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高いリターン率で注目度増 飲める有形資産 〜投資商品としてのウイスキー〜

ウイスキー投資市場開設リポートを公開

株式会社クレア・ライフ・パートナーズ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:工藤 将太郎)は、世界におけるウイスキーカスク投資の推移についてお知らせいたします。




[画像1: https://prtimes.jp/i/57001/20/resize/d57001-20-a9d0cdc35e36fb844236-1.png ]

世界がポスト・パンデミックへと歩みを進める中、インフレの加速と市場の不透明感が社会に影を落としています。それは、同時に、私たちがこの先どのように資産を保護・運用していくのか選択を迫られていることを意味します。正しい選択を行うには、正しい情報を得ること。かつてない程その重要性が増しているといえるでしょう。


本リリースの目的

ウイスキーカスク投資市場は、2020年に最初の”Whisky Cask Market Overeview in 2020”がリリースされて以来、大幅な成長を遂げました。カスクへの投資は、世界各地の個人・企業投資家にとって、ますます魅力的な選択肢となっています。本リリースの掲載データは、レアウイスキーのスペシャリストであるCask88のアナリストが、データモデリングアルゴリズムを用いてまとめたものを使用しています。これらのデータは、投資家・ウイスキー愛好家が全く新しい角度から、ウイスキーカスク投資市場を捉える為に有効であると考えています。

[画像2: https://prtimes.jp/i/57001/20/resize/d57001-20-8a89a244927b419d17b8-0.png ]



投資商品としてのウイスキーカスク

【ウイスキーカスクの特色】
 ウイスキーカスクは、多くの点でほかの有形資産と似通っています。しかし、美術品やボトルコレクションとは異なり、ウイスキーカスクの資産価値は経済状況だけでなく、熟成によって変化するという点という特徴があります。購入したカスクは樽の中で熟成され、熟成年数を重ねるごとに、より魅力的な商品へと変化します。
 また、ウイスキーカスク市場では、資産は商品として扱われるのではなく、資産の出所それ自体が意味を持ち、さらに多くの徳性によって、それぞれのカスクが一点物として扱われます。
 その為、投資家にとっての最大の課題は、市場を正しく分析することであると考えられます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/57001/20/resize/d57001-20-e1e3d0fe3560547f955e-2.png ]

他市場と比較すると、ウイスキーカスクは、かなり高い率のリターン率を得ることが出来る投資商品であることが分かります。

[画像4: https://prtimes.jp/i/57001/20/resize/d57001-20-9b78363c1dbc77c590fd-3.png ]

投資対象となる希少なウイスキーの過去10年のリターン率の平均は540%にもなり、他の商品とは比較にならないほどの高リターンを期待することが出来ます。近年、ウイスキーカスクの投資商品としての価値は他の媒体でも多く取り上げられており、注目度も増しています。


BC20と市場の動き

【BC20とは】
BC20とは、異なる蒸溜所・種類から抽出された20のサンプルカスクの市場での価値の変動を表しています。蒸溜所の選出は、地理・知名度の偏りがないよう、ニッチから有名どころまで幅広く行われました。また、これらの蒸留所はカスク取引量が多く、そこから得られた豊富なデータは、精密な市場予測に繋がっています。
以上の観点から、BC20はカスク市場の健全性を迅速に把握するためのツールであることが断言できます。
[画像5: https://prtimes.jp/i/57001/20/resize/d57001-20-bb99e67a832b73bfdec9-4.png ]



【BC20 の市場における価値変動】

2021 年末、BC20 は最大の伸び率を示し、過去数年間 のインデックス推移を上回る結果となりました。BC20 のサンプ ルカスクが 3 年間の熟成を経て、よりプレミアム化したことが考 えられます。



ウイスキーカスクの資本成長率について

下記のグラフは24か月分のデータ観測によるものです。データは、スコットランドの80以上の蒸留所、2000以上のウイスキーカスクを対象としており、ウイスキーカスクの平均予想年間資本成長率を示しています。 
ウイスキーカスク市場の安定性については、熟成が進むにつれ価値が増すという資本の性質に加え、グローバル経済の状況など、対外的要因の影響を受けにくいという事実が大きく関係しています。ウイスキー市場は、過去3年間と同様に着実に推移しています。そして、BC20はカスク市場全体を大きく上回る結果となりました。カスク市場全体の平均予測成長率13.12%に対し、BC20の成長率は14.36%に上ります。適切にカスクを組み合わせることで、最終的なリターン率の上昇を見込めるということです。
[画像6: https://prtimes.jp/i/57001/20/resize/d57001-20-f07261572b0e33ba7d98-5.png ]



スコットランド蒸留所 TOP20


[画像7: https://prtimes.jp/i/57001/20/resize/d57001-20-41013ee12cbb5f94e265-6.png ]

 左記は、スコットランド80以上(全蒸留所の65%以上)の蒸留所データ収集によるランキングです。
 このランキングは、ウイスキーの価値は地域性ではなく、蒸溜所の評判・質のみによって決定するという、近年の動向を踏まえた上での判断に基づいています。
 1位は、過去2年間で急激に業績を上げたブナハーブン蒸溜所です。ブナハーブンは姉妹蒸溜所でピーテッドウイスキーを生産するストイーシャ蒸溜所から1位の座を奪い、ストイーシャは5位へランクダウン。2位は僅差でハイランドパーク、3位は不動の人気を誇るラフロイグ蒸溜所が続きました。トップ5に新たに躍り出たのは、スペイサイド地域に位置する4位のモートラック蒸溜所です。モートラックは、ランキング内の全20蒸溜所のうち、リターンの伸び率が最大でした。
 ウイスキーの価格は全体的に上昇傾向にあり、特に熟成年数の短いカスクが値上がりしている。これは、今後数か月でランキングに新たな動きが現れる可能性を示唆しています。

世界のウイスキーカスク


[画像8: https://prtimes.jp/i/57001/20/resize/d57001-20-d301343cfab8572a41eb-7.png ]


【世界の地域別グラフ】
本グラフでは、カスク市場がグローバルに拡大していく姿が描かれています。
世界のカスク売り上げの多くはヨーロッパに集中しており、割合は全体の70.97%でした。対してアジアでの取引は、世界全体の21.74%を占めています。
歴史をさかのぼると、イギリス諸島内で限定的に始まったカスク投資でしたが、今や世界中で人気を博している。とりわけアジア市場においては、その人気が著しく高まっています。

[画像9: https://prtimes.jp/i/57001/20/resize/d57001-20-c1e413b77cd86fcf71b9-8.png ]

【国別内訳グラフ】
ヨーロッパではイギリスが79.92%で最大の市場規模を抱えており、アジアでは中国がマーケットシェアの48.14%を占めました。
このグラフによる報告は、世界のどの場所で、どの程度カスクが取引されているかに関する有益な指針を示しているといえます。
今後この数年間で、これらの数値がどのように推移していくのか目が離せません。

ニューメイクの成長率について


[画像10: https://prtimes.jp/i/57001/20/resize/d57001-20-42be4cafb4e12ea529a8-9.png ]

熟成年数の短いカスクは、初期投資が手頃なだけでなく、中長期的により大きなリターン率が期待できます。
新しく樽詰めされたカスクを購入した場合、過去の調査では価格上昇率は最初の3年間で1年あたり平均約33%に上るということが示されています。
一方、既にプライム化した熟成樽の場合、初期投資は高額になるものの、純粋な貨幣価値では毎年高額なリターンを生み出しています。長期熟成のカスクに対する需要は、希少性の面から高く保たれます。年々ボトリングによって在庫量が減少するため、需要は段々と高まっていく傾向にあります。
2020年に観測された、より若いカスク並びにニューメイクに投資が集中する傾向は、2021年からさらなる加速を見せました。新規で市場に参入し、ポートフォリオの多様化を狙う投資家たちにとって、低価格・確固な価格上昇のポテンシャルをもつ若いカスクは魅力的なのだと思われます。

まとめ

今回の調査で注目したいのは、BC20の目覚ましい上昇です。2021年の第3四半期および第4四半期は、年初の若干の落ち込みから回復を見せ、データ収集が始まって以来、最大の伸び率を示しました。
この著しい成長には、グローバル経済の状況が大きく関係しています。2021年の初め、市場が予想よりも早くパンデミックから回復したことで、経済はベアマーケットに突入しました。対して、下半期は強まるインフレ圧力、サプライチェーン危機、生産性低下といった諸問題が絡み合い、グローバル経済全体で悲観論が蔓延しました。
高まる経済の先行き不透明感と、安全な有形資産を求める動きには、強い相関関係が存在します。ウイスキーカスク市場にとってこういった状況は有利に働きます。さらに、ウイスキーカスクが、金投資などの伝統的なリスク回避策を上回り続ける能力を有していることが、この報告をもって明らかになりました。

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【会社概要】
社名:株式会社クレア・ライフ・パートナーズ
本社所在地:〒163-0603 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル3F
代表取締役:工藤 将太郎(くどう しょうたろう)
事業内容:ライフマネートレーニング事業、他多数。詳細はこちら
設立:2012年7月
公式ホームページ:https://crea-lp.com/
[画像12: https://prtimes.jp/i/57001/20/resize/d57001-20-2863fb8ebc1cc6f190ec-11.png ]
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