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【3Dセンシング】アナログ・デバイセズ社とToFカメラ向けのデモ用アプリを共同開発、スワローの「ヒューマンセンシングSDK」がToFカメラにも対応!

画像処理ニーズの高まりに伴い各業界から注目を集める「3Dセンシング」技術 3密回避の「人物カウント」はもちろん、介護などの「見守りシステム」、タッチレス視線操作などの「非接触センシング」に応用可能です

株式会社スワローインキュベート(本社:茨城県つくば市、代表取締役:大野 寿和、以下スワローインキュベート)は、アナログ・デバイセズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:馬渡 修、以下アナログ・デバイセズ)が半導体を提供している、株式会社シーアイエス(本社:東京都八王子市、代表取締役社長:村岡 祐輔、以下CIS)の製造するToFカメラ向けに、パナソニックや本田技研、自社の「特許技術・ノウハウ」を活用した「人物検出技術」や「視線検出技術」などの「ヒューマンセンシング技術」を搭載したデモンストレーションソフトを開発。これに伴い、スワローインキュベートの「ヒューマンセンシング技術」がToFカメラに対応、より多様なニーズにお応えできるようになりました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/9287/23/resize/d9287-23-722569-1.png ]


■技術詳細
ToFカメラ×ヒューマンセンシング技術のデモンストレーション動画

[動画: https://www.youtube.com/watch?v=4Yy2qgI2LDU ]


本デモ用アプリでは、スワローインキュベートの「人物検出技術」や「視線検出技術」などの「ヒューマンセンシング技術」を活用して、以下4つの項目をリアルタイムで取得しています。

1.カメラから人物までの距離
2.視線方向/視線位置(顔向き&目の向き取得データから算出)
3.まばたきカウント
4.居眠りカウント


技術の強み、特長など
CISのToFカメラを利用することで、可視光カメラでは困難であった環境にも対応、かつ従来の距離測定方式に比べて高精度の「3Dセンシング」を実現しました。

単一基板上で、可視光信号(RGB領域)、赤外光信号(IR領域)、Depth信号(ToF深度情報)を同時に取得が可能なため、それぞれの信号のセンサ情報の組み合わせによる複合的なセンシングを高精度かつリアルタイムに実現可能となります。

RGB画像では検出が困難であった、距離情報の取得を応用することで「視線のプロット先推定」の精度向上や、「人物の接近度判定」などが可能になります。

また、さらなる応用により、人物の身長推定や、体型・体格の定量化の実現や、赤外光を利用した、瞳孔検出を組み合わせたセンシングの研究も進めています。


活用分野
・人物の動き予測・接近判定
・AMRロボットのヒト検知による安全確保
・産業用・建設用機器の周囲安全センシング
・入場制限における身長測定AI
・服飾店試着スペースによるバーチャル試着やバーチャル着せ替え
・展示場でのブース立ち止まり人数カウント
・ゲームセンターのNUI(ナチュラルユーザーインターフェース)ゲーム機(視線UI / 3D動き検出)
など


■カメラ詳細
小型なCISの産業向けToFカメラ「DCC-RGBD1」

[画像2: https://prtimes.jp/i/9287/23/resize/d9287-23-396923-0.jpg ]

3Dセンシングを実現する「ToFカメラ」は、3次元計測やデプスセンシングなどとも言われ、通常の2D(RGB)画像だけでなく、深度(距離情報)も画像データとして取得することが可能です。
ToFセンサの世界市場規模は、2020年に28億米ドル、2025年には69億米ドルに成長すると予測されており、中でもCISの本「DCC-RGBD1」は、「可視光センサ」「赤外線センサ」「Depth(デプス)センサ」の3つのセンサが単一の基板上に組み込まれており、かつ55×50×40mmという小型サイズを実現。
アナログフロントエンド(AFE)には、アナログ・デバイセズ(ADI)の「ADDI9036」が採用されています。

元々はロボット向けに開発された本カメラですが、医療やロジスティクスなどの分野からの引き合いもあり、ますます活用販路を広げています。

カメラの開発キット(SDK)が公開されており、CIS社から用意されているカメラドライバAPIから、露光設定、ゲイン、ホワイトバランスなども柔軟に設定可能な、カスタマイズ性の高いカメラです。


カメラ仕様などの詳細は、下記CISホームページよりご確認ください。
◆CIS「DCC-RGBD1」製品ページ
https://www.ciscorp.co.jp/product/camera_detail.php?rec_id=164&group_flag=70


■今後の展望
スワローインキュベートは、特許取得の開発能力を活かして、画像処理・コンピュータビジョンのさらなる発展に寄与し、企業課題に沿ったソリューションや、人手不足や高齢化などの社会問題の解決に貢献していきたいと考えております。


本発表にあたり、アナログ・デバイセズ様より以下のコメントを頂戴しております。

「今回のスワローインキュベート社の視線検知ソフトと、弊社製品を採用頂いているCIS社の3D距離センサとのコラボレーションにより、距離測定から特定の対象人物の目線検出や定量化をシームレスに実現するソリューションが完成したことを非常に嬉しく思っております。今回のコラボレーションを契機に、様々なマーケットへの展開を加速していきたいと考えております」

アナログ・デバイセズ株式会社
IHCソリューション&テクノロジー シニアフィールドアプリケーションエンジニア
門川貴彦


■本デモ用アプリ搭載のヒューマンセンシング技術
◆人物検出技術HP
カメラ撮影範囲における人物検出、カウント、対象までの距離等を取得
https://humandetect.pas-ta.io/

◆視線検出技術HP
特許活用の独自アルゴリズムによる顔向き&目の向きを活用した視線検出
https://eyetrack.pas-ta.io/


■アナログ・デバイセズについて
アナログ・デバイセズは1965年の創業以来、高性能アナログで世界をリードし、さまざまな技術的課題を解決してきました。世界にインパクトを与えるイノベーションを実現するために、私たちは最先端のセンシング、計測、パワーマネジメント、通信、信号処理技術で、アナログとデジタルとの懸け橋となり、世界の動きをありのままに描き出します。
想像を超える可能性を―アナログ・デバイセズ http://www.analog.com/jp


■スワローインキュベートについて
全国でもトップクラスの研究施設が押し並ぶ、茨城県つくば市に2013年12月設立。
画像処理・コンピュータビジョンや、音声信号処理領域の開発を得意とする。パナソニックや本田技研を始めとする大手企業保有の「AI/IoT領域の特許・ノウハウ」や、パナソニックと共同で取得した自社特許を活用した「ヒューマンセンシング技術群」の開発用ソフトウェア(SDK)販売、企業向けソリューション開発を提供中。


■会社概要
社名 :株式会社スワローインキュベート
本社 :〒305-0047
茨城県つくば市千現二丁目1番地6
つくば研究支援センター内 CA13
代表者 :代表取締役社長 大野 寿和
公式サイト:https://swallow-incubate.com
資本金 :500万円
事業内容 :【ヒューマンセンシング技術の開発/提供】
ー 人物検出技術の開発・販売(特許提供:本田技研工業株式会社)
ー 視線検出技術の開発・販売(特許提供:パナソニック株式会社)
ー 生体判定技術の開発・販売(特許提供:パナソニック株式会社)
ー 目検出技術の開発・販売(特許提供:パナソニック株式会社)
ー まばたき検出技術の開発・販売(特許提供:パナソニック株式会社)
ー 音声感情認識技術の開発・販売(特許提供:パナソニック株式会社)
ー 虹彩認証技術の開発・販売(特許提供:パナソニック株式会社)
主な取引先:パナソニック株式会社、本田技研工業株式会社、アナログ・デバイセズ株式会社 ほか


■本件に関するお問い合わせ
株式会社スワローインキュベート
技術サポート事務局
TEL:029-886-9912
FAX:029-886-9913
Email:support@swallow-incubate.com
URL:<人物検出技術>https://humandetect.pas-ta.io/
   <視線検出技術>https://eyetrack.pas-ta.io/

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