牡蠣パイプと人工芝のアップサイクル製品の試作に成功
[21/12/27]
提供元:PRTIMES
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株式会社ピリカ(東京都渋谷区、代表取締役:小嶌不二夫、以下ピリカ)が参画する、「Material Circulator」(※1)は牡蠣パイプと人工芝を回収し、アップサイクルした三角コーンと2種類のかごの試作に成功しました。試作品は日本最大規模のスポーツ施設を運営するJ-GREEN堺などに寄贈。プラスチックメーカー等へ素材の活用や、共同商品企画を目指します。この取り組みは、日本財団、一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構 (JASTO)、株式会社リバネスが共同実施する「プロジェクト・イッカク」の一環で実施するものです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/15952/23/resize/d15952-23-bb0834fd9c7ab7bafc12-11.jpg ]
「回収→再資源化→製品化」のサプライチェーンを構築し、持続可能なビジネス実現を目指す
「Material Circulator」はアップサイクルを通じて、サーキュラーエコノミー市場の開拓を目指すプロジェクトです。アップサイクル製品の販売に向けた「回収→再資源化→製品化」のサプライチェーンを構築し、持続可能なビジネス実現を目指します。更に商品開発とともに、これらのプロセスをSDGs学習コンテンツとして企画し、アップサイクル商品を通じた、学びの機会の提供や意識啓を広げていきたいと考えています。
また、本プロジェクトは、株式会社ピリカと、アップサイクル商品の企画やごみ拾いプロジェクトを手がける株式会社マナティ(沖縄県沖縄市、代表取締役:金城由希乃)、環境配慮型の素材開発を手がける株式会社TBM(東京都千代田区、代表取締役 CEO:山崎 敦義)、東京理科大学、製品のデザイン・企画を手がけるマナブデザイン株式会社(東京都中央区、代表取締役:高橋学)が協力・連携しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/15952/23/resize/d15952-23-43323271bab40d5fe926-3.png ]
牡蠣パイプと人工芝を再資源化し、三角コーン、かごの試作に成功
ピリカは、資源回収から再資源化ペレットの生成、試作品の製造までの一連のプロセスを外部パートナーと共に担当・実現しました。今回、再資源化の対象となった資源ごみは、瀬戸内海に漂流・漂着・堆積している現存量約1,600万本と推定された牡蠣パイプと、ピリカで実施した2020年度マイクロプラスチック調査で全体個数の20%を占めており、年間25tが海洋流出していると推定されている人工芝(※)です。
[画像3: https://prtimes.jp/i/15952/23/resize/d15952-23-57c95f45d59912cfc362-10.png ]
牡蠣パイプは、広島県漁業協同組合連合会や無人島などの浜辺の漂着ごみ調査と上陸漂着ごみ拾いをを展開する一般社団法人のE.Cオーシャンズ、またごみ拾いSNS「ピリカ」の個人ユーザー数名の協力を得て回収され、また人工芝もJ-GREEN堺や住友ゴム工業株式会社の協力を得て回収し、試作以降も月500kg程度の安定的な素材回収頂ける協力関係も構築しました。回収した牡蠣パイプ、人工芝は、東京理科大学監修の元、分析・洗浄・選別され、ペレタイズされて、製品化のための素材に変換します。
[画像4: https://prtimes.jp/i/15952/23/resize/d15952-23-80f451f112943698da50-2.jpg ]
のちプラスチック製造メーカーの協力を得て、人工芝と牡蠣パイプのペレットを30%含有(70%は石油由来のプラスチック(バージン)を活用)されたアップサイクル商品とする、三角コーン2種との試作完成となりました。また、輸送用かごと買い物かごについては、成形のしやすさやデザイン性など品質保持の理由から牡蠣パイプ、人工芝それぞれが5%含有する2種類のかごの試作品も成功致しました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/15952/23/resize/d15952-23-efd93fd6cdedd72868fa-0.jpg ]
この度試作成功した三角コーンは、この度人工芝提供を頂いた日本最大規模のスポーツ施設を運営するJ-GREENなどに寄贈し、サッカーフィールド等にて実際に活用頂く予定です。また、輸送用かごについては、広島県漁業協同組合連合会に寄贈し、牡蠣の養殖活動にて活用頂きます。
[画像6: https://prtimes.jp/i/15952/23/resize/d15952-23-7322e1e146ad6096ef1a-7.jpg ]
[画像7: https://prtimes.jp/i/15952/23/resize/d15952-23-00bbecef1bd913057982-1.jpg ]
今後は、プラスチックメーカー等へ素材の活用や、共同商品企画を展開していく予定です。海洋ごみの回収促進はもとより、プラスチック素材の1つとして海洋ごみのアップサイクル素材の活用の拡大を目指して参ります。
本プロジェクトは日本財団、一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構 (JASTO)、株式会社リバネスが共同実施する「プロジェクト・イッカク」の一環でスタートしたコンテンツです。本プロジェクトは、海洋ごみ削減とビジネス創出を同時に実現する事業モデル構築を目指し、ベンチャー企業を中心とした超異分野チームを組成して推進しています。
[画像8: https://prtimes.jp/i/15952/23/resize/d15952-23-466a5ffcb04a7646ebd4-6.png ]
海と日本プロジェクト CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体 の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11 月から推進しているプロジェクトです。産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。 https://uminohi.jp/umigomi/
[画像9: https://prtimes.jp/i/15952/23/resize/d15952-23-85bc5cd2e674dbb7a9ef-4.png ]
一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構
一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構(JASTO)は、研究者及び技術者の支援を通 じて、先端的かつ公共性の高い科学技術の発掘と発展に寄与することを目的として設立されました。 この目的に資するため、先端科学技術に関連する教育、人材育成、研究開発および各種イベントの実施を行います。
[画像10: https://prtimes.jp/i/15952/23/resize/d15952-23-419dcce0081038e7bc75-5.png ]
株式会社リバネス
「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念のもと、そこに集まる専門知識や技術・人など をつなぎ、組み合わせることによって社会に新たな価値を創出する研究者集団です。
※マイクロプラスチック等の流出実態調査及び問題解決への挑戦(アルバトロスプロジェクト2020年度版)より抜粋 https://opendata.plastic.research.pirika.org/
株式会社ピリカについて
科学技術の力であらゆる環境問題を解決することを目指し、2011年に大学の研究室で非公式のプロジェクトとして始まり、同年に法人化。様々な環境問題の中でも、一歩目としてごみ(特にプラスチック)の自然界流出問題に注力しています。
ごみ拾いSNS「ピリカ」は、2011年5月15日にリリースし、現在111カ国から累計2億個のごみが拾われています(2021年12月27日現在)。累計ありがとう数は1,000万弱となり、ごみ拾い活動を通じて多くのコミュニケーションが生まれています。導入頂いている企業・自治体・団体は1,500を超え、近年のSDGsへの関心の高まりを受け、環境問題に配慮した行動や消費は、各方面で浸透しつつあります。
さらに、画像解析による広範囲のポイ捨て状況調査サービス「タカノメ」や、マイクロプラスチック調査サービス「アルバトロス」を通じて、海洋・陸のごみの流出状況をオープンデータで発表し、課題発見と解決に向けた協業・連携を展開しています。2021年第1回環境スタートアップ大賞にて「環境大臣賞」受賞。
会社概要
社名:株式会社ピリカ(英名 Pirika, Inc.)
※ピリカはアイヌ語で「美しい」という意味の言葉です。
所在地:東京都渋谷区宇田川町2−1渋谷ホームズ1308
事業内容:ごみ拾いSNS「ピリカ」の運営/ポイ捨てごみ分布調査「タカノメ」の運営/マイクロプラスチック調査「アルバトロス」の運営
設立年月日:2011年11月21日
URL:https://corp.pirika.org/
[画像1: https://prtimes.jp/i/15952/23/resize/d15952-23-bb0834fd9c7ab7bafc12-11.jpg ]
「回収→再資源化→製品化」のサプライチェーンを構築し、持続可能なビジネス実現を目指す
「Material Circulator」はアップサイクルを通じて、サーキュラーエコノミー市場の開拓を目指すプロジェクトです。アップサイクル製品の販売に向けた「回収→再資源化→製品化」のサプライチェーンを構築し、持続可能なビジネス実現を目指します。更に商品開発とともに、これらのプロセスをSDGs学習コンテンツとして企画し、アップサイクル商品を通じた、学びの機会の提供や意識啓を広げていきたいと考えています。
また、本プロジェクトは、株式会社ピリカと、アップサイクル商品の企画やごみ拾いプロジェクトを手がける株式会社マナティ(沖縄県沖縄市、代表取締役:金城由希乃)、環境配慮型の素材開発を手がける株式会社TBM(東京都千代田区、代表取締役 CEO:山崎 敦義)、東京理科大学、製品のデザイン・企画を手がけるマナブデザイン株式会社(東京都中央区、代表取締役:高橋学)が協力・連携しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/15952/23/resize/d15952-23-43323271bab40d5fe926-3.png ]
牡蠣パイプと人工芝を再資源化し、三角コーン、かごの試作に成功
ピリカは、資源回収から再資源化ペレットの生成、試作品の製造までの一連のプロセスを外部パートナーと共に担当・実現しました。今回、再資源化の対象となった資源ごみは、瀬戸内海に漂流・漂着・堆積している現存量約1,600万本と推定された牡蠣パイプと、ピリカで実施した2020年度マイクロプラスチック調査で全体個数の20%を占めており、年間25tが海洋流出していると推定されている人工芝(※)です。
[画像3: https://prtimes.jp/i/15952/23/resize/d15952-23-57c95f45d59912cfc362-10.png ]
牡蠣パイプは、広島県漁業協同組合連合会や無人島などの浜辺の漂着ごみ調査と上陸漂着ごみ拾いをを展開する一般社団法人のE.Cオーシャンズ、またごみ拾いSNS「ピリカ」の個人ユーザー数名の協力を得て回収され、また人工芝もJ-GREEN堺や住友ゴム工業株式会社の協力を得て回収し、試作以降も月500kg程度の安定的な素材回収頂ける協力関係も構築しました。回収した牡蠣パイプ、人工芝は、東京理科大学監修の元、分析・洗浄・選別され、ペレタイズされて、製品化のための素材に変換します。
[画像4: https://prtimes.jp/i/15952/23/resize/d15952-23-80f451f112943698da50-2.jpg ]
のちプラスチック製造メーカーの協力を得て、人工芝と牡蠣パイプのペレットを30%含有(70%は石油由来のプラスチック(バージン)を活用)されたアップサイクル商品とする、三角コーン2種との試作完成となりました。また、輸送用かごと買い物かごについては、成形のしやすさやデザイン性など品質保持の理由から牡蠣パイプ、人工芝それぞれが5%含有する2種類のかごの試作品も成功致しました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/15952/23/resize/d15952-23-efd93fd6cdedd72868fa-0.jpg ]
この度試作成功した三角コーンは、この度人工芝提供を頂いた日本最大規模のスポーツ施設を運営するJ-GREENなどに寄贈し、サッカーフィールド等にて実際に活用頂く予定です。また、輸送用かごについては、広島県漁業協同組合連合会に寄贈し、牡蠣の養殖活動にて活用頂きます。
[画像6: https://prtimes.jp/i/15952/23/resize/d15952-23-7322e1e146ad6096ef1a-7.jpg ]
[画像7: https://prtimes.jp/i/15952/23/resize/d15952-23-00bbecef1bd913057982-1.jpg ]
今後は、プラスチックメーカー等へ素材の活用や、共同商品企画を展開していく予定です。海洋ごみの回収促進はもとより、プラスチック素材の1つとして海洋ごみのアップサイクル素材の活用の拡大を目指して参ります。
本プロジェクトは日本財団、一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構 (JASTO)、株式会社リバネスが共同実施する「プロジェクト・イッカク」の一環でスタートしたコンテンツです。本プロジェクトは、海洋ごみ削減とビジネス創出を同時に実現する事業モデル構築を目指し、ベンチャー企業を中心とした超異分野チームを組成して推進しています。
[画像8: https://prtimes.jp/i/15952/23/resize/d15952-23-466a5ffcb04a7646ebd4-6.png ]
海と日本プロジェクト CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体 の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11 月から推進しているプロジェクトです。産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。 https://uminohi.jp/umigomi/
[画像9: https://prtimes.jp/i/15952/23/resize/d15952-23-85bc5cd2e674dbb7a9ef-4.png ]
一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構
一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構(JASTO)は、研究者及び技術者の支援を通 じて、先端的かつ公共性の高い科学技術の発掘と発展に寄与することを目的として設立されました。 この目的に資するため、先端科学技術に関連する教育、人材育成、研究開発および各種イベントの実施を行います。
[画像10: https://prtimes.jp/i/15952/23/resize/d15952-23-419dcce0081038e7bc75-5.png ]
株式会社リバネス
「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念のもと、そこに集まる専門知識や技術・人など をつなぎ、組み合わせることによって社会に新たな価値を創出する研究者集団です。
※マイクロプラスチック等の流出実態調査及び問題解決への挑戦(アルバトロスプロジェクト2020年度版)より抜粋 https://opendata.plastic.research.pirika.org/
株式会社ピリカについて
科学技術の力であらゆる環境問題を解決することを目指し、2011年に大学の研究室で非公式のプロジェクトとして始まり、同年に法人化。様々な環境問題の中でも、一歩目としてごみ(特にプラスチック)の自然界流出問題に注力しています。
ごみ拾いSNS「ピリカ」は、2011年5月15日にリリースし、現在111カ国から累計2億個のごみが拾われています(2021年12月27日現在)。累計ありがとう数は1,000万弱となり、ごみ拾い活動を通じて多くのコミュニケーションが生まれています。導入頂いている企業・自治体・団体は1,500を超え、近年のSDGsへの関心の高まりを受け、環境問題に配慮した行動や消費は、各方面で浸透しつつあります。
さらに、画像解析による広範囲のポイ捨て状況調査サービス「タカノメ」や、マイクロプラスチック調査サービス「アルバトロス」を通じて、海洋・陸のごみの流出状況をオープンデータで発表し、課題発見と解決に向けた協業・連携を展開しています。2021年第1回環境スタートアップ大賞にて「環境大臣賞」受賞。
会社概要
社名:株式会社ピリカ(英名 Pirika, Inc.)
※ピリカはアイヌ語で「美しい」という意味の言葉です。
所在地:東京都渋谷区宇田川町2−1渋谷ホームズ1308
事業内容:ごみ拾いSNS「ピリカ」の運営/ポイ捨てごみ分布調査「タカノメ」の運営/マイクロプラスチック調査「アルバトロス」の運営
設立年月日:2011年11月21日
URL:https://corp.pirika.org/