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iPhone6/6 PlusによるRBB TODAY SPEED TEST分析レポート

17万件以上のデータを分析!iPhone 6/6 Plus発売1ヵ月後、初の大規模調査ではKDDI(au)が全国、7地方、7大都市で1位に

調査・マーケティング会社の株式会社イード(本社:東京都新宿区西新宿、代表取締役:宮川 洋 以下、イード)は、スマートフォン向けのスピード測定アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」のユーザーがiPhone 6/6Plusにて計測したデータよりNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルのネットワーク速度を比較した結果をレポートとしてまとめ、本日より公開いたします。

本レポートは同アプリを使用して計測されたデータより、最新のiPhone 6/6 Plusの計測データのみを集計し、全国、7地方、都道府県別、7大都市でのLTEの平均スループットをキャリア別に比較分析したものです。2014年9月19日の発売日より2014年10月18日までの1ヵ月間、ユーザーが実施した計測結果174,276件を分析し、iPhone 6/6 Plus発売後の全国規模のネットワーク環境を調査する目的で実施いたしました。





【TOPICS】
■全国の平均スループットはKDDI(au)が34.4Mbpsで、また7地方でも1位。
150Mbps対応基地局拡充と、キャリアアグリゲーション(以下CA)、WiMAX2+が効果を発揮
全国平均、7地方(北海道、東北、関東、中部、近畿、中国四国、九州)において、ユーザーにとって重要なダウンロードの平均スループット比較では、KDDI(au)がすべての地方で他のキャリアを上回る結果となりました。

■47都道府県別の平均スループットはKDDI(au)が39勝で1位に
47都道府県別での平均スループット比較では、KDDI(au)が39の都道府県で最速を記録、ソフトバンクモバイルは8勝、ドコモは0勝という結果となりました。
また、平均速度が40Mbps以上の件は、auの秋田県、石川県、愛媛県、ソフトバンクの沖縄県となり、全国平均よりも約5Mbpsほど高い結果となり、電波対策が他の県よりも進んでいることがわかりました。

■電波が混みあう7大都市全てでKDDI(au)が優位
電波が混みあう札幌市、仙台市、東京23区、名古屋市、大阪市、広島市、福岡市の7大都市での平均スループット比較では、KDDI(au)が7勝という結果となりました。

■LTE接続率でもauが勝利
速度が出るかどうかの重要なベースの役割を担っている、全国LTE接続率の3キャリア比較では、800MHz 4G LTEのカバー率99%を公表しているKDDI(au)が優位な結果となりました。


■全国の平均スループットはKDDI(au)が34.4Mbpsで、また7地方でも1位。150Mbps対応基地局拡充と、キャリアアグリゲーション(CA)、WiMAX2+が効果を発揮
全国平均、7地方の平均スループットを比較すると、KDDI(au)がすべての地方で他のキャリアを上回る結果となりました。KDDI(au)は全国平均で34.4Mbpsと、2位のソフトバンクモバイルの32.1Mbpsに約2ポイント差をつけて首位となり、NTTドコモは22.4Mbpsと他キャリアと比べて10ポイント以上の差があります。1位になったKDDI(au)においてはどの地方もほぼ同等の結果となっており、CAとWiMAX 2+が効果を発揮したといえます。

■47都道府県別の平均スループットはKDDI(au)が39勝で1位に
47都道府県での平均スループット比較では、KDDI(au)が39の都道府県で最速を記録、ソフトバンクモバイルは8勝、ドコモは0勝と厳しい結果になりました。KDDI(au)は800MHz 4G LTEのカバー率が99%と、全国的にLTEエリアの整備が行き届いています。また全国的に速度が出ていることから150Mbps対応基地局とCA、WiMAX 2+もネットワークの整備が拡充していることが伺えます。

■電波が混みあう7大都市全てでKDDI(au)が優位
人口過密が進み、電波が混みあうため最もネットワーク整備が必要とされている札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡の7大都市での平均スループット比較では、KDDI(au)が7都市全てで優位という結果となりました。
KDDI(au)のiPhone 6/6Plusでは混雑地で効果を発揮するCAが利用でき、さらに150Mbps対応基地局を増強しているためアドバンテージがあり、分析結果はその効果が現れたものと考えられます。

■LTE接続率でもauが勝利
全国的に速度が出るかどうかの重要なベースの役割を担っているLTE接続率。全国での3キャリア比較では、auが優位な結果となりました。但し、3社のLTE接続率は拮抗しており、LTEは全国的にカバー範囲が拡大してきていることが伺えます。
※LTE接続率とは、計測時にLTEで計れる確率を%で示した値


【総評】
iPhone 6/6 Plusは大画面化が魅力の一つで、動画などの視聴機会も増え、LTEのダウンロードスピードがより重要となってくるため、ネットワークの広さや速度を安定して供給してくれることが、キャリアに求められていることの1つではないかと考えられます。今回の分析ではiPhone 6/6 Plusにおいて、速さ、つながりやすさ共に最適な環境を提供しているのはKDDI(au)だという結果となりました。これは、混み具合に応じて速度を維持しながらうまく周波数を分散するCA、更にデータ専用通信周波数帯で混雑を緩和するWiMAX 2+に新たに対応し、9月10日には1万局に達した150Mbps基地局の増強などKDDI(au)がネットワーク整備を強化した結果と言えます。
今後のスマホの秋冬商戦においても、ネットワーク面ではKDDI(au)のアドバンテージが引き続き優位に働くと予想されます。


【調査概要】
利用データ:スマートフォン向けスピード測定アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」のユーザー計測データ
調査対象期間:2014年9月19日〜2014年10月18日
調査対象:NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの最新スマートフォン端末における実測値
対象端末:iPhone 6/6 Plus
対象エリア:全国、7地方、都道府県別、7大都市
サンプル数:全国174,276件
対象OS:iOS
対象通信方式:LTE(WiMAX 2+、AXGP含む)
分析手法:全国・都道府県・地方別の平均スループットをキャリア別に集計。また7大都市(札幌市、仙台市、東京23区、大阪市、名古屋市、広島市、福岡市)において平均スループットをキャリア別に集計。

■RBB SPEED TESTについて
イードが運営するIT総合ニュースサイト「RBB TODAY」は、PC向けに通信速度計測サービス「speed.rbbtoday.com」を提供しており、その経験とノウハウをもとに、2012年5月8日、Android版をリリース。同年7月25日、iPhone版をリリースしました。アプリのダウンロード数は全国で100万ダウンロードを記録しており、イードの提供する測定サーバとの間でデータを送受信することで、回線速度を計測しています。

■アプリの入手方法について
アプリ名:RBB TODAY SPEED TEST
カテゴリ:ツール(Google Play)/ユーティリティ(AppStore)
動作環境:AndroidOS 2.3.3以上 iOS 4.0以上
※配布ページへはこちらが便利です。

■speed.rbbtoday.comについて
speed.rbbtoday.comは、RBB TODAYが提供するパソコン向けブロードバンド回線の速度測定サービスです。2002年2月のサービス公開以来、ダイヤルアップからFTTHまでをカバーする高精度の測定サービスとして、ブロードバンド利用者の回線速度への意識を高めるとともに、日本のインターネットの高速化に寄与してまいりました。
サイトURL http://speed.rbbtoday.com/

■RBB TODAY SPEED TEST 分析レポートについて
スマートフォン向けのスピード測定アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」のユーザーが計測したデータよりNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルのネットワーク速度を比較した結果のレポートは下記よりご覧いただけます。

>>参考資料よりダウンロードしてください。

■本リリースに関するお問い合せ先
調査結果に関するお問い合わせ
担当:メディア営業部 大羽、白石
TEL:03-5990-5336
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