「保育ICTシステム」ユーザー満足度調査 結果発表
[21/10/27]
提供元:PRTIMES
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保育士の総合満足度No.1サービスはCoDMON(コドモン)
株式会社アイディエーション(本社:東京都渋谷区、代表取締役:白石章兼)は、「保育ICTシステム満足度調査」を実施致しました。この調査は、2021年6月18日〜6月26日の期間、全国の認可保育園/認可外保育園/小規模保育園/企業主導型保育園の職員1,312人を対象に実施しました。
https://www.ideation.co.jp/column/research-column/childcare_ict
■調査背景・目的
近年、共働き家庭の増加に伴い、保育園等の利用は一般的なものとなってきました。その一方で保育士不足や保育士の労働環境など、「保育の受け皿」については課題も多く、改善する一つの手立てとして厚生労働省からも保育ICTの活用が推奨されています。こういった状況を鑑み、数あるシステムの中から現場の保育士にとって満足度が高いサービスについて、調査を実施しました。
■対象サービスの抽出
CoDMON(コドモン) 株式会社コドモン
kidsly(キッズリー) ユニファ株式会社
Kids View(キッズビュー) 日本ソフト開発株式会社
桜システム(サクラシステム) 株式会社エステム
※今回の調査では、20,000サンプルに対して事前調査を実施し、その中で「全国の認可保育園/認可外保育園/小規模保育園/企業主導型保育園の職員」を1,312サンプル抽出。1,312サンプルに対して17種類の「保育ICTサービス/システム」の認知や利用状況を聴取した。本調査では、その中で「現利用者」が30サンプルを超えた4サービスについて利用満足度などの比較対象とした。
■「保育ICTシステム満足度調査」結果
[画像1: https://prtimes.jp/i/30222/19/resize/d30222-19-61559946aeaefdbf66fe-27.png ]
保育ICTシステム自体の認知度を見ると、「知らない・はじめて聞いた」が42%となっており、保育園で働く人でさえも、4割以上が認知していないことが分かった。
[画像2: https://prtimes.jp/i/30222/19/resize/d30222-19-9854a199c40e93461414-47.png ]
保育ICTに対するイメージを見ると、「分からない/想像がつかない」と答えた人が33%と、他の項目と比べ最も高い割合となっており、認知率と同じように、保育園で働く人ですら具体的にイメージできていないことが分かる。
一方で、恒常的な保育士の事務業務負担の多さを解消できるのでは、という期待から、「業務の効率が上がる」という回答も同じく33%と最も高い割合となったが、大きな変更を伴うイメージがある様で、「コスト面」「導入の手間」「セキュリティ面」において懸念があると感じていることが伺え、上位にランキングしている。
[画像3: https://prtimes.jp/i/30222/19/resize/d30222-19-1fe19ebcc982de0c9042-48.png ]
保育ICTシステムの各サービスの認知度を見ると、17種類の保育ICTシステムのうち「コドモン」の認知率が28%と、群を抜いて高い割合であることが分かった。
[画像4: https://prtimes.jp/i/30222/19/resize/d30222-19-13eeb0a05c62cf111914-50.png ]
利用率も認知度と同じような傾向となり、「コドモン」が15%と、他サービスに比べ圧倒的に高い割合となった。
[画像5: https://prtimes.jp/i/30222/19/resize/d30222-19-cd27d9a17b70f0f66447-34.png ]
現在保育ICTサービスを利用している方の中で、他サービスへ切り替え意向があると回答した人は全体の55%と、切り替え意向がないと回答した人よりも多く、現在使用しているサービスへの愛着度が薄いことがわかった。
[画像6: https://prtimes.jp/i/30222/19/resize/d30222-19-4a7d3a3a4c728ed08467-35.png ]
保育ICTサービスを導入したい・切り替えたいと答えた人に対し、保育ICTの導入によって実現したいことを聴取したところ、「労働時間を削減したい」が47%と最も高く、やはり恒常的な保育士の事務業務負担の多さの解消を求める声が多かった。
次いで「保育の質を向上させたい」「職員同士の情報共有や連携を強化したい」が41%、「保護者とのやり取りを円滑にしたい」が40%、「園児の情報管理を簡易化したい」が38%、「登降園管理の自動化」が37%と僅差で続いた。
現場で運用するであろう具体的な機能別に注目してみてみると「登降園管理の自動化」が37%と他の回答と比べても高い傾向にあった。
以降は、冒頭で述べた4つの保育ICTサービスを、現在実際に利用しているサンプルのみに、満足度などを聴取した結果となります。
[画像7: https://prtimes.jp/i/30222/19/resize/d30222-19-c94280da017b7a1f9ccc-51.png ]
サービスの導入によりICT化できていると思う業務15項目のうち、「登降園時間の記録」については、いずれのサービスでも比較的高くICT化できていると実感されていることがわかった。
4サービスでの比較では、「出席簿の作成」「指導案・要録の作成」において、キッズビューが他と大きく差をつけた。
具体的な機能としてもっとも求められていた「登降園時間の記録」や、「保護者との連携」をはじめとする全8項目においてコドモンが1位を獲得し、他サービスと比べ最も多かった。
[画像8: https://prtimes.jp/i/30222/19/resize/d30222-19-446fcbf03b15db15cbad-52.png ]
総合満足度では、認知率・利用率の高いコドモン(4.69pts)が1位となっており、桜システム(4.60pts)、キッズリー(4.52)と続いた。
[画像9: https://prtimes.jp/i/30222/19/resize/d30222-19-ae292b3458bfce8ddd7f-53.png ]
すべてのサービスにおいてNPSがマイナスとなっていることは保育ICT業界の課題ではあるが、NPSにおいては、認知率・利用率の高いコドモン(-47.9pts)が1位となっており、桜システム(-63.3pts)、キッズビュー(-68.4pts)と続いた。
■調査のポイント
・保育ICT業界全体として認知度の低さが課題。
・認知度や利用率において「コドモン」が1位である。
・保育業界の課題として業務効率化が求められている。
・具体的な機能として「登降園管理の自動化」が求められており、ICT化できた業務についても「登降園時間の記録」がトップであることから、多くの保育園や保育士が求めている機能であり、また、ICTの導入により最も改善を実感されている。
・総合満足度では「コドモン」が1位である。
・業界全体としてNPSは低く、スイッチ意向は高い。利用サービスへの愛着度は薄い。
■調査概要
・調査対象:男女 20〜69歳 全国の認可保育園・認可外保育園・小規模保育園・企業主導型保育園の勤務者
・調査手法:インターネットリサーチ
・調査機関:2021年6月18日〜2021年6月26日
・有効回答数:事前調査20,000サンプル ⇒ 本調査206サンプル
・調査主体:株式会社アイディエーション
■株式会社アイディエーションについて
アイディエーションは、企業の商品開発、プロモーション活動を支援するアイデア開発会社です。
生活者の声や日常を徹底的に聴取・観察し、そこで集めたファインディングスから次の一手となるアイデアを開発し、クライアント企業のビジネスを成功に導くことをミッションとしています。
【会社概要】
・会社名:株式会社アイディエーション
・所在地:東京都渋谷区恵比寿4-6-10-7F
・代表者:白石章兼
・設 立:2015年11月11日
・URL:https://www.ideation.co.jp/
・事業内容:市場調査、アイデア開発、広告開発、各種プロモーション
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社アイディエーション
広報担当:山川(やまかわ)
TEL:03-4405-3324 FAX:03-4446-1071
E-mail:info@ideation.co.jp
株式会社アイディエーション(本社:東京都渋谷区、代表取締役:白石章兼)は、「保育ICTシステム満足度調査」を実施致しました。この調査は、2021年6月18日〜6月26日の期間、全国の認可保育園/認可外保育園/小規模保育園/企業主導型保育園の職員1,312人を対象に実施しました。
https://www.ideation.co.jp/column/research-column/childcare_ict
■調査背景・目的
近年、共働き家庭の増加に伴い、保育園等の利用は一般的なものとなってきました。その一方で保育士不足や保育士の労働環境など、「保育の受け皿」については課題も多く、改善する一つの手立てとして厚生労働省からも保育ICTの活用が推奨されています。こういった状況を鑑み、数あるシステムの中から現場の保育士にとって満足度が高いサービスについて、調査を実施しました。
■対象サービスの抽出
CoDMON(コドモン) 株式会社コドモン
kidsly(キッズリー) ユニファ株式会社
Kids View(キッズビュー) 日本ソフト開発株式会社
桜システム(サクラシステム) 株式会社エステム
※今回の調査では、20,000サンプルに対して事前調査を実施し、その中で「全国の認可保育園/認可外保育園/小規模保育園/企業主導型保育園の職員」を1,312サンプル抽出。1,312サンプルに対して17種類の「保育ICTサービス/システム」の認知や利用状況を聴取した。本調査では、その中で「現利用者」が30サンプルを超えた4サービスについて利用満足度などの比較対象とした。
■「保育ICTシステム満足度調査」結果
[画像1: https://prtimes.jp/i/30222/19/resize/d30222-19-61559946aeaefdbf66fe-27.png ]
保育ICTシステム自体の認知度を見ると、「知らない・はじめて聞いた」が42%となっており、保育園で働く人でさえも、4割以上が認知していないことが分かった。
[画像2: https://prtimes.jp/i/30222/19/resize/d30222-19-9854a199c40e93461414-47.png ]
保育ICTに対するイメージを見ると、「分からない/想像がつかない」と答えた人が33%と、他の項目と比べ最も高い割合となっており、認知率と同じように、保育園で働く人ですら具体的にイメージできていないことが分かる。
一方で、恒常的な保育士の事務業務負担の多さを解消できるのでは、という期待から、「業務の効率が上がる」という回答も同じく33%と最も高い割合となったが、大きな変更を伴うイメージがある様で、「コスト面」「導入の手間」「セキュリティ面」において懸念があると感じていることが伺え、上位にランキングしている。
[画像3: https://prtimes.jp/i/30222/19/resize/d30222-19-1fe19ebcc982de0c9042-48.png ]
保育ICTシステムの各サービスの認知度を見ると、17種類の保育ICTシステムのうち「コドモン」の認知率が28%と、群を抜いて高い割合であることが分かった。
[画像4: https://prtimes.jp/i/30222/19/resize/d30222-19-13eeb0a05c62cf111914-50.png ]
利用率も認知度と同じような傾向となり、「コドモン」が15%と、他サービスに比べ圧倒的に高い割合となった。
[画像5: https://prtimes.jp/i/30222/19/resize/d30222-19-cd27d9a17b70f0f66447-34.png ]
現在保育ICTサービスを利用している方の中で、他サービスへ切り替え意向があると回答した人は全体の55%と、切り替え意向がないと回答した人よりも多く、現在使用しているサービスへの愛着度が薄いことがわかった。
[画像6: https://prtimes.jp/i/30222/19/resize/d30222-19-4a7d3a3a4c728ed08467-35.png ]
保育ICTサービスを導入したい・切り替えたいと答えた人に対し、保育ICTの導入によって実現したいことを聴取したところ、「労働時間を削減したい」が47%と最も高く、やはり恒常的な保育士の事務業務負担の多さの解消を求める声が多かった。
次いで「保育の質を向上させたい」「職員同士の情報共有や連携を強化したい」が41%、「保護者とのやり取りを円滑にしたい」が40%、「園児の情報管理を簡易化したい」が38%、「登降園管理の自動化」が37%と僅差で続いた。
現場で運用するであろう具体的な機能別に注目してみてみると「登降園管理の自動化」が37%と他の回答と比べても高い傾向にあった。
以降は、冒頭で述べた4つの保育ICTサービスを、現在実際に利用しているサンプルのみに、満足度などを聴取した結果となります。
[画像7: https://prtimes.jp/i/30222/19/resize/d30222-19-c94280da017b7a1f9ccc-51.png ]
サービスの導入によりICT化できていると思う業務15項目のうち、「登降園時間の記録」については、いずれのサービスでも比較的高くICT化できていると実感されていることがわかった。
4サービスでの比較では、「出席簿の作成」「指導案・要録の作成」において、キッズビューが他と大きく差をつけた。
具体的な機能としてもっとも求められていた「登降園時間の記録」や、「保護者との連携」をはじめとする全8項目においてコドモンが1位を獲得し、他サービスと比べ最も多かった。
[画像8: https://prtimes.jp/i/30222/19/resize/d30222-19-446fcbf03b15db15cbad-52.png ]
総合満足度では、認知率・利用率の高いコドモン(4.69pts)が1位となっており、桜システム(4.60pts)、キッズリー(4.52)と続いた。
[画像9: https://prtimes.jp/i/30222/19/resize/d30222-19-ae292b3458bfce8ddd7f-53.png ]
すべてのサービスにおいてNPSがマイナスとなっていることは保育ICT業界の課題ではあるが、NPSにおいては、認知率・利用率の高いコドモン(-47.9pts)が1位となっており、桜システム(-63.3pts)、キッズビュー(-68.4pts)と続いた。
■調査のポイント
・保育ICT業界全体として認知度の低さが課題。
・認知度や利用率において「コドモン」が1位である。
・保育業界の課題として業務効率化が求められている。
・具体的な機能として「登降園管理の自動化」が求められており、ICT化できた業務についても「登降園時間の記録」がトップであることから、多くの保育園や保育士が求めている機能であり、また、ICTの導入により最も改善を実感されている。
・総合満足度では「コドモン」が1位である。
・業界全体としてNPSは低く、スイッチ意向は高い。利用サービスへの愛着度は薄い。
■調査概要
・調査対象:男女 20〜69歳 全国の認可保育園・認可外保育園・小規模保育園・企業主導型保育園の勤務者
・調査手法:インターネットリサーチ
・調査機関:2021年6月18日〜2021年6月26日
・有効回答数:事前調査20,000サンプル ⇒ 本調査206サンプル
・調査主体:株式会社アイディエーション
■株式会社アイディエーションについて
アイディエーションは、企業の商品開発、プロモーション活動を支援するアイデア開発会社です。
生活者の声や日常を徹底的に聴取・観察し、そこで集めたファインディングスから次の一手となるアイデアを開発し、クライアント企業のビジネスを成功に導くことをミッションとしています。
【会社概要】
・会社名:株式会社アイディエーション
・所在地:東京都渋谷区恵比寿4-6-10-7F
・代表者:白石章兼
・設 立:2015年11月11日
・URL:https://www.ideation.co.jp/
・事業内容:市場調査、アイデア開発、広告開発、各種プロモーション
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社アイディエーション
広報担当:山川(やまかわ)
TEL:03-4405-3324 FAX:03-4446-1071
E-mail:info@ideation.co.jp