をはじめとする急成長市場に注力するお客様に幅広く受け入れられています。」
i.MX 6シリーズの活発な市場展開
i.MX 6シリーズの製品は、スケーラビリティ、包括的な長期製品供給プログラム、および多岐にわたるペリフェラル・オプションにより、さまざまな市場で幅広く受け入れられています。現在、さらに25件の導入計画が進行しており、i.MX 6プロセッサは電子書籍端末の最大手メーカーの6社中5社、および多数のタブレット・メーカーの設計に組み込まれています。それ以外のi.MX 6シリーズ・プロセッサの最新の導入事例としては、航空会社の座席インフォテイメント・システム、次世代の医療機器、検査/測定装置のディスプレイや先進の軍用/航空宇宙通信システムなどがあります。
新製品のi.MX 6SoloLite、i.MX 6DualLiteについて
進化を続けるi.MX 6シリーズの最新デバイスの特長は、フリースケールのi.MXポートフォリオの高性能を象徴する低消費電力動作、優れた費用対効果、圧倒的な処理能力、および高い互換性です。
電子書籍端末市場でのi.MX508プロセッサの成功を礎とするシングルコアのi.MX 6SoloLiteには、最大1GHzで稼働するARM Cortex-A9コアと、EPDおよびLCDベースのパネル向けのディスプレイ・コントローラと2Dグラフィックス・プロセッサが統合されています。また、i.MX 6SoloLiteはi.MX 6シリーズで共通化された新たなパワー・マネジメント機能を採用しており、設計期間の短縮と電力効率の最適化により従来以上の電子書籍端末のバッテリ寿命の延長を可能にします。
デュアルコアの新しいi.MX 6DualLiteは、i.MX 6Quad、i.MX 6Dual、およびi.MX 6Soloとのソフトウェアおよびピンの互換性を備えており、性能、消費電力、価格の最適なバランスを通じて民生および産業分野のお客様の幅広いスマート機器ポートフォリオの開発に貢献します。また、このデバイスは最大1 GHzで稼働する2個のARM Cortex-A9コアをベースとして、2Dおよび3Dのグラフィックス・プロセッサ、ならびに1080pの動画処理エンジンが統合されており、優れたマルチメディア性能を発揮します。高集積のi.MX 6DualLiteは、HDMI、LVDS、MIPI、およびPCI Expressに対応し、最大800MT/sで稼働する64ビットのDDR3/LVDDR3メモリ・インタフェースにより高性能と豊富なコネクティビティを実現します。
フリースケールは、民生用電子機器市場の厳しい電力要件を満たすため、i.MX 6シリーズ・プロセッサ専用に設計された最先端のパワー・マネジメントICを提供しています。お客様は、こうしたプラットフォーム・ソリューションにより設計作業を簡略化し、システム全体の消費電力を削減して、市場への製品投入を迅速化することができます。
ソフトウェアと開発環境
フリースケールの i.MX 6 シリーズ製品は、Android(TM) Version 4.0 (Ice Cream Sandwich), Linux(R), QNX(R), Ubuntu(R) and Windows(R) Compact 7といった主要なOSを幅広くサポートします。また、リファレンス・デザイン、ソフトウェア、システム・デザインを容易にするターンキーの開発技術が用意されています。
供給
i.MX 6 Liteシリーズ・デバイスは、2012年下期に量産出荷を開始する予定です。
i.MXアプリケーション・プロセッサの詳細については、www.freescale.com/imxのWebサイトをご覧ください。i.MXポートフォリオのパワー・マネジメント用コンパニオンICの詳細については、www.freescale.com/analogのWebサイトをご覧ください。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、自動車用、民生用、産業用、およびネットワーキング・マーケット向け組込み用半導体のデザインと製造の世界的リーダーです。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.com(英語)、またはhttp://www.freescale.co.jp/(日本語)をご覧ください。
FreescaleならびにFreescaleのロゴマークは、米国、またはその他の国におけるフリースケール社の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれ各社の商標です。
(C)2012フリースケール・セミコンダクタ・インク
次世代の電子書籍端末(eReader)向けに専用設計された新しい「i.MX 6SoloLite」プロセッサは、世界のトップメーカー各社が提供する何百万台もの電子書籍端末に搭載された、フリースケールのi.MX508デバイスを引き継ぐ製品です。デュアルコアの「i.MX 6DualLite」は、マルチプロセッシング性能を費用対効果に優れた価格で実現し、タブレット、IPテレビ、IP電話、医療用患者モニタリング・システム、および家庭用エネルギー管理ソリューションなどの幅広いスマートデバイスおよび製品をターゲットにしています。この新たな2つの製品に対しAndroid(TM) 4.0 (Ice Cream Sandwich)、および他の主要なOSもフリースケールより提供可能です。
いずれのプロセッサもARM(R) Cortex-A9コアおよびE Inkコントローラを内蔵しており、お客様は電子書籍端末とタブレット製品を同時に開発して市場への製品投入を迅速化することができます。また、このプロセッサは他のi.MX 6シリーズ・デバイスとのソフトウェア互換性を備えているため、設計者は目的に従って共通プラットフォーム上で最終製品を開発することができます。このスケーラビリティにより、日々変化する市場の需要や条件に応じて性能の調整および増減を図った製品ポートフォリオを短期間で完成させることが可能です。
フリースケールの副社長兼マルチメディア・アプリケーション・ディビジョン担当ジェネラル・マネージャであるベルント・リーンハルトは、次のように述べています。「i.MX 6シリーズの最新製品は、最適な柔軟性を目的とした多様なコスト、価格、および機能セットにより、これまで以上の幅広い互換性を備えたアプリケーション・プロセッサをお客様に提供します。このプラットフォームのアプローチは、民生をはじめとする急成長市場に注力するお客様に幅広く受け入れられています。」
i.MX 6シリーズの活発な市場展開
i.MX 6シリーズの製品は、スケーラビリティ、包括的な長期製品供給プログラム、および多岐にわたるペリフェラル・オプションにより、さまざまな市場で幅広く受け入れられています。現在、さらに25件の導入計画が進行しており、i.MX 6プロセッサは電子書籍端末の最大手メーカーの6社中5社、および多数のタブレット・メーカーの設計に組み込まれています。それ以外のi.MX 6シリーズ・プロセッサの最新の導入事例としては、航空会社の座席インフォテイメント・システム、次世代の医療機器、検査/測定装置のディスプレイや先進の軍用/航空宇宙通信システムなどがあります。
新製品のi.MX 6SoloLite、i.MX 6DualLiteについて
進化を続けるi.MX 6シリーズの最新デバイスの特長は、フリースケールのi.MXポートフォリオの高性能を象徴する低消費電力動作、優れた費用対効果、圧倒的な処理能力、および高い互換性です。
電子書籍端末市場でのi.MX508プロセッサの成功を礎とするシングルコアのi.MX 6SoloLiteには、最大1GHzで稼働するARM Cortex-A9コアと、EPDおよびLCDベースのパネル向けのディスプレイ・コントローラと2Dグラフィックス・プロセッサが統合されています。また、i.MX 6SoloLiteはi.MX 6シリーズで共通化された新たなパワー・マネジメント機能を採用しており、設計期間の短縮と電力効率の最適化により従来以上の電子書籍端末のバッテリ寿命の延長を可能にします。
デュアルコアの新しいi.MX 6DualLiteは、i.MX 6Quad、i.MX 6Dual、およびi.MX 6Soloとのソフトウェアおよびピンの互換性を備えており、性能、消費電力、価格の最適なバランスを通じて民生および産業分野のお客様の幅広いスマート機器ポートフォリオの開発に貢献します。また、このデバイスは最大1 GHzで稼働する2個のARM Cortex-A9コアをベースとして、2Dおよび3Dのグラフィックス・プロセッサ、ならびに1080pの動画処理エンジンが統合されており、優れたマルチメディア性能を発揮します。高集積のi.MX 6DualLiteは、HDMI、LVDS、MIPI、およびPCI Expressに対応し、最大800MT/sで稼働する64ビットのDDR3/LVDDR3メモリ・インタフェースにより高性能と豊富なコネクティビティを実現します。
フリースケールは、民生用電子機器市場の厳しい電力要件を満たすため、i.MX 6シリーズ・プロセッサ専用に設計された最先端のパワー・マネジメントICを提供しています。お客様は、こうしたプラットフォーム・ソリューションにより設計作業を簡略化し、システム全体の消費電力を削減して、市場への製品投入を迅速化することができます。
ソフトウェアと開発環境
フリースケールの i.MX 6 シリーズ製品は、Android(TM) Version 4.0 (Ice Cream Sandwich), Linux(R), QNX(R), Ubuntu(R) and Windows(R) Compact 7といった主要なOSを幅広くサポートします。また、リファレンス・デザイン、ソフトウェア、システム・デザインを容易にするターンキーの開発技術が用意されています。
供給
i.MX 6 Liteシリーズ・デバイスは、2012年下期に量産出荷を開始する予定です。
i.MXアプリケーション・プロセッサの詳細については、www.freescale.com/imxのWebサイトをご覧ください。i.MXポートフォリオのパワー・マネジメント用コンパニオンICの詳細については、www.freescale.com/analogのWebサイトをご覧ください。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、自動車用、民生用、産業用、およびネットワーキング・マーケット向け組込み用半導体のデザインと製造の世界的リーダーです。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.com(英語)、またはhttp://www.freescale.co.jp/(日本語)をご覧ください。
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(C)2012フリースケール・セミコンダクタ・インク