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ヘルスケア アプリ カロミル、医療機関での疾病治療に初導入 獨協医科大学 埼玉医療センターの肝硬変治療の食事記録アプリに採用

在宅治療の肝硬変患者の食事レコーディングの効果について臨床研究

ライフログテクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:棚橋繁行、以下ライフログテクノロジー)は、同社が運営するヘルスケア アプリ「カロミル」が、獨協医科大学 埼玉医療センターの肝硬変患者の治療の一環として実施されている栄養治療のために、「カロミル」が2019年5月から導入開始されることを発表します。また、患者が毎日食事内容を記録することが、肝硬変の治療にどのような影響をもたらすかについての臨床研究も開始されます。




[画像1: https://prtimes.jp/i/18894/23/resize/d18894-23-318953-4.png ]

「カロミル」は独自に開発した画像解析AIを用いて、ユーザーが食べ物の写真を撮影するだけで栄養素を自動的に解析し、記録できる機能を実装しています。同機能を、獨協医科大学 埼玉医療センターで肝硬変を治療中の患者が毎日の食事管理を行うために利用します。


[画像2: https://prtimes.jp/i/18894/23/resize/d18894-23-936467-0.jpg ]

【治療および研究チームについて】

獨協医科大学 埼玉医療センター 消化器内科
玉野正也教授を中心とした消化器内科所属の肝臓専門医4名、管理栄養士1名

獨協医科大学 埼玉医療センター 消化器内科に通院する20歳以上の肝硬変患者を対象に、本治療および臨床研究への参加にあたり説明を受けた後、理解の上、文書同意が得られた方を対象に1年間行われます。

【カロミルの導入背景について玉野教授のコメント】
肝硬変の治療は、一般的に薬物療法と栄養治療を中心に行います。栄養療法を行う際に、入院治療の患者様の場合は食事管理を厳密に行うことが可能ですが、在宅治療で通院する患者様の詳細な栄養状況を把握することが難しいという課題がありました。「カロミル」の毎日の食事を記録する機能および、ライフログテクノロジー社独自の1万食品のデータベースとAIによる画像解析システムを利用した7種類の栄養素の自動解析システムを利用することで、患者様の在宅での食事状況を医師や栄養士が詳細まで把握できるようになります。「カロミル」を利用することでそれぞれの患者様にあわせた、より丁寧な栄養指導を行うことが可能になり治療の効果が高まることに期待しています。「カロミル」は、食事の写真を撮影するだけで利用できますので、患者様が食前または食後に薬を飲むタイミングにあわせて、手軽に利用できる点も採用の決め手となりました。

【ライフログテクノロジーの代表取締役 棚橋繁行のコメント】
「カロミル」は、健康に関心の高い一般のユーザーに多くご利用いただいております。今回、獨協医科大学 埼玉医療センターでの肝疾患の治療に導入していただき、「カロミル」が医療機関での治療に初めて導入されることになりました。獨協医科大学 玉野教授の研究や治療に参加させていただけることを大変光栄に存じます。ライフログテクノロジーでは、利用者の食事やバイタルデータなどの数値を蓄積し、健康管理・健康経営・疾病治療などの幅広い分野で有効にデータを活用していくことを目指しています。今後も、医療機関との共同研究や治療および栄養指導への導入には積極的にかかわっていきたいと考えております。

【ライフログテクノロジーの今後の展開】
ライフログテクノロジーは、これまでも医療機関の研究に技術面で参加するなど、医療関係者向けの専用アプリも、一般向けと併せて開発してきました。今後は、栄養指導や食事指導などを行う、病院・クリニック・介護施設・学校・保育園・地方自治体・スポーツジムなどでの利用についても積極的に展開していく予定です。

【カロミルについて】


日々の食事や運動の記録・管理がおこなえるヘルスケア アプリです。
食品や商品のデータベースの中から手動で検索・選択し、登録した食品の栄養素が自動概算・記録される機能と、ライフログテクノロジーが独自に開発した画像解析AIを用いて、食べ物を写真撮影するだけで栄養素を記録できる機能を実装しています。
2016年のサービス開始以降、日々データが蓄積されAIの精度が向上しています。
カロリー、脂質、炭水化物、糖質、食物繊維などの栄養情報を自動解析し、不足している栄養素や、過剰な栄養素などの情報を把握することができます。
体重や運動量の記録もでき、目標達成に役立つ機能も搭載しています。
ダイエットや、糖尿病などで食事療法や運動療法などを行っている方に多くご利用いただいています。


【ライフログテクノロジー株式会社について】
ライフログテクノロジー株式会社は、管理栄養士、エンジニア、データサイエンティスト、人工知能の研究者で構成されたヘルスケア関連のテクノロジー企業です。2016年2月に創業し、東京本社のほか、宮崎、福岡に拠点があります。ヘルスケア アプリ「カロミル」を開発運営しています。大学や企業、医療研究機関などと健康管理や食生活に関する共同研究を行っています。
URL:https://calomeal.com/

「カロミル」の法人利用に関するお問合せ先
ライフログテクノロジー株式会社 E-mail :info@calomeal.com

補足資料
カロミルの病院での導入方法について
<病院の準備>


iPadに病院専用の「カロミル」アプリをインストール
患者のID・名前・生年月日を入力
病院から、「カロミル」のアプリを搭載したiPadを肝硬変の通院治療患者に貸出す

<患者の使用方法>


食前に、iPadのカメラで食べ物を一品ずつ写真撮影
専用アプリを起動し、「食事解析ボタン」を押す
食事
専用アプリを起動 → 解析結果が自動で表示される
食べた量を選択 (食べなかった・一口だけ・1/3程度・半分程度・1人前)
食べた物の名称を登録(食品名・料理名・商品名など)画像解析の結果から候補の食品名が画面に表示される。解析後の食品登録画面(正しい名称を選択して登録。対象の料理が表示されない場合は、料理名を記入して登録)



[画像3: https://prtimes.jp/i/18894/23/resize/d18894-23-999795-1.png ]


[画像4: https://prtimes.jp/i/18894/23/resize/d18894-23-228338-2.png ]

<栄養指導時の使用方法>


管理画面にログイン→患者IDを入力
栄養数値の集計画面が表示される
患者が該当料理がないと登録した料理の栄養素をデータベースから引用して登録
集計結果を確認する
栄養指導を行い、指導メモを入力する
集計結果、栄養指導を印刷して患者に渡す
同内容を電子カルテに記載


[画像5: https://prtimes.jp/i/18894/23/resize/d18894-23-466444-3.png ]
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