ストームブレイカー、ウェポンリリース試験の成功によりF-35への統合に一歩近づく
[22/09/30]
提供元:PRTIMES
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アリゾナ州ツーソン(2022年9月19日)―米海軍とレイセオン・テクノロジーズの一事業部門であるレイセオン・ミサイルズ&ディフェンス(RMD)は、F-35BライトニングIIからスマートウェポン「ストームブレイカー(StormBreaker(R))」を投下するウェポンリリース試験を、これまでで最速のマッハ0.9において、2度成功させました。
レイセオン・ミサイルズ&ディフェンスの航空能力担当社長であるポール・フェラーロは、次のように述べています。「対立環境における複雑な標的に対して実戦的空対地兵器はストームブレイカーの他にないでしょう。今回の試験は米国と同盟国の戦闘員が必要とするこの能力をできるだけ早く提供するため行われており、ストームブレイカーを第5世代プラットフォームへの統合を進めるものです」
試験中、2つの兵器は、30分おきに投下され、必要とされる飛行動作を成功させました。これにより、F-35Bテスト試験プログラムは運用試験と武器能力試験の段階へと移行します。
ストームブレイカーは、革新的なマルチモードシーカーと強力なマルチエフェクト弾頭を搭載しており、45マイル以上離れた固定目標にも移動目標に対しても柔軟かつ効果的な交戦を可能にします。また、従来の弾薬に比べて装弾数が増加し、1回の出撃でより多くの目標の対処を可能にします。
米空軍は、2022年にF-15Eストライクイーグルにおけるストームブレイカーの初期運用能力の獲得を発表しました。プログラムの今後の統合に関するロードマップには、米海軍のF/A-18スーパーホーネットを含む、有人および無人プラットフォームへのさらなる拡張が含まれています。
※ この資料はレイセオン・テクノロジーズが 2022年9月19日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に翻訳・要約し、配信するものです。資料の内容および解釈については英語版が優先されます。
https://www.raytheonmissilesanddefense.com/news/2022/09/16/successful-weapon-release-tests-move-stormbreaker-one-step-closer-to-f-35-integration
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