日本企業の成功事例から学ぶグローバル人事・採用の重要性
[14/05/20]
提供元:PRTIMES
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ヘイズ・ジャパン 【グローバル人事・採用エキスパートのための専門誌「ヘイズ・ジャーナル」第7号より】
【2014年5月20日】 グローバル人材紹介会社のヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(本社:港区、リージョナル・ディレクター ジョナサン・サンプソン、以下ヘイズ・ジャパン)は、同社が刊行している人事・採用専門誌「ヘイズ・ジャーナル」最新号(5月7日発行、第7号)に掲載された「Rising in the East: East Asia’s Global Influence(世界へ進出する東アジアの企業群)」という特集記事を、日本独自の視点で考察した論説を発表しました。
日本、韓国、中国、台湾など、東アジアのグローバル企業は、それぞれが培った独自のビジネス手法を活用しながら海外における事業拡大を加速しています。日産、キヤノン、サムスンなど、グローバルに成功しているアジア企業は、日本や韓国における伝統的な価値観に、進出各国の現実・背景をふまえた新たな視点を取り入れることにより、グローバル企業として世界から認められる独自の企業文化を築いてきました。
欧米とは異なる企業文化をもつアジア企業がグローバル規模で成功する中、今や欧米企業はアジア企業の成功事例を検証し、自らの海外展開にアジア企業のビジネス手法を取り入れようとしています。
例えば、航空機メーカー最大手のボーイング社は、日本の自動車産業から生まれた生産管理手法「リーン方式」を採用し、継続的な改革を表す「KAIZEN(改善)」という言葉も導入しました。今や「KAIZEN」は、欧米企業の中で定着した共通言語となっています。
また、日本の企業文化においては、組織構成とプロセスが明確に定義付けされているので、海外進出の際にも、その行動形式や階層構造をそのまま移管できるというメリットもあります。
ヘイズ・ジャパン日本代表であるリージョナル・ディレクターのジョナサン・サンプソンは、東アジア企業の海外における成功事例を検証した上で、人事・採用の視点で学ぶべき事柄について次のように述べています。
「海外展開で成功している東アジア企業から学ぶべき点は、現地の市場環境や文化を的確に理解した上で、各国における顧客の多様性(ダイバーシティ)を十分に考慮し、それらに対応できる優秀な現地スタッフを採用している事です。」
「一方、採用企業側にとって難しいのは、海外オフィスで現地スタッフを採用しつつ、本国本社が培ってきた企業文化の本質的価値や文化的特徴をいかに維持していくかという点にあります。グローバル企業における人事部門の重要性は、世界各地の文化的な価値観を配慮しつつ、同時に現地のビジネス慣習を尊重するための統合的役割にあるのです。
これは非常に難しい課題ではありますが、この課題を解決することによって、各国の文化やビジネス習慣に柔軟に対応できる世界共通の企業文化を構築することができます。このようなプロセスに対処することが、グローバル市場で成功する鍵となります。」
世界各国に広がる海外支社との連携によるグローバル人材紹介を強みとするヘイズ・ジャパンでは、景気回復を見据えた企業の求人数増加に伴う急速な事業拡大を目指し、今年3月に本社を六本木一丁目(泉ガーデンタワー)に移転いたしました。ヘイズ・ジャパンでは、日本国内における外資系グローバル人材紹介会社のリーディングカンパニーとして、今後もますます積極的な事業拡大に取り組んでいく方針です。
以上
本件に関する記事全文(英語)は、ヘイズが世界各国で年2回刊行しているグローバル人事・採用専門誌「ヘイズ・ジャーナル」最新号(www.hays-journal.com)の中でご覧いただけます。またウェブサイト内では、同号から抜粋した一部記事の和訳記事も近日中に公開する予定です。
ヘイズ・グループは、専門性の高いプロフェッショナルを対象に人材紹介サービスを提供しているリクルートメントのグローバル・エキスパートです。
報道関係者からのお問合せ先:
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(広報代行:エムキュービック)
森下真千子 090 4666 4166 m_morishita@mcubique.com
ヘイズ・グループについて:
ヘイズ・グループは、グローバルな人材サービスを提供するスペシャリストの人材紹介会社です。2013年12月31日現在、世界33カ国*、240の拠点、20のエキスパート分野において、8,000人超の従業員が経験とスキルを備えた人材サービスをグローバルに提供しています。
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社について:
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社は、ヘイズ・グループの日本法人として2001年に東京で設立されました。同社は日本で唯一、日本本社、新宿支店、大阪支店の3つの国内拠点を有する外資系人材紹介会社です。「経理・財務」、「金融」、「ファイナンス・テクノロジー」、「人事」、「ヘイズ・タレント・ソリューション」、「IT」、「保険」、「法務」、「ライフ・サイエンス」、「オフィス・プロフェッショナル」、「不動産関連」、「セールス&マーケティング」、「サプライチェーン」の13の専門分野に精通したコンサルタントが豊富な知識と経験をもとに、正社員から契約・派遣社員まで、企業の人材採用や個人のキャリアアップを支援しています。
*日本、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チリ、コロンビア、中国、チェコ共和国、デンマーク、フランス、ドイツ、香港、ハンガリー、インド、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、マレーシア、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ポーランド、ポルトガル、ロシア、シンガポール、スペイン、スウェーデン、スイス、アラブ首長国連邦、イギリス、アメリカ
【2014年5月20日】 グローバル人材紹介会社のヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(本社:港区、リージョナル・ディレクター ジョナサン・サンプソン、以下ヘイズ・ジャパン)は、同社が刊行している人事・採用専門誌「ヘイズ・ジャーナル」最新号(5月7日発行、第7号)に掲載された「Rising in the East: East Asia’s Global Influence(世界へ進出する東アジアの企業群)」という特集記事を、日本独自の視点で考察した論説を発表しました。
日本、韓国、中国、台湾など、東アジアのグローバル企業は、それぞれが培った独自のビジネス手法を活用しながら海外における事業拡大を加速しています。日産、キヤノン、サムスンなど、グローバルに成功しているアジア企業は、日本や韓国における伝統的な価値観に、進出各国の現実・背景をふまえた新たな視点を取り入れることにより、グローバル企業として世界から認められる独自の企業文化を築いてきました。
欧米とは異なる企業文化をもつアジア企業がグローバル規模で成功する中、今や欧米企業はアジア企業の成功事例を検証し、自らの海外展開にアジア企業のビジネス手法を取り入れようとしています。
例えば、航空機メーカー最大手のボーイング社は、日本の自動車産業から生まれた生産管理手法「リーン方式」を採用し、継続的な改革を表す「KAIZEN(改善)」という言葉も導入しました。今や「KAIZEN」は、欧米企業の中で定着した共通言語となっています。
また、日本の企業文化においては、組織構成とプロセスが明確に定義付けされているので、海外進出の際にも、その行動形式や階層構造をそのまま移管できるというメリットもあります。
ヘイズ・ジャパン日本代表であるリージョナル・ディレクターのジョナサン・サンプソンは、東アジア企業の海外における成功事例を検証した上で、人事・採用の視点で学ぶべき事柄について次のように述べています。
「海外展開で成功している東アジア企業から学ぶべき点は、現地の市場環境や文化を的確に理解した上で、各国における顧客の多様性(ダイバーシティ)を十分に考慮し、それらに対応できる優秀な現地スタッフを採用している事です。」
「一方、採用企業側にとって難しいのは、海外オフィスで現地スタッフを採用しつつ、本国本社が培ってきた企業文化の本質的価値や文化的特徴をいかに維持していくかという点にあります。グローバル企業における人事部門の重要性は、世界各地の文化的な価値観を配慮しつつ、同時に現地のビジネス慣習を尊重するための統合的役割にあるのです。
これは非常に難しい課題ではありますが、この課題を解決することによって、各国の文化やビジネス習慣に柔軟に対応できる世界共通の企業文化を構築することができます。このようなプロセスに対処することが、グローバル市場で成功する鍵となります。」
世界各国に広がる海外支社との連携によるグローバル人材紹介を強みとするヘイズ・ジャパンでは、景気回復を見据えた企業の求人数増加に伴う急速な事業拡大を目指し、今年3月に本社を六本木一丁目(泉ガーデンタワー)に移転いたしました。ヘイズ・ジャパンでは、日本国内における外資系グローバル人材紹介会社のリーディングカンパニーとして、今後もますます積極的な事業拡大に取り組んでいく方針です。
以上
本件に関する記事全文(英語)は、ヘイズが世界各国で年2回刊行しているグローバル人事・採用専門誌「ヘイズ・ジャーナル」最新号(www.hays-journal.com)の中でご覧いただけます。またウェブサイト内では、同号から抜粋した一部記事の和訳記事も近日中に公開する予定です。
ヘイズ・グループは、専門性の高いプロフェッショナルを対象に人材紹介サービスを提供しているリクルートメントのグローバル・エキスパートです。
報道関係者からのお問合せ先:
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(広報代行:エムキュービック)
森下真千子 090 4666 4166 m_morishita@mcubique.com
ヘイズ・グループについて:
ヘイズ・グループは、グローバルな人材サービスを提供するスペシャリストの人材紹介会社です。2013年12月31日現在、世界33カ国*、240の拠点、20のエキスパート分野において、8,000人超の従業員が経験とスキルを備えた人材サービスをグローバルに提供しています。
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社について:
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社は、ヘイズ・グループの日本法人として2001年に東京で設立されました。同社は日本で唯一、日本本社、新宿支店、大阪支店の3つの国内拠点を有する外資系人材紹介会社です。「経理・財務」、「金融」、「ファイナンス・テクノロジー」、「人事」、「ヘイズ・タレント・ソリューション」、「IT」、「保険」、「法務」、「ライフ・サイエンス」、「オフィス・プロフェッショナル」、「不動産関連」、「セールス&マーケティング」、「サプライチェーン」の13の専門分野に精通したコンサルタントが豊富な知識と経験をもとに、正社員から契約・派遣社員まで、企業の人材採用や個人のキャリアアップを支援しています。
*日本、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チリ、コロンビア、中国、チェコ共和国、デンマーク、フランス、ドイツ、香港、ハンガリー、インド、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、マレーシア、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ポーランド、ポルトガル、ロシア、シンガポール、スペイン、スウェーデン、スイス、アラブ首長国連邦、イギリス、アメリカ