第11次経営計画 第1フェーズコンセプト「火災事故からの復旧」日本金属(株)板橋工場 第三圧延工場竣工
[22/03/31]
提供元:PRTIMES
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─ 高性能万能型圧延機、原料切断機、コイルビルドアップラインの稼働開始 ─
日本金属株式会社(本社:東京都港区、取締役社長 下川康志、証券コード:5491)は、2022年3月30日に、当社板橋工場(東京都板橋区)の第三圧延工場の建屋、新設備(高性能万能型圧延機、原料切断機、コイルビルドアップライン)が完成し、竣工式を挙行いたしました。
竣工式では、新型コロナウイルス感染予防対策を実施した上で、取締役社長 下川康志をはじめ会社役員、工事関係者など60名が参列し、第三圧延工場は、2019年11月19日の火災発生以来、2年4ヶ月ぶりの稼働を開始いたしました。
第三圧延工場の竣工は、第11次経営計画「NIPPON KINZOKU 2030」第1フェーズ(2020年4月〜2023年3月)コンセプトである「第三圧延工場火災事故からの復旧、新設備稼働」に沿い、更なる高品質・高精度・高機能な製品供給と、安全で働きやすく効率的な生産体制を構築する設備導入としております。
[画像1: https://prtimes.jp/i/63791/20/resize/d63791-20-4b2f5294de29520b1e9f-6.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/63791/20/resize/d63791-20-8b8aa1e0bacaf53dad90-4.png ]
● 新設された設備の特長
被災前の設備は、1980年代に量的拡大を目指した、4フィート巾圧延機を中心とした大量生産型設備でしたが、被災した設備の復旧においては、第11次経営計画のビジョン『「人と地球にやさしい新たな価値を共創するMulti & Hybrid Material企業」〜多種多様な素材を圧延・複合成形することで、最終製品に要求される性能を素材で実現し人と地球の未来に貢献します〜』に基づき、2フィート巾高性能万能型圧延機を中心とした設備導入を図り、将来の新たなニーズに対応する新技術・新製品を創出し、事業構造の変革を目指してまいります。
(高性能万能型圧延機)
2フィート巾ながら板橋工場内で最もパワーを有した圧延機であり、原料メーカーより購入している熱延板の中間圧延処理を効率よく処理できる設計としています。
更に、電力の効率化、形状・板厚・表面品質の各制御に最新の技術を導入し、特に安全面では、二度と火災を起こさない決意のもとに、消火設備など安全設備の強化を徹底することで、安全で働きやすく効率的な生産体制を実現する圧延機となっております。
[画像3: https://prtimes.jp/i/63791/20/resize/d63791-20-f8f1e286557a9c35a22c-7.png ]
(原料切断機)
被災後は、製鋼メーカーをはじめコイルセンター各社で行ってきた原料切断(4フィート巾⇒2フィート巾)を、新ライン稼働により当社内で全量処理が可能となります。
また、ステンレス鋼だけではなく特殊鋼の切断も可能とし、処理対象材の拡大を図りました。
更に、カッター組み換え作業効率化および張力負荷方法最適化等の各種付帯機器を装備し、作業性・表面品質の向上を実現しました。
(コイルビルドアップライン)
圧延機で発生する端末部のロスを削減するために、リーダー材を溶接することで歩留の向上を進めてまいります。
更に、新コイルビルドアップラインは、ホットコイルの取り扱いにおけるリスクを回避する安全な機構に改良し、リーダー材やコイル材の自動搬送により作業の効率化を実現しました。
● 再発防止への取り組み
この度の火災では、工場近隣の皆様、関係省庁、取引先の皆様をはじめ、関係各位におかれましては、多大なるご迷惑とご心配をおかけし深くお詫び申し上げます。本件火災を真摯に受け止め、関係各位の皆様からの信頼を回復する事が出来る様、今後も再発防止※5に取り組んでまいります。
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※5 参考 2020年6月23日付プレスリリース
当社板橋工場における火災発生について(第五報)(火災発生原因調査について)
https://www.nipponkinzoku.co.jp/info/15923.html
● 第11次経営計画「NIPPON KINZOKU 2030」のビジョンについて
本設備の稼働は、第11次経営計画「NIPPON KINZOKU 2030」のビジョンに沿い、加速する技術や環境の変化に対応し、成長を持続する事業構造の変革を目指す長期計画において、この第三圧延工場の復旧は、極めて重要な位置づけにあり、2030年までの10カ年計画「NIPPON KINZOKU 2030」を牽引してまいります。
【本リリースに関するお問い合わせ先】
日本金属株式会社 総務部
TEL:03-5765-8100
Mail:soumu@nipponkinzoku.co.jp
日本金属株式会社(本社:東京都港区、取締役社長 下川康志、証券コード:5491)は、2022年3月30日に、当社板橋工場(東京都板橋区)の第三圧延工場の建屋、新設備(高性能万能型圧延機、原料切断機、コイルビルドアップライン)が完成し、竣工式を挙行いたしました。
竣工式では、新型コロナウイルス感染予防対策を実施した上で、取締役社長 下川康志をはじめ会社役員、工事関係者など60名が参列し、第三圧延工場は、2019年11月19日の火災発生以来、2年4ヶ月ぶりの稼働を開始いたしました。
第三圧延工場の竣工は、第11次経営計画「NIPPON KINZOKU 2030」第1フェーズ(2020年4月〜2023年3月)コンセプトである「第三圧延工場火災事故からの復旧、新設備稼働」に沿い、更なる高品質・高精度・高機能な製品供給と、安全で働きやすく効率的な生産体制を構築する設備導入としております。
[画像1: https://prtimes.jp/i/63791/20/resize/d63791-20-4b2f5294de29520b1e9f-6.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/63791/20/resize/d63791-20-8b8aa1e0bacaf53dad90-4.png ]
● 新設された設備の特長
被災前の設備は、1980年代に量的拡大を目指した、4フィート巾圧延機を中心とした大量生産型設備でしたが、被災した設備の復旧においては、第11次経営計画のビジョン『「人と地球にやさしい新たな価値を共創するMulti & Hybrid Material企業」〜多種多様な素材を圧延・複合成形することで、最終製品に要求される性能を素材で実現し人と地球の未来に貢献します〜』に基づき、2フィート巾高性能万能型圧延機を中心とした設備導入を図り、将来の新たなニーズに対応する新技術・新製品を創出し、事業構造の変革を目指してまいります。
(高性能万能型圧延機)
2フィート巾ながら板橋工場内で最もパワーを有した圧延機であり、原料メーカーより購入している熱延板の中間圧延処理を効率よく処理できる設計としています。
更に、電力の効率化、形状・板厚・表面品質の各制御に最新の技術を導入し、特に安全面では、二度と火災を起こさない決意のもとに、消火設備など安全設備の強化を徹底することで、安全で働きやすく効率的な生産体制を実現する圧延機となっております。
[画像3: https://prtimes.jp/i/63791/20/resize/d63791-20-f8f1e286557a9c35a22c-7.png ]
(原料切断機)
被災後は、製鋼メーカーをはじめコイルセンター各社で行ってきた原料切断(4フィート巾⇒2フィート巾)を、新ライン稼働により当社内で全量処理が可能となります。
また、ステンレス鋼だけではなく特殊鋼の切断も可能とし、処理対象材の拡大を図りました。
更に、カッター組み換え作業効率化および張力負荷方法最適化等の各種付帯機器を装備し、作業性・表面品質の向上を実現しました。
(コイルビルドアップライン)
圧延機で発生する端末部のロスを削減するために、リーダー材を溶接することで歩留の向上を進めてまいります。
更に、新コイルビルドアップラインは、ホットコイルの取り扱いにおけるリスクを回避する安全な機構に改良し、リーダー材やコイル材の自動搬送により作業の効率化を実現しました。
● 再発防止への取り組み
この度の火災では、工場近隣の皆様、関係省庁、取引先の皆様をはじめ、関係各位におかれましては、多大なるご迷惑とご心配をおかけし深くお詫び申し上げます。本件火災を真摯に受け止め、関係各位の皆様からの信頼を回復する事が出来る様、今後も再発防止※5に取り組んでまいります。
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※5 参考 2020年6月23日付プレスリリース
当社板橋工場における火災発生について(第五報)(火災発生原因調査について)
https://www.nipponkinzoku.co.jp/info/15923.html
● 第11次経営計画「NIPPON KINZOKU 2030」のビジョンについて
本設備の稼働は、第11次経営計画「NIPPON KINZOKU 2030」のビジョンに沿い、加速する技術や環境の変化に対応し、成長を持続する事業構造の変革を目指す長期計画において、この第三圧延工場の復旧は、極めて重要な位置づけにあり、2030年までの10カ年計画「NIPPON KINZOKU 2030」を牽引してまいります。
【本リリースに関するお問い合わせ先】
日本金属株式会社 総務部
TEL:03-5765-8100
Mail:soumu@nipponkinzoku.co.jp