スマート農業推進に向け、ハンズフリーのデバイスを活用した音声入力システムの実証実験を実施
[19/12/06]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
作業記録のデータ入力負担軽減、ナレッジのデータベース化などを実現するサービスをめざす
概要
株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:北野 昌宏、本社:東京都品川区/以下、日立システムズ)と株式会社ソフトビル(代表取締役:緒方 良、本社:熊本県上益城郡/以下、ソフトビル)、オンキヨー株式会社(代表取締役社長:大朏 宗徳、本社:大阪市中央区/以下、オンキヨー)の3社は、JAおきなわ中部地区(沖縄県沖縄市)の協力を得て、このたびスマート農業の推進を目的とした音声入力システムの実証実験を来年1月から3月まで実施します。
[画像: https://prtimes.jp/i/42324/22/resize/d42324-22-211145-0.jpg ]
実証実験のイメージ図
背景
近年、国内の農業は担い手の減少や高齢化による労働力不足が深刻な問題となっています。また、依然として人手に頼らざるを得ない作業が多く、ノウハウを持った熟練者でなければ対応できない作業が多い状況です。
これらの課題に対して、ロボット技術やICTを農業に活用するさまざまな「スマート農業」への取り組みが進められています。今後、さらにこの動きを加速させるためには、属人化したノウハウを組織や産地で活用するためのデジタル化が不可欠です。中でも、作業記録のデジタル化や、産地に特化した生育ノウハウを蓄積するナレッジデータベースが重要になると予測されています。
しかし、屋外で作業することが多く、高齢化が進む農業分野では、作業記録のデータ入力などが難しく、デジタル化やデータベース化が進んでいないのが実態です。
詳細
そこで、日立システムズ、ソフトビル、オンキヨーの3社は、JAおきなわ中部地区において、スマート農業の推進を目的とした音声入力システムの実証実験を来年の1月から3月まで実施します。
本実証実験は、日立システムズが企画から実施、課題抽出などの取りまとめを担当し、ソフトビルが農業向けに特化して開発した業務改善プラットフォーム「FarmBOX(ファームボックス)」と、オンキヨーが開発したハンズフリーのネックスピーカー型デバイスを含む「対話音声テキスト化システム」とを活用して実施します。
具体的には、農業指導員がネックスピーカー型デバイスを装着し、担当農家との会話内容を音声情報として取得し、自動的にテキスト化します。その後、農作物の育成状況や育成ノウハウに関する部分をデータベースに登録することで、農業現場における音声によるデータ取得の可能性、音声入力の実用性、デバイスの装着負荷、システムの使用負荷等を確認します。
今後3社は、実証実験を通じ、特定の地域や現場に限らず利用可能な音声入力システムの構築をめざし、農業分野におけるデータ入力作業負担の軽減や、作業記録のデジタル化、ナレッジのデータベース化による収穫予想の精度向上を通じて、市場価格の安定化、さらには、産地全体の生産量安定化の実現をめざします。
■農業専用の業務改善プラットフォーム「FarmBox(ファームボックス)」について
FarmBox(ファームボックス)とは、農業協同組合や農事組合法人・農業者グループ等が情報共有のために組織で利用するアプリケーションです。これまで分散されていた情報を集約し「見える化」するだけでなく、産地全体で共有して組織マネジメントの効率化を実現します。
詳細は https://www.soft-build.co.jp/product/farmbox/ をご覧ください。
■ネックスピーカー型デバイスを含む「対話音声テキスト化システム」について
オンキヨーの対話音声テキスト化システムは、ネックスピーカー型デバイスを使って対話の音声を取得してテキスト化を行うシステムです。ネックスピーカーはハンズフリーで耳を塞がないため、周囲の音を聞きながら音声の入力や取得を行うような現場での活用に適しています。
また、対話音声テキスト化システムでは、ネックスピーカーを装着している人の音声だけでなく、話し相手の音声も取得します。テキスト化と同時に、音声と位置情報をサーバーに記録出来るため、会話をデータ化して解析などに使用することが可能です。
詳細はhttps://www.jp.onkyo.com/news/information/topics/20191206_PR_neckdevice_onsei_system.pdfをご覧ください。
■日立システムズについて
株式会社日立システムズは、幅広い規模・業種システムの構築と、データセンター、ネットワークやセキュリティの運用・監視センター、コンタクトセンター、全国約300か所のサービス拠点などの多彩なサービスインフラを生かしたシステム運用・監視・保守が強みのITサービス企業です。多彩な「人財」と先進の情報技術を組み合わせた独自のサービスによってお客さまのデジタライゼーションに貢献し、新たな価値創造に共に取り組み、お客さまからすべてを任せていただけるグローバルサービスカンパニーをめざします。
詳細は https://www.hitachi-systems.com/ をご覧ください。
■ソフトビルについて
株式会社ソフトビルは、現場の困りごとをお客さまと一緒に解決するものづくりの会社です。主に農業分野の選果システムや画像検査装置・市場で利用する競売システムを開発・販売しています。また、早くから農業のIT化に取り組んでおり、現場からのデジタル化で農業者により便利と感じてもらうことができるソリューションの提供をめざしています。
詳細は https://www.soft-build.co.jp をご覧ください。
■オンキヨーについて
オンキヨー株式会社は、ホームAV事業、ヘッドホンやイヤホンなどモバイル機器を中心としたデジタルライフ事業、家電メーカーおよび自動車メーカーをはじめとする企業に対して音のソリューションを提供するOEM事業などを手掛ける企業です。OEM事業には、スピーカーコンポーネントの供給に加え、「Onkyo Goes SMART」を掲げたAI関連事業の展開を行っています。「ひとりひとりの生活を、音を通じてより豊かにすること」をめざして音とAIの融合を提案、実現してまいります。
詳細は https://www.jp.onkyo.com/ をご覧ください。
■お客さまからのお問い合わせ先
株式会社日立システムズ
商品お問い合わせ窓口:TEL 0120-346-401(受付時間:9時〜17時/土・日・祝日は除く)
お問い合わせWebフォーム:https://www.hitachi-systems.com/form/contactus.html
以上
*記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。
概要
株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:北野 昌宏、本社:東京都品川区/以下、日立システムズ)と株式会社ソフトビル(代表取締役:緒方 良、本社:熊本県上益城郡/以下、ソフトビル)、オンキヨー株式会社(代表取締役社長:大朏 宗徳、本社:大阪市中央区/以下、オンキヨー)の3社は、JAおきなわ中部地区(沖縄県沖縄市)の協力を得て、このたびスマート農業の推進を目的とした音声入力システムの実証実験を来年1月から3月まで実施します。
[画像: https://prtimes.jp/i/42324/22/resize/d42324-22-211145-0.jpg ]
実証実験のイメージ図
背景
近年、国内の農業は担い手の減少や高齢化による労働力不足が深刻な問題となっています。また、依然として人手に頼らざるを得ない作業が多く、ノウハウを持った熟練者でなければ対応できない作業が多い状況です。
これらの課題に対して、ロボット技術やICTを農業に活用するさまざまな「スマート農業」への取り組みが進められています。今後、さらにこの動きを加速させるためには、属人化したノウハウを組織や産地で活用するためのデジタル化が不可欠です。中でも、作業記録のデジタル化や、産地に特化した生育ノウハウを蓄積するナレッジデータベースが重要になると予測されています。
しかし、屋外で作業することが多く、高齢化が進む農業分野では、作業記録のデータ入力などが難しく、デジタル化やデータベース化が進んでいないのが実態です。
詳細
そこで、日立システムズ、ソフトビル、オンキヨーの3社は、JAおきなわ中部地区において、スマート農業の推進を目的とした音声入力システムの実証実験を来年の1月から3月まで実施します。
本実証実験は、日立システムズが企画から実施、課題抽出などの取りまとめを担当し、ソフトビルが農業向けに特化して開発した業務改善プラットフォーム「FarmBOX(ファームボックス)」と、オンキヨーが開発したハンズフリーのネックスピーカー型デバイスを含む「対話音声テキスト化システム」とを活用して実施します。
具体的には、農業指導員がネックスピーカー型デバイスを装着し、担当農家との会話内容を音声情報として取得し、自動的にテキスト化します。その後、農作物の育成状況や育成ノウハウに関する部分をデータベースに登録することで、農業現場における音声によるデータ取得の可能性、音声入力の実用性、デバイスの装着負荷、システムの使用負荷等を確認します。
今後3社は、実証実験を通じ、特定の地域や現場に限らず利用可能な音声入力システムの構築をめざし、農業分野におけるデータ入力作業負担の軽減や、作業記録のデジタル化、ナレッジのデータベース化による収穫予想の精度向上を通じて、市場価格の安定化、さらには、産地全体の生産量安定化の実現をめざします。
■農業専用の業務改善プラットフォーム「FarmBox(ファームボックス)」について
FarmBox(ファームボックス)とは、農業協同組合や農事組合法人・農業者グループ等が情報共有のために組織で利用するアプリケーションです。これまで分散されていた情報を集約し「見える化」するだけでなく、産地全体で共有して組織マネジメントの効率化を実現します。
詳細は https://www.soft-build.co.jp/product/farmbox/ をご覧ください。
■ネックスピーカー型デバイスを含む「対話音声テキスト化システム」について
オンキヨーの対話音声テキスト化システムは、ネックスピーカー型デバイスを使って対話の音声を取得してテキスト化を行うシステムです。ネックスピーカーはハンズフリーで耳を塞がないため、周囲の音を聞きながら音声の入力や取得を行うような現場での活用に適しています。
また、対話音声テキスト化システムでは、ネックスピーカーを装着している人の音声だけでなく、話し相手の音声も取得します。テキスト化と同時に、音声と位置情報をサーバーに記録出来るため、会話をデータ化して解析などに使用することが可能です。
詳細はhttps://www.jp.onkyo.com/news/information/topics/20191206_PR_neckdevice_onsei_system.pdfをご覧ください。
■日立システムズについて
株式会社日立システムズは、幅広い規模・業種システムの構築と、データセンター、ネットワークやセキュリティの運用・監視センター、コンタクトセンター、全国約300か所のサービス拠点などの多彩なサービスインフラを生かしたシステム運用・監視・保守が強みのITサービス企業です。多彩な「人財」と先進の情報技術を組み合わせた独自のサービスによってお客さまのデジタライゼーションに貢献し、新たな価値創造に共に取り組み、お客さまからすべてを任せていただけるグローバルサービスカンパニーをめざします。
詳細は https://www.hitachi-systems.com/ をご覧ください。
■ソフトビルについて
株式会社ソフトビルは、現場の困りごとをお客さまと一緒に解決するものづくりの会社です。主に農業分野の選果システムや画像検査装置・市場で利用する競売システムを開発・販売しています。また、早くから農業のIT化に取り組んでおり、現場からのデジタル化で農業者により便利と感じてもらうことができるソリューションの提供をめざしています。
詳細は https://www.soft-build.co.jp をご覧ください。
■オンキヨーについて
オンキヨー株式会社は、ホームAV事業、ヘッドホンやイヤホンなどモバイル機器を中心としたデジタルライフ事業、家電メーカーおよび自動車メーカーをはじめとする企業に対して音のソリューションを提供するOEM事業などを手掛ける企業です。OEM事業には、スピーカーコンポーネントの供給に加え、「Onkyo Goes SMART」を掲げたAI関連事業の展開を行っています。「ひとりひとりの生活を、音を通じてより豊かにすること」をめざして音とAIの融合を提案、実現してまいります。
詳細は https://www.jp.onkyo.com/ をご覧ください。
■お客さまからのお問い合わせ先
株式会社日立システムズ
商品お問い合わせ窓口:TEL 0120-346-401(受付時間:9時〜17時/土・日・祝日は除く)
お問い合わせWebフォーム:https://www.hitachi-systems.com/form/contactus.html
以上
*記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。