ストラタシス・ジャパン、ASOインターナショナル社によるデジタル歯科矯正向けサービスへストラタシス3Dプリンターを活用した事例紹介動画を公開
[18/06/14]
提供元:PRTIMES
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〜歯科矯正装置製作のデジタル化による歯科矯正治療の高品質化の実現に、ストラタシスの3Dプリンティング技術が貢献〜
3Dプリンティングとアディティブ・マニュファクチャリング(積層造形)・ソリューションの世界的リーダー企業であるStratasys Ltd.(Nasdaq: SSYS、以下、ストラタシス)の日本法人、株式会社ストラタシス・ジャパンは、歯科矯正専門技工所である株式会社ASOインターナショナル(以下、ASOインターナショナル)が2018年4月1日より開始した新しいデジタル歯科矯正サービス「AsoAligner DIGITAL(R)(アソアライナーデジタル)」向けに、ストラタシスの3Dプリンター「Objet500 Dental Selection™(オブジェット500 デンタルセレクション)」をはじめとするPolyJet™方式3Dプリンター活用していることを紹介する活用事例を公開しました。
活用事例ビデオはこちら
https://youtu.be/T7ehaIeVn_w
[画像1: https://prtimes.jp/i/13683/19/resize/d13683-19-780971-0.jpg ]
現在、日本における歯科矯正治療率は、治療中の見た目や治療費の高さなどから約2%に留まっており、米国の約8%と比較して低い状況です※1。そうしたなか、透明のマウスピースを使ったアライナー(矯正装置)は、従来の矯正装置と比較して目立ちにくく、取り外して歯磨きが可能となるため、日本における矯正治療率の向上への貢献が期待されています。
そうしたなか、従来のアライナー製作は、石膏模型を使って型をとる手法が主流でしたが、時間とコストがかかるだけでなく、製作する技工士の数が年々減少している※2という課題を抱えていました。
そうした課題を解決するために、国内矯正業界においてトップシェアを誇るASOインターナショナルは、従来のアナログ形式の製作手法を完全にデジタル化しました。これに伴い、様々なソリューションを比較検討した結果、技工物として使用する3Dプリントモデルの精度の高さや、操作性、システムの安定性などに加え、多くの歯科医院へアライナーを提供する上で必要とされる高い生産性と、世界中で同じ材質で同じ品質を確保できることを高く評価し、Objet500 Dental Selection をはじめとするストラタシスの3Dプリンター計3台を導入し、高品質で安定したサービスの提供を実現しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/13683/19/resize/d13683-19-879651-1.jpg ]
また、「AsoAlignerDIGITAL(R)」の商品開発期間においても、最小限の人員とコストでラピッドプロトタイピング※3することで、開発着手から完成までにかかる期間を通常の手法に比べ、約3分の1まで短縮することを実現しました。
歯科矯正装置の製作が従来のアナログ形式からデジタル形式に切り替わることで、製作期間が大幅に短縮されるだけでなく、技工士の労働環境 の改善や、技工士による品質のばらつきも軽減され、患者に、より高品質かつ満足度の高い治療を提供できます。
3Dプリンターを活用することにより、石膏模型より精度の高い矯正技工物の製作が可能になるほか、技工士の労働環境においても、夜間の3Dプリンター稼働などにより、業務を効率化します。
※1:出典:日本歯科矯正機材協議会「NPO ママポーラオーソンドンティックファシリテーターズ」
※2:出典:厚生労働省「平成26年衛生行政報告例の概況」
※3:模型製作を行わずCADデータから直接、プロトタイプ(試作品)を3Dプリントすること
[画像3: https://prtimes.jp/i/13683/19/resize/d13683-19-336628-2.jpg ]
ストラタシスの3Dプリンターを活用した「ASOAligner DIGITAL(R)」の特長
1.アライナーの製作期間が半分に短縮され、生産能力が向上
アライナーの製作日数を、従来より50%短縮
アライナーの製作能力が、従来比最大380%増加
2.デジタル化による品質の向上と製作プロセスの簡素化により、アライナーの不適合を軽減
品質の標準化
専用の口腔内スキャナを活用、歯型を3D出力。口腔印象の誤差を1/30に抑え、高精度のアライナーを製作。
製作回数を複数回に分けることで微調整を可能にし、治療が完了するまでアライナーの不適合を軽減
3.夜間の無人稼働や3Dプリンティングへの一部置き換えにより、技工士の人手不足の改善および労働環境を改善
人力では非効率だった作業を3Dプリンターが夜間に行うことで、矯正技工士の負担を軽減し労働環境を改善
ASOインターナショナル 代表取締役社長 阿曽 敏正氏は次のように述べています。「デジタル技術を取り入れる事により、患者様だけではなく、歯科医師をはじめとする医療に関わる全ての人が、精度の向上、時間や環境へのコスト軽減など、さまざまなメリットを提供する事ができるようになります。当社は、業界でいち早くデジタル技術を取り入れることで、日本の誇る技巧技術を生かした新たなサービスを日本、そして世界の皆様へ提供することを目指しています。」
[画像4: https://prtimes.jp/i/13683/19/resize/d13683-19-434160-5.jpg ]
ASOインターナショナルによるストラタシス3Dプリンティング活用事例動画は下記よりご覧ください。
https://youtu.be/T7ehaIeVn_w
また、ストラタシスの最新の3Dプリンティングおよびソリューションに関するより詳しい情報は、ウェブサイトをご覧ください。
株式会社ASOインターナショナルについて
ASOインターナショナルは1982年に設立以来、国内では10支社・53の営業所のほか、国外では米国・ハワイ、フィリピン・マニラ、トルコ・イスタンブール、台湾・台北に海外拠点を持つアジア圏でトップクラスの生産能力を持つ矯正専門のラボとしてマーケットを牽引し続けています。
ASOグループは営業所間のネットワークで各地域での迅速な納期を図る一方、最新の機材・材料・システムを世界中から取り入れ、より精度の高い矯正装置製作を実現しているところが大きな特長です。また、『歯科技工物のデジタル化』に業界でもいち早く取り組みはじめ、デジタル技工物の開発にも注力しています。
日本は欧米に比べ、矯正治療の普及率がまだ高いとは言えず、大きな潜在需要があります。弊社の支援体制の目標は、機能に加え審美性の観点からも、より多くの方に矯正治療を受けて頂くことです。矯正治療への高まりを背景に、現在、国内外の大学病院を始め15,000件以上の歯科医院様とお取引により、地域の患者様に、よりよい矯正装置をお届けしております。
( 株式会社ASOインターナショナル: https://www.aso-inter.co.jp/ )
ストラタシス・ジャパンについて
ストラタシス・ジャパンは、航空宇宙、自動車、ヘルスケア、コンシューマー製品や教育など、様々な業界向けのアディティブテクノロジーにおける世界的リーダーであるStratasys(R)(NASDAQ: SSYS)の子会社です。 30年近くにわたり、深くかつ継続して顧客企業のビジネスニーズに焦点を置き、 意図的な革新技術:本日現在1,200件以上の取得済みもしくは申請中の積層技術に関する特許を有しています―により、デザインプロトタイプから製造ツール、最終製造パーツにいたるまで、製品ライフサイクルプロセスを通じ新たな価値を創造します。 ソリューションと専門知識 - 高度なマテリアル;Voxelレベルまで制御するソフトウェア;高精細かつ再現性と信頼性のあるFDMおよびPolyJet 3Dプリンター;アプリケーションに基づく専門的サービス;オンデマンドパーツおよび業界を定義するパートナーシップ - というストラタシスの3Dプリンティング・エコシステムは、各顧客の進化するワークフローへのシームレスな統合を確保するためのソリューションです。 アディティブの真の世界的な可能性を満たすため、ストラタシスは、ビジネスプロセスを加速し、バリューチェーンを最適化し、そして世界中の何千人もの将来のリーダーがビジネスパフォーマンスを向上させるための画期的な、業界に特化したアプリケーションを提供します。
本社:米ミネソタ州ミネアポリス、イスラエル レホボト
ストラタシスについて、詳しくはhttp://www.stratasys.co.jp/またはhttp://blog.stratasys.com/jaをご覧いただくか、もしくはfacebook, LinkedInでフォローしてください。
Stratasysは登録商標です。また、PolyJet、はStratasys Ltd.および/またはその子会社の登録商標または商標です。その他のすべての商標はそれぞれの所有者に帰属します。
3Dプリンティングとアディティブ・マニュファクチャリング(積層造形)・ソリューションの世界的リーダー企業であるStratasys Ltd.(Nasdaq: SSYS、以下、ストラタシス)の日本法人、株式会社ストラタシス・ジャパンは、歯科矯正専門技工所である株式会社ASOインターナショナル(以下、ASOインターナショナル)が2018年4月1日より開始した新しいデジタル歯科矯正サービス「AsoAligner DIGITAL(R)(アソアライナーデジタル)」向けに、ストラタシスの3Dプリンター「Objet500 Dental Selection™(オブジェット500 デンタルセレクション)」をはじめとするPolyJet™方式3Dプリンター活用していることを紹介する活用事例を公開しました。
活用事例ビデオはこちら
https://youtu.be/T7ehaIeVn_w
[画像1: https://prtimes.jp/i/13683/19/resize/d13683-19-780971-0.jpg ]
現在、日本における歯科矯正治療率は、治療中の見た目や治療費の高さなどから約2%に留まっており、米国の約8%と比較して低い状況です※1。そうしたなか、透明のマウスピースを使ったアライナー(矯正装置)は、従来の矯正装置と比較して目立ちにくく、取り外して歯磨きが可能となるため、日本における矯正治療率の向上への貢献が期待されています。
そうしたなか、従来のアライナー製作は、石膏模型を使って型をとる手法が主流でしたが、時間とコストがかかるだけでなく、製作する技工士の数が年々減少している※2という課題を抱えていました。
そうした課題を解決するために、国内矯正業界においてトップシェアを誇るASOインターナショナルは、従来のアナログ形式の製作手法を完全にデジタル化しました。これに伴い、様々なソリューションを比較検討した結果、技工物として使用する3Dプリントモデルの精度の高さや、操作性、システムの安定性などに加え、多くの歯科医院へアライナーを提供する上で必要とされる高い生産性と、世界中で同じ材質で同じ品質を確保できることを高く評価し、Objet500 Dental Selection をはじめとするストラタシスの3Dプリンター計3台を導入し、高品質で安定したサービスの提供を実現しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/13683/19/resize/d13683-19-879651-1.jpg ]
また、「AsoAlignerDIGITAL(R)」の商品開発期間においても、最小限の人員とコストでラピッドプロトタイピング※3することで、開発着手から完成までにかかる期間を通常の手法に比べ、約3分の1まで短縮することを実現しました。
歯科矯正装置の製作が従来のアナログ形式からデジタル形式に切り替わることで、製作期間が大幅に短縮されるだけでなく、技工士の労働環境 の改善や、技工士による品質のばらつきも軽減され、患者に、より高品質かつ満足度の高い治療を提供できます。
3Dプリンターを活用することにより、石膏模型より精度の高い矯正技工物の製作が可能になるほか、技工士の労働環境においても、夜間の3Dプリンター稼働などにより、業務を効率化します。
※1:出典:日本歯科矯正機材協議会「NPO ママポーラオーソンドンティックファシリテーターズ」
※2:出典:厚生労働省「平成26年衛生行政報告例の概況」
※3:模型製作を行わずCADデータから直接、プロトタイプ(試作品)を3Dプリントすること
[画像3: https://prtimes.jp/i/13683/19/resize/d13683-19-336628-2.jpg ]
ストラタシスの3Dプリンターを活用した「ASOAligner DIGITAL(R)」の特長
1.アライナーの製作期間が半分に短縮され、生産能力が向上
アライナーの製作日数を、従来より50%短縮
アライナーの製作能力が、従来比最大380%増加
2.デジタル化による品質の向上と製作プロセスの簡素化により、アライナーの不適合を軽減
品質の標準化
専用の口腔内スキャナを活用、歯型を3D出力。口腔印象の誤差を1/30に抑え、高精度のアライナーを製作。
製作回数を複数回に分けることで微調整を可能にし、治療が完了するまでアライナーの不適合を軽減
3.夜間の無人稼働や3Dプリンティングへの一部置き換えにより、技工士の人手不足の改善および労働環境を改善
人力では非効率だった作業を3Dプリンターが夜間に行うことで、矯正技工士の負担を軽減し労働環境を改善
ASOインターナショナル 代表取締役社長 阿曽 敏正氏は次のように述べています。「デジタル技術を取り入れる事により、患者様だけではなく、歯科医師をはじめとする医療に関わる全ての人が、精度の向上、時間や環境へのコスト軽減など、さまざまなメリットを提供する事ができるようになります。当社は、業界でいち早くデジタル技術を取り入れることで、日本の誇る技巧技術を生かした新たなサービスを日本、そして世界の皆様へ提供することを目指しています。」
[画像4: https://prtimes.jp/i/13683/19/resize/d13683-19-434160-5.jpg ]
ASOインターナショナルによるストラタシス3Dプリンティング活用事例動画は下記よりご覧ください。
https://youtu.be/T7ehaIeVn_w
また、ストラタシスの最新の3Dプリンティングおよびソリューションに関するより詳しい情報は、ウェブサイトをご覧ください。
株式会社ASOインターナショナルについて
ASOインターナショナルは1982年に設立以来、国内では10支社・53の営業所のほか、国外では米国・ハワイ、フィリピン・マニラ、トルコ・イスタンブール、台湾・台北に海外拠点を持つアジア圏でトップクラスの生産能力を持つ矯正専門のラボとしてマーケットを牽引し続けています。
ASOグループは営業所間のネットワークで各地域での迅速な納期を図る一方、最新の機材・材料・システムを世界中から取り入れ、より精度の高い矯正装置製作を実現しているところが大きな特長です。また、『歯科技工物のデジタル化』に業界でもいち早く取り組みはじめ、デジタル技工物の開発にも注力しています。
日本は欧米に比べ、矯正治療の普及率がまだ高いとは言えず、大きな潜在需要があります。弊社の支援体制の目標は、機能に加え審美性の観点からも、より多くの方に矯正治療を受けて頂くことです。矯正治療への高まりを背景に、現在、国内外の大学病院を始め15,000件以上の歯科医院様とお取引により、地域の患者様に、よりよい矯正装置をお届けしております。
( 株式会社ASOインターナショナル: https://www.aso-inter.co.jp/ )
ストラタシス・ジャパンについて
ストラタシス・ジャパンは、航空宇宙、自動車、ヘルスケア、コンシューマー製品や教育など、様々な業界向けのアディティブテクノロジーにおける世界的リーダーであるStratasys(R)(NASDAQ: SSYS)の子会社です。 30年近くにわたり、深くかつ継続して顧客企業のビジネスニーズに焦点を置き、 意図的な革新技術:本日現在1,200件以上の取得済みもしくは申請中の積層技術に関する特許を有しています―により、デザインプロトタイプから製造ツール、最終製造パーツにいたるまで、製品ライフサイクルプロセスを通じ新たな価値を創造します。 ソリューションと専門知識 - 高度なマテリアル;Voxelレベルまで制御するソフトウェア;高精細かつ再現性と信頼性のあるFDMおよびPolyJet 3Dプリンター;アプリケーションに基づく専門的サービス;オンデマンドパーツおよび業界を定義するパートナーシップ - というストラタシスの3Dプリンティング・エコシステムは、各顧客の進化するワークフローへのシームレスな統合を確保するためのソリューションです。 アディティブの真の世界的な可能性を満たすため、ストラタシスは、ビジネスプロセスを加速し、バリューチェーンを最適化し、そして世界中の何千人もの将来のリーダーがビジネスパフォーマンスを向上させるための画期的な、業界に特化したアプリケーションを提供します。
本社:米ミネソタ州ミネアポリス、イスラエル レホボト
ストラタシスについて、詳しくはhttp://www.stratasys.co.jp/またはhttp://blog.stratasys.com/jaをご覧いただくか、もしくはfacebook, LinkedInでフォローしてください。
Stratasysは登録商標です。また、PolyJet、はStratasys Ltd.および/またはその子会社の登録商標または商標です。その他のすべての商標はそれぞれの所有者に帰属します。