クレジットカード不正利用防止のための取引保留に関する意識調査を実施
[20/03/27]
提供元:PRTIMES
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クレジットカード会社が取引を保留することがあることについて「よく知っている」は15%に留まる
日本クレジットカード協会(略称JCCA、会長 浜川 一郎 株式会社ジェーシービー 代表取締役会長兼執行役員社長)は、なりすましによるクレジットカードの不正利用未然防止対策としての取引保留(以下、セキュリティ保留。下記<参考>ご参照)に対する利用者の意識について、全国のクレジットカード保有者(20歳〜59歳の男女)を対象にインターネットで調査を実施しました。
調査結果として、クレジットカード不正利用の存在については「よく知っている」が33%、「なんとなく聞いたことがある」が58%と、全体で90%以上が認知。一方でクレジットカードを利用する際のセキュリティ保留については「よく知っている」が15%と低い認知率に留まっていることがわかりました。
また、セキュリティ保留をどのように思うかについての複数回答では、「必要だ」「安心できる」はともに約90%と高く、「わずらわしいと思う」の23%を大きく上回る結果となりました。
1.調査概要
なりすましによるクレジットカードの不正利用の増加に伴い、クレジットカード利用者を不正利用から守るため、クレジットカード会社はセキュリティ上の理由による取引の保留を行っており、同保留に対する利用者の評価や、不正利用の手口の認知等について、調査を行いました。
【回収サンプル数】 1,032サンプル
【調査時期】 2020年1月29日(水)〜30日(木)
2.調査結果のサマリ
(1)クレジットカード不正利用の 存在、不正利用の手口
「よく知っている」が33%、「なんとなく聞いたことがある」が58%で合計90%超と不正利用の存在については高い認知率。
(2)セキュリティ上の理由によるクレジットカード取引の保留の認知
取引保留を「よく知っている」は15%に留まリ、クレジットカード会社のセキュリティ対策として広く理解されるまでには至らず。
(3)セキュリティ上の理由による取引保留に対する評価 (複数回答)
取引保留に対する評価として「必要だ」「安心できる」がともに9割。「わずらわしいと思う」の23%を大きく上回り、大半のカード利用者から理解・支持されている。
(4)利用者にとってのセキュリティの重要性(複数回答)
「セキュリティがしっかりしている」(92%)は「ポイントが貯まる・使える提携先が多い」(93%)、「年会費が安い・無料」(92%)と同程度に利用者が重要視。
[画像1: https://prtimes.jp/i/17043/24/resize/d17043-24-359333-0.jpg ]
3.設問と調査結果(詳細)
■設問1 クレジットカード不正利用の存在、不正利用の手口の認知率
設問:近年、フィッシングサイトや偽の決済フォームからクレジットカード番号等の個人情報が抜き取られ、不正利用に用いられるケースが増えております。あなたはその様な不正利用が存在することをご存知でしたか。
調査結果:不正利用の存在について「よく知っている」が33%にとどまっているものの、「なんとなく聞いたことがある」58%を加えると、合計9割超と広く認知されている。
[画像2: https://prtimes.jp/i/17043/24/resize/d17043-24-144945-1.jpg ]
■設問2 セキュリティ上の理由によるクレジットカード取引の保留の認知率
設問:近年、クレジットカードの不正利用が増加しているため、クレジットカード会社はクレジットカードのセキュリティ上の理由による取引の保留というものを行っております。あなたはその保留をご存知でしたか。
調査結果:
・セキュリティ上の理由による取引の保留の認知率は全体で6割。ただし「よく知っている」は15%に留まる。
・不正利用の存在(設問1)の認知率9割と比較すると、セキュリティ上の理由による取引保留の認知率は低く、クレジットカード会社のセキュリティ対策として広く理解されるまでには至らず。
[画像3: https://prtimes.jp/i/17043/24/resize/d17043-24-981808-2.jpg ]
■設問3 セキュリティ上の理由による取引の保留に対する消費者の気持ち
設問:クレジットカード会社からセキュリティ上の理由による取引の保留がかけられることについてあなたはどう思いますか。「必要」「安心」「わずらわしい」について、それぞれお答えください。(複数回答)
調査結果:セキュリティ上の理由で取引の保留を行うことについて、「必要だ」「安心できる」と思う消費者は全体でともに9割。同保留を「わずらわしいと思う」消費者23%を大きく上回り、大半のカード利用者から理解・支持されている。
[画像4: https://prtimes.jp/i/17043/24/resize/d17043-24-810813-3.jpg ]
■設問4 利用者にとってのセキュリティの重要性
設問:あなたが契約するクレジットカードを選ぶ際、以下の項目について、それぞれどれくらい重視するかお答えください。(複数回答)
調査結果:「ポイントが貯まる・使える提携先が多いこと」93%、「年会費が安い・無料」92%等と同様に「セキュリティがしっかりしていること」は92%の利用者が重視する項目。
[画像5: https://prtimes.jp/i/17043/24/resize/d17043-24-953801-4.jpg ]
本調査結果を踏まえ、JCCAではクレジットカード会社によるセキュリティ対策についてクレジットカード利用者に広くご理解をいただけるよう周知活動を継続していくとともに、安全・安心にご利用いただける環境整備を引き続き行ってまいります。
<参考>なりすましによるクレジットカードの不正利用の未然防止対策としての取引保留とは・・・
クレジットカードの不正利用を未然に防止し、利用者に安心してカードをご利用いただくために、クレジットカード会社が利用者に利用内容の確認が取れるまで一時的に取引を保留すること。本保留は過去の不正利用のケースと類似する場合や、利用者のご利用ケースとは異なる点が見受けられる取引をカード会社が検知した際に、行う場合があります。
日本クレジットカード協会(略称JCCA、会長 浜川 一郎 株式会社ジェーシービー 代表取締役会長兼執行役員社長)は、なりすましによるクレジットカードの不正利用未然防止対策としての取引保留(以下、セキュリティ保留。下記<参考>ご参照)に対する利用者の意識について、全国のクレジットカード保有者(20歳〜59歳の男女)を対象にインターネットで調査を実施しました。
調査結果として、クレジットカード不正利用の存在については「よく知っている」が33%、「なんとなく聞いたことがある」が58%と、全体で90%以上が認知。一方でクレジットカードを利用する際のセキュリティ保留については「よく知っている」が15%と低い認知率に留まっていることがわかりました。
また、セキュリティ保留をどのように思うかについての複数回答では、「必要だ」「安心できる」はともに約90%と高く、「わずらわしいと思う」の23%を大きく上回る結果となりました。
1.調査概要
なりすましによるクレジットカードの不正利用の増加に伴い、クレジットカード利用者を不正利用から守るため、クレジットカード会社はセキュリティ上の理由による取引の保留を行っており、同保留に対する利用者の評価や、不正利用の手口の認知等について、調査を行いました。
【回収サンプル数】 1,032サンプル
【調査時期】 2020年1月29日(水)〜30日(木)
2.調査結果のサマリ
(1)クレジットカード不正利用の 存在、不正利用の手口
「よく知っている」が33%、「なんとなく聞いたことがある」が58%で合計90%超と不正利用の存在については高い認知率。
(2)セキュリティ上の理由によるクレジットカード取引の保留の認知
取引保留を「よく知っている」は15%に留まリ、クレジットカード会社のセキュリティ対策として広く理解されるまでには至らず。
(3)セキュリティ上の理由による取引保留に対する評価 (複数回答)
取引保留に対する評価として「必要だ」「安心できる」がともに9割。「わずらわしいと思う」の23%を大きく上回り、大半のカード利用者から理解・支持されている。
(4)利用者にとってのセキュリティの重要性(複数回答)
「セキュリティがしっかりしている」(92%)は「ポイントが貯まる・使える提携先が多い」(93%)、「年会費が安い・無料」(92%)と同程度に利用者が重要視。
[画像1: https://prtimes.jp/i/17043/24/resize/d17043-24-359333-0.jpg ]
3.設問と調査結果(詳細)
■設問1 クレジットカード不正利用の存在、不正利用の手口の認知率
設問:近年、フィッシングサイトや偽の決済フォームからクレジットカード番号等の個人情報が抜き取られ、不正利用に用いられるケースが増えております。あなたはその様な不正利用が存在することをご存知でしたか。
調査結果:不正利用の存在について「よく知っている」が33%にとどまっているものの、「なんとなく聞いたことがある」58%を加えると、合計9割超と広く認知されている。
[画像2: https://prtimes.jp/i/17043/24/resize/d17043-24-144945-1.jpg ]
■設問2 セキュリティ上の理由によるクレジットカード取引の保留の認知率
設問:近年、クレジットカードの不正利用が増加しているため、クレジットカード会社はクレジットカードのセキュリティ上の理由による取引の保留というものを行っております。あなたはその保留をご存知でしたか。
調査結果:
・セキュリティ上の理由による取引の保留の認知率は全体で6割。ただし「よく知っている」は15%に留まる。
・不正利用の存在(設問1)の認知率9割と比較すると、セキュリティ上の理由による取引保留の認知率は低く、クレジットカード会社のセキュリティ対策として広く理解されるまでには至らず。
[画像3: https://prtimes.jp/i/17043/24/resize/d17043-24-981808-2.jpg ]
■設問3 セキュリティ上の理由による取引の保留に対する消費者の気持ち
設問:クレジットカード会社からセキュリティ上の理由による取引の保留がかけられることについてあなたはどう思いますか。「必要」「安心」「わずらわしい」について、それぞれお答えください。(複数回答)
調査結果:セキュリティ上の理由で取引の保留を行うことについて、「必要だ」「安心できる」と思う消費者は全体でともに9割。同保留を「わずらわしいと思う」消費者23%を大きく上回り、大半のカード利用者から理解・支持されている。
[画像4: https://prtimes.jp/i/17043/24/resize/d17043-24-810813-3.jpg ]
■設問4 利用者にとってのセキュリティの重要性
設問:あなたが契約するクレジットカードを選ぶ際、以下の項目について、それぞれどれくらい重視するかお答えください。(複数回答)
調査結果:「ポイントが貯まる・使える提携先が多いこと」93%、「年会費が安い・無料」92%等と同様に「セキュリティがしっかりしていること」は92%の利用者が重視する項目。
[画像5: https://prtimes.jp/i/17043/24/resize/d17043-24-953801-4.jpg ]
本調査結果を踏まえ、JCCAではクレジットカード会社によるセキュリティ対策についてクレジットカード利用者に広くご理解をいただけるよう周知活動を継続していくとともに、安全・安心にご利用いただける環境整備を引き続き行ってまいります。
<参考>なりすましによるクレジットカードの不正利用の未然防止対策としての取引保留とは・・・
クレジットカードの不正利用を未然に防止し、利用者に安心してカードをご利用いただくために、クレジットカード会社が利用者に利用内容の確認が取れるまで一時的に取引を保留すること。本保留は過去の不正利用のケースと類似する場合や、利用者のご利用ケースとは異なる点が見受けられる取引をカード会社が検知した際に、行う場合があります。