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関西学院大学・初の脱炭素演習科目の実施に今年も継続して協力

次世代のGX人材育成をサポート




一般社団法人Green innovation(代表理事:菅原聡、理事/共同代表:坂野晶)は関西学院大学(学校法人関西学院)にて初の脱炭素をテーマに掲げた演習科目「PBL特別演習012 『Green innovation』」(2023年度より開講)の実施に、2024年度も引き続き協力することを発表しました。専門的な見地から本科目のプログラム構築や運営に関与します。

本演習科目は脱炭素の実現に必要な、社会の構造変化を生むイノベーションを探究するもので、昨年度はグリーントランスフォーメーション(GX)に関する講義のほか、経済産業省や世界銀行などのゲスト講師による講義、またフィールドワークとして、ヤンマーホールディングス株式会社と岩谷産業株式会社を訪問するなどして、GXに関する基礎学習はもちろん、実践現場への訪問や多様なアクターとの意見交換により、脱炭素人材としての基礎的な理解や多角的な視座を養いました。本講座を受講した学生は、受講後にゲスト講師のフィールドにて調査事業に参画したり、同じくゲスト講師の活動地域である長野県小布施町の地域おこし協力隊インターンとして現地で2か月間活動したりするなど、実際に現場にて活躍する実践活動にも繋がっています。

本年は農林水産省などの新たなゲスト講師が加わるとともに、フィールドワークの訪問先として新たな事業分野における企業(株式会社ピエクレックス、六甲バター株式会社)が参画予定です。講座内に留まらない繋がりと、学生が飛躍する機会の創出が期待されます。

本科目を主宰する坂野晶(理事・共同代表|関西学院大学総合政策学部卒業)は次のように語っています。
「脱炭素は個人のライフスタイルから経済活動の全サプライチェーン、福祉や税制まであらゆる分野を横断する広い視野と知識が求められるテーマであり、何より今後の社会を担う大学生にとって未来を考えるための重要なテーマです。開講2年目となる2024年度も、継続して実施できることを嬉しく思います。本年度も多彩なゲスト講師や企業のお力添えを得て、本科目を実施してまいります。本科目の履修生が脱炭素人材として世界を舞台に活躍することを期待しています」。

■概要
〔科目名称〕 PBL特別演習012 『Green innovation』
〔履修対象者〕 全学部生
〔定員〕 75名
〔開講学期〕 春学期集中
〔授業内容〕 GX概論に関する講義・企業等でのフィールドワークおよび関係者との意見交換等 
〔担当者〕 坂野 晶、浦田 修伍、向井 光太郎

〔ゲスト講師〕 
1.前田 雄大 氏(株式会社みなかみSOUL)
2.続橋 亮 氏(農林水産省 みどりの食料システム戦略グループ地球環境対策室 室長)
3.山東 晃大 氏(公益財団法人自然エネルギー財団 上級研究員)
4.一芝 省吾 氏(三菱重工業株式会社 成長推進室 事業開発部 エナジートランジショングループ 上席主任)
5.林 志洋 氏 (長野県小布施町 総合政策推進専門官/ショクバイ株式会社 代表取締役)
6.川野 輝之 氏(株式会社ECOMMIT 最高経営責任者[CEO])

〔訪問先企業〕 
1.株式会社ピエクレックス
株式会社ピエクレックスは、村田製作所と帝人フロンティアの共同出資により誕生した合弁会社です。「 “でんき(電気)のせんい(繊維)” で世界を変える」を企業ビジョンとしています。 持続可能な社会の実現には、地球と人のどちらにもやさしいテクノロジーや取り組みが欠かせません。そこで私たちは、村田製作所の「でんき」、帝人フロンティアの「せんい」、それぞれが得意とする技術分野を融合して新素材「電気の繊維」 ピエクレックスを開発しました。 高い環境保全性と従来にない性能をもつピエクレックスを、アパレル・ヘルスケア・一般消費財・産業財等に応用することにより、「着るだけ・使うだけ」で誰もが地球と人にやさしい未来に貢献できる世界を実現します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/84627/20/resize/d84627-20-9ddc8efbbd679c101792-0.jpg ]

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2.六甲バター株式会社
「健康で、明るく、楽しい食文化の提供によって社会に貢献する」という経営理念のもと、Q・B・Bブランドで多彩なチーズ商品の製造販売やナッツ等の販売を手掛けています。 世界初となるスティックチーズや、日本初となる個包装のスライスチーズを開発・販売するなど、チーズ食文化の創造に貢献してきました。 最近では、食の「多様性・持続性」に貢献するべく、動物性原料を使わないプラントベースチーズ(植物性食品)の開発に取組んでいます。 環境面での取組みとして、2030年までに工場からのチーズ廃棄量ゼロを目指し、廃棄チーズをアップサイクルして新たな価値を創り、循環させる「Q・B・Bエコシステム」を構想しています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/84627/20/resize/d84627-20-267c79acbb459f1dc87a-0.png ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/84627/20/resize/d84627-20-1d81cd08f7af35c0efa4-0.png ]
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