本気のサステナビリティをアートで発信|廃棄物を用いた現代アート公募「ACTA+ ART AWARD 2024」にてファイナリストが参加する最終審査会と作品展を開催します。
[24/10/29]
提供元:PRTIMES
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応募総数107件の中から選出された11名のファイナリストが参加する最終審査会を11月26日(火)に日本橋三井タワーで開催し、翌日27日(水)〜12月10日(火)まで同施設にて作品展を行います。
ACTA+ ART AWARD 2024は、2024年7月1日〜8月31日まで「本来であれば捨てられるはずだったもの(=廃棄物)」を使った現代アート作品のプランを募集し、全国各地から集まった107件の作品プランの中から11名のファイナリストを選出しました。
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[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/86155/22/86155-22-8115b774425142d55f378e646d997055-2876x1350.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ACTA+ ART AWARD 2024特設サイト
ACTA+ ART AWARD 2024 最終審査会|開催概要
■日時
・2024年11月26日(火)13:00-17:00 *招待制
■場所
・日本橋三井タワー1Fアトリウム
■審査員:井上 ルミ子(東京ミッドタウンマネジメント株式会社)、小池 藍(THE CREATIVE FUND,LLP 代表パートナー)、西尾 美也(東京藝術大学 美術学部 先端芸術表現科 准教授)、森 摂(株式会社オルタナ 代表取締役社長)
■後援団体:文科省、環境省
■協賛企業:株式会社中特ホールディングス、三井不動産株式会社
■主催:ACTA+ ART AWARD実行委員会
■今後の公募スケジュール:
・作品制作期間:2024年11月15日(金)〜25日(月) *日本橋「宮永ビル」にて作品の公開制作を実施
・最終審査会および授賞式:2024年11月26日(火)
・ファイナリスト展:2024年11月27日(水)〜12月10日(火)*一般公開
審査会で選ばれた11名のファイナリスト
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/86155/22/86155-22-531e85c1da800b58e16edc1c79ee373e-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ファイナリストに選出された11名のアーティストたち
■ファイナリストおよび発表作品の紹介
・市川 瑛子(いちかわ・ようこ)『Trachestry』
:捨てられるコーヒー豆の麻袋を素材としたドローイング作品。遥か遠い海の向こうからさまざまな人の手を渡ってやってきたこの麻袋の作品を通して、廃棄物の裏側にある物語を可視化し向き合えるようなナラティブな作品を制作していく。
・キサブロー『ポリサマ』
:プラスチック袋製の神様「ポリサマ」をアートによって生み出す立体作品。プラスチック袋などの使い捨て文化は人の感謝が薄いためではないという問いから始まり、chatGPTとの対話を通して作品を具現化しながら制作。ビニール袋製の神様は自身の存在と人類の持続可能な社会の間で何を思うのだろう。
・木村 晃子(きむら・あきこ)『GOLDEN SUNFLOWER』
:不法投棄多発地域である福島県須賀川市国道294号・勢至堂峠において、2024年5月~10月間に採取した尿入りペットボトル、「通称:黄金のペットボトル」の中身(人尿)を液体肥料として育てたひまわりと、ペットボトル容器を使用したひまわりの育成を助ける保温カバーを制作する。モラルを無視した迷惑な不法投棄物はアートになることで鑑賞者にどのようなメッセージを発するのだろうか。
・中谷 優大(なかや・ゆうだい)『Lenticular(レンチキュラー)』
:私たちの生活を豊かにしてくれているものこと(使い捨て容器や実験用マウス/ラット)を忘れず、命の尊さを感じてほしいという想いを込めたコンセプチュアルアート。マウスをベースに、レンチキュラーレンズをタイトルと馴染みのある器に置き換え、組み合わせることにより、現実を客観的に感じられるような仕掛けを含めている。
・中根 隆弥(なかね・りゅうや)『かじかざわのちりあくた-鰍沢雪の酒宴-』
:2010年までに存在していたが今はもうない山梨県鰍沢(かじかさわ)町という町にある、とある空き家中に置いてあった経年劣化したおもちゃや小道具などを使用したドローイング作品。テーマとするのは落語の演目「鰍沢雪の酒宴」で、そこに出てくる民家や登場する火縄銃などのアイテムをモチーフにして使用した作品を発表する。
・西花 純佳(にしはな・すみか)『共に生きるということ(仮題)』
:アルミ缶、お菓子の包装紙、カップ麺の蓋など、裏面が銀色の物を集めて制作する建物型のインスタレーション。外側から見た銀一色の美しさと、内側から見たラベルの情報量から受け取れる印象のギャップにより、普段意識していないアルミパッケージの存在と、意識して見る商品情報(ラベル)の表裏一体を表現する。
・林田 真季(はやしだ・まき)『Corn Husks(仮題)』
:作者の大好物「とうもろこし」の皮からつくった現像液でプリントした銀塩写真を額装し、テキストを添えた作品。本作品制作に使用されるネガ、印画紙も同じく誰かが処分したものを使用しており、本作品を通して鑑賞者が社会科学用語「意図せざる結果」の法則を消費社会の現実の中に見出すことをテーマとしている。
・FLAG B(ふらっぐ・びー)『昭和ガラスから見る欲望(仮)』
:プロダクトデザイナー、百貨店MD、ガラス屋4代目など職種の異なる5名のコレクティブによる制作。福島県郡山市で創業110年のガラス屋を起点に昭和ガラスの資源循環を模索する中でアートピースの制作に発展。昭和ガラスのモザイクや装飾性を生かし、昭和に起こった出来事と合わせて展示することでその時代の産業の熱量や時代背景にある人間臭さや欲望を表現する。
・ヘリウム『CAN YOU SEE ME? あなたはゴミに見えますか?』
:ゴミ屋敷(実家)に住み、母親にゴミのように扱われたという自身の経験から、ゴミの存在を自身と重ね合わせ、実家の様子を写した写真で作ったモザイク画と共に自身(元ゴミ)を作品の一部として展示。本展示により、作家自身の思い体験をポップなものに置き換え、他人事な社会問題が実は身近な存在であるということを社会に伝えようとしている。
・堀川 和紗(ほりかわ・かずさ)『Subgestion』
:自身が愛用していた服や布を再利用し作品を生み出すことで、ただの消費ではなく「消化」という象徴へと作り変えようとする試みを行う。生まれ育った閉鎖的な地方の村から上京し、大都会のファッションシーンに飛び込む中で感じた大量生産への違和感や自分自身に対する悩みを、創作という行為によって物質的な消耗だけでなく、過去の経験や記憶を自分の一部として昇華させる一種のケアとして行い、考えるきっかけを社会に提示しようとしている。
・Lu Chih Yun(るー・ちーゆん)『昨日星辰(昨夜の星)』
:配っても翌日にはゴミになってしまうアート展覧会のチラシを素材としたインスタレーション。アートギャラリーでの自身のバイト現場で見たチラシの大量生産・大量消費から、手間をかけてチラシをつくった若手アーティストの儚い夢や、社会に消費されやがて消えていくアーティストの存在を昨夜輝いた星に例え表現する。
ACTA+ ART AWARD2024の見どころ
『廃棄物という社会や人が捨てたものからサステナビリティを語る』
日本橋という経済の中心地にて「廃棄物という不要とされる存在から未来を創造する」というアートを生み出すことで、未来に向けた持続可能な対話を促していこうとするものです。
廃棄物にまつわる持続可能性を考える時、どうしても「やらなければいけない」や「こうでなければいけない」と言った正論により、堅い話題として捉えられることが多いのが現実です。しかし、そういった現状だからこそよりユニークで創造性あふれる方法で模索していくことができたら、世の中はより面白く居心地のよい場所へと生まれ変わっていくのではないかと考えます。
ファイナリストたちは社会や個人で捨てている「もの」を題材とし、その鋭い洞察と創造力を駆使し、アート作品を通して社会に対し問いを投げかけます。アーティストによる公開プレゼンののち4名の審査員による審査を行う過程を通して、「本当の持続可能性とは何か」を一緒に見つめ、面白く模索いただけますと幸いです。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/86155/22/86155-22-8f85da4ff3867a6eefe5782432c9ecab-3000x2000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
昨年度の審査会の様子
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/86155/22/86155-22-cff80540ac34e81d1c029136999c4477-3000x2000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
昨年度の審査会の様子
『アート・サステナビリティの専門家が本気で審査』
この度は、東京を拠点にするアートとサステナビリティの専門家4名に作品を直接審査いただく場となっています。当日は展示されるアート作品の評価、プレゼンを行うファイナリストへの質疑応答を通して、より積極的な対話と議論が生まれていく場となります。アートがただ発表するだけにすぎず、社会にインパクトを生み出していく媒体となれるような場づくりを目指していきます。
>4名の審査員に関する情報はこちら
ACTA+ ART AWARDのこれまでの取り組みについて
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/86155/22/86155-22-26a47d1e7e7114643839a09842a5c445-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ACTA+ ART AWARD実行委員会は、あらゆる捨てられるものからアート作品やインテリア素材を生み出す『ACTA+*』が、より個人や社会に根ざした形でアート活動を行うために発足しました。
第4回となる本年度のアワードは、40歳以下という年齢宣言を設け、未来に向けて語られるべきサステナビリティという話題について、若手アーティストの創作を起点に対話や議論を発生させることを目的に開催しています。
本公募展は、既存の常識や固定観念を脱し、魅力的な未来の可能性を生み出しながら新たな文化を育てていくことを目的とした取り組みとして2021年に立ち上げ、今年度までの計4回で延べ460名を超えるアーティストにご参加いただきました。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/86155/22/86155-22-23dc5780762702513c1179c7fb3d0f71-300x250.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
*ACTA+[アクタプラス]:
「持続可能の正論を、憧れに。」のキャッチフレーズを掲げ、環境に良いことや持続可能性を取り入れることが“憧れ”になる社会を目指す事業。主に〈アート制作販売事業〉と〈企業向け企画事業〉を行い、現在公募展などをきっかけにした約500名のアーティストとのネットワークを保有しています。(ウェブサイト)
過去の公募開催について
■COIL Upcycle Art Contest 2021
■COIL Upcycle Art Contest 2022
■COIL Upcycle Art Contest 2023
ACTA+の事業実績一例
■宿泊施設へのアート作品納品
■美術館でのアート作品展開催
■大学施設へのアートを用いたディスプレイ演出
メディアの皆様へ
日本橋での作品の公開制作および最終審査会(招待制)の現地取材をお受けすることができますので、下記にご連絡いただけますと幸いです。
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ACTA+ ART AWARD実行委員会(担当:橋本)
coil@chutoku-g.co.jp
ACTA+ ART AWARD 2024は、2024年7月1日〜8月31日まで「本来であれば捨てられるはずだったもの(=廃棄物)」を使った現代アート作品のプランを募集し、全国各地から集まった107件の作品プランの中から11名のファイナリストを選出しました。
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[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/86155/22/86155-22-8115b774425142d55f378e646d997055-2876x1350.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ACTA+ ART AWARD 2024特設サイト
ACTA+ ART AWARD 2024 最終審査会|開催概要
■日時
・2024年11月26日(火)13:00-17:00 *招待制
■場所
・日本橋三井タワー1Fアトリウム
■審査員:井上 ルミ子(東京ミッドタウンマネジメント株式会社)、小池 藍(THE CREATIVE FUND,LLP 代表パートナー)、西尾 美也(東京藝術大学 美術学部 先端芸術表現科 准教授)、森 摂(株式会社オルタナ 代表取締役社長)
■後援団体:文科省、環境省
■協賛企業:株式会社中特ホールディングス、三井不動産株式会社
■主催:ACTA+ ART AWARD実行委員会
■今後の公募スケジュール:
・作品制作期間:2024年11月15日(金)〜25日(月) *日本橋「宮永ビル」にて作品の公開制作を実施
・最終審査会および授賞式:2024年11月26日(火)
・ファイナリスト展:2024年11月27日(水)〜12月10日(火)*一般公開
審査会で選ばれた11名のファイナリスト
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ファイナリストに選出された11名のアーティストたち
■ファイナリストおよび発表作品の紹介
・市川 瑛子(いちかわ・ようこ)『Trachestry』
:捨てられるコーヒー豆の麻袋を素材としたドローイング作品。遥か遠い海の向こうからさまざまな人の手を渡ってやってきたこの麻袋の作品を通して、廃棄物の裏側にある物語を可視化し向き合えるようなナラティブな作品を制作していく。
・キサブロー『ポリサマ』
:プラスチック袋製の神様「ポリサマ」をアートによって生み出す立体作品。プラスチック袋などの使い捨て文化は人の感謝が薄いためではないという問いから始まり、chatGPTとの対話を通して作品を具現化しながら制作。ビニール袋製の神様は自身の存在と人類の持続可能な社会の間で何を思うのだろう。
・木村 晃子(きむら・あきこ)『GOLDEN SUNFLOWER』
:不法投棄多発地域である福島県須賀川市国道294号・勢至堂峠において、2024年5月~10月間に採取した尿入りペットボトル、「通称:黄金のペットボトル」の中身(人尿)を液体肥料として育てたひまわりと、ペットボトル容器を使用したひまわりの育成を助ける保温カバーを制作する。モラルを無視した迷惑な不法投棄物はアートになることで鑑賞者にどのようなメッセージを発するのだろうか。
・中谷 優大(なかや・ゆうだい)『Lenticular(レンチキュラー)』
:私たちの生活を豊かにしてくれているものこと(使い捨て容器や実験用マウス/ラット)を忘れず、命の尊さを感じてほしいという想いを込めたコンセプチュアルアート。マウスをベースに、レンチキュラーレンズをタイトルと馴染みのある器に置き換え、組み合わせることにより、現実を客観的に感じられるような仕掛けを含めている。
・中根 隆弥(なかね・りゅうや)『かじかざわのちりあくた-鰍沢雪の酒宴-』
:2010年までに存在していたが今はもうない山梨県鰍沢(かじかさわ)町という町にある、とある空き家中に置いてあった経年劣化したおもちゃや小道具などを使用したドローイング作品。テーマとするのは落語の演目「鰍沢雪の酒宴」で、そこに出てくる民家や登場する火縄銃などのアイテムをモチーフにして使用した作品を発表する。
・西花 純佳(にしはな・すみか)『共に生きるということ(仮題)』
:アルミ缶、お菓子の包装紙、カップ麺の蓋など、裏面が銀色の物を集めて制作する建物型のインスタレーション。外側から見た銀一色の美しさと、内側から見たラベルの情報量から受け取れる印象のギャップにより、普段意識していないアルミパッケージの存在と、意識して見る商品情報(ラベル)の表裏一体を表現する。
・林田 真季(はやしだ・まき)『Corn Husks(仮題)』
:作者の大好物「とうもろこし」の皮からつくった現像液でプリントした銀塩写真を額装し、テキストを添えた作品。本作品制作に使用されるネガ、印画紙も同じく誰かが処分したものを使用しており、本作品を通して鑑賞者が社会科学用語「意図せざる結果」の法則を消費社会の現実の中に見出すことをテーマとしている。
・FLAG B(ふらっぐ・びー)『昭和ガラスから見る欲望(仮)』
:プロダクトデザイナー、百貨店MD、ガラス屋4代目など職種の異なる5名のコレクティブによる制作。福島県郡山市で創業110年のガラス屋を起点に昭和ガラスの資源循環を模索する中でアートピースの制作に発展。昭和ガラスのモザイクや装飾性を生かし、昭和に起こった出来事と合わせて展示することでその時代の産業の熱量や時代背景にある人間臭さや欲望を表現する。
・ヘリウム『CAN YOU SEE ME? あなたはゴミに見えますか?』
:ゴミ屋敷(実家)に住み、母親にゴミのように扱われたという自身の経験から、ゴミの存在を自身と重ね合わせ、実家の様子を写した写真で作ったモザイク画と共に自身(元ゴミ)を作品の一部として展示。本展示により、作家自身の思い体験をポップなものに置き換え、他人事な社会問題が実は身近な存在であるということを社会に伝えようとしている。
・堀川 和紗(ほりかわ・かずさ)『Subgestion』
:自身が愛用していた服や布を再利用し作品を生み出すことで、ただの消費ではなく「消化」という象徴へと作り変えようとする試みを行う。生まれ育った閉鎖的な地方の村から上京し、大都会のファッションシーンに飛び込む中で感じた大量生産への違和感や自分自身に対する悩みを、創作という行為によって物質的な消耗だけでなく、過去の経験や記憶を自分の一部として昇華させる一種のケアとして行い、考えるきっかけを社会に提示しようとしている。
・Lu Chih Yun(るー・ちーゆん)『昨日星辰(昨夜の星)』
:配っても翌日にはゴミになってしまうアート展覧会のチラシを素材としたインスタレーション。アートギャラリーでの自身のバイト現場で見たチラシの大量生産・大量消費から、手間をかけてチラシをつくった若手アーティストの儚い夢や、社会に消費されやがて消えていくアーティストの存在を昨夜輝いた星に例え表現する。
ACTA+ ART AWARD2024の見どころ
『廃棄物という社会や人が捨てたものからサステナビリティを語る』
日本橋という経済の中心地にて「廃棄物という不要とされる存在から未来を創造する」というアートを生み出すことで、未来に向けた持続可能な対話を促していこうとするものです。
廃棄物にまつわる持続可能性を考える時、どうしても「やらなければいけない」や「こうでなければいけない」と言った正論により、堅い話題として捉えられることが多いのが現実です。しかし、そういった現状だからこそよりユニークで創造性あふれる方法で模索していくことができたら、世の中はより面白く居心地のよい場所へと生まれ変わっていくのではないかと考えます。
ファイナリストたちは社会や個人で捨てている「もの」を題材とし、その鋭い洞察と創造力を駆使し、アート作品を通して社会に対し問いを投げかけます。アーティストによる公開プレゼンののち4名の審査員による審査を行う過程を通して、「本当の持続可能性とは何か」を一緒に見つめ、面白く模索いただけますと幸いです。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/86155/22/86155-22-8f85da4ff3867a6eefe5782432c9ecab-3000x2000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
昨年度の審査会の様子
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昨年度の審査会の様子
『アート・サステナビリティの専門家が本気で審査』
この度は、東京を拠点にするアートとサステナビリティの専門家4名に作品を直接審査いただく場となっています。当日は展示されるアート作品の評価、プレゼンを行うファイナリストへの質疑応答を通して、より積極的な対話と議論が生まれていく場となります。アートがただ発表するだけにすぎず、社会にインパクトを生み出していく媒体となれるような場づくりを目指していきます。
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ACTA+ ART AWARDのこれまでの取り組みについて
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ACTA+ ART AWARD実行委員会は、あらゆる捨てられるものからアート作品やインテリア素材を生み出す『ACTA+*』が、より個人や社会に根ざした形でアート活動を行うために発足しました。
第4回となる本年度のアワードは、40歳以下という年齢宣言を設け、未来に向けて語られるべきサステナビリティという話題について、若手アーティストの創作を起点に対話や議論を発生させることを目的に開催しています。
本公募展は、既存の常識や固定観念を脱し、魅力的な未来の可能性を生み出しながら新たな文化を育てていくことを目的とした取り組みとして2021年に立ち上げ、今年度までの計4回で延べ460名を超えるアーティストにご参加いただきました。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/86155/22/86155-22-23dc5780762702513c1179c7fb3d0f71-300x250.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
*ACTA+[アクタプラス]:
「持続可能の正論を、憧れに。」のキャッチフレーズを掲げ、環境に良いことや持続可能性を取り入れることが“憧れ”になる社会を目指す事業。主に〈アート制作販売事業〉と〈企業向け企画事業〉を行い、現在公募展などをきっかけにした約500名のアーティストとのネットワークを保有しています。(ウェブサイト)
過去の公募開催について
■COIL Upcycle Art Contest 2021
■COIL Upcycle Art Contest 2022
■COIL Upcycle Art Contest 2023
ACTA+の事業実績一例
■宿泊施設へのアート作品納品
■美術館でのアート作品展開催
■大学施設へのアートを用いたディスプレイ演出
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