Nishikaが防衛装備庁とともに「空戦AIチャレンジ:Air Combat AI Challenge」を開催
[21/12/22]
提供元:PRTIMES
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データ分析コンペティションプラットフォーム“Nishika”にて、防衛装備庁がホストとなり、空対空目視外戦闘シミュレータを用いて、深層強化学習による空戦行動判断モデルの構築コンペティションを開催
データ分析コンペティションを中心としたプラットフォーム”Nishika”を運営するNishika株式会社(東京都港区、代表取締役山下達朗、以下Nishika)は、2022年1月5日より新たなコンペティション「空戦AIチャレンジ:Air Combat AI Challenge」(以下本コンペ)を開催する。本コンペは、戦闘機を対象とした人工知能(AI)技術の研究を進めている防衛装備庁がホストとなり、検討課題を設定し、広く一般に募って実施するコンテスト形式として実施するもの。
[画像1: https://prtimes.jp/i/52152/19/resize/d52152-19-434ff19aaec5a956c98e-6.png ]
名称:空戦AIチャレンジ:Air Combat AI Challenge
URL:https://www.nishika.com/competitions/23/summary
開始:2022年1月5日
締切:2022年2月25日
賞金総額:100万円
本コンペでは、公刊文献から得られる諸外国の機体情報等に基づいて簡易的に表現したシミュレータを用いて、空対空目視外戦闘における空戦行動判断モデル(エージェント)を構築して頂きます。ここでいう空対空目視外戦闘とは、戦闘機編隊どうしがお互いに目視できない遠方においてレーダで相手を追尾しつつ、中距離空対空誘導弾を射撃しあうことにより行われる戦闘を指します。
【コンペ概要】
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=ej6sO1H79MM ]
本コンペの参加者には、2機編隊の戦闘機の行動判断を行う行動判断モデルを投稿していただき、その優劣を競っていただきます。
なお、シミュレーション中に登場する各種設定値は、あくまで本コンペにおける空戦ゲームとして成立させるために難易度等を考慮して設定されたものであり、公刊文献から設定された値を除いて、特定の装備品やその運用方法を示すものではありません。また、本シミュレータは、レーダの誤探知が発生しない等、AIにとって学習しやすいように単純化したモデル化がなされています。
本コンペの問題設定は、例えば以下のような点において、深層強化学習タスクの中でも比較的難易度の高く、歯ごたえのあるものとなっています。
観測に対する制約の強さ・・・レーダで捉えるまで相手が一切見えない等、観測不可能な状態量が多く存在する環境下での行動判断となります。
行動から結果判明までの時間差・・・誘導弾の射撃から命中まで数十秒かかる等、特定の行動がもたらす結果が明らかになるまでに長い時間がかかります。
深層強化学習にご興味、ご知見をお持ちの皆様の積極的なご参加をお待ちしています。
【利用データ】
防衛装備庁が作成したシミュレータのソースコード一式(zip方式)
シミュレータの実行方法や行動判断モデルの投稿方法などに関する詳細については、後日配布する説明資料及びサンプルファイルを参照
【勝敗に関するルール】
終了条件は以下の4つのいずれかを満たしたときとし、終了条件を満たしたときの得点が高い陣営を勝者とします。
いずれかの陣営が全滅(2機とも被撃墜または墜落)したとき
いずれかの陣営が相手の防衛ラインを突破したとき
制限時間が経過したとき
いずれかの陣営の得点が規定の点以下になったとき
【利用してよい観測情報】
自分と味方の機体諸元(位置、速度、残弾数)
自分と味方の誘導弾諸元(位置、速度、目標ID、誘導状態)
レーダで捉えている相手の機体諸元(位置と速度のみ)
相手の誘導弾のうち、その誘導弾自身のセンサで目標を捉えているものの諸元(方向のみ)
戦闘開始からの経過時間
上記の情報を取捨選択し、加工して固有のObservationとして生成するクラスを参加者の皆様に作成していただきます。(サンプルをそのまま使用していただいても構いません。)
【機体に対して出力すべき行動判断】
進行方向の指示
速度の指示
射撃の有無と射撃対象の指示
上記の指示に変換可能な固有のAction及びその変換クラスを参加者の皆様に作成していただきます。(サンプルをそのまま使用していただいても構いません。)
【エージェントに対する報酬関数】
報酬関数は、シミュレーション中に呼び出されるコールバッククラスとして参加者の皆様に作成していただきます。(サンプルをそのまま使用していただいても構いません。)
【Nishikaについて】
2019年5月に設立。AI・データサイエンスに特化したコミュニティプラットフォーム「Nishika」を運営している。
[画像2: https://prtimes.jp/i/52152/19/resize/d52152-19-7b9bd155b295fccfc674-2.png ]
URL :https://www.nishika.com/
所在地 : 東京都港区芝浦3-7-8-202
代表者 : 代表取締役CEO 山下達朗、代表取締役CTO 松田裕之
事業内容:コンペティションによるAI開発, データサイエンティストに特化した求人サービス運営, 受託によるAI開発・コンサルティング
【Nishikaサービス:データ分析コンペティションについて】
[画像3: https://prtimes.jp/i/52152/19/resize/d52152-19-58f72dc30d36f1d676ee-7.png ]
データ分析コンペティションは、AIやビッグデータの解析モデルをオープンイノベーション方式で開発する仕組みのことで、最高精度のAIモデルが開発可能なためアメリカや中国等においてAI開発の新たな手法として普及しています。
企業から提出されたデータセットを、Nishikaに登録しているデータサイエンティスト達が各々解析し、AIモデルを作成。モデルの精度はリアルタイムで評価・ランキング化されます。企業は最も性能が良いAIモデルを賞金と引き換えに獲得できます。主な用途には、ECサイトなどにおけるリコメンドエンジンの開発、製造業などにおける異常検知や需要予測、株価や不動産などの将来価格予測などに加え、画像解析や自然言語処理などのAIモデルの開発があり、非常に幅広く活用されています。
また、機械学習モデルの開発に限らず、データ分析に基づいたトップクラスのデータサイエンティスト達によるアイデアソン・ハッカソンなどの取組も可能です。
【本リリースに関するお問合せ先】
Nishika株式会社 担当 : 山下
E-mail:info@nishika.com
データ分析コンペティションを中心としたプラットフォーム”Nishika”を運営するNishika株式会社(東京都港区、代表取締役山下達朗、以下Nishika)は、2022年1月5日より新たなコンペティション「空戦AIチャレンジ:Air Combat AI Challenge」(以下本コンペ)を開催する。本コンペは、戦闘機を対象とした人工知能(AI)技術の研究を進めている防衛装備庁がホストとなり、検討課題を設定し、広く一般に募って実施するコンテスト形式として実施するもの。
[画像1: https://prtimes.jp/i/52152/19/resize/d52152-19-434ff19aaec5a956c98e-6.png ]
名称:空戦AIチャレンジ:Air Combat AI Challenge
URL:https://www.nishika.com/competitions/23/summary
開始:2022年1月5日
締切:2022年2月25日
賞金総額:100万円
本コンペでは、公刊文献から得られる諸外国の機体情報等に基づいて簡易的に表現したシミュレータを用いて、空対空目視外戦闘における空戦行動判断モデル(エージェント)を構築して頂きます。ここでいう空対空目視外戦闘とは、戦闘機編隊どうしがお互いに目視できない遠方においてレーダで相手を追尾しつつ、中距離空対空誘導弾を射撃しあうことにより行われる戦闘を指します。
【コンペ概要】
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=ej6sO1H79MM ]
本コンペの参加者には、2機編隊の戦闘機の行動判断を行う行動判断モデルを投稿していただき、その優劣を競っていただきます。
なお、シミュレーション中に登場する各種設定値は、あくまで本コンペにおける空戦ゲームとして成立させるために難易度等を考慮して設定されたものであり、公刊文献から設定された値を除いて、特定の装備品やその運用方法を示すものではありません。また、本シミュレータは、レーダの誤探知が発生しない等、AIにとって学習しやすいように単純化したモデル化がなされています。
本コンペの問題設定は、例えば以下のような点において、深層強化学習タスクの中でも比較的難易度の高く、歯ごたえのあるものとなっています。
観測に対する制約の強さ・・・レーダで捉えるまで相手が一切見えない等、観測不可能な状態量が多く存在する環境下での行動判断となります。
行動から結果判明までの時間差・・・誘導弾の射撃から命中まで数十秒かかる等、特定の行動がもたらす結果が明らかになるまでに長い時間がかかります。
深層強化学習にご興味、ご知見をお持ちの皆様の積極的なご参加をお待ちしています。
【利用データ】
防衛装備庁が作成したシミュレータのソースコード一式(zip方式)
シミュレータの実行方法や行動判断モデルの投稿方法などに関する詳細については、後日配布する説明資料及びサンプルファイルを参照
【勝敗に関するルール】
終了条件は以下の4つのいずれかを満たしたときとし、終了条件を満たしたときの得点が高い陣営を勝者とします。
いずれかの陣営が全滅(2機とも被撃墜または墜落)したとき
いずれかの陣営が相手の防衛ラインを突破したとき
制限時間が経過したとき
いずれかの陣営の得点が規定の点以下になったとき
【利用してよい観測情報】
自分と味方の機体諸元(位置、速度、残弾数)
自分と味方の誘導弾諸元(位置、速度、目標ID、誘導状態)
レーダで捉えている相手の機体諸元(位置と速度のみ)
相手の誘導弾のうち、その誘導弾自身のセンサで目標を捉えているものの諸元(方向のみ)
戦闘開始からの経過時間
上記の情報を取捨選択し、加工して固有のObservationとして生成するクラスを参加者の皆様に作成していただきます。(サンプルをそのまま使用していただいても構いません。)
【機体に対して出力すべき行動判断】
進行方向の指示
速度の指示
射撃の有無と射撃対象の指示
上記の指示に変換可能な固有のAction及びその変換クラスを参加者の皆様に作成していただきます。(サンプルをそのまま使用していただいても構いません。)
【エージェントに対する報酬関数】
報酬関数は、シミュレーション中に呼び出されるコールバッククラスとして参加者の皆様に作成していただきます。(サンプルをそのまま使用していただいても構いません。)
【Nishikaについて】
2019年5月に設立。AI・データサイエンスに特化したコミュニティプラットフォーム「Nishika」を運営している。
[画像2: https://prtimes.jp/i/52152/19/resize/d52152-19-7b9bd155b295fccfc674-2.png ]
URL :https://www.nishika.com/
所在地 : 東京都港区芝浦3-7-8-202
代表者 : 代表取締役CEO 山下達朗、代表取締役CTO 松田裕之
事業内容:コンペティションによるAI開発, データサイエンティストに特化した求人サービス運営, 受託によるAI開発・コンサルティング
【Nishikaサービス:データ分析コンペティションについて】
[画像3: https://prtimes.jp/i/52152/19/resize/d52152-19-58f72dc30d36f1d676ee-7.png ]
データ分析コンペティションは、AIやビッグデータの解析モデルをオープンイノベーション方式で開発する仕組みのことで、最高精度のAIモデルが開発可能なためアメリカや中国等においてAI開発の新たな手法として普及しています。
企業から提出されたデータセットを、Nishikaに登録しているデータサイエンティスト達が各々解析し、AIモデルを作成。モデルの精度はリアルタイムで評価・ランキング化されます。企業は最も性能が良いAIモデルを賞金と引き換えに獲得できます。主な用途には、ECサイトなどにおけるリコメンドエンジンの開発、製造業などにおける異常検知や需要予測、株価や不動産などの将来価格予測などに加え、画像解析や自然言語処理などのAIモデルの開発があり、非常に幅広く活用されています。
また、機械学習モデルの開発に限らず、データ分析に基づいたトップクラスのデータサイエンティスト達によるアイデアソン・ハッカソンなどの取組も可能です。
【本リリースに関するお問合せ先】
Nishika株式会社 担当 : 山下
E-mail:info@nishika.com