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安全・安心を担保した日本初の「四元豚(よんげんとん) 輸入ブランド豚肉」を開発

住友商事株式会社(取締役社長:加藤 進、本社:東京都中央区、以下住友商事)と住商フーズ株式会社(取締役社長:田島 鉄郎、本社:東京都港区、以下住商フーズ)は今般、世界最大の豚肉生産会社 スミスフィールド社(米国 ヴァージニア州)およびゴールズボロ農場(米国 ノースカロライナ州)と共同開発した新ブランド豚「四元豚(よんげんとん) シルキーポーク」の発売を開始しました。厳格な安全基準を持つ指定農場での生産、提携工場での加工、及び輸送時の徹底した品質管理により、「生産者の顔が見える豚肉」を供給していきます。 
スミスフィールド社とはこれまでも冷蔵・冷凍豚肉の輸入において提携関係にあり、同社の生産する豚肉の最大の特徴は徹底したトレーサビリティシステムです。商品の外箱にバーコードが印字されており、加工時間、加工ライン、飼育された農場の判別が可能で、今回開発した新ブランド豚についても同様のシステムを確立しています。加えて、「四元豚 シルキーポーク」は生産農場をゴールズボロ農場のみに限定し、清潔な環境での飼育を徹底しています。従来、輸入食肉は生産国のみを表示した販売が一般的でしたが、農場から店頭までの安全・安心を担保する仕組みの構築により、ブランド名を付与した輸入豚肉の販売を行っていきます。

また、「四元豚 シルキーポーク」の開発にあたっては、日本の消費者に対するマーケティング調査を実施し、指定農場と共同で日本人の嗜好に合わせた品質を実現しました。「四元豚 シルキーポーク」の特徴は、きれいな桜色、脂の甘み、そしてサシの入った柔らかい肉質です。四元豚(よんげんとん)とは4種の豚を掛け合わせて作られた豚を指しますが、国産の四元豚(よんげんとん)にはこれまでになかったチェスターホワイト種の掛け合わせによって、霜降りの柔らかい豚肉を作り出しました。さらに、最適なアミノ酸バランスに調節した独自の特別飼料を給与する事で、甘みのある脂、サシの入った柔らかい肉質をつくります。この特別飼料には日本国内の研究結果を応用した技術が使われています。

今後は外食産業向けの販売のほか、スーパーマーケット等を通じた一般販売を全国的に展開していきます。日本の豚肉需要は年間約170万トン(部分肉ベース、農林水産省 調べ、2008年)ですが、うち輸入品が占めるのは約80万トン(同)です。しかし、日本の豚の飼養戸数の減少により今後輸入豚肉の需要は高まると見ています。住友商事と住商フーズはトレーサビリティの確保により、安全・安心な輸入ブランド豚肉の供給を実現し、年間1万トンの販売を目指していきます。   

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