アストロスケールの社外取締役に元ESA長官のヤン・ヴァーナー氏と弁護士の野口祐子氏が就任
[22/02/26]
提供元:PRTIMES
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持続可能な宇宙環境を目指し、スペースデブリ(宇宙ごみ、以下、デブリ)除去サービスを含む軌道上サービスに取り組む株式会社アストロスケールホールディングス(本社:東京都墨田区、創業者兼 CEO 岡田 光信、以下「アストロスケール」)はこの度、欧州宇宙機関(ESA)元長官であるヤン・ヴァーナー氏と、弁護士の野口祐子氏が、2月25日付けで当社の社外取締役に就任したことをお知らせいたします。
アストロスケール創業者兼CEOの岡田光信は、以下のように述べています。
「グローバルに軌道上サービスを推進し、成長を続ける中で、ヴァーナー氏と野口氏を取締役に迎えられることを大変嬉しく思います。ヴァーナー氏は長きにわたり宇宙の持続可能性(スペースサステナビリティ)を支持し、欧州においてそのエコシステムの開発を推進してきた人物です。また、野口氏は革新的技術を取り巻く法的状況について、卓越した知見を有しています。両名のそれぞれの分野における専門知識と当社ミッションへの情熱を組み合わせることで、軌道上サービス市場を前進させ続けることができるでしょう。」
ヤン・ヴァーナー氏は2015年から2021年までESAの7代目長官を務めました。2017年には、宇宙関係者に地球の軌道環境を可能な限りクリーンに保つよう呼びかけるとともに、ESAの宇宙状況把握(SSA)プログラムの開発・実行において重要な役割を果たしました。ESA長官就任前は、2007年から2015年までドイツ航空宇宙センター(DLR)理事会の議長、また2012年から2014年まではESA評議会の議長も務めました。同氏は数々の賞を受賞するとともに、これまでドイツ政府のエネルギー専門家グループを含む、さまざまな国内および国際的な監督機関、諮問委員会、委員会のメンバーとしても活躍しています。
ヤン・ヴァーナー氏は以下のように述べています。
「長期的かつ持続可能な宇宙利用の実現に取り組むアストロスケールに加わることを光栄に思います。このような世界規模の課題を解決するには、国際的なアプローチが欠かせません。この重要な取り組みに貢献できることを楽しみにしています。」
野口祐子氏は技術、知的財産権、プライバシー、争議解決等の分野で20年以上の経験を有する弁護士で、現在はグローバルIT企業の日本法人の執行役員法務部長を務めており、日本のマネジメントチームの法務担当を担うほか、日本法に基づく事業全般へのアドバイスに豊富な経験を有しています。また、スタンフォード法科大学院で法学の博士号を取得しており、社内弁護士として有数の実績を有しています。
野口祐子氏は以下のように述べています。
「アストロスケールのイノベーションは世界の宇宙経済の未来を牽引しており、そのミッションの一員となることを大変嬉しく思います。私自身、世界をより良い場所にする革新的なテクノロジーの可能性に魅了され、過去20年間、法と技術の分野に焦点を当ててきました。その知見を活かし、アストロスケールの成長に貢献できることを楽しみにしています。」
社外取締役として、両名は成長戦略、技術ロードマップ、法規制、事業開発、および内部ガバナンスに関する助言を行います。
アストロスケール について
アストロスケールは、宇宙機の安全航行の確保を目指し、次世代へ持続可能な軌道を継承する為、全軌道における軌道上サービスに専業で取り組む世界初の民間企業です。 2013年の創業以来、軌道上で増加し続けるデブリの低減・除去策として、衛星運用終了時のデブリ化防止(EOL※1)、既存デブリの除去(ADR※2)、故障機や物体の観測・点検(ISSA※3)、寿命延長(LEX※4)など軌道上サービスの実現を目指し技術開発を進めてきました。また、長期に渡り安全で持続可能な宇宙環境を目指す為、技術開発に加え、ビジネスモデルの確立、複数の民間企業や団体、行政機関と協働し、宇宙政策やベストプラクティスの策定に努めています。
本社・R&D 拠点の日本をはじめ、シンガポール、英国、米国、イスラエルとグローバルに事業を展開しています。
アストロスケール本社ウェブサイトはこちら: https://astroscale.com/ja/
軌道上サービス管制センターの様子(動画):https://www.youtube.com/watch?v=OzISoG-AjbM
※1 EOL:End-of-Lifeの略称
※2 ADR:Active Debris Removalの略称
※3 ISSA:In Situ Space Situational Awarenessの略称
※4 LEX:Life Extensionの略称
アストロスケール創業者兼CEOの岡田光信は、以下のように述べています。
「グローバルに軌道上サービスを推進し、成長を続ける中で、ヴァーナー氏と野口氏を取締役に迎えられることを大変嬉しく思います。ヴァーナー氏は長きにわたり宇宙の持続可能性(スペースサステナビリティ)を支持し、欧州においてそのエコシステムの開発を推進してきた人物です。また、野口氏は革新的技術を取り巻く法的状況について、卓越した知見を有しています。両名のそれぞれの分野における専門知識と当社ミッションへの情熱を組み合わせることで、軌道上サービス市場を前進させ続けることができるでしょう。」
ヤン・ヴァーナー氏は2015年から2021年までESAの7代目長官を務めました。2017年には、宇宙関係者に地球の軌道環境を可能な限りクリーンに保つよう呼びかけるとともに、ESAの宇宙状況把握(SSA)プログラムの開発・実行において重要な役割を果たしました。ESA長官就任前は、2007年から2015年までドイツ航空宇宙センター(DLR)理事会の議長、また2012年から2014年まではESA評議会の議長も務めました。同氏は数々の賞を受賞するとともに、これまでドイツ政府のエネルギー専門家グループを含む、さまざまな国内および国際的な監督機関、諮問委員会、委員会のメンバーとしても活躍しています。
ヤン・ヴァーナー氏は以下のように述べています。
「長期的かつ持続可能な宇宙利用の実現に取り組むアストロスケールに加わることを光栄に思います。このような世界規模の課題を解決するには、国際的なアプローチが欠かせません。この重要な取り組みに貢献できることを楽しみにしています。」
野口祐子氏は技術、知的財産権、プライバシー、争議解決等の分野で20年以上の経験を有する弁護士で、現在はグローバルIT企業の日本法人の執行役員法務部長を務めており、日本のマネジメントチームの法務担当を担うほか、日本法に基づく事業全般へのアドバイスに豊富な経験を有しています。また、スタンフォード法科大学院で法学の博士号を取得しており、社内弁護士として有数の実績を有しています。
野口祐子氏は以下のように述べています。
「アストロスケールのイノベーションは世界の宇宙経済の未来を牽引しており、そのミッションの一員となることを大変嬉しく思います。私自身、世界をより良い場所にする革新的なテクノロジーの可能性に魅了され、過去20年間、法と技術の分野に焦点を当ててきました。その知見を活かし、アストロスケールの成長に貢献できることを楽しみにしています。」
社外取締役として、両名は成長戦略、技術ロードマップ、法規制、事業開発、および内部ガバナンスに関する助言を行います。
アストロスケール について
アストロスケールは、宇宙機の安全航行の確保を目指し、次世代へ持続可能な軌道を継承する為、全軌道における軌道上サービスに専業で取り組む世界初の民間企業です。 2013年の創業以来、軌道上で増加し続けるデブリの低減・除去策として、衛星運用終了時のデブリ化防止(EOL※1)、既存デブリの除去(ADR※2)、故障機や物体の観測・点検(ISSA※3)、寿命延長(LEX※4)など軌道上サービスの実現を目指し技術開発を進めてきました。また、長期に渡り安全で持続可能な宇宙環境を目指す為、技術開発に加え、ビジネスモデルの確立、複数の民間企業や団体、行政機関と協働し、宇宙政策やベストプラクティスの策定に努めています。
本社・R&D 拠点の日本をはじめ、シンガポール、英国、米国、イスラエルとグローバルに事業を展開しています。
アストロスケール本社ウェブサイトはこちら: https://astroscale.com/ja/
軌道上サービス管制センターの様子(動画):https://www.youtube.com/watch?v=OzISoG-AjbM
※1 EOL:End-of-Lifeの略称
※2 ADR:Active Debris Removalの略称
※3 ISSA:In Situ Space Situational Awarenessの略称
※4 LEX:Life Extensionの略称