第3回グローバルメンタルヘルスセミナー開催〜「脳と腸を生かす脳教育で体も心も健康に」
[16/09/23]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
ストレスケアや腸研究の国内外の第一人者が講演
「第3回グローバルメンタルヘルスセミナー〜脳教育を通した大人と子どものメンタルヘルスケア〜」(主催・特定非営利活動法人IBREA JAPAN)が、9月10日に大阪大学で、11日に東京大学で開催されました。食生活や運動、さらには脳教育プログラムによって腸や脳をケアすることで、青少年からシニアまでストレスケアが図られるとの報告や研究発表が行われました。
メンタルヘルスセミナー第1部は、「第2の脳(腸)から始まる体と心の健康」をテーマに、大阪会場では辨野義己博士(国立研究開発法人理化学研究所 特別招聘研究員)が、東京会場では藤田紘一郎・東京医科歯科大学名誉教授が、それぞれ特別講演を行いました。
[画像1: http://prtimes.jp/i/4067/19/resize/d4067-19-822464-3.jpg ]
「うんち博士」として多数のテレビ出演や著書で知られる辨野氏は「21世紀は、腸内細菌を活用する時代。食習慣の改善と運動や睡眠などの規則正しい生活で腸内細菌は改善できる。健康長寿を得る大事なポイントだ」としたうえで、「病気の発生源である腸をいかにコントロールするかによって健康の発信源にも変えられる。肥満・脳の機能さえも大きく左右する能力を持った腸内環境というものをもう一度見直してほしい」と訴えました。
[画像2: http://prtimes.jp/i/4067/19/resize/d4067-19-100601-0.jpg ]
一方、腸についてのテレビ出演や数々の著書で知られる藤田氏の講演では「腸を大事にすれば125歳まで元気でいられる。ガン家系だから早く死ぬとか、脳梗塞の家系だから早く死ぬとか、糖尿の家系だから早く死ぬとかよく言われるが、それは根拠がない。腸が良ければ遺伝子も変わる」との持論を披露。「メンタル面で困ったことがあれば、頭だけじゃなくて、腸をケアしましょう」と呼びかけました。
[画像3: http://prtimes.jp/i/4067/19/resize/d4067-19-959450-1.jpg ]
特別講演に続いて、職場のストレスケアの専門家で、韓国雇用労働部(日本の厚生労働省に相当)やソウル大学と共同で最先端の研究を行っているグローバルサイバー大学のオ・チャンヨン教授が講演を行いました。
オ・チャンヨン教授は、ストレスケアの新しい手法として注目を集めている「へそヒーリング」について、韓国脳科学研究院や韓方医院などと行った共同研究の成果を紹介しました。研究では、へそヒーリングをした被験者は、腹部だけでなく手先や下半身にも熱の上昇が確認され、腸の周辺の循環が良くなり、胃腸の動きが活発になりました。その一方で、肩と頭の熱が下がって頭がすっきりし、肩の緊張が解消されました。さらに、へそヒーリングを行う前よりも脳波が安定する傾向が見られました。
オ・チャンヨン教授はこうした研究結果をふまえ、「感情によって発生した仕事のストレスや否定的な心理は、心身ヒーリングや脳教育によって緩和され癒やされる」とし、「脳教育とへそヒーリングを根気よく続けることで、脳と腸の機能を高め、免疫力や回復力の向上など、メンタルヘルスに役立つ」と指摘しました。また、「家族、友人、同僚と一緒に、コミュニケーションを取りながら共感しあいながら脳教育プログラムに参加すると、より大きな効果が得られる」として、一般家庭はもとより、教育現場や職場での脳教育の導入を呼びかけました。
[画像4: http://prtimes.jp/i/4067/19/resize/d4067-19-125513-2.jpg ]
セミナーの第2部では、脳教育を全面的に取り入れた国内初のオルタナティブスクールとして今年開校した日本ベンジャミン人間性英才学校の品川玲子校長が、同校の取り組みを紹介。続いてベンジャミン学校の生徒7人が、自分たちの変化や成長、今後の夢などについて発表し、会場を沸かせました。
品川校長は「ベンジャミン学校にはテスト、成績表、宿題、教科授業、校舎の5つがない。オンライン環境とワークショップで交流し、コミュニケーションを図っている。自分の夢と進路を設計するマネージャーとして成長できる学校だ。教師が教えるのではなく、自ら模索して選択して創造するプロジェクトを体験していく。
言語、文化、国家の枠を超えた国際化環境でグローバルリーダーシップを育てる教育や交流も提供している。国際化された環境の中で外国語を使いたいというモチベーションを与えることが大事だ。ベンジャミン学校が提供している国際キャンプや国際ワークショップ、国際プロジェクト、国際大会やカンファレンスへの参加によって、生徒の意識が成長している」と述べました。
また、1期生の成長について品川校長は「4月の入学式から約6カ月間、それぞれ大きな成長があった。定期ワークショップや国際交流プログラムなどを通して、何より自分の考えや気づきを表現する自己表現力とコミュニケーション能力が向上した。ベンジャミン学校が目標としている内面や人間性の成長は、目に見えないし簡単に評価できるものではないが、自分のやりたいことを実践したり、大勢の前で発表する機会を得ることで自信がつき、人間的にも大きく成長するきっかけになっている」と言及しました。
[画像5: http://prtimes.jp/i/4067/19/resize/d4067-19-631667-4.jpg ]
[画像6: http://prtimes.jp/i/4067/19/resize/d4067-19-402321-6.jpg ]
【特定非営利活動法人IBREA JAPANについて】
特定非営利活動法人IBREA JAPAN(日本脳教育協会)は、国際脳教育協会(International Brain Education Association : IBREA、会長 李承憲)の日本支部として1997年に活動を開始。2007年1月にNPO法人として登録しました。「あらゆる問題の答えは人間の脳にある」という信念のもとに、脳教育の普及活動を推進しています。脳教育を通じてすべての人が真の良心を回復し、人類愛、地球愛の意識を共有することを目指しています。現在、厚生労働省が推進しているスマート・ライフ・プロジェクトの一環として「健康寿命をのばそう!」をスローガンにソーラーボディ運動「3・3・9」を展開、全国で約1万5,000人が実践しています。
▼IBREA JAPANの公式サイト:http://www.ibreajapan.org
「第3回グローバルメンタルヘルスセミナー〜脳教育を通した大人と子どものメンタルヘルスケア〜」(主催・特定非営利活動法人IBREA JAPAN)が、9月10日に大阪大学で、11日に東京大学で開催されました。食生活や運動、さらには脳教育プログラムによって腸や脳をケアすることで、青少年からシニアまでストレスケアが図られるとの報告や研究発表が行われました。
メンタルヘルスセミナー第1部は、「第2の脳(腸)から始まる体と心の健康」をテーマに、大阪会場では辨野義己博士(国立研究開発法人理化学研究所 特別招聘研究員)が、東京会場では藤田紘一郎・東京医科歯科大学名誉教授が、それぞれ特別講演を行いました。
[画像1: http://prtimes.jp/i/4067/19/resize/d4067-19-822464-3.jpg ]
「うんち博士」として多数のテレビ出演や著書で知られる辨野氏は「21世紀は、腸内細菌を活用する時代。食習慣の改善と運動や睡眠などの規則正しい生活で腸内細菌は改善できる。健康長寿を得る大事なポイントだ」としたうえで、「病気の発生源である腸をいかにコントロールするかによって健康の発信源にも変えられる。肥満・脳の機能さえも大きく左右する能力を持った腸内環境というものをもう一度見直してほしい」と訴えました。
[画像2: http://prtimes.jp/i/4067/19/resize/d4067-19-100601-0.jpg ]
一方、腸についてのテレビ出演や数々の著書で知られる藤田氏の講演では「腸を大事にすれば125歳まで元気でいられる。ガン家系だから早く死ぬとか、脳梗塞の家系だから早く死ぬとか、糖尿の家系だから早く死ぬとかよく言われるが、それは根拠がない。腸が良ければ遺伝子も変わる」との持論を披露。「メンタル面で困ったことがあれば、頭だけじゃなくて、腸をケアしましょう」と呼びかけました。
[画像3: http://prtimes.jp/i/4067/19/resize/d4067-19-959450-1.jpg ]
特別講演に続いて、職場のストレスケアの専門家で、韓国雇用労働部(日本の厚生労働省に相当)やソウル大学と共同で最先端の研究を行っているグローバルサイバー大学のオ・チャンヨン教授が講演を行いました。
オ・チャンヨン教授は、ストレスケアの新しい手法として注目を集めている「へそヒーリング」について、韓国脳科学研究院や韓方医院などと行った共同研究の成果を紹介しました。研究では、へそヒーリングをした被験者は、腹部だけでなく手先や下半身にも熱の上昇が確認され、腸の周辺の循環が良くなり、胃腸の動きが活発になりました。その一方で、肩と頭の熱が下がって頭がすっきりし、肩の緊張が解消されました。さらに、へそヒーリングを行う前よりも脳波が安定する傾向が見られました。
オ・チャンヨン教授はこうした研究結果をふまえ、「感情によって発生した仕事のストレスや否定的な心理は、心身ヒーリングや脳教育によって緩和され癒やされる」とし、「脳教育とへそヒーリングを根気よく続けることで、脳と腸の機能を高め、免疫力や回復力の向上など、メンタルヘルスに役立つ」と指摘しました。また、「家族、友人、同僚と一緒に、コミュニケーションを取りながら共感しあいながら脳教育プログラムに参加すると、より大きな効果が得られる」として、一般家庭はもとより、教育現場や職場での脳教育の導入を呼びかけました。
[画像4: http://prtimes.jp/i/4067/19/resize/d4067-19-125513-2.jpg ]
セミナーの第2部では、脳教育を全面的に取り入れた国内初のオルタナティブスクールとして今年開校した日本ベンジャミン人間性英才学校の品川玲子校長が、同校の取り組みを紹介。続いてベンジャミン学校の生徒7人が、自分たちの変化や成長、今後の夢などについて発表し、会場を沸かせました。
品川校長は「ベンジャミン学校にはテスト、成績表、宿題、教科授業、校舎の5つがない。オンライン環境とワークショップで交流し、コミュニケーションを図っている。自分の夢と進路を設計するマネージャーとして成長できる学校だ。教師が教えるのではなく、自ら模索して選択して創造するプロジェクトを体験していく。
言語、文化、国家の枠を超えた国際化環境でグローバルリーダーシップを育てる教育や交流も提供している。国際化された環境の中で外国語を使いたいというモチベーションを与えることが大事だ。ベンジャミン学校が提供している国際キャンプや国際ワークショップ、国際プロジェクト、国際大会やカンファレンスへの参加によって、生徒の意識が成長している」と述べました。
また、1期生の成長について品川校長は「4月の入学式から約6カ月間、それぞれ大きな成長があった。定期ワークショップや国際交流プログラムなどを通して、何より自分の考えや気づきを表現する自己表現力とコミュニケーション能力が向上した。ベンジャミン学校が目標としている内面や人間性の成長は、目に見えないし簡単に評価できるものではないが、自分のやりたいことを実践したり、大勢の前で発表する機会を得ることで自信がつき、人間的にも大きく成長するきっかけになっている」と言及しました。
[画像5: http://prtimes.jp/i/4067/19/resize/d4067-19-631667-4.jpg ]
[画像6: http://prtimes.jp/i/4067/19/resize/d4067-19-402321-6.jpg ]
【特定非営利活動法人IBREA JAPANについて】
特定非営利活動法人IBREA JAPAN(日本脳教育協会)は、国際脳教育協会(International Brain Education Association : IBREA、会長 李承憲)の日本支部として1997年に活動を開始。2007年1月にNPO法人として登録しました。「あらゆる問題の答えは人間の脳にある」という信念のもとに、脳教育の普及活動を推進しています。脳教育を通じてすべての人が真の良心を回復し、人類愛、地球愛の意識を共有することを目指しています。現在、厚生労働省が推進しているスマート・ライフ・プロジェクトの一環として「健康寿命をのばそう!」をスローガンにソーラーボディ運動「3・3・9」を展開、全国で約1万5,000人が実践しています。
▼IBREA JAPANの公式サイト:http://www.ibreajapan.org