ユニ・チャーム、「手ぶら登園(R)」採用の横浜市の全公立保育園に「再生パルプ」を使用した紙おむつを導入開始
[24/10/01]
提供元:PRTIMES
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ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原 豪久)は、BABY JOB株式会社と協働で展開する「手ぶら登園(R)」を採用している横浜市のすべての公立保育園(56園)に、使用済みの紙パンツ(おむつ)から取り出した「再生パルプ」を使用した『マミーポコパンツRefF(リーフ)』を、2024年10月1日より導入することをお知らせします。なお、自治体と連携して公立保育園へ『マミーポコパンツRefF(リーフ)』を導入するのは全国で初の試みとなります。
※「手ぶら登園(R)」とは、保護者が紙おむつやおしりふきを準備する手間や、かさばる荷物を持っての登園する負担、保育士による紙おむつやおしりふきの管理業務など、保護者と保育士双方の負担を軽減する保育施設向けの定額制サービスです。
「RefF(リーフ)」と「横浜市」との連携の背景
当社は2015年より、使用済み紙パンツ(おむつ)の水平リサイクルに取り組んでおり、独自開発したオゾンを用いた滅菌技術によって、未使用のパルプと同等の品質を持つ、衛生的で安全な「再生パルプ」の生成に成功しました。また、この技術を活かし使用済み紙パンツ(おむつ)から取り出した「再生パルプ」を用いた保育園専用の紙おむつ『マミーポコパンツRefF(リーフ)』の提供を、保護者の負担軽減を目指した「手ぶら登園(R)」を導入している保育施設で開始しました。
そこでこのたび、横浜市が「にもつ軽がる保育園」事業の一環として、「保護者の負担軽減につながる」などの点が評価され、同市の公立保育園全園で『マミーポコパンツRefF(リーフ)』の導入が決定しました。
<横浜市こども青年局保育・教育支援課のコメント>
横浜市では、保育園通園時の荷物負担を減らす取り組みとして、令和6年6月から、市立保育所での紙おむつのサブスク「手ぶら登園(R)」を導入しています。
今回、サブスクサービス専用品である『マミーポコパンツRefF(リーフ)』を導入することで、保育士の更なる負担軽減につながることを期待するとともに、環境に配慮した取り組みを進めていきたいと思います。
「RefF(リーフ)」とは
「Recycle for the Future」の頭文字をとったもので、ユニ・チャームが展開する水平リサイクルのブランド名です。当社は持続可能な社会の実現に貢献するべく「使用済みの紙パンツ(おむつ)を捨てないみらい」に向けてリサイクルに取り組んでいます。
導入の概要
・神奈川県横浜市内のすべての公立保育園(56園)に導入します。
<導入時期>2024年10月1日より順次開始
<保育施設から使用済み紙パンツ(おむつ)を回収し、商品化、横浜市導入までの流れ(イメージ)>
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施設専用『マミーポコパンツRefF(リーフ)』の特長
- 欲しいサイズが一目で見つかるサイズ別カラー展開 (紙おむつ・パッケージ・段ボール)
・紙おむつ、パッケージ、段ボールそれぞれに、サイズごとに異なるカラーを採用しました。
・保育施設でのサイズ確認をスムーズに行えます。
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2. サイズが識別しやすく、お子さまでも紙おむつの前後がわかりやすいデザイン
・ウエスト部分に、サイズを見やすく表示して、保育士や保護者がサイズを簡単に確認できます。
・紙おむつの前後がわかるように、ドラえもんのイラストで「まえ」と「うしろ」が一目でわかりやすい。
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3. 環境配慮への工夫
・紙おむつに使用しているパルプの一部に「再生パルプ」を使用しています。
・パッケージには、再生ポリエチレン素材を約10%使用しています。
・紙おむつやパッケージの印刷を単色にすることで、インク量を削減しています。
・段ボールは、M・Lサイズにおいて約19%軽量化を実現しました。
関連サイト
・ 「RefF(リーフ)」ブランドサイト
https://www.unicharm.co.jp/ja/csr-eco/reff.html
・ 「ユニ・チャーム 紙おむつの未来を考えるnote」
https://note.com/unicharm_reff
・ BABY JOB株式会社 「手ぶら登園(R)」
https://tebura-touen.com/
横浜市で『マミーポコパンツRefF(リーフ)』の導入を通じて貢献する「SDGs 17の目標」
このサービスを実施することは、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs :
Sustainable Development Goals)で定めた17の目標のうち、下記に貢献すると当社は考えています。
3.すべての人に健康と福祉を 12.つくる責任 つかう責任 15.陸の豊かさも守ろう
これからも、商品やサービスの提供といった事業活動を通じて、環境問題や社会課題を解決し、SDGsの達成に貢献することを目指します。