「私にとって、ちょうどいい」が一番。スウェーデンの幸せ哲学“LAGOM(ラーゴム)”な暮らしの実践が1冊に!
[18/10/30]
提供元:PRTIMES
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頑張りすぎない、持ちすぎない、捨てすぎない……日常生活を心地よいバランスにするヒント集。
株式会社東洋館出版社(本社:東京都文京区、 代表取締役社長:錦織圭之介)は、『LAGOM “私にとって、ちょうどいい”―スウェーデンの幸せ哲学』を2018年11月2日に刊行します。
ロンドン出身の著者、ニキ・ブラントマークは、結婚を機に、夫の母国であるスウェーデンに移り住みました。スウェーデンでの「ラーゴムな毎日」は、それまでのあくせくした生活では忘れかけていた「穏やかな充実感」を取り戻させてくれました。3人の子どもの母親でもあり、北欧ライフスタイルを紹介する「My Scandinavian Home」のクリエイターでもある著者が、日常生活を心地よいバランスにする秘訣を伝えます。
amazon : https://goo.gl/yNSxLY
[画像: https://prtimes.jp/i/26724/24/resize/d26724-24-677563-0.jpg ]
LAGOM(ラーゴム)ってなに?
スウェーデン人の精神に深く染み込んでいる概念。“多すぎず少なすぎず”というふうによく説明されますが、つまりは、自分自身にとって、ちょどいいバランスを見つけること。たとえば、いい湯加減なら「ラーゴムなお湯」、適切な働き方なら「ラーゴムに働く」、はき心地のいいズボンなら「ラーゴムなズボン」。このようにどんな文脈にも使える言葉です。
語源をたどると、ヴァイキングたちの言葉「Laget om(ラーゲット・オム)=仲間と分け合う」から来ていると言われています。輪になって蜂蜜酒を回し飲みするときに、それぞれがちょうどいい量を飲む――全員が同じ量を飲むのではなく、少なくていい人がいれば、多めに飲みたい人がその分を飲む――ことを大切にする精神です。
スウェーデン発の、IKEA、VOLVO、Spotifyといった世界的な企業に共通する、デザインと機能、先進的な面とベーシックさ、コストパフォーマンスなどの“バランスのよさ”も、ラーゴムな精神にもとづいているのではないかと、著者は指摘します。
実はとても親しみやすい国・スウェーデン
海外のライフスタイルというと、いわゆる日本人的な感覚とはちがう視点に立っていることも多くあります。しかしスウェーデンは、欧州のなかにあっても、家の中では靴を脱ぐ、時間に生真面目、激しい自己主張が苦手、質素さや素朴さに美を感じるなど、日本に似た面を多く持っているのです。
そんな親しみやすい国だからこそ、ラーゴムな暮らしは、私たちにとっても幸せのヒントになるはずです。
ラーゴムな暮らしへのアドバイス例
本書では、家の中(インテリアや省エネ活動)、仕事、休暇、お祝いごと、人間関係、など日常生活のあらゆる面において、ラーゴムに暮らすヒントを紹介していますが、その一例を抜粋・編集しました。
【インテリア】
照明は色温度に気を配る(蛍光灯ではなく、電球色の電球に)
理由のないものは捨てる(使いみちはなくても、それを見るだけで癒やされるようなものは、とっておきます。誰かにもらったから何となく捨てづらいというだけのものは、捨てるかリサイクルに出しましょう)
自然の素材のものを取り込む(木製の小さなテーブルを置く、ウールのブランケットを椅子にかける、小石や貝殻を棚に置くなど、自然の素材のものをすこし取り入れるだけで、部屋にあたたかみが増します)
【働き方】
ひと休みする(勤務時間中にもフィーカパウズ(=コーヒーとおやつの休憩)を設けるのがスウェーデン流です。おしゃべりはフィーカパウズで、それ以外の時間は集中して仕事をします。休憩を定期的にとったほうが、集中力が増し、頭痛や腰痛といったトラブルは少なくなるという調査結果もあります)
ひとりの時間を認める(人といるとどっと疲れてしまう人は、ひとりでコーヒーを飲んだり、オフィスの周りを歩いたりして休憩します。そのことを周りも咎めることはしません)
終業時刻になったら「楽しい夜を!」と声をかけあって帰る(ロンドンでは、定時に帰ろうとすると「今日は半休?」などと言われたものですが、スウェーデンではそのようなことがありません。買い物や余暇の時間をとれるので「きちんと生活している」と感じられ、それが日々の仕事の生産性アップにつながります)
【育児】
両親ができるだけ同じだけ子どもと接する(育児休業を父母がなるべく同じ日数とることが推奨されています。「ラッテ・パッパ」と呼ばれる、日中にカフェでくつろぐ子連れのお父さんの姿は、日常風景です)
読み書きをいち早く教えることに意味はない(スウェーデンの子育てで気に入っていることのひとつは、競争意識を感じたり、子どもが就学まえに読み書きできることを親が誇らしげに言ったりすることを聞くことがほとんどないことです。何事も学ぶ準備ができた時期に学べば、必要以上の時間や手間がかかりません。親子ともにストレスなく成長できるのです)
「退屈」を怖がらない(子どもが飽きないように、いろいろなことをやらせたくなりがちですが、スウェーデンでは課外活動を詰め込むことをしません。“静かな時間”を設けることを大切にします。「つまんない!」と子どもがすねても、自分で面白い遊びを思いつく力を信じて見守りましょう)
[書籍情報]
書 名:LAGOM “私にとって、ちょうどいい”―スウェーデンの幸せ哲学
著 者:ニキ・ブラントマーク
訳 者:稲垣みどり
判 型:四六判変形
頁 数:288
発売日:2018年11月2日
価 格:1600円
ISBN:978-4-491-03567-3
発行元:東洋館出版社
URL:http://www.toyokanbooks.com/books/372942.html
amazon : https://goo.gl/yNSxLY
株式会社東洋館出版社(本社:東京都文京区、 代表取締役社長:錦織圭之介)は、『LAGOM “私にとって、ちょうどいい”―スウェーデンの幸せ哲学』を2018年11月2日に刊行します。
ロンドン出身の著者、ニキ・ブラントマークは、結婚を機に、夫の母国であるスウェーデンに移り住みました。スウェーデンでの「ラーゴムな毎日」は、それまでのあくせくした生活では忘れかけていた「穏やかな充実感」を取り戻させてくれました。3人の子どもの母親でもあり、北欧ライフスタイルを紹介する「My Scandinavian Home」のクリエイターでもある著者が、日常生活を心地よいバランスにする秘訣を伝えます。
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LAGOM(ラーゴム)ってなに?
スウェーデン人の精神に深く染み込んでいる概念。“多すぎず少なすぎず”というふうによく説明されますが、つまりは、自分自身にとって、ちょどいいバランスを見つけること。たとえば、いい湯加減なら「ラーゴムなお湯」、適切な働き方なら「ラーゴムに働く」、はき心地のいいズボンなら「ラーゴムなズボン」。このようにどんな文脈にも使える言葉です。
語源をたどると、ヴァイキングたちの言葉「Laget om(ラーゲット・オム)=仲間と分け合う」から来ていると言われています。輪になって蜂蜜酒を回し飲みするときに、それぞれがちょうどいい量を飲む――全員が同じ量を飲むのではなく、少なくていい人がいれば、多めに飲みたい人がその分を飲む――ことを大切にする精神です。
スウェーデン発の、IKEA、VOLVO、Spotifyといった世界的な企業に共通する、デザインと機能、先進的な面とベーシックさ、コストパフォーマンスなどの“バランスのよさ”も、ラーゴムな精神にもとづいているのではないかと、著者は指摘します。
実はとても親しみやすい国・スウェーデン
海外のライフスタイルというと、いわゆる日本人的な感覚とはちがう視点に立っていることも多くあります。しかしスウェーデンは、欧州のなかにあっても、家の中では靴を脱ぐ、時間に生真面目、激しい自己主張が苦手、質素さや素朴さに美を感じるなど、日本に似た面を多く持っているのです。
そんな親しみやすい国だからこそ、ラーゴムな暮らしは、私たちにとっても幸せのヒントになるはずです。
ラーゴムな暮らしへのアドバイス例
本書では、家の中(インテリアや省エネ活動)、仕事、休暇、お祝いごと、人間関係、など日常生活のあらゆる面において、ラーゴムに暮らすヒントを紹介していますが、その一例を抜粋・編集しました。
【インテリア】
照明は色温度に気を配る(蛍光灯ではなく、電球色の電球に)
理由のないものは捨てる(使いみちはなくても、それを見るだけで癒やされるようなものは、とっておきます。誰かにもらったから何となく捨てづらいというだけのものは、捨てるかリサイクルに出しましょう)
自然の素材のものを取り込む(木製の小さなテーブルを置く、ウールのブランケットを椅子にかける、小石や貝殻を棚に置くなど、自然の素材のものをすこし取り入れるだけで、部屋にあたたかみが増します)
【働き方】
ひと休みする(勤務時間中にもフィーカパウズ(=コーヒーとおやつの休憩)を設けるのがスウェーデン流です。おしゃべりはフィーカパウズで、それ以外の時間は集中して仕事をします。休憩を定期的にとったほうが、集中力が増し、頭痛や腰痛といったトラブルは少なくなるという調査結果もあります)
ひとりの時間を認める(人といるとどっと疲れてしまう人は、ひとりでコーヒーを飲んだり、オフィスの周りを歩いたりして休憩します。そのことを周りも咎めることはしません)
終業時刻になったら「楽しい夜を!」と声をかけあって帰る(ロンドンでは、定時に帰ろうとすると「今日は半休?」などと言われたものですが、スウェーデンではそのようなことがありません。買い物や余暇の時間をとれるので「きちんと生活している」と感じられ、それが日々の仕事の生産性アップにつながります)
【育児】
両親ができるだけ同じだけ子どもと接する(育児休業を父母がなるべく同じ日数とることが推奨されています。「ラッテ・パッパ」と呼ばれる、日中にカフェでくつろぐ子連れのお父さんの姿は、日常風景です)
読み書きをいち早く教えることに意味はない(スウェーデンの子育てで気に入っていることのひとつは、競争意識を感じたり、子どもが就学まえに読み書きできることを親が誇らしげに言ったりすることを聞くことがほとんどないことです。何事も学ぶ準備ができた時期に学べば、必要以上の時間や手間がかかりません。親子ともにストレスなく成長できるのです)
「退屈」を怖がらない(子どもが飽きないように、いろいろなことをやらせたくなりがちですが、スウェーデンでは課外活動を詰め込むことをしません。“静かな時間”を設けることを大切にします。「つまんない!」と子どもがすねても、自分で面白い遊びを思いつく力を信じて見守りましょう)
[書籍情報]
書 名:LAGOM “私にとって、ちょうどいい”―スウェーデンの幸せ哲学
著 者:ニキ・ブラントマーク
訳 者:稲垣みどり
判 型:四六判変形
頁 数:288
発売日:2018年11月2日
価 格:1600円
ISBN:978-4-491-03567-3
発行元:東洋館出版社
URL:http://www.toyokanbooks.com/books/372942.html
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