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『U30 3DCG Vision Contest 2022』結果発表!クロス新宿ビジョン放映作品が決定!




グランプリ作品が決定!クロス新宿ビジョンの放映権をかけたU30 3DCG Vision Contest 2022に幕。

次世代を担う若手CGクリエイターの発掘を目的として、2ヶ月にわたり開催されたU30 3DCG Vision Contest 2022。
“独自の世界観と工夫でWOWな驚きを与える“を審査基準に、多くの応募の中から厳正な審査の結果、グランプリ1組・準グランプリ2組・審査員特別賞5組が決定しました。

[画像1: https://prtimes.jp/i/49507/24/resize/d49507-24-08e663f20224eda02dcd-0.png ]


コンテスト結果特設ページ:https://3dcg-contest.com/results

以下、受賞者の作品を紹介をします。(敬称略)

■グランプリ『Catch Up!!』(秋山 智哉)

[動画1: https://www.youtube.com/watch?v=gX267aK9B2s ]



●審査員よりコメント

岸本 浩一(CafeGroup founder/ Aww inc. Co-founder/投資家)
クロス新宿ビジョンの仕様を最大限活かした立体表現や、複数の異なるシーンを組み合わせた演出など、表現力の高さが光る作品でした。
放映が楽しみです!

田崎 陽太(3D Artist/Environment Artist khaki.inc Blender Cinema4D)
この作品はコロナなどで鬱屈とした雰囲気を「わくわくしよーぜ」というストレートなメッセージによって吹き飛ばしてくれます!ストーリー性のある展開を気持ちの良いアニメーションで最後まで飽きることなく見せてくれます。欲を言えば最後に少しテンションが落ち気味なので、派手なクライマックスになるとより完成度が上がったかもしれません。

YP(映画監督)
EMOJIコミュニケーション全盛期?思いを伝えるためのメッセージはより簡略化されていく?
もし今この文章を書きながら怒っていても顔文字ひとつで割とわからなくなる・つまり本当に顔色を伺っているのである?
文章に表情が見えるってかなり発明?
そんなモチーフ選びもステキで、展開も早く、どのタイミングから見ても楽しい、映像が流れてる様子を企画段階で明快に描いてたのが素晴らしいと思いました?

Kazuya Ohyanagi(CGアーティスト)
音と映像のシンクロ感が爽快でした。クロスビジョンに投影する際に登場する絵文字のようなキャラクターも親しみやすく、工夫されているなと感じました。またクロスビジョンの空有感を最大限に活かせるような工夫がいたる所に見受けられ、素晴らしい作品だと思います。

imma(バーチャルヒューマン)
Emojiのカルチャーや夏を感じられるような工夫があって、これが新宿に流れたら日本人だけでなく、日本にきた外国人が見てもとても楽しそうだと感じました!
映像のテンポもいいので見ているひとが元気になる作品だと思いました!


■準グランプリ『DJ_HOT_DUCK』(S.H)

[動画2: https://www.youtube.com/watch?v=XywSsO1ZB6o ]



●審査員よりコメント

岸本 浩一(CafeGroup founder/ Aww inc. Co-founder/投資家)
電子レンジの中の世界を独特な表現で描いていて最後まで目が離せませんでした。
最後のチンでヒヨコの動きが止まるところがとてもシュールで素敵です。

田崎 陽太(3D Artist/Environment Artist khaki.inc Blender Cinema4D)
電子レンジの中という設定がとても面白い作品です!ノリの良い音楽と可愛らしいひよこのダンスでずっと見ていられそうです。ループする映像というのがこの作品の楽しさかもしれませんが、いくつか展開や変化を入れるとより見応えが増したかもしれません。

YP(映画監督)
事象の再解釈と再表現の繋げ方が好きでした。ぽっぷ。普通気にしないようなことに着眼して、妄想する。良いクリエイティブが生まれる状態が日ごろから醸されているのだと思います。今回は電子レンジでしたが、他のプロダクトや概念の再解釈と再表現も見てみたいです。素敵でした!

Kazuya Ohyanagi(CGアーティスト)
一度見た時から独創的なアイデアに圧倒され、思わず笑顔になりそのまま二度見しました。クロスビジョンに投影することになっても、画角的にもフィットするし、もっと大きな動きを加えてアクロバティックにしてみても面白そうだなと思ったりもしました。とにかく、なんだかみていて和む素敵な映像でした。かわいかったです。

imma(バーチャルヒューマン)
レンジで温まっている様子をDJフロアにして映像にするという発想にびっくり!ミラーボールも出てきて、だんだん盛り上がっている(温まっている)様子もあって、見ていてとても楽しかったです!?あたしもレンジの中でDJしたい!


■準グランプリ『オトナのつくりかた♥』(Hamaaan)

[動画3: https://www.youtube.com/watch?v=YBaYLea8Ulk ]



●審査員よりコメント

岸本 浩一(CafeGroup founder/ Aww inc. Co-founder/投資家)
少しレトロな雰囲気が漂う独特な世界感に冒頭から引き込まれました。
音楽、文字、CGのタイミングがテンポ良く絶妙にマッチしていて、この作品がビジョンで放映されていたらつい足を止めて見てしまうなと思いました。

田崎 陽太(3D Artist/Environment Artist khaki.inc Blender Cinema4D)
まず「オトナのつくりかた♥」という少し怪しげなタイトルに好奇心をそそられます。テンポの良い音楽と畳み掛けるような映像で見ていてとてもテンションが上がりました!ビジョンを意識した飛び出る演出もよかったです。もし街中で流れていたら一番目を引くだろうなーと思いました。

YP(映画監督)
楽曲のテーマへの思考が素敵でした。子供の作り方→オトナの作り方のずらしかただと思うのですが、今の時代って微エロ要素が慢性的に微バズし続けているので時代を捉えたテーマだなぁと感じました。(※性的搾取や性加害を助長しない上品な表現の事だけ指しています。)微炭酸のような微エロが丁寧に弾けていて良かったです。企画の着眼点!

Kazuya Ohyanagi(CGアーティスト)
全体的にポップな印象でモーションが見ていて気持ちよかったです。クロスビジョン内の限られた空間の中で歌詞込みのMVのような緻密な表現をしていることが素晴らしいと思いました。リズミカルな曲調も投影した際に思わず見てしまうような要素になると感じました。

imma(バーチャルヒューマン)
「オトナのつくりかた知ってますか」というキャッチーで不気味さもあるスタートにとてもワクワクしました!不気味さとポップさが融合していて、ビジョンに流れたら、誰もが気になって最後まで見てしまう作品だと思いました!


■審査員特別賞 / 岸本浩一 『New Nature』(Kitajima Kazuki)

[動画4: https://www.youtube.com/watch?v=A7fO9tzUPW4 ]



●岸本浩一 氏よりコメント
プロシージャルな手法を用いて独自の世界観を構築されていて、改めてCG表現の可能性を感じることのできる作品でした。
夢に出そうなシチュエーションがとても印象的でした!


■審査員特別賞 / 田崎陽太 『Oblivion』(原田海生)

[動画5: https://www.youtube.com/watch?v=MJ_4scmaTIM ]



●田崎陽太 氏よりコメント
物悲しい音楽とどこかノスタルジックな映像で個人的にとても刺さった作品です!最後のホラーっぽい終わり方も意味深でよかったです。この美しい映像と音楽に加えて、もう少しストーリー性やメッセージ性が加えられたらより惹きつけられる作品になりそうです。


■審査員特別賞 / YP 『くらげさん』(ごまの助)

[動画6: https://www.youtube.com/watch?v=UEIdULIQ6N4 ]



●YP 氏よりコメント
可愛いので好きです。可愛いって実は作るの結構むずかしくて、面白いとか、楽しいとか、複合的な感情の到達点なので、生き物とか自然物に対しては本能的に抱きやすいのですが創造物で可愛いって事象とかに対して抱くので。それが映像になってるのは素晴らしい事だなあと。これ船が直立でぽよんとしていてもダメなんですよね。緻密に可愛いです!


■審査員特別賞 / Kazuya 『Space』(かわけん)

[動画7: https://www.youtube.com/watch?v=zeIxxYVqT9A ]



●Kazuya 氏よりコメント
圧倒的なクオリティに感動しました。おそらくこのまま映画の冒頭に持ってきても全く違和感がない、素晴らしいと思います。コンセプトにご自身で書かれていた短くても重量感のある映像に仕上がっていると思います。全体的にディティールに説得力がありました。他のアングルやカットも見たかったです。


■審査員特別賞 / imma 『Rise』(KAKU)

[画像2: https://prtimes.jp/i/49507/24/resize/d49507-24-5e37bd23f3c3df6eabdd-6.png ]

作品URL|vimeo
https://vimeo.com/710060360/1401379e97

● imma 氏よりコメント
可愛らしい色合いと綺麗な空間の中に、生命の力強さを感じました。繊細に作られた個性的な植物と、しなやかな動きが映像としてとても美しくて素敵です?
終わりの儚さまで美しく、何度でも見たい作品でした!
あの光景を思い出すなあ。。。


■審査員よりコンテスト総評

[画像3: https://prtimes.jp/i/49507/24/resize/d49507-24-b4602807522171be05ab-1.jpg ]

岸本浩一 Koichi Kishimoto
CafeGroup founder / Aww inc. Co-founder / 投資家

元3DCGデザイナー。
ModelingCafe、AnimationCafe、Awwなど複数のクリエイティブカンパニーを創業。
3DCG×web3.0の未来を信じ、クリエイターが中心となるメタバースを構想している。


《総評コメント》
今回は少し難易度が高いお題だったと思いますが、ビジョンの仕様ぴったりに合わせてくれている作品から、ビジョンのことを全く気にせず我が道を行く作品まで、様々な個性あふれる作品が集まりました。
どの作品も個性的で選ぶのが大変でしたが、別の作品もみてみたい!と思わせる作品も多かったので、今後にも是非期待したいです!


[画像4: https://prtimes.jp/i/49507/24/resize/d49507-24-d13d54a2569f044128aa-2.jpg ]

田崎陽太 Yota Tasaki
3D Artist/Environment Artist khaki.inc Blender Cinema4D

ファンタジー・サイファイの世界観構築を得意とし、コンセプトアートからフィニッシュまで全てのワークフローを一貫して担当。2022年3月より、ルーマニアbranchで活動予定。

Twitter:https://twitter.com/tasaki_yota
Artstation:http://artstation.com/yota0511
Instagram:http://instagram.com/yota_tasaki

《総評コメント》
今回は動画かつWowなアイデアが求められるということで難易度が少し高めのコンテストだったかもしれません。それでもたくさんのエントリーがありクオリティの高い作品やアイデアが面白い作品などが多数でとても楽しんで審査することができました!CGの技術というのは日々進歩してそのお陰で裾野が大きく広がりました。今後は単純な技術力だけではなく、CGを使って何を作るかのアイデアの方がより一層重要になってくると思います。今回のコンテストのようにアイデアに焦点を置いたものが増えると、CG表現の幅もどんどん広がっていくと思います。


[画像5: https://prtimes.jp/i/49507/24/resize/d49507-24-3bfcfadb812534096f49-3.jpg ]

YP
映像監督
Forbes が選ぶ【業界を代表する30歳未満のイノベーターにインタビューを行う「NEXT UNDER 30」】に選出。ずっと真夜中でいいのに。「猫リセット」MV / Gorilla Attack「隔世Gorilla」MV / 短編映画「純猥談」シリーズ企画・監督 / 等のディレクションを行い、カテゴリーを幅広く横断しながら新時代の映像クリエイティブを更新している。バーチャルミクスチャーな表現と現代のハイコンテクストな空気感を捉えて作られた作品はZ世代から多くの支持を集めている。

《総評コメント》
映像監督のYPです。自分は主に企画の視点から選考させて頂きました。クリエイティブにおける企画とは「心の動かし方」だと思っています。その作品に触れた人がその前と後では心の形が少しでも変わっていることが良い作品の一つの指標であると考えています。(実験的な思考や技術的な挑戦のTipsなどは今回の評価指標には考慮していませんがそちらも大好物です。)今回選考させて頂いた作品はどれも見た人の心を動かすトリガーのある作品だと感じています。表現の技量ではハイレベルな方もいらっしゃったのですが、放映場所にふさわしい「企画」に挑戦している方を表彰させて頂きました。制作お疲れ様でした。また宜しくお願い致します。


[画像6: https://prtimes.jp/i/49507/24/resize/d49507-24-ecd37245ae98539ed2cd-4.jpg ]


Kazuya Ohyanagi
CGアーティスト
18歳CGアーティスト、blenderを主なツールとしており、SF/サイバーパンク/レトロフューチャーなどの世界観を得意とする。TwitterなどのSNSで幅広く活動している。

Twitter:https://twitter.com/adana_xxx

《総評コメント》
応募作品のバリエーションに驚かされながら審査しました。リアル系に偏ることもなく、ポップなデフォルメのものやミニチュア感のあるもの、さらにはモーショングラフィックまであり、見ていて楽しかったです。いい刺激になりました。クオリティではなくスタイルで差別化することは非常に重要で、人気のあるスタイルに偏らず、多様なジャンルの作品が生まれていくきっかけになったなら素晴らしいと思います。応募していただいた全てのクリエイター、アーティストの皆さん、ありがとうございました。


[画像7: https://prtimes.jp/i/49507/24/resize/d49507-24-7aad3be57c5e0446d9ee-5.jpg ]

imma
日本初のバーチャルヒューマン / デジタルクリエイター

ピンクのボブスタイルが特徴的なアジア初のバーチャルヒューマン。2018年のデビュー以来、そのリアルとバーチャルの境界線を超えた唯一無二の存在が世界中を騒然とさせ、これまでに世界50カ国、5000以上のメディアにて話題になった。現在instagramのフォロワーは35万人、TikTokでは開始後すぐに20万人を超え、他のSNSでの総合計数は90万フォロワーに達するなど、アジアを代表するバーチャルヒューマンに成長。2020年には、Forbes(PL)が発行する「Forbes Women」にて「Women of the Year 2020」に選出され、2021年には「東京2020パラリンピック」の閉会式にも登場した。
Instagram:https://www.instagram.com/imma.gram
Tiktok:http://www.tiktok.com/@imma.tokyo
Twitter:https://twitter.com/imma_tw

《総評コメント》
個性的な作品ばかりで、見ていて全く飽きませんでした。この作品がクロス新宿ビジョンで流れたら...と想像しながら審査するのがとっても楽しかったです!入賞しなかった作品も面白いものが沢山だったので、これからも参加してくれたみなさんの活躍がとても楽しみです!
CGって面白いな。あたしもCGらしい?


グランプリに輝いた『Catch Up!!』は放映へ向けリデザインを行い、7月に「クロス新宿ビジョン」にて放映予定です。真夏に飛び出す映像をお楽しみに!


■Aww Inc.について
バーチャルヒューマンを創造するアジア初のバーチャルヒューマンカンパニー。
現在、imma、plusticboy、Riaといった複数のバーチャルヒューマンをプロデュースしている。Awwではバーチャルヒューマンのプロデュースだけではなく、バーチャルヒューマンに関する基礎技術の研究開発、XR領域やバーチャルファッションなどの関連するビジネス展開やパートナーシップも積極的に行っている。

Aww Inc. ウェブサイト : https://aww.tokyo/

■CafeGroupについて
モデリングに特化したModelingCafe、アニメーションに特化したAnimationCafeなど、専門性の高い各分野のスペシャリストが集まったクリエイティブ集団。
その専門性を組み合わせることで、今までにない新しい価値を提供している。

CafeGroupウェブサイト : https://cafegroup.net

■協賛企業
CGWORLD.jp / クロス新宿ビジョン / NVIDIA Japan / 株式会社ワコム

■お問い合わせ
U30 3DCG Vision Contest 事務局
問い合わせフォーム : http://3dcg-contest.com/contact
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