【アンケート結果】子どもと保護者の英語学習に関する意識調査 /小・中学生の約6割(61.0%)が「英語が好き・得意」と回答
[22/07/26]
提供元:PRTIMES
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保護者が考える英語習得に必要なもの、1位「異文化への興味・好奇心」
小・中・高等学校向けの教科書を発行する光村図書出版株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:吉田直樹)は、「子どもと保護者の英語に関する意識調査」を実施いたしました。
本調査は、全国の小・中学生(小学校3年生〜中学校3年生)とその保護者を対象として、家庭における英語学習の状況や、英語に対する意識を調査・分析することを目的としています。
調査概要
調査名:子どもと保護者の英語学習に関する意識調査
対象者:小・中学校に通う児童・生徒の保護者(全国)
調査方法:インターネット調査(児童・生徒本人に聞き取り、保護者が回答)
調査期間:2022年6月13日〜6月15日
回答数:500名(小学校3年生〜6年生の保護者 287名 中学校1年生〜3年生の保護者 213名)
アンケート集計結果のポイント
●小・中学生の60.2%が、英語の家庭学習の際、「教科書」(「紙の教科書」または「学習者用デジタル教科書」)を好んで使っている。(Q2)
・小・中学生への「家庭で英語の学習をする際、どの教材・ツールを使うのが好きですか」という質問では、「紙の教科書」が約半数(48.4%)を占め、「学習者用デジタル教科書」(11.8%)と合わせると、全体の60.2%となった。
●小・中学生の約6割(61.0%)が「英語が好き・得意」と回答。一方、保護者の「(大人になった今)英語が好き・得意」という回答は約4割(37.8%)にとどまる。(Q6・Q10)
・小・中学生への「英語が好き、または得意だと感じていますか」という質問では、61.0%が「好き・得意」と回答。小学生だけ見ると、約3人に2人(64.8%)が「英語が好き・得意」と回答した。一方、保護者への「大人になった今、英語に対してどのように感じていますか」という質問では、62.2%が「苦手意識がある」と回答した。
●保護者として「子どもが英語を学習するうえで重視したいこと」、1位は「英語を好きになること」(37.8%)。(Q12)
・保護者への「お子さんが英語を学習するうえでもっとも重視したいことは何ですか」という質問では、1位が「英語を好きになること」(37.8%)、2位が「英語に苦手意識をもたないこと」(27.8%)という結果に。
●保護者にきいた「英語を身につけるために、もっとも必要なもの」、最多は「異文化への興味・好奇心」(30.4%)。(Q13)
・保護者への「英語を身につけるために、もっとも必要なものは何だと思いますか」という質問では、1位「異文化への興味・好奇心」(30.4%)、2位「間違いを恐れないこと」(19.4%)、3位「チャレンジ精神」(19.0%)となった。
アンケート集計結果
Q1.お子さんは家庭で英語の学習をする際、どのような教材・ツールを使っていますか。(複数回答)
英語の家庭学習の際に使用している教材・ツールについては、小・中学生全体で、「紙の教科書」が62.2%ともっとも多く、続いて、「紙の問題集・参考書」(41.2%)、「学習用アプリ」(28.0%)、「学習者用デジタル教科書」(14.0%)の順に多かった。「紙の教科書」と「学習者用デジタル教科書」を合わせると全体の76.2%が、家庭学習の際に、紙またはデジタルの「教科書」を使っていることがわかった。
小・中学生別に見てもこの傾向は変わらず、小学生では69.3%が、中学生では85.4%が、紙またはデジタルの「教科書」を使っていると回答した。
[画像1: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-0a8f7da8e2b1a5349c39-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-eb6c905e2209b5a0f212-1.jpg ]
Q2.お子さんは家庭で英語の学習をする際、どの教材・ツールを使うのが好きですか。(複数回答)
英語の家庭学習の際に好んで使用している教材・ツールについては、小・中学生全体で、「紙の教科書」が48.4%ともっとも多く、続いて、「学習用アプリ」(29.6%)、「紙の問題集・参考書」(29.0%)、「学習者用デジタル教科書」(11.8%)の順に多かった。「紙の教科書」と「学習者用デジタル教科書」を合わせると全体の60.2%が、家庭学習の際に、紙またはデジタルの「教科書」を好んで使っていることがわかった。
小・中学生別に見てもこの傾向は変わらず、小学生では54.0%が、中学生では68.5%が、紙またはデジタルの「教科書」を好んで使っていると答えていた。
[画像3: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-db2b9bf18a13ce34b3c7-2.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-b399cb51605fad1d065d-3.jpg ]
Q3.お子さんが家庭で英語の学習をする際、保護者の方はどの程度、支援・指導をしていますか。(単一回答)
英語の家庭学習に対する保護者の関わりについては、小・中学生全体で、「質問されたら教える」と答えた保護者が47.0%に上り、「学習の進み具合をチェックする」(18.8%)と合わせると、その割合は65.8%となった。その一方で、「寄り添って一緒に学習を進める」という回答は15.2%だった。家庭での英語学習に対しては、7割近くの保護者が、比較的小さな関わりにとどめていることがわかった。
[画像5: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-029993250ea9858d1728-4.jpg ]
小学生と中学生を比較した場合、「寄り添って一緒に学習を進める」という回答は、小学生の18.8%に対し、中学生は10.3%であり、8.5pt少なかった。さらに、「まったくしない」という回答については、小学生の11.1%に対し、中学生は28.6%と、17.5pt多く、学年が上がるにつれて、保護者による家庭学習への関わりが小さくなる傾向が見られた。
[画像6: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-cee6be6a9f8eb018d749-5.jpg ]
Q4.お子さんは、英語に関する習いごと(塾を含む)をしていますか。(単一回答)
英語に関する習いごとについて、小・中学生全体で、「現在している」(34.6%)と「現在はしていないが、していたことがある」(9.2%)の合計が約4割(43.8%)となり、習いごとを経験したことがある児童・生徒のほうが少ないことがわかった。
一方、「現在しておらず、今後もする予定はない」と回答したのは32.4%であり、3人に1人程度という割合だった。
[画像7: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-c1ef8ea2fe9f506570ac-6.jpg ]
Q5.お子さんが家庭生活の中で英語に触れたり親しんだりすることができるよう、保護者の方が意識して用意しているものにはどんなものがありますか。(複数回答)
子どもが生活の中で英語に親しめるよう、保護者が意識して用意しているものについて、小・中学生全体の保護者では、「特に用意していない」が66.8%ともっとも多く、続いて、「子ども向けの英語の番組・映画」(18.2%)、「子ども向けの英語の本・雑誌」(11.6%)、「保護者が見ている英語の番組・映画」(10.6%)の順に多かった。
[画像8: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-c8bd7405a4bf85aa0914-7.jpg ]
小・中学生別に見ても、「特に用意していない」がもっとも多いことは変わらず(小学生では63.4%、中学生では71.4%)、小・中学生全体でも、小・中学生別でも、家庭で子どもが英語に触れる環境づくりを意識している保護者は4割未満にとどまることが見て取れた。
[画像9: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-4c62da09c12b52ad3a80-8.jpg ]
Q6.お子さんは、英語が好き、または得意だと感じていますか。(単一回答)
英語が好き・得意かどうかについて、小・中学生全体の約6割(61.0%)が、「英語が好き・得意」(「とても好き・とても得意」が6.8%、「まあまあ好き・まあまあ得意」が54.2%)と回答した。
小・中学生別に見た場合、小学生では、約3人に2人(64.8%)が「英語が好き・得意」と回答した。一方、「とても苦手意識がある」という回答については、小学生が6.6%であるところ中学生は12.2%と、約2倍となっており、小学生に比べて中学生のほうが、英語をより「苦手意識がある・とても苦手意識がある」と感じる傾向にあることが見て取れた。
[画像10: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-8669d5cfa03068609c06-9.jpg ]
Q7.(Q6で選択した回答に関して)そう感じる理由は何ですか。(自由記述) ※回答を一部抜粋
<(保護者から見て)英語が「好き・得意」と感じる理由>
小学生
授業で習った言葉などを自宅で口ずさんで使ったりしているから。(小3)
外国語の授業の話を楽しそうにしてくれるから。(小3)
近所の外国人とちょっとコミュニケーションがとれてうれしそうで、関心をもちだしたから。(小4)
英語のアニメなどを(自ら)進んで見ているから。(小5)
ゲームに英語が出てくることが多いせいか、勉強に関係のないところでも積極的に英語を学ぼうとする姿勢が見えるから。(小6)
中学生
オンライン英会話のときも楽しそうに話をしているし、英検を受けようと言ったときもすんなり受けると言ったから。(中1)
将来の海外留学や海外での仕事の可能性も、本人のテーマとして取り組んでいるから。(中1)
テストでよい点を取っているし、英語の習いごとをやめたいと言わないので。(中2)
独学で英検(の勉強)を進めて受験しているし、学校の成績も「5」をキープできているから。(中3)
<(保護者から見て)英語が「苦手」と感じる理由>
小学生
まだ真剣に取り組むほど興味を抱いていない様子だから。何かスイッチが入れば放っておいてもエンジンがかかると思う。(小3)
ローマ字が書けないし、本人も苦手だと話すから。(小4)
難しくなってきて、覚えられない……と、よく口にしているから。(小5)
英語の問題を解いていても楽しそうではなく、塾などでしかたがなくやらされている感じがするため。(小6)
中学生
子どもの口から英語がすごく苦手、わからないと聞くから。テストの点数も悪いから。(中1)
引っ込み思案で、積極的に話せないから。(中2)
英会話には楽しそうに通っているが、学校で習っている内容とは異なるため、テストの点が悪く、苦手意識をもっているから。(中3)
Q8.お子さんは、もし英語を自由に使いこなせたら、どんなことをしたいと思っていますか。(複数回答)
英語を自由に使いこなせたらしたいことについて、小・中学生全体で、「英語でさまざまな国の人と話したい」という回答がもっとも多く、約4割(37.8%)に上った。他には、「英語の映画やドラマ、アニメなどを(字幕なしで)観たい」(31.0%)、「英語の歌を聴いたり歌ったりしたい」(28.2%)、「英語の本や漫画を読みたい」(22.8%)、「英語のゲームをしたり、海外の人と対戦したりしたい」(17.0%)のように、英語によって自分の楽しみを広げるような回答が多く見られた。
小・中学生別に見ると、小・中学生いずれも1位は「英語でさまざまな国の人と話したい」、3位は「英語の映画やドラマ、アニメなどを(字幕なしで)観たい」という結果だった。一方、2位については、小学生では「英語の歌を聴いたり歌ったりしたい」(30.7%)、中学生では「海外に旅行したとき、英語でやり取りしたい」(32.9%)であり、違いがあった。
[画像11: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-b24ff9832f31aa854d3c-10.jpg ]
Q9.(保護者の方へおききします)中学生のとき、英語に対してどのように感じていましたか。(単一回答)
[画像12: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-6576f17efe9695f25cd7-11.jpg ]
保護者自身が中学生だったときに、英語をどう感じていたかについて質問したところ、小・中学生全体の保護者において「苦手意識があった」(31.0%)と「とても苦手意識があった」(20.4%)の合計は51.4%となり、約半数の保護者が、中学校時代、英語に苦手意識をもっていたことがわかった。
現在の中学生を対象としたQ6の結果と比較すると、現在の中学生では「とても好き・とても得意」(8.0%)と「まあまあ好き・まあまあ得意」(47.9%)の合計が55.9%であるのに対し、保護者ではそれが48.6%だった。保護者が中学生だったときよりも、現在の中学生のほうが7.3pt多く英語を「好き・得意」と感じていることがわかった。
[画像13: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-fa59ed85cb32ef8ad0ed-12.jpg ]
Q10.(保護者の方へおききします)大人になった今、英語に対してどのように感じていますか。(単一回答)
[画像14: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-5e712eefd67056c748be-19.jpg ]
保護者自身が大人になった現在、英語をどう感じているかについて質問したところ、「苦手意識がある」(「苦手意識がある」が40.8%、「とても苦手意識がある」が21.4%)という回答が約6割(62.2%)となった。
保護者が中学生だったときについて質問したQ9の結果と比較すると、「苦手意識がある」という回答は現在のほうが10.8pt多く、大人になった現在のほうが、英語に苦手意識をもつ人が多いことがわかった。
[画像15: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-e7cd448380fd144f272a-14.jpg ]
Q11.お子さんが英語を学習する際に使っている教科書を見て、どのような印象を受けますか。(複数回答)
現在、子どもが使っている教科書に対して保護者が抱く印象について、小・中学生全体では、「イラストが多くて楽しく学習できそう」(31.0%)、「教科書のサイズが大きくて学習しやすそう」(24.6%)、「子どもが意欲的に学べそう」(15.4%)の順に多かった。
小・中学生別に見てもこの傾向は変わらず、教科書の「楽しさ」「学びやすさ」「意欲のもちやすさ」に目をとめる保護者が比較的多いことがわかった。
[画像16: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-5fca4af0b970ea5873b9-20.jpg ]
Q12.保護者として、お子さんが英語を学習するうえでもっとも重視したいことは何ですか。(単一回答)
保護者にとって、子どもが英語学習をするうえで重視したいことについては、小・中学生全体で、「英語を好きになること」が37.8%ともっとも多く、次いで「英語に苦手意識をもたないこと」(27.8%)、「完璧ではなくても、英語話者とコミュニケーションが取れるようにすること」(18.2%)が続いた。「英語を好きになること」と「英語に苦手意識をもたないこと」を合わせると65.6%となることから、6割以上の保護者が、英語への苦手意識をもたず、英語を好きになることをもっとも重視していることがわかった。この傾向は、小・中学生別に見たときにも同じだった。
[画像17: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-1dc07ec93d5b666d9c85-21.jpg ]
Q13.(保護者の方へおききします)英語を身につけるために、もっとも必要なものは何だと思いますか。(単一回答)
英語習得のために保護者がもっとも必要だと考えるものについて、小・中学生全体では、「異文化への興味・好奇心」が30.4%ともっとも多く、続いて、「間違いを恐れないこと」(19.4%)、「チャレンジ精神」(19.0%)という回答が多かった。
小・中学生別に見た場合、 小学生では、1〜4位が全体の順位と同じ結果になった。その一方で、中学生では、2〜5位の回答の割合に大きな差は見られなかった。
[画像18: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-24d8de630c98bbe3bc03-22.jpg ]
[画像19: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-dec9b3186284b220a02d-23.jpg ]
※「QRコード」は、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
会社概要
[商 号]光村図書出版株式会社 Mitsumura Tosho Publishing Co., Ltd.
[代表者]代表取締役社長 吉田直樹
[創 立]1949(昭和24)年2月26日
[資本金]3,000万円
[年 商]110億8,901万円(2021年10月期)
[従業員数]227名(2022年4月現在)
[所在地]東京都品川区上大崎2-19-9
[TEL]03-3493-2111(代表)
[URL]https://www.mitsumura-tosho.co.jp/
[事業内容]小・中・高等学校用の検定教科書ならびに付帯する出版物の編集・発行/一般書籍・教育書等の編集・発行/学習用ソフトウェアの企画・制作
小・中・高等学校向けの教科書を発行する光村図書出版株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:吉田直樹)は、「子どもと保護者の英語に関する意識調査」を実施いたしました。
本調査は、全国の小・中学生(小学校3年生〜中学校3年生)とその保護者を対象として、家庭における英語学習の状況や、英語に対する意識を調査・分析することを目的としています。
調査概要
調査名:子どもと保護者の英語学習に関する意識調査
対象者:小・中学校に通う児童・生徒の保護者(全国)
調査方法:インターネット調査(児童・生徒本人に聞き取り、保護者が回答)
調査期間:2022年6月13日〜6月15日
回答数:500名(小学校3年生〜6年生の保護者 287名 中学校1年生〜3年生の保護者 213名)
アンケート集計結果のポイント
●小・中学生の60.2%が、英語の家庭学習の際、「教科書」(「紙の教科書」または「学習者用デジタル教科書」)を好んで使っている。(Q2)
・小・中学生への「家庭で英語の学習をする際、どの教材・ツールを使うのが好きですか」という質問では、「紙の教科書」が約半数(48.4%)を占め、「学習者用デジタル教科書」(11.8%)と合わせると、全体の60.2%となった。
●小・中学生の約6割(61.0%)が「英語が好き・得意」と回答。一方、保護者の「(大人になった今)英語が好き・得意」という回答は約4割(37.8%)にとどまる。(Q6・Q10)
・小・中学生への「英語が好き、または得意だと感じていますか」という質問では、61.0%が「好き・得意」と回答。小学生だけ見ると、約3人に2人(64.8%)が「英語が好き・得意」と回答した。一方、保護者への「大人になった今、英語に対してどのように感じていますか」という質問では、62.2%が「苦手意識がある」と回答した。
●保護者として「子どもが英語を学習するうえで重視したいこと」、1位は「英語を好きになること」(37.8%)。(Q12)
・保護者への「お子さんが英語を学習するうえでもっとも重視したいことは何ですか」という質問では、1位が「英語を好きになること」(37.8%)、2位が「英語に苦手意識をもたないこと」(27.8%)という結果に。
●保護者にきいた「英語を身につけるために、もっとも必要なもの」、最多は「異文化への興味・好奇心」(30.4%)。(Q13)
・保護者への「英語を身につけるために、もっとも必要なものは何だと思いますか」という質問では、1位「異文化への興味・好奇心」(30.4%)、2位「間違いを恐れないこと」(19.4%)、3位「チャレンジ精神」(19.0%)となった。
アンケート集計結果
Q1.お子さんは家庭で英語の学習をする際、どのような教材・ツールを使っていますか。(複数回答)
英語の家庭学習の際に使用している教材・ツールについては、小・中学生全体で、「紙の教科書」が62.2%ともっとも多く、続いて、「紙の問題集・参考書」(41.2%)、「学習用アプリ」(28.0%)、「学習者用デジタル教科書」(14.0%)の順に多かった。「紙の教科書」と「学習者用デジタル教科書」を合わせると全体の76.2%が、家庭学習の際に、紙またはデジタルの「教科書」を使っていることがわかった。
小・中学生別に見てもこの傾向は変わらず、小学生では69.3%が、中学生では85.4%が、紙またはデジタルの「教科書」を使っていると回答した。
[画像1: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-0a8f7da8e2b1a5349c39-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-eb6c905e2209b5a0f212-1.jpg ]
Q2.お子さんは家庭で英語の学習をする際、どの教材・ツールを使うのが好きですか。(複数回答)
英語の家庭学習の際に好んで使用している教材・ツールについては、小・中学生全体で、「紙の教科書」が48.4%ともっとも多く、続いて、「学習用アプリ」(29.6%)、「紙の問題集・参考書」(29.0%)、「学習者用デジタル教科書」(11.8%)の順に多かった。「紙の教科書」と「学習者用デジタル教科書」を合わせると全体の60.2%が、家庭学習の際に、紙またはデジタルの「教科書」を好んで使っていることがわかった。
小・中学生別に見てもこの傾向は変わらず、小学生では54.0%が、中学生では68.5%が、紙またはデジタルの「教科書」を好んで使っていると答えていた。
[画像3: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-db2b9bf18a13ce34b3c7-2.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-b399cb51605fad1d065d-3.jpg ]
Q3.お子さんが家庭で英語の学習をする際、保護者の方はどの程度、支援・指導をしていますか。(単一回答)
英語の家庭学習に対する保護者の関わりについては、小・中学生全体で、「質問されたら教える」と答えた保護者が47.0%に上り、「学習の進み具合をチェックする」(18.8%)と合わせると、その割合は65.8%となった。その一方で、「寄り添って一緒に学習を進める」という回答は15.2%だった。家庭での英語学習に対しては、7割近くの保護者が、比較的小さな関わりにとどめていることがわかった。
[画像5: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-029993250ea9858d1728-4.jpg ]
小学生と中学生を比較した場合、「寄り添って一緒に学習を進める」という回答は、小学生の18.8%に対し、中学生は10.3%であり、8.5pt少なかった。さらに、「まったくしない」という回答については、小学生の11.1%に対し、中学生は28.6%と、17.5pt多く、学年が上がるにつれて、保護者による家庭学習への関わりが小さくなる傾向が見られた。
[画像6: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-cee6be6a9f8eb018d749-5.jpg ]
Q4.お子さんは、英語に関する習いごと(塾を含む)をしていますか。(単一回答)
英語に関する習いごとについて、小・中学生全体で、「現在している」(34.6%)と「現在はしていないが、していたことがある」(9.2%)の合計が約4割(43.8%)となり、習いごとを経験したことがある児童・生徒のほうが少ないことがわかった。
一方、「現在しておらず、今後もする予定はない」と回答したのは32.4%であり、3人に1人程度という割合だった。
[画像7: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-c1ef8ea2fe9f506570ac-6.jpg ]
Q5.お子さんが家庭生活の中で英語に触れたり親しんだりすることができるよう、保護者の方が意識して用意しているものにはどんなものがありますか。(複数回答)
子どもが生活の中で英語に親しめるよう、保護者が意識して用意しているものについて、小・中学生全体の保護者では、「特に用意していない」が66.8%ともっとも多く、続いて、「子ども向けの英語の番組・映画」(18.2%)、「子ども向けの英語の本・雑誌」(11.6%)、「保護者が見ている英語の番組・映画」(10.6%)の順に多かった。
[画像8: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-c8bd7405a4bf85aa0914-7.jpg ]
小・中学生別に見ても、「特に用意していない」がもっとも多いことは変わらず(小学生では63.4%、中学生では71.4%)、小・中学生全体でも、小・中学生別でも、家庭で子どもが英語に触れる環境づくりを意識している保護者は4割未満にとどまることが見て取れた。
[画像9: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-4c62da09c12b52ad3a80-8.jpg ]
Q6.お子さんは、英語が好き、または得意だと感じていますか。(単一回答)
英語が好き・得意かどうかについて、小・中学生全体の約6割(61.0%)が、「英語が好き・得意」(「とても好き・とても得意」が6.8%、「まあまあ好き・まあまあ得意」が54.2%)と回答した。
小・中学生別に見た場合、小学生では、約3人に2人(64.8%)が「英語が好き・得意」と回答した。一方、「とても苦手意識がある」という回答については、小学生が6.6%であるところ中学生は12.2%と、約2倍となっており、小学生に比べて中学生のほうが、英語をより「苦手意識がある・とても苦手意識がある」と感じる傾向にあることが見て取れた。
[画像10: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-8669d5cfa03068609c06-9.jpg ]
Q7.(Q6で選択した回答に関して)そう感じる理由は何ですか。(自由記述) ※回答を一部抜粋
<(保護者から見て)英語が「好き・得意」と感じる理由>
小学生
授業で習った言葉などを自宅で口ずさんで使ったりしているから。(小3)
外国語の授業の話を楽しそうにしてくれるから。(小3)
近所の外国人とちょっとコミュニケーションがとれてうれしそうで、関心をもちだしたから。(小4)
英語のアニメなどを(自ら)進んで見ているから。(小5)
ゲームに英語が出てくることが多いせいか、勉強に関係のないところでも積極的に英語を学ぼうとする姿勢が見えるから。(小6)
中学生
オンライン英会話のときも楽しそうに話をしているし、英検を受けようと言ったときもすんなり受けると言ったから。(中1)
将来の海外留学や海外での仕事の可能性も、本人のテーマとして取り組んでいるから。(中1)
テストでよい点を取っているし、英語の習いごとをやめたいと言わないので。(中2)
独学で英検(の勉強)を進めて受験しているし、学校の成績も「5」をキープできているから。(中3)
<(保護者から見て)英語が「苦手」と感じる理由>
小学生
まだ真剣に取り組むほど興味を抱いていない様子だから。何かスイッチが入れば放っておいてもエンジンがかかると思う。(小3)
ローマ字が書けないし、本人も苦手だと話すから。(小4)
難しくなってきて、覚えられない……と、よく口にしているから。(小5)
英語の問題を解いていても楽しそうではなく、塾などでしかたがなくやらされている感じがするため。(小6)
中学生
子どもの口から英語がすごく苦手、わからないと聞くから。テストの点数も悪いから。(中1)
引っ込み思案で、積極的に話せないから。(中2)
英会話には楽しそうに通っているが、学校で習っている内容とは異なるため、テストの点が悪く、苦手意識をもっているから。(中3)
Q8.お子さんは、もし英語を自由に使いこなせたら、どんなことをしたいと思っていますか。(複数回答)
英語を自由に使いこなせたらしたいことについて、小・中学生全体で、「英語でさまざまな国の人と話したい」という回答がもっとも多く、約4割(37.8%)に上った。他には、「英語の映画やドラマ、アニメなどを(字幕なしで)観たい」(31.0%)、「英語の歌を聴いたり歌ったりしたい」(28.2%)、「英語の本や漫画を読みたい」(22.8%)、「英語のゲームをしたり、海外の人と対戦したりしたい」(17.0%)のように、英語によって自分の楽しみを広げるような回答が多く見られた。
小・中学生別に見ると、小・中学生いずれも1位は「英語でさまざまな国の人と話したい」、3位は「英語の映画やドラマ、アニメなどを(字幕なしで)観たい」という結果だった。一方、2位については、小学生では「英語の歌を聴いたり歌ったりしたい」(30.7%)、中学生では「海外に旅行したとき、英語でやり取りしたい」(32.9%)であり、違いがあった。
[画像11: https://prtimes.jp/i/73231/21/resize/d73231-21-b24ff9832f31aa854d3c-10.jpg ]
Q9.(保護者の方へおききします)中学生のとき、英語に対してどのように感じていましたか。(単一回答)
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保護者自身が中学生だったときに、英語をどう感じていたかについて質問したところ、小・中学生全体の保護者において「苦手意識があった」(31.0%)と「とても苦手意識があった」(20.4%)の合計は51.4%となり、約半数の保護者が、中学校時代、英語に苦手意識をもっていたことがわかった。
現在の中学生を対象としたQ6の結果と比較すると、現在の中学生では「とても好き・とても得意」(8.0%)と「まあまあ好き・まあまあ得意」(47.9%)の合計が55.9%であるのに対し、保護者ではそれが48.6%だった。保護者が中学生だったときよりも、現在の中学生のほうが7.3pt多く英語を「好き・得意」と感じていることがわかった。
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Q10.(保護者の方へおききします)大人になった今、英語に対してどのように感じていますか。(単一回答)
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保護者自身が大人になった現在、英語をどう感じているかについて質問したところ、「苦手意識がある」(「苦手意識がある」が40.8%、「とても苦手意識がある」が21.4%)という回答が約6割(62.2%)となった。
保護者が中学生だったときについて質問したQ9の結果と比較すると、「苦手意識がある」という回答は現在のほうが10.8pt多く、大人になった現在のほうが、英語に苦手意識をもつ人が多いことがわかった。
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Q11.お子さんが英語を学習する際に使っている教科書を見て、どのような印象を受けますか。(複数回答)
現在、子どもが使っている教科書に対して保護者が抱く印象について、小・中学生全体では、「イラストが多くて楽しく学習できそう」(31.0%)、「教科書のサイズが大きくて学習しやすそう」(24.6%)、「子どもが意欲的に学べそう」(15.4%)の順に多かった。
小・中学生別に見てもこの傾向は変わらず、教科書の「楽しさ」「学びやすさ」「意欲のもちやすさ」に目をとめる保護者が比較的多いことがわかった。
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Q12.保護者として、お子さんが英語を学習するうえでもっとも重視したいことは何ですか。(単一回答)
保護者にとって、子どもが英語学習をするうえで重視したいことについては、小・中学生全体で、「英語を好きになること」が37.8%ともっとも多く、次いで「英語に苦手意識をもたないこと」(27.8%)、「完璧ではなくても、英語話者とコミュニケーションが取れるようにすること」(18.2%)が続いた。「英語を好きになること」と「英語に苦手意識をもたないこと」を合わせると65.6%となることから、6割以上の保護者が、英語への苦手意識をもたず、英語を好きになることをもっとも重視していることがわかった。この傾向は、小・中学生別に見たときにも同じだった。
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Q13.(保護者の方へおききします)英語を身につけるために、もっとも必要なものは何だと思いますか。(単一回答)
英語習得のために保護者がもっとも必要だと考えるものについて、小・中学生全体では、「異文化への興味・好奇心」が30.4%ともっとも多く、続いて、「間違いを恐れないこと」(19.4%)、「チャレンジ精神」(19.0%)という回答が多かった。
小・中学生別に見た場合、 小学生では、1〜4位が全体の順位と同じ結果になった。その一方で、中学生では、2〜5位の回答の割合に大きな差は見られなかった。
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[創 立]1949(昭和24)年2月26日
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