シグニファイ、世界最高水準の安定性を持つ事業用高速LiFiシステム「Trulifi」を発表
[19/06/27]
提供元:PRTIMES
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・既存・新規導入の照明インフラを活用した、セキュリティ・安定性に優れた高速ワイヤレス通信
・オフィス、宿泊業、小売業、製造業、ヘルスケア業など、事業者向け市場を対象
・「Trulifi」発表に合わせて、新規導入顧客2社を発表
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オランダ・アイントホーフェン発-照明製品の世界大手企業であるシグニファイ(ユーロネクスト:LIGHT)は、LiFiシステムの新ラインナップを発表しました。同ラインナップには、市販されている製品の中で安定性・スピードともに世界最高水準のLiFiシステムが含まれます。「Trulifi(トゥルーライファイ)」と名付けられた同製品は、無線信号(WiFi、4G/5G、Bluetoothなど)の代わりに光波を使用するため、非常に安定的でセキュリティも優れた双方向ワイヤレス通信が可能なうえ、スピードも、オフィスなどで最も一般的に使用されるワイヤレス技術よりもはるかに高速なシステムで、既存・新規導入の事業用照明器具を活用するものです。
Trulifiは、フィリップスの照明器具に内蔵された光学ワイヤレス送受信機を使用しますが、この送受信機は後付けすることもできます。そのため、お客様は既存の照明インフラを交換せずに、良質な照明とワイヤレス接続をご利用いただくことが可能です。また、Trulifiは、増加している電波渋滞の解消にも繋がり、無線を使いにくい場所やまったく使えない場所、無線使用が許可されていない場所にも最適です。
新ラインナップを構成するのはTrulifi対応の照明器具で、最大速度150 Mb/秒(Mbps)のワイヤレス接続を会議室やオフィスフロアなどの広い空間で利用できます。Trulifi対応の照明器具間でシームレスに切り替えが行われるため、ユーザーは動き回ることもできます。上記のスピードは、1080ピクセルの高精細テレビ映像を30本同時に流せるほど高速です。LiFi信号の受信にはノートパソコンに差し込むUSBアクセスキーが必要で、このアクセスキーが照明器具にデータを送り返す発信機にもなります。
Trulifiのラインナップには、最大速度250 Mbpsの固定ポイント・ツー・ポイント型システムも含まれます。ワイヤレスケーブルのように動作する同システムは、デバイス同士の接続に最適です。工場などの無線使用が難しい環境でのロボットや機械の接続、無線通信が許可されていない病院、あるいは大容量データファイルを素早く安全に送受信する必要がある場合などでの利用が想定されます。
「Trulifiは、新たな高成長市場に対する照明の可能性を切り開くという当社の戦略を明確に示しています。」とシグニファイのチーフイノベーションオフィサーであるオリヴィア・チョウは説明します。「世界における当社の存在感、導入済みの大規模な基盤、業界に関する知見を通して照明インフラを活用し、セキュリティ・安定性に優れた高速ワイヤレス通信を非常に競争力のある価格でご利用いただけるよう既存・新規のお客様をサポートします。今後は、照明のあるところならどこでも、ワイヤレス通信が可能になります。」
新規取引先2社のご紹介
シグニファイは本日、Trulifiの新規顧客2社を発表しました
●Globalworthは、ポーランドおよびルーマニアで最大の機関投資家・オフィス運営企業です。同社の法人顧客向けにセキュリティレベルの非常に高い安定した通信を提供するため、ポーランド ワルシャワにあるSpektrum Tower内のオフィス3室に、Trulifi対応のフィリップス照明器具18個を導入していただきました。
●Claerhout Communication Campusは、ベルギーのマーケティング・広報代理企業です。同社や同社の顧客が利用する大会議室内にある4つのフィリップス スマートLED照明に後付けする形でTrulifiを導入していただきました。
Claerhout Communication Campusのビジネスデベロップメントマネージャーであるクリストフ・ルイス氏は、次のように述べています。「高解像度の画像やアート作品、大容量データファイルにも対応できるワイヤレス接続と、省エネで良質な照明を求めていました。今までは当社スタッフやお客様に5 Mbpsの通信を提供していましたが、これが150 Mbpsという高速になり、さらに光源間でシームレスに切り替えられるので自由に動き回ることもできます。暗号化していることに加え、光は壁を通り抜けられないという性質上、部屋の中の通信が外に漏れることがないため、Trulifiはさらに高いセキュリティをもたらしてくれます。これはまさに、大きな変化をもたらしてくれる技術です。」
また、Globalworthのコマーシャルディレクターであるグジェゴシュ・ストルティンスキ氏は、次のように述べています。「Trulifiのような最新技術をオフィスビルや事務所に導入できれば、テナント誘致にあたって競争力のある強みになり、資産価値も上げられます。当社は不動産運営企業として、最高のソリューションをお客様に提供することに力を注いでいます。また、市場の最新技術を探求し、試してみることも当社の務めです。シグニファイのTrulifi技術を中東欧で最初に導入し、不動産業界に新しい基準を打ち立てられることを嬉しく思います。」
さらに、Navigant Researchのシニアリサーチアナリストであるクリスタル・マックスウェル氏は、次のように述べています。「シグニファイは、潜在顧客の予算の壁を突破できるように、魅力的な価格でLiFiを提供するという約束の達成に向けた体制を整えています。また同社は、LiFi規格のITU G.9991を採用しており、規格化が進む市場の動向にも適応しています。」
本日発表されたTrulifiのラインナップについて
● Trulifi 6001: 可視光を使った最大速度30 MbpsのLiFiシステムです(2018年から提供開始)。Trulifi対応の照明器具「Philips PowerBalance gen2(フィリップス第2世代パワーバランス)」使用時の通信範囲は、天井の高さが2メートルの場合は直径2メートルです(高さ2.5メートルの場合は直径3メートル)。
●Trulifi 6002: オフィス、ヘルスケア業界、サービス業界、運輸業界などを支援します。このLiFiシステムでは、上り・下りともに最大150 Mbpsの双方向赤外線通信を使用し、通信範囲は、天井高2メートルの場合は送受信機ごとに直径約2.2メートルです。どのような照明環境でも、たとえ照明が点灯していない時でも、ワイヤレス接続が可能です。
●Trulifi 6013: 双方向の色光を用いたLiFiシステムです。上り・下りともに、セキュリティレベルが高く堅牢な250 Mbpsの固定ポイント・ツー・ポイント接続が可能で、通信範囲は、天井高2メートルの場合は直径20センチメートルです。最大8メートルの高さまで、デバイス接続が可能です。
すべてのシステムは、現在、日本を含む世界中で提供可能です。
Trulifiの特長と使用例
安定性
●Trulifiは、通信が込み合う時間でも通信帯域を確保し、ネットワークの過負荷問題を解消します。LiFiのスペクトルは無線の1000倍を超えるため、帯域不足の問題もなくなります。Trulifiは、複数のテナントが入ったビルや駅、空港、コンサート会場などの公共の場など、混雑した場所にも最適です。
●Trulifiは、一部の学校、病院、航空機、工場など、無線通信が許可されていない場所や他の機器との干渉が起きてしまう場所でも、問題なく動作します。
● 地下など、無線通信を正常に行えない場所やまったく行えない場所でも利用できます。
安全性
●Trulifiは、有線通信と同等の安定性とセキュリティを持ち、金融機関や行政サービス、監査・検査などを行う臨時職員の事務管理室など、厳重にデータが保管される場所での利用にも適しています。
●AES 128方式による暗号化、またUSBアクセスキーが必要なことに加え、光線は壁を通過しないことから、さらに高いセキュリティを確保できます。
速さ
●LiFiは、他の無線通信システムと干渉しないため、ワイヤレス技術の中で唯一、確実に速度を保証できます。
シグニファイについて
シグニファイ(ユーロネクスト: LIGHT)は、プロフェッショナル照明、コンシューマー照明分野ならびにIoT(Internet of Things:モノのインターネット)の分野において世界最大手の企業です。フィリップス製品やコネクティッド照明システム「Interact」、データ通信可能なサービスは、ビジネス価値を生み出すことで家庭だけでなく、ビルや市街地での生活にも変化をもたらします。2018年の売上は約64億ユーロ、約29,000人の従業員を擁し、世界70か国以上で事業活動を展開しています。より明るい生活、そしてより良い世界に向け、照明が持つ無限の可能性を切り拓きます。また、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックスの業界リーダーに2年連続で選定されました。シグニファイのニュースは、Newsroom、Twitter、LinkedIn、Instagramからご覧ください。投資家向けの情報は、Investor Relationsのページに掲載されています。
・オフィス、宿泊業、小売業、製造業、ヘルスケア業など、事業者向け市場を対象
・「Trulifi」発表に合わせて、新規導入顧客2社を発表
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オランダ・アイントホーフェン発-照明製品の世界大手企業であるシグニファイ(ユーロネクスト:LIGHT)は、LiFiシステムの新ラインナップを発表しました。同ラインナップには、市販されている製品の中で安定性・スピードともに世界最高水準のLiFiシステムが含まれます。「Trulifi(トゥルーライファイ)」と名付けられた同製品は、無線信号(WiFi、4G/5G、Bluetoothなど)の代わりに光波を使用するため、非常に安定的でセキュリティも優れた双方向ワイヤレス通信が可能なうえ、スピードも、オフィスなどで最も一般的に使用されるワイヤレス技術よりもはるかに高速なシステムで、既存・新規導入の事業用照明器具を活用するものです。
Trulifiは、フィリップスの照明器具に内蔵された光学ワイヤレス送受信機を使用しますが、この送受信機は後付けすることもできます。そのため、お客様は既存の照明インフラを交換せずに、良質な照明とワイヤレス接続をご利用いただくことが可能です。また、Trulifiは、増加している電波渋滞の解消にも繋がり、無線を使いにくい場所やまったく使えない場所、無線使用が許可されていない場所にも最適です。
新ラインナップを構成するのはTrulifi対応の照明器具で、最大速度150 Mb/秒(Mbps)のワイヤレス接続を会議室やオフィスフロアなどの広い空間で利用できます。Trulifi対応の照明器具間でシームレスに切り替えが行われるため、ユーザーは動き回ることもできます。上記のスピードは、1080ピクセルの高精細テレビ映像を30本同時に流せるほど高速です。LiFi信号の受信にはノートパソコンに差し込むUSBアクセスキーが必要で、このアクセスキーが照明器具にデータを送り返す発信機にもなります。
Trulifiのラインナップには、最大速度250 Mbpsの固定ポイント・ツー・ポイント型システムも含まれます。ワイヤレスケーブルのように動作する同システムは、デバイス同士の接続に最適です。工場などの無線使用が難しい環境でのロボットや機械の接続、無線通信が許可されていない病院、あるいは大容量データファイルを素早く安全に送受信する必要がある場合などでの利用が想定されます。
「Trulifiは、新たな高成長市場に対する照明の可能性を切り開くという当社の戦略を明確に示しています。」とシグニファイのチーフイノベーションオフィサーであるオリヴィア・チョウは説明します。「世界における当社の存在感、導入済みの大規模な基盤、業界に関する知見を通して照明インフラを活用し、セキュリティ・安定性に優れた高速ワイヤレス通信を非常に競争力のある価格でご利用いただけるよう既存・新規のお客様をサポートします。今後は、照明のあるところならどこでも、ワイヤレス通信が可能になります。」
新規取引先2社のご紹介
シグニファイは本日、Trulifiの新規顧客2社を発表しました
●Globalworthは、ポーランドおよびルーマニアで最大の機関投資家・オフィス運営企業です。同社の法人顧客向けにセキュリティレベルの非常に高い安定した通信を提供するため、ポーランド ワルシャワにあるSpektrum Tower内のオフィス3室に、Trulifi対応のフィリップス照明器具18個を導入していただきました。
●Claerhout Communication Campusは、ベルギーのマーケティング・広報代理企業です。同社や同社の顧客が利用する大会議室内にある4つのフィリップス スマートLED照明に後付けする形でTrulifiを導入していただきました。
Claerhout Communication Campusのビジネスデベロップメントマネージャーであるクリストフ・ルイス氏は、次のように述べています。「高解像度の画像やアート作品、大容量データファイルにも対応できるワイヤレス接続と、省エネで良質な照明を求めていました。今までは当社スタッフやお客様に5 Mbpsの通信を提供していましたが、これが150 Mbpsという高速になり、さらに光源間でシームレスに切り替えられるので自由に動き回ることもできます。暗号化していることに加え、光は壁を通り抜けられないという性質上、部屋の中の通信が外に漏れることがないため、Trulifiはさらに高いセキュリティをもたらしてくれます。これはまさに、大きな変化をもたらしてくれる技術です。」
また、Globalworthのコマーシャルディレクターであるグジェゴシュ・ストルティンスキ氏は、次のように述べています。「Trulifiのような最新技術をオフィスビルや事務所に導入できれば、テナント誘致にあたって競争力のある強みになり、資産価値も上げられます。当社は不動産運営企業として、最高のソリューションをお客様に提供することに力を注いでいます。また、市場の最新技術を探求し、試してみることも当社の務めです。シグニファイのTrulifi技術を中東欧で最初に導入し、不動産業界に新しい基準を打ち立てられることを嬉しく思います。」
さらに、Navigant Researchのシニアリサーチアナリストであるクリスタル・マックスウェル氏は、次のように述べています。「シグニファイは、潜在顧客の予算の壁を突破できるように、魅力的な価格でLiFiを提供するという約束の達成に向けた体制を整えています。また同社は、LiFi規格のITU G.9991を採用しており、規格化が進む市場の動向にも適応しています。」
本日発表されたTrulifiのラインナップについて
● Trulifi 6001: 可視光を使った最大速度30 MbpsのLiFiシステムです(2018年から提供開始)。Trulifi対応の照明器具「Philips PowerBalance gen2(フィリップス第2世代パワーバランス)」使用時の通信範囲は、天井の高さが2メートルの場合は直径2メートルです(高さ2.5メートルの場合は直径3メートル)。
●Trulifi 6002: オフィス、ヘルスケア業界、サービス業界、運輸業界などを支援します。このLiFiシステムでは、上り・下りともに最大150 Mbpsの双方向赤外線通信を使用し、通信範囲は、天井高2メートルの場合は送受信機ごとに直径約2.2メートルです。どのような照明環境でも、たとえ照明が点灯していない時でも、ワイヤレス接続が可能です。
●Trulifi 6013: 双方向の色光を用いたLiFiシステムです。上り・下りともに、セキュリティレベルが高く堅牢な250 Mbpsの固定ポイント・ツー・ポイント接続が可能で、通信範囲は、天井高2メートルの場合は直径20センチメートルです。最大8メートルの高さまで、デバイス接続が可能です。
すべてのシステムは、現在、日本を含む世界中で提供可能です。
Trulifiの特長と使用例
安定性
●Trulifiは、通信が込み合う時間でも通信帯域を確保し、ネットワークの過負荷問題を解消します。LiFiのスペクトルは無線の1000倍を超えるため、帯域不足の問題もなくなります。Trulifiは、複数のテナントが入ったビルや駅、空港、コンサート会場などの公共の場など、混雑した場所にも最適です。
●Trulifiは、一部の学校、病院、航空機、工場など、無線通信が許可されていない場所や他の機器との干渉が起きてしまう場所でも、問題なく動作します。
● 地下など、無線通信を正常に行えない場所やまったく行えない場所でも利用できます。
安全性
●Trulifiは、有線通信と同等の安定性とセキュリティを持ち、金融機関や行政サービス、監査・検査などを行う臨時職員の事務管理室など、厳重にデータが保管される場所での利用にも適しています。
●AES 128方式による暗号化、またUSBアクセスキーが必要なことに加え、光線は壁を通過しないことから、さらに高いセキュリティを確保できます。
速さ
●LiFiは、他の無線通信システムと干渉しないため、ワイヤレス技術の中で唯一、確実に速度を保証できます。
シグニファイについて
シグニファイ(ユーロネクスト: LIGHT)は、プロフェッショナル照明、コンシューマー照明分野ならびにIoT(Internet of Things:モノのインターネット)の分野において世界最大手の企業です。フィリップス製品やコネクティッド照明システム「Interact」、データ通信可能なサービスは、ビジネス価値を生み出すことで家庭だけでなく、ビルや市街地での生活にも変化をもたらします。2018年の売上は約64億ユーロ、約29,000人の従業員を擁し、世界70か国以上で事業活動を展開しています。より明るい生活、そしてより良い世界に向け、照明が持つ無限の可能性を切り拓きます。また、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックスの業界リーダーに2年連続で選定されました。シグニファイのニュースは、Newsroom、Twitter、LinkedIn、Instagramからご覧ください。投資家向けの情報は、Investor Relationsのページに掲載されています。