塩ビ産業向け次世代型受発注プラットフォーム「step X.」開発で三菱商事と協業
[24/09/30]
提供元:PRTIMES
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株式会社ROUTE06(本社:東京都千代田区、代表取締役:遠藤崇史、以下「ROUTE06」)は、三菱商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長:中西勝也、以下「三菱商事」)と協業し、塩化ビニール(以下、塩ビ)産業向けの受発注プラットフォーム「step X.(ステップバイ)」のプロダクト開発を行ったことを発表します。
「step X.」は、サプライヤーから始まり需要家に到るまで、塩ビ産業におけるサプライチェーン全体のデジタル化に貢献するプラットフォームです。デジタル化により受発注における手入力・紙出力を削減し、業務の効率化を実現します。将来的には、取引データを活用し、物流のモニタリング、GHG算出、SDS管理等の機能拡張・高度化を目指します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/56964/22/56964-22-3dea6ff385570340f11ec6700245c9fc-2561x1606.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「step X.」について
塩ビは、建設、輸送、梱包、電気・電子、医療など多岐にわたる産業で広く利用されています。一方、塩ビ産業では、サプライチェーンの随所で人の手を介した業務が行われています。たとえば、メールやFAXによる受発注や納期調整の業務連絡は、そのほとんどが書類やメール等に散在して保管されているため、組織的なデータ活用の障壁となっています。さらに、こうしたやり取りが膨大になることで組織内外での情報共有が十分に行いきれず、サプライチェーン全体の効率性にも影響を与えています。
将来的な労働力不足が予想される中、これらの業務のデジタル化はサプライチェーン全体の効率性向上に寄与すると期待されます。取引業務のデジタル化を進める上で重要なのは、サプライヤー、中間流通業者、需要家の三者間でタイムリーに取引状況を共有できること、そして単価や見積もりなどの機密情報を適切に管理できる仕組みです。しかし、これらの機能を兼ね備えた最適なデジタルプラットフォームは、これまで確立されていませんでした。
「step X.」は、見積作成から受発注、納入、検収までの情報をデジタルプラットフォーム上に一元化し、取引の進捗状況をタイムリーに可視化します。サプライヤー、中間流通業者、需要家のサプライチェーン上の関係者間で取引の進捗状況を一元管理することで、塩ビ産業の受発注業務の円滑化を支援します。
また、物流のモニタリング、GHG算出、SDS管理等の追加機能を段階的に開発し、サプライチェーン上の業者間の業務効率化を支援する次世代型受発注システムを目指します。
「step X.」の機能・特徴
「step X.」には以下のような機能・特徴があります。
- サプライヤー、流通業者及び需要家のサプライチェーン上の関係者間で、取引の進捗(受注状況、納期の確定状況、納入状況)をリアルタイムで共有することができます。
- チャット機能やフォルダ/ファイル共有機能により、各種情報共有がより手軽に行えます。
- 商品の価格や品種、原料調達先、販売先といった売買で繰り返されるパターンについてマスタにて一元管理が可能です。
- 実績出力機能があり、導入会社の基幹システムへの連結もスムーズです。また、取引先のシステムへのデータアップロードを見据えたCSV等のデータ出力も可能です。
- 過去の納入状況や失注等のデータも管理でき、顧客分析にも役立てることができます。
- 見積書、発注書は入力された情報をもとに自動で作成されます。特定の取引先に併せて形式を選択して出力することができます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/56964/22/56964-22-08f95de982a669cc09890f6f21dec2f1-2561x1341.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
step. X イメージ画像
今後の展望
以下の機能の追加を検討しており、今後もアップグレードを重ねてまいります。
- 取引商品を対象としたGHGの算出機能および取引先へのデータ提供機能
- 取引商品の運送にかかる運送計画や運送状況の開示等の機能
- 取引商品に関わるSDSの管理、取引先へのSDSの提供機能
ROUTE06の支援内容
- サービス設計
- エンタープライズ向けAPIプラットフォーム「Plain」の提供及びカスタマイズ
- UI/UXのデザイン設計及び実装
- コンセプト及びサービスロゴ制作/ディレクション
システム導入支援
ROUTE06の取り組みについて
ROUTE06は、大手企業のDXパートナーとして、デジタル事業立ち上げのプロフェッショナルチームによる支援及びエンタープライズ向けAPIプラットフォーム「Plain」の提供を通して、大手企業の既存資産を活用した新しい事業機会と経済価値の創出に挑戦しています。
ROUTE06では、今後もよりエンタープライズユーザーにとって利便性の高いサービスを提供すべく、自社ソフトウェアサービスの開発及びプロフェッショナルサービスの提供に注力してまいります。
エンタープライズ向けAPIプラットフォーム「Plain」について
「Plain」はあらゆる商取引のDXを実現するためのビジネスAPIプラットフォームです。B2C及びB2Bに関わらず、オンライン・マーケットプレイスをはじめとした様々なデジタル事業の垂直立ち上げ及び継続的なサービス改善に貢献します。
URL: https://route06.co.jp/solutions/product/plain
【Plain導入、デジタル事業の立ち上げに関するお問い合わせ】
株式会社ROUTE06 プロフェッショナルサービス本部
info@route06.co.jp
株式会社ROUTE06について
ROUTE06(ルートシックス)は、大手企業のビジネスモデル変革を支援するDXパートナーです。エンタープライズ・ソフトウェア基盤の提供とアジャイルでの事業化支援によって商取引のプラットフォーム化を実現し、新たな企業価値を生み出すことに貢献します。
設立:2020年1月24日
URL:https://route06.co.jp
所在地:100-0005 東京都千代田区丸の内一丁目6-5 丸の内北口ビルディング 9F
代表者: 遠藤 崇史
事業内容: エンタープライズソフトウェアサービス及びプロフェッショナルサービス