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PicoCELA(ピコセラ)、LANケーブルなしで広大な屋外無線LAN環境を構築できる無線LAN親機『PCWL-0410』の販売を3月から開始

配線無しで繋がるエッジコンピュータを屋外に構築。無線LANエリアの広域化も同時に実現。クラウドサーバーと連携して、AI映像解析や人流解析、コンテンツサービス提供も可能に!

スモールセル向け無線バックホール(*1)技術のパイオニアであるPicoCELA(ピコセラ)株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:古川浩、以下PicoCELA)は、優れた耐環境性を有する法人仕様の無線LAN親機『PCWL-0410』の販売を2019年3月より開始します。『PCWL-0410』はエッジコンピュータとしても様々にカスタマイズ可能、クラウドマネージメントシステム『PicoManager』と連携することでお客様独自のエッジクラウド連携ソリューションを実現できます。





これまで諦めていた過酷な環境下での無線LANエリア構築


風雨に晒される屋外や粉塵が舞う工場、しかも広大なカバーエリアが必要・・・IoTの普及に伴い、このような過酷な環境下での無線LANエリアの整備に対する需要が高まっています。広大な対象サービスエリアに多数のIoTデバイスを配置する場合、複数の無線LAN親機を設置します。しかし、各親機にはLANケーブル配線が必要です。断線防止や美観維持のためにLANケーブルを地下埋設しようとすると膨大な費用と工期を要します。無線LANの導入を諦めてきた企業もきっと多いことでしょう。


『PCWL-0410』、LANケーブル配線いらずの屋外無線LAN親機


『PCWL-0410』は、PicoCELAが長年培ってきた無線バックホール技術を搭載した法人仕様の無線LAN親機です。『PCWL-0410』同志が互いに無線中継する機能を持っており、LANケーブル配線量を大幅に削減できます。例えば東京ドーム5個分に相当する広さのスキーゲレンデでは実に92%ものLANケーブル配線を削減しました(*2)。
[画像1: https://prtimes.jp/i/35736/19/resize/d35736-19-578953-0.jpg ]




3wayアタッチメントを標準装備


壁や支柱への恒久的な設置に加えて、三脚等によるテンポラリーな設置にも対応可能な3wayアタッチメントを標準装備。
[画像2: https://prtimes.jp/i/35736/19/resize/d35736-19-293843-1.jpg ]




先進のエッジコンピューティング機能


『PCWL-0410』は余裕あるCPUとメモリ、そして8GBものストレージを搭載。エッジコンピュータとしてお客様独自の様々なアプリケーションの実装やカスタマイズが行えます。ピコセラ認定開発パートナー (PicoCELA Certified Developers; PCD)プログラムにより、お客様の開発を支援します。

PCDプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000035736.html


法人仕様の高品質・高機能な無線LAN機能を搭載。最新セキュリティ規格、WPA3にも対応


最大ベアラレート1.3Gbps(5GHz帯)、200台の端末同時接続数、7dBiのハイゲインアンテナを標準搭載、最新のセキュリティ規格・WPA3-SAE対応、ランディングページ表示機能(*4)など、『PCWL-0410』には法人仕様の無線LAN親機にふさわしい高機能と高性能を与えています。また今後、屋外でのレーダー検知機構が不要な4.9GHz帯にも対応予定です(*3)。


屋内モデル『PCWL-0400』との相互接続性を担保


屋内モデル『PCWL-0400』と完全相互接続性を担保。屋内に設置した『PCWL-0400』と屋外に設置した『PCWL-0410』とをシームレスにPicoCELA無線バックホールで連携させることができます。例えば、ホテル館内に設置した『PCWL-0400』と屋外の庭やプール、駐車場等に設置した『PCWL-0410』とがLANケーブル配線なく無線バックホールによって連携、広範囲な無線LANのエリアを屋内外に渡り形成することができます。

(PCWL-0400プレスリリース)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000035736.html


クラウドマネージメントシステム、『PicoManager』と連携


『PicoManager』により、『PCWL-0410』をどこにいても管理することができます。『PicoManager』が提供する種々の分析機能によって無線LANエリア導入後の細かなメンテナンスが可能になります。またPCDプログラムの下、お客様独自のエッジクラウド連携ソリューションを展開できます。


用途は多彩


1.工場、製造現場、倉庫などの無線LAN化

2.イベント会場や屋外スポーツイベントでのアドホック型カメラネットワークなど

3.大規模商業施設や大規模ホテルの屋外と屋内を配線無しで接続し、広い無線LANエリア
を提供。ショッピングモールの館内と駐車場とをシームレスに接続し、空きスペース情
報などを提供。


[画像3: https://prtimes.jp/i/35736/19/resize/d35736-19-452485-2.jpg ]




PicoCELA株式会社について


PicoCELAは2008年の創業以来、世界最高の無線バックホール技術の開発と実用化を目指してきました。技術の根幹は動的ツリー経路制御方式ならびに電波干渉を抑制する無線フレーム転送技術を核とする独自プロトコルスイーツによって実現されており、全世界で20件以上の登録済み特許により保護されています。10段以上の多段無線中継環境でも低遅延、ブロードバンド伝送を安定して提供します。日本国内で100サイト、3,000台以上の運用実績を有しており、年間延べ利用者数は100万人に達します。多くの導入箇所で7割以上のLANケーブル削減に成功し、IoT普及を促進させる技術の一つとして注目されています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/35736/19/resize/d35736-19-918719-3.jpg ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/35736/19/resize/d35736-19-723049-4.jpg ]



(*1)無線バックホール:無線基地局やアクセスポイントをインターネット回線へ接続するためのネットワークをバックホールと呼びます。PicoCELAは、広帯域、低遅延、動的環境下での高い安定性を実現した無線多段中継によるバックホール技術を開発しました。



(*2)適切なLANケーブル配線の削減量は、電波伝搬環境や発生するトラフィック量によって変化します。

(*3)IEEE 802.11j:米国電気電子技術者協会(IEEE)によって策定された無線LANの規格の1つで、4900MHz〜5000MHzの帯域を使います。この帯域には干渉対象のレーダなどが無く、高品質で安定した通信が可能です。利用には免許・登録が必要ですが、その反面出力が通常の無線 LAN に比べて25倍大きく(空中線電力が最大250mW以下)、遠距離通信に向いています。免許・登録は要件審査のみで技術検査はないので、短期間で無線局の開設が可能です。

(*4)ランディングページ:様々なネット広告やリンクをクリックした際に表示される、サイトを含むWEBページ全般を指し、商品の注文や問い合わせ、種々の予約、申込み、属性登録などのユーザーのアクションを誘導するページです。
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