BEE ACCELERATE FUND2 LPへのLP投資について
[24/06/29]
提供元:PRTIMES
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・国内事業会社等とインド・東南アジアのスタートアップとのオープンイノベーション促進
・「日本アングル」を戦略とするインド及び東南アジアのファンドマネージャーの育成
・Society 5.0に向けた新規事業の創造の推進
株式会社産業革新投資機構(本社:東京都港区、代表取締役社長:横尾敬介、以下「JIC」)は、BEENEXT Capital Management Pte. Ltd.(以下「BEENEXT」)が運営し、主にインドや東南アジアにおける、グロースステージのフィンテック、Eコマース、マーケットプレイス等のテクノロジー関連分野における新興企業を幅広く投資対象とするファンドであるBEE ACCELERATE FUND2 LP(以下「BAF2」)に対し、30百万USドルのLP投資を行うことを決定しましたのでお知らせします。
JICはオープンイノベーションによる企業の成長と競争力強化に対する資金供給を通じて民間投資の促進や投資人材の育成等を行い、我が国の次世代産業を支えるリスクマネーの好循環の創出をミッションとしています。
JIC はミッション達成のため、民間ファンドへの LP 投資や傘下のファンドによる企業等への投資を通じて政策的に意義のある事業分野への投資を行います。
BAF2に対するLP投資について
(1) JICの投資基準
JICの投資基準*では「Society5.0に向けた新規事業の創造の推進」が重点投資分野として挙げられています。具体的には「AI、IoT、ロボットといった第四次産業革命に関する技術の社会実装の他、バイオ・創薬・ヘルスケア、モビリティ、宇宙、素材、電子デバイス等の国際競争力を持ちうる事業分野」に対する長期かつ大規模なリスクマネー供給が必要とされています。
※https://www.j-ic.co.jp/jp/investment/criteria/
(2) 投資分野の現状
Society5.0に向けた新規事業の創造に関しては、第四次産業革命等を背景とした産業構造、国際的な競争条件の急激な変化に迅速に対応し、社会課題の解決に貢献する事業を創出していくことが必要とされています。この対応のためには、国内事業会社等が研究開発や事業開発における自前主義から脱却し、産業や組織を超えたオープンイノベーションに積極的に取り組むことが期待されています。
こうした国内事業会社等のオープンイノベーションを促進するためには、日本の事業会社等と、先端的な技術や新しいビジネスモデル等を有する海外の有望なスタートアップとの連携を支援する「日本アングル」を戦略とするベンチャーキャピタルが両者の架け橋として機能することが有効となります。他方、こうした「日本アングル」を戦略として掲げ、成長市場であるインド・東南アジア地域のスタートアップを投資対象とする有力なファンドマネージャーは限定的であるのが現状です。
(3) BAF2について
BAF2は、主にインド・東南アジア地域における、フィンテック、Eコマース、マーケットプレイス等の幅広いテクノロジーセクターのスタートアップに対して投資を行います。
BAF2の投資管理会社であるBEENEXTは、投資先のバリューアップ、LPサポートの観点から、日本の事業会社等とインド・東南アジアの有望なスタートアップとを繋ぐ活動を積極的に行っています。加えて、起業家・LP等を対象としたコミュニティ形成活動等を通じ、日本の事業会社等のインド・東南アジアのネットワーク拡大を実現してきた実績を有しています。
JICはBAF2へのLP出資により、日本の事業会社等とインド及び東南アジアの有望なスタートアップとの事業提携等を通じたオープンイノベーションが促進され、新規事業・新規産業の創造の推進につながることを期待します。
BEENEXTは、主にインド・東南アジアのスタートアップを投資対象とするファンドの投資管理会社として、日本の事業会社等と先端的な技術や新しいビジネスモデル等を有するインド・東南アジアの有望なスタートアップとの連携を促進し、日本の事業会社等によるインド・東南アジア市場への参入や事業拡大を支援するほか、新たな技術やビジネスモデルの日本市場への導入を支援するといった「日本アングル」を戦略に有する数少ないファンドマネージャーの一つです。JIC は、BAF2へのLP出資および支援を通じて、BEENEXTのプレゼンスが向上し、BEENEXTが運営するファンドへの日本の事業会社等からの投資拡大、ひいてはBEENEXTと同様の戦略を有するファンドマネージャーの増加につながることも期待しています。
<BAF2>
名称 :BEE ACCELERATE FUND2 LP
設立 :2022年
存続期間:10年(最長2年間の延長が可能)
GP :BEE ACCELERATE FUND2 GP
<BEENEXT会社概要>
名称 :BEENEXT Capital Management Pte. Ltd.
設立 :2016年
所在地 :シンガポール
代表者 :CEO 佐藤 輝英
(参考)JIC のファンド投資戦略
[画像: https://prtimes.jp/i/126311/20/resize/d126311-20-46f28753b7ea0e7044e6-0.png ]
(参考)JIC のLP投資のねらい
(1)企業の成長と競争力強化に向けたリスクマネー供給の「呼び水」
産業競争力強化の観点から重要であるものの、民間投資資金が不足している分野(投資戦略、セクター、ステージ、地域等)への資金供給を行い、短期及び中長期的な民間投資資金の「呼び水」となることを企図します。
(2)リスクマネーの好循環を支える多様な投資チーム・投資人材・投資戦略の創出
1.投資チーム
JICからの投資を通じて、ファンドの運用チーム(運用会社)の経験値とトラックレコードを積み上げ、投資家への対応力を上げることで、次号ファンド以降機関投資家(年金・海外投資家等)からのリスクマネー仲介の担い手としての成長を促進します。
2.投資人材
JVCA(一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会)等の業界団体、機関投資家、投資先運用者の協力を得ながら、運用者におけるベストプラクティスの研究・導入、投資人材の育成を支援します。
3.投資戦略
日本に定着している戦略以外の戦略でも、ファンド設立等に対しJICがLP投資することで市場に多様性と厚みを付加します。
株式会社産業革新投資機構(JIC)について
JIC は2018 年 9 月、産業競争力強化法に基づき発足した投資会社です。JICは、Society5.0に向けた新規事業の創造の推進、ユニコーンベンチャーの創出、地方に眠る将来性ある技術の活用、産業や組織の枠を超えた事業再編の促進、を重点投資分野としています。これらの分野に対し、傘下のファンドや民間ファンドへの LP 投資を通じてリスクマネーを供給することで、我が国におけるオープンイノベーションを推進し、我が国産業の競争力強化や投資エコシステムの拡大に貢献することを目指しています。
・「日本アングル」を戦略とするインド及び東南アジアのファンドマネージャーの育成
・Society 5.0に向けた新規事業の創造の推進
株式会社産業革新投資機構(本社:東京都港区、代表取締役社長:横尾敬介、以下「JIC」)は、BEENEXT Capital Management Pte. Ltd.(以下「BEENEXT」)が運営し、主にインドや東南アジアにおける、グロースステージのフィンテック、Eコマース、マーケットプレイス等のテクノロジー関連分野における新興企業を幅広く投資対象とするファンドであるBEE ACCELERATE FUND2 LP(以下「BAF2」)に対し、30百万USドルのLP投資を行うことを決定しましたのでお知らせします。
JICはオープンイノベーションによる企業の成長と競争力強化に対する資金供給を通じて民間投資の促進や投資人材の育成等を行い、我が国の次世代産業を支えるリスクマネーの好循環の創出をミッションとしています。
JIC はミッション達成のため、民間ファンドへの LP 投資や傘下のファンドによる企業等への投資を通じて政策的に意義のある事業分野への投資を行います。
BAF2に対するLP投資について
(1) JICの投資基準
JICの投資基準*では「Society5.0に向けた新規事業の創造の推進」が重点投資分野として挙げられています。具体的には「AI、IoT、ロボットといった第四次産業革命に関する技術の社会実装の他、バイオ・創薬・ヘルスケア、モビリティ、宇宙、素材、電子デバイス等の国際競争力を持ちうる事業分野」に対する長期かつ大規模なリスクマネー供給が必要とされています。
※https://www.j-ic.co.jp/jp/investment/criteria/
(2) 投資分野の現状
Society5.0に向けた新規事業の創造に関しては、第四次産業革命等を背景とした産業構造、国際的な競争条件の急激な変化に迅速に対応し、社会課題の解決に貢献する事業を創出していくことが必要とされています。この対応のためには、国内事業会社等が研究開発や事業開発における自前主義から脱却し、産業や組織を超えたオープンイノベーションに積極的に取り組むことが期待されています。
こうした国内事業会社等のオープンイノベーションを促進するためには、日本の事業会社等と、先端的な技術や新しいビジネスモデル等を有する海外の有望なスタートアップとの連携を支援する「日本アングル」を戦略とするベンチャーキャピタルが両者の架け橋として機能することが有効となります。他方、こうした「日本アングル」を戦略として掲げ、成長市場であるインド・東南アジア地域のスタートアップを投資対象とする有力なファンドマネージャーは限定的であるのが現状です。
(3) BAF2について
BAF2は、主にインド・東南アジア地域における、フィンテック、Eコマース、マーケットプレイス等の幅広いテクノロジーセクターのスタートアップに対して投資を行います。
BAF2の投資管理会社であるBEENEXTは、投資先のバリューアップ、LPサポートの観点から、日本の事業会社等とインド・東南アジアの有望なスタートアップとを繋ぐ活動を積極的に行っています。加えて、起業家・LP等を対象としたコミュニティ形成活動等を通じ、日本の事業会社等のインド・東南アジアのネットワーク拡大を実現してきた実績を有しています。
JICはBAF2へのLP出資により、日本の事業会社等とインド及び東南アジアの有望なスタートアップとの事業提携等を通じたオープンイノベーションが促進され、新規事業・新規産業の創造の推進につながることを期待します。
BEENEXTは、主にインド・東南アジアのスタートアップを投資対象とするファンドの投資管理会社として、日本の事業会社等と先端的な技術や新しいビジネスモデル等を有するインド・東南アジアの有望なスタートアップとの連携を促進し、日本の事業会社等によるインド・東南アジア市場への参入や事業拡大を支援するほか、新たな技術やビジネスモデルの日本市場への導入を支援するといった「日本アングル」を戦略に有する数少ないファンドマネージャーの一つです。JIC は、BAF2へのLP出資および支援を通じて、BEENEXTのプレゼンスが向上し、BEENEXTが運営するファンドへの日本の事業会社等からの投資拡大、ひいてはBEENEXTと同様の戦略を有するファンドマネージャーの増加につながることも期待しています。
<BAF2>
名称 :BEE ACCELERATE FUND2 LP
設立 :2022年
存続期間:10年(最長2年間の延長が可能)
GP :BEE ACCELERATE FUND2 GP
<BEENEXT会社概要>
名称 :BEENEXT Capital Management Pte. Ltd.
設立 :2016年
所在地 :シンガポール
代表者 :CEO 佐藤 輝英
(参考)JIC のファンド投資戦略
[画像: https://prtimes.jp/i/126311/20/resize/d126311-20-46f28753b7ea0e7044e6-0.png ]
(参考)JIC のLP投資のねらい
(1)企業の成長と競争力強化に向けたリスクマネー供給の「呼び水」
産業競争力強化の観点から重要であるものの、民間投資資金が不足している分野(投資戦略、セクター、ステージ、地域等)への資金供給を行い、短期及び中長期的な民間投資資金の「呼び水」となることを企図します。
(2)リスクマネーの好循環を支える多様な投資チーム・投資人材・投資戦略の創出
1.投資チーム
JICからの投資を通じて、ファンドの運用チーム(運用会社)の経験値とトラックレコードを積み上げ、投資家への対応力を上げることで、次号ファンド以降機関投資家(年金・海外投資家等)からのリスクマネー仲介の担い手としての成長を促進します。
2.投資人材
JVCA(一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会)等の業界団体、機関投資家、投資先運用者の協力を得ながら、運用者におけるベストプラクティスの研究・導入、投資人材の育成を支援します。
3.投資戦略
日本に定着している戦略以外の戦略でも、ファンド設立等に対しJICがLP投資することで市場に多様性と厚みを付加します。
株式会社産業革新投資機構(JIC)について
JIC は2018 年 9 月、産業競争力強化法に基づき発足した投資会社です。JICは、Society5.0に向けた新規事業の創造の推進、ユニコーンベンチャーの創出、地方に眠る将来性ある技術の活用、産業や組織の枠を超えた事業再編の促進、を重点投資分野としています。これらの分野に対し、傘下のファンドや民間ファンドへの LP 投資を通じてリスクマネーを供給することで、我が国におけるオープンイノベーションを推進し、我が国産業の競争力強化や投資エコシステムの拡大に貢献することを目指しています。