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アーキテクチャ分析ツール「Lattix 2023.1.2 日本語版」の販売を開始

アーキテクチャルール違反レポートがSARIF形式に対応し、エディタツールへのインポートがスムーズに。機能安全規格におけるトレーサビリティの確保に役立つアーキテクチャルール機能を拡張。




[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19103/19/19103-19-609a2b8afdacb78e981b9b6277318812-800x267.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Lattix 2023.1.2 リリース
テクマトリックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:矢井隆晴、以下「テクマトリックス」)は、米国CodeClinic LLC(本社:米国マサチューセッツ州、最高経営責任者:Frank Waldman、以下「CodeClinic社」)が開発したアーキテクチャ分析ツール「Lattix」の最新日本語版「Lattix 2023.1.2」の販売を、2024年5月15日より開始します。テクマトリックスは、国内総販売代理店として、ソフトウェア開発に携わるお客様を対象に、本製品の日本国内での販売、マーケティング、ユーザーサポートなどの活動を展開してまいります。

CodeClinic社のアーキテクチャ分析ツール「Lattix」は、ソフトウェアの構造と依存関係をDSM(Dependency Structure Matrix)を使って可視化するツールの草分けとして、自動車、FA 機器、複合機などの製造業をはじめ、医療機器や金融といったさまざまな業界で導入されてきました。巨大化と複雑化に悩まされるソフトウェア開発の現場において、ソフトウェアの構造上の問題検出、コード修正時の影響分析、あるいはリファクタリングなど、多様な目的で利用されています。ソフトウェア品質の評価におけるアーキテクチャ分析の重要性が高まっている現在、「Lattix」は、品質改善に欠かせないツールとして注目されていま
す。

「Lattix 2023.1.2」では、異なるツール間で静的解析結果を共有するフォーマットのSARIFに対応するスクリプトが提供されました。Lattixで検出したアーキテクチャルール違反のレポートをSARIF形式に変換し、開発で使用しているエディタなどにインポートすることで、開発中にアーキテクチャのルール違反を確認できるようになります。これにより、その後続処理として発生するソースコードの修正や変更といった作業をスムーズに行うことが可能になります。また、外部要素との依存関係についても、ルールとして設定し、違反箇所を特定するようになりました。これは、自動車、航空機や医療機器といった高い信頼性が求められる業界で採用されている機能安全規格への準拠を証明するために用いられる「トレーサビリティ」の確保に応用することができ、要件と機能、要件とテストケース、といった関係をトレースする際に役立ちます。さらに、モデルベース開発でよく使用されているMagicDraw、Enterprise ArchitectやRhapsodyの分析能力が改良されました。新しくなったLattix 2023.1.2は、ソフトウェアの品質の可視化と継続的アーキテクチャ分析を、より一層強力にサポートします。

【Lattix 2023.1.2の改善・拡張機能】
1.SARIFレポート対応
異なるツール間で静的解析結果を共有するためのフォーマットとして知られるSARIF(Static AnalysisResults Interchange Format)に対応するスクリプトが提供されました。Lattix で検出したアーキテクチャルール違反のレポートをスクリプトによりSARIF形式へ変換後、ソースコード解析ツールUnderstandや開発用エディタのVisual Studio CodeといったSARIF に対応したツールにドラッグアンドドロップでインポートし、アーキテクチャルールに違反にしている行を確認することができるようになりました。これにより、修正や変更すべき箇所を特定しやすくなります。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19103/19/19103-19-f97d701b4af6c602bc4f5054b7107bfc-3402x1243.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図1.SARIF レポートのインポートイメージ図

2.アーキテクチャルール機能の拡張
Lattix 2022.1.1で追加されたMust-Use ルールが外部要素(Externals)にも設定できるようになりました。Must-Use(使用強制)は、2つのサブシステムが依存関係を持つ必要があることを指定するルール設定です。今回追加された機能も含めて、Must-Use ルール機能は主に、機能安全などにおけるトレーサビリティのユースケースで活用できます。要件と機能、機能とテストケース、といった関係のトレーサビリティの充足性の確認に役立ちます。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19103/19/19103-19-2b849ce372b2f4d00da3ad7217bc612e-363x348.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図2.アーキテクチャルール機能設定画面

3.MagicDraw、Enterprise ArchitectやRhapsodyなどの分析対象を拡張
UML/SysML モデリングツールの解析において、MagicDraw のMDZIP(*.mdzip)ファイルの解析が可能になり、要素や依存関係の項目が追加され、より詳細な解析が行えるようになりました。Enterprise Architect はLDI ファイル(*.ldi.xml, *.ldi)による解析が追加され、Rhapsody はRapsody 8.3以降の拡張子(*.rpyx)の解析に対応しました。また、C/C++言語のClang の解析では、Lattixオブジェクトファイル(*.lo)のデータソースからのプロジェクト作成に対応しました。オブジェクトファイルによる解析を用いることで、解析精度の向上に繋がります。

<拡張されたUML/SysML分析対象>
- UML/SysML(Sparx Systems Enterprise Architect)モジュール
UML/SysML(Rhapsody)モジュール
UML/SysML(MagicDraw)モジュール


※詳細は、https://www.techmatrix.co.jp/product/lattix/ をご参照ください。
サポートプラットフォーム
Windows(64bit):10.22H2/11/2022
Linux(x86_64):Ubuntu 22.04、Red Hat Enterprise Linux 9.2/9.3

分析対象
.NET、C/C++、Java、Python、Ruby、LDI、JavaScript、UML/SysML、Excel、
Oracle、SQL Srv/Sybase
販売開始
2024年5月15日

出荷開始日
2024年5月15日

※2024年5月15日において、保守サービスをご契約いただいている「Lattix」ユーザー様には、「Lattix 2023.1.2」バージョンアップ製品を無償でご提供します。
■CodeClinic LLCについて
CodeClinic社は、アプリケーションライフサイクル全般におけるソフトウェア品質およびセキュリティソリューションプロバイダーです。
詳細はWeb サイト:https://www.code-clinic.com/ をご参照ください。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19103/19/19103-19-17486f7f419d5de6c27467aa9cf2d72e-690x230.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]テクマトリックス株式会社
テクマトリックス(東証プライム:3762)は、お客様のニーズに沿った最適なITインフラとITライフサイクルをワンストップで提供する「情報基盤事業」、蓄積された業務ノウハウを実装したアプリケーションの提供により顧客の課題解決を実現する「アプリケーション・サービス事業」、“医療情報をみんなの手に。そして、未来へ。”をテーマに健康な社会を支える医療情報インフラの構築に取り組む「医療システム事業」の3事業を展開し、顧客企業のビジネスモデル変革と競争力の強化をサポートしています。
詳細はWeb サイト: https://www.techmatrix.co.jp/ をご参照ください。

<本件に関するお問い合わせ先>
テクマトリックス株式会社 ソフトウェアエンジニアリング事業部 Lattix 担当
E-mail:lattix-info@techmatrix.co.jp
TEL:03-4405-7853

*記載されている社名及び製品名等は、各社の商標または登録商標です。
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