NHK総合 4月19日(土)21:00よりスタート! 土曜ドラマ『ロング・グッドバイ』 「あまちゃん」音楽を手掛けた大友良英が表現したハードボイルドな音楽に注目!
[14/04/09]
提供元:PRTIMES
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NHK総合では、土曜ドラマ『ロング・グッドバイ』を4月19日(土)より5週連続で放送開始します。
ハードボイルド小説の名作と称される、レイモンド・チャンドラー原作の『ロング・グッドバイ』をNHKがドラマ化。デビューから25年で連続ドラマ初主演となる浅野忠信が主人公・増沢磐二を演じ、正しい道だけを選んで生きていく困難さとその意義を伝えていきます。
浅野忠信だけでなく、綾野剛・小雪・古田新太など個性的なキャストで贈る本ドラマ。音楽を担当するのは、連続テレビ小説「あまちゃん」の音楽を手掛けた大友良英です。これまでも映画音楽家として、「きいろいゾウ」「色即ぜねれいしょん」「アイデン&ティティ」など数多くの作品を手掛けてきた実力派。
ポップな「あまちゃん」の世界観から一転、今回のドラマでは「ハードボイルド感をどう音楽で表現していくか」が大きなテーマと語った大友氏。実際に撮影現場に自ら足を運び、役者の動きや主人公・増沢磐二の部屋・小道具・衣裳、心理描写などからヒントを得て作曲した音楽は、豪華キャストとスタッフと共に作品を盛り上げます。
ここでは、大友氏のドラマ音楽にかける想いを特別に紹介します。
■大友良英インタビュー
・『ロング・グッドバイ』音楽を作曲するにあたり、意識したことは?
ドラマの時代設定は戦後間もなくですが、脚本を読み、現場を見て、現在にも通じるハードボイルドだと思いました。音楽でも、今どきのハードボイルド感が伝わるよう意識しました。
・大友さんが考えるハードボイルドとはどのようなものでしょうか。
自分のルールをかたくなに貫く生き様が、私にとってのハードボイルド。大人になって、小さい頃に憧れたハードボイルドな世界は現実にはなかなかないけれど、「スジを通す生き方」に私はハードボイルドを感じます。
・出演者や制作スタッフと会った時の印象をお聞かせください。
出演者みなさんがとにかく格好良いので、圧倒されました。それに負けないくらい私も全力でハードボイルドな音楽を表現したいとインスパイアされました。脚本の渡辺あやさんが言った「男は格好良くあってほしい」という言葉が忘れられません。
・「あまちゃん」と『ロング・グッドバイ』の作曲でのアプローチの違いをお聞かせください。
「あまちゃん」とは全く違うクールなスイッチを入れて作曲しました。「あまちゃん」は、バラバラの個性がひとつにならずにアンサンブルを組むような感じを目指しましたが、『ロング・グッドバイ』は、一匹狼たちの個性的な声が、ストーリーの中で独特の意味を持つようにしました。観ている皆さんに音楽でもハードボイルド感が伝わるようやりきりました。
■大友良英 プロフィール
音楽家 1959年横浜生まれ。十代を福島市で過ごす。
常に同時進行かつインディペンデントに即興演奏やノイズ的な作品からポップスに至るまで多種多様な音楽をつくり続け、その活動範囲は世界中におよぶ。映画音楽家としても数多くの映像作品の音楽を手がけ、その数は70作品を超える。
近年は「アンサンブルズ」の名のもとさまざまな人たちとのコラボレーションを軸に展示する音楽作品や特殊形態のコンサートを手がけると同時に、障害のある子どもたちとの音楽ワークショップや一般参加型のプロジェクトにも力をいれている。
2011年の東日本大震災を受け、遠藤ミチロウ、和合亮一とともにプロジェクトFUKUSHIMA ! を立ち上げ、この活動で2012年には芸術選奨文部科学大臣賞芸術振興部門を受賞、現在も活動を継続中。2013年にはNHK朝の連続ドラマ「あまちゃん」の音楽を手がけ、レコード大賞作曲賞等数多くの賞を受賞する。著書に『MUSICS』(岩波書店)、『シャッター商店街と線量計』(青土社)等がある。
■番組概要
【放送予定】
2014年4月19日(土)〜5月17日(土)
NHK総合・毎週土曜日 午後9時〜9時58分(連続5回)
【原作】 レイモンド・チャンドラー『ロング・グッドバイ』
【脚本】 渡辺あや
【音楽】 大友良英
【スタイリスト】 北村道子
【出演】
浅野忠信 綾野剛 小雪 古田新太 冨永愛 太田莉菜 滝藤賢一
田口トモロヲ 福島リラ 岩松 了 高橋 努 でんでん 泉澤祐希 やべきょうすけ
堀部圭亮 渡辺大知 石田えり 遠藤憲一 吉田鋼太郎 柄本明 ほか
【演出】 堀切園健太郎(NHKエンタープライズ)
【制作統括】 城谷厚司(NHKエンタープライズ)、谷口卓敬(NHK)
【物語】
舞台は1950年代半ばの東京。女優・原田志津香(太田莉菜)の夫・保(たもつ・綾野剛)は妻殺しの容疑をかけられ、逃亡先の台湾で自殺を遂げた。保の親友で私立探偵の増沢磐二(ばんじ・浅野忠信)は、彼の死に疑問を抱くが、事件は時の権力者でメディア王でもある原田平蔵(柄本明)の手でもみ消される。その後別の事件で原田家の隣人達と関わるようになった磐二は、酒に溺れた小説家・上井戸譲治(古田新太)や出版社の編集者(田口トモロヲ)、殺された志津香の姉(冨永愛)などを巻き込みながら事件の核心を握る絶世の美女・亜以子(小雪)にたどり着く。事件は決着したかに見えたのだが…。
ハードボイルド小説の名作と称される、レイモンド・チャンドラー原作の『ロング・グッドバイ』をNHKがドラマ化。デビューから25年で連続ドラマ初主演となる浅野忠信が主人公・増沢磐二を演じ、正しい道だけを選んで生きていく困難さとその意義を伝えていきます。
浅野忠信だけでなく、綾野剛・小雪・古田新太など個性的なキャストで贈る本ドラマ。音楽を担当するのは、連続テレビ小説「あまちゃん」の音楽を手掛けた大友良英です。これまでも映画音楽家として、「きいろいゾウ」「色即ぜねれいしょん」「アイデン&ティティ」など数多くの作品を手掛けてきた実力派。
ポップな「あまちゃん」の世界観から一転、今回のドラマでは「ハードボイルド感をどう音楽で表現していくか」が大きなテーマと語った大友氏。実際に撮影現場に自ら足を運び、役者の動きや主人公・増沢磐二の部屋・小道具・衣裳、心理描写などからヒントを得て作曲した音楽は、豪華キャストとスタッフと共に作品を盛り上げます。
ここでは、大友氏のドラマ音楽にかける想いを特別に紹介します。
■大友良英インタビュー
・『ロング・グッドバイ』音楽を作曲するにあたり、意識したことは?
ドラマの時代設定は戦後間もなくですが、脚本を読み、現場を見て、現在にも通じるハードボイルドだと思いました。音楽でも、今どきのハードボイルド感が伝わるよう意識しました。
・大友さんが考えるハードボイルドとはどのようなものでしょうか。
自分のルールをかたくなに貫く生き様が、私にとってのハードボイルド。大人になって、小さい頃に憧れたハードボイルドな世界は現実にはなかなかないけれど、「スジを通す生き方」に私はハードボイルドを感じます。
・出演者や制作スタッフと会った時の印象をお聞かせください。
出演者みなさんがとにかく格好良いので、圧倒されました。それに負けないくらい私も全力でハードボイルドな音楽を表現したいとインスパイアされました。脚本の渡辺あやさんが言った「男は格好良くあってほしい」という言葉が忘れられません。
・「あまちゃん」と『ロング・グッドバイ』の作曲でのアプローチの違いをお聞かせください。
「あまちゃん」とは全く違うクールなスイッチを入れて作曲しました。「あまちゃん」は、バラバラの個性がひとつにならずにアンサンブルを組むような感じを目指しましたが、『ロング・グッドバイ』は、一匹狼たちの個性的な声が、ストーリーの中で独特の意味を持つようにしました。観ている皆さんに音楽でもハードボイルド感が伝わるようやりきりました。
■大友良英 プロフィール
音楽家 1959年横浜生まれ。十代を福島市で過ごす。
常に同時進行かつインディペンデントに即興演奏やノイズ的な作品からポップスに至るまで多種多様な音楽をつくり続け、その活動範囲は世界中におよぶ。映画音楽家としても数多くの映像作品の音楽を手がけ、その数は70作品を超える。
近年は「アンサンブルズ」の名のもとさまざまな人たちとのコラボレーションを軸に展示する音楽作品や特殊形態のコンサートを手がけると同時に、障害のある子どもたちとの音楽ワークショップや一般参加型のプロジェクトにも力をいれている。
2011年の東日本大震災を受け、遠藤ミチロウ、和合亮一とともにプロジェクトFUKUSHIMA ! を立ち上げ、この活動で2012年には芸術選奨文部科学大臣賞芸術振興部門を受賞、現在も活動を継続中。2013年にはNHK朝の連続ドラマ「あまちゃん」の音楽を手がけ、レコード大賞作曲賞等数多くの賞を受賞する。著書に『MUSICS』(岩波書店)、『シャッター商店街と線量計』(青土社)等がある。
■番組概要
【放送予定】
2014年4月19日(土)〜5月17日(土)
NHK総合・毎週土曜日 午後9時〜9時58分(連続5回)
【原作】 レイモンド・チャンドラー『ロング・グッドバイ』
【脚本】 渡辺あや
【音楽】 大友良英
【スタイリスト】 北村道子
【出演】
浅野忠信 綾野剛 小雪 古田新太 冨永愛 太田莉菜 滝藤賢一
田口トモロヲ 福島リラ 岩松 了 高橋 努 でんでん 泉澤祐希 やべきょうすけ
堀部圭亮 渡辺大知 石田えり 遠藤憲一 吉田鋼太郎 柄本明 ほか
【演出】 堀切園健太郎(NHKエンタープライズ)
【制作統括】 城谷厚司(NHKエンタープライズ)、谷口卓敬(NHK)
【物語】
舞台は1950年代半ばの東京。女優・原田志津香(太田莉菜)の夫・保(たもつ・綾野剛)は妻殺しの容疑をかけられ、逃亡先の台湾で自殺を遂げた。保の親友で私立探偵の増沢磐二(ばんじ・浅野忠信)は、彼の死に疑問を抱くが、事件は時の権力者でメディア王でもある原田平蔵(柄本明)の手でもみ消される。その後別の事件で原田家の隣人達と関わるようになった磐二は、酒に溺れた小説家・上井戸譲治(古田新太)や出版社の編集者(田口トモロヲ)、殺された志津香の姉(冨永愛)などを巻き込みながら事件の核心を握る絶世の美女・亜以子(小雪)にたどり着く。事件は決着したかに見えたのだが…。