“気球による宇宙遊覧旅行” を目指す岩谷技研、有人飛行試験で目標高度100mの飛行に成功
[22/12/01]
提供元:PRTIMES
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気球で宇宙へ 誰もが“宇宙の入り口”を体験できる旅客技術開発スタートアップ企業
“気球による宇宙遊覧旅行” を目指す旅客技術開発会社、 岩谷技研(本社:北海道札幌市、 代表取締役CEO:岩谷圭介)は、 2022年11月18日に北海道幕別町の大規模農園敷地内において、自社開発の気球を使った有人飛行試験を実施し、目標高度100mを超える102.3mまでの飛行に成功しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/88928/19/resize/d88928-19-27741dae59f96f077388-1.jpg ]
岩谷技研では、2022年2月26日福島県相馬市で初めて行った目標高度30mの有人係留飛行試験成功を皮切りに、ほぼ毎月、北海道内外の実験場で係留飛行訓練を繰り返してきました。2022年9月12日には北海道余市町の「アップルポート余市」にて高度30mでの(非係留)自由飛行の試験に成功。十分な安全が担保されたことを確認し、今回の目標高度100mに進めたものです。
本年2月の有人飛行試験以来、延べ30名以上の所員が実験キャビンに搭乗し、飛行訓練と実証データの収集・蓄積を行っています。今回の100m自由飛行試験の成功を経て、次は来月中旬に500m自由飛行試験を計画しています。また来春までには高度4,000mへの自由飛行試験を実施予定です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/88928/19/resize/d88928-19-0edb8a163905c0535174-2.jpg ]
■100m自由飛行試験概要
[目的]
1. 対地高度100mへの到達:地上との接続のない自由な飛行で、自社製有人ガス気球を用い、安全に高度目標に達することができるかの検証
2. 飛行能力の検証:予測値と実測値との検証
3. 気球コントロールの検証:気球制御機構の評価
[詳細]
午前4時に試験サイト到着後、速やかに実験機材を展開。ヘリウムガスの封入が完了したのち、パイロットバルーン(風速風向を測定するバルーン)による気流観測を実施。
続いて、安全検証のため無人飛行試験を行い、機器類の確認を実施。
午前8時過ぎよりテストパイロットが搭乗。有人飛行を実施。今回の実験での目標高度100mを超え、102.3mまで到達したところで降下、軟着陸を実施。その後、計3回飛行試験を実施した。
[結果]
1. 対地高度100mへの到達可否:
試験回数: 無人試験 3回, 有人試験 3回
最大到達高度: 無人試験 94.2m, 有人試験 102.3m
2. 飛行能力の検証:(図示)
[画像3: https://prtimes.jp/i/88928/19/resize/d88928-19-4069c45376524d82ac5d-6.jpg ]
実測値は試算値に概ね同様の傾向を示した。下記3.、電磁弁の排出能力実測値を基に今後さらに経時変化予測の精度向上を見込み、性能向上を図る。
3. 気球コントロールの検証:
事前に機体の鉛直方向運動を一定の精度で予測することが可能となった。
ーーーーーーーーーーーーーーー
■ 株式会社岩谷技研 会社概要
名 称:株式会社岩谷技研
代 表:代表取締役社長 岩谷圭介(いわや けいすけ)
所在地:北海道札幌市北区北16条西4丁目1-30
事業概要:岩谷技研は高高度ガス気球と旅行用気密キャビンを開発・製造し、気球による“NearSpaceからの宇宙旅行”を目指している旅客技術開発会社です。
Website:https://iwaya.biz/
“気球による宇宙遊覧旅行” を目指す旅客技術開発会社、 岩谷技研(本社:北海道札幌市、 代表取締役CEO:岩谷圭介)は、 2022年11月18日に北海道幕別町の大規模農園敷地内において、自社開発の気球を使った有人飛行試験を実施し、目標高度100mを超える102.3mまでの飛行に成功しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/88928/19/resize/d88928-19-27741dae59f96f077388-1.jpg ]
岩谷技研では、2022年2月26日福島県相馬市で初めて行った目標高度30mの有人係留飛行試験成功を皮切りに、ほぼ毎月、北海道内外の実験場で係留飛行訓練を繰り返してきました。2022年9月12日には北海道余市町の「アップルポート余市」にて高度30mでの(非係留)自由飛行の試験に成功。十分な安全が担保されたことを確認し、今回の目標高度100mに進めたものです。
本年2月の有人飛行試験以来、延べ30名以上の所員が実験キャビンに搭乗し、飛行訓練と実証データの収集・蓄積を行っています。今回の100m自由飛行試験の成功を経て、次は来月中旬に500m自由飛行試験を計画しています。また来春までには高度4,000mへの自由飛行試験を実施予定です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/88928/19/resize/d88928-19-0edb8a163905c0535174-2.jpg ]
■100m自由飛行試験概要
[目的]
1. 対地高度100mへの到達:地上との接続のない自由な飛行で、自社製有人ガス気球を用い、安全に高度目標に達することができるかの検証
2. 飛行能力の検証:予測値と実測値との検証
3. 気球コントロールの検証:気球制御機構の評価
[詳細]
午前4時に試験サイト到着後、速やかに実験機材を展開。ヘリウムガスの封入が完了したのち、パイロットバルーン(風速風向を測定するバルーン)による気流観測を実施。
続いて、安全検証のため無人飛行試験を行い、機器類の確認を実施。
午前8時過ぎよりテストパイロットが搭乗。有人飛行を実施。今回の実験での目標高度100mを超え、102.3mまで到達したところで降下、軟着陸を実施。その後、計3回飛行試験を実施した。
[結果]
1. 対地高度100mへの到達可否:
試験回数: 無人試験 3回, 有人試験 3回
最大到達高度: 無人試験 94.2m, 有人試験 102.3m
2. 飛行能力の検証:(図示)
[画像3: https://prtimes.jp/i/88928/19/resize/d88928-19-4069c45376524d82ac5d-6.jpg ]
実測値は試算値に概ね同様の傾向を示した。下記3.、電磁弁の排出能力実測値を基に今後さらに経時変化予測の精度向上を見込み、性能向上を図る。
3. 気球コントロールの検証:
事前に機体の鉛直方向運動を一定の精度で予測することが可能となった。
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■ 株式会社岩谷技研 会社概要
名 称:株式会社岩谷技研
代 表:代表取締役社長 岩谷圭介(いわや けいすけ)
所在地:北海道札幌市北区北16条西4丁目1-30
事業概要:岩谷技研は高高度ガス気球と旅行用気密キャビンを開発・製造し、気球による“NearSpaceからの宇宙旅行”を目指している旅客技術開発会社です。
Website:https://iwaya.biz/