「エアコン暖房・クリーニング」の意識調査を実施。エアコン所有者のうち「暖房」を使用する人は半分以下と判明
[23/11/30]
提供元:PRTIMES
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エアコン暖房のしくみと上手な使い方/クリーニングのポイントを紹介
当社は、全国の20-60代の男女10,000人を対象に、日常におけるエアコン利用の意識調査を実施しました。さらに、その対象者の中から、「エアコン暖房」および「エアコンクリーニング」に関する利用実態を深堀するために、家庭にエアコンを1台以上所有する1,000人を対象に追加調査を実施しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-94a11f01add789061d39-18.jpg ]
今回の調査では、エアコンの所有率は9割を超えて多くの生活者にとって必要不可欠な機器であることがわかりました。一方でエアコンをメインの暖房機器として使用する割合は4割に留まり、エアコン暖房は「電気代が高い」「地球環境に悪影響」といったネガティブなイメージも根強くあることがわかりました。
エアコンは、空気中の熱を冷凍サイクルによってより大きなエネルギーにする「ヒートポンプ」を使用した、高効率な暖房機器です。本資料ではエアコン暖房に対する誤解を解くべく、エアコンに使用されているヒートポンプの解説と、節電につながるエアコン暖房の使い方を紹介します。
また、エアコンを上手に使用するためには定期的な洗浄・クリーニングが必要不可欠です。本調査では4割の人が洗浄・クリーニングを実施していないという状況が明らかになりました。エアコンは、フィルター掃除などの日ごろのお手入れと、シーズン前後の試運転、さらに専門業者による徹底的な洗浄・クリーニングを併用して行うことで、本来の性能を発揮しやすくなります。本資料ではエアコン洗浄・クリーニングのポイントと効果についても紹介します。
これから年末年始に向けて自宅で過ごす時間が増える時期となります。エアコン暖房を上手に使って、この冬を賢く快適に過ごしましょう。
調査結果 トピックス
■エアコンは一家に1台以上が当たり前
所有率は9割越えの一方で、メインの暖房機器としての利用は4割に留まる結果に
■なぜエアコン暖房は使われないのか
「電気代が高い」「環境への影響」という2大マイナスイメージが明らかに
■エアコン暖房は「手軽」「安全」と認知されている
燃料補充の必要がないことが、手軽で安全なイメージに繋がっていると推測
■エアコン暖房を上手に使うには洗浄・クリーニングが必要
7割の人が年1回以上の実施を望むエアコン洗浄・クリーニング。自分で洗浄する際には注意が必要
■多くの人がエアコンにより室内の空気が汚れることを避けたいと考えている
自宅で簡単にできるお手入れと、専門業者による分解洗浄の併用がおすすめ!
エアコンの所有率は9割越え!
一方でメインの暖房機器としての利用率は4割に留まる結果に
エアコンを1台以上所有する家庭が9割(93.2%)を超え、その利用は一般的となっています。しかし、家庭内で特に多くの時間を過ごすであろう「自宅のリビングで使用している暖房機器は何か」を尋ねたところ、エアコンと回答した人は全体の4割(44.5%)に留まりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-d31a398ce365f152bfb3-0.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-5e0078ffa8c68e71cbfe-1.jpg ]
また、リビングで使用する暖房機器について北海道・東北エリアに絞ると、石油ストーブ・ファンヒーターが4割(45.1%)、次いでエアコンが2割(22.9%)となり、寒冷地ではまだまだ化石燃料による暖房機器が主流であることが伺えます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-11f526eb2f0261ffefe0-2.jpg ]
なぜ6割の人はメインの暖房機器としてエアコンを使用しないのか――
その理由はエアコンに対するマイナスイメージにあると判明
昨今の物価上昇に伴い、家庭の電気代にも節約の目が向けられています。政府による電気料金補助が延長され影響緩和が期待される一方で、エアコンは電気代が高いという印象が生活者に根強くあることが伺えました。
「暖房費が高いと思う暖房機器は」と尋ねたところ、4割(44.9%)を超える人がエアコンと回答し、石油ストーブ・石油ファンヒーターの倍以上となりました。さらに近年地球環境への意識も高まる中、「地球温暖化への影響が大きいと思う暖房機器は」という質問に対し、石油ストーブ・ファンヒーターに次ぎ、3割(32.1%)の人がエアコンと回答しています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-f61c27b8ef65e1892855-3.jpg ]
[画像6: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-397650f35074eb52272b-4.jpg ]
その一方でエアコンは手軽で安全な暖房機器として認知されていると明らかに
「暖房を運転するまでの手間が少ないと思う機器」を尋ねたところ、エアコンが最多となりました。また、「安全性に心配がある暖房機器」を尋ねたところ、石油ストーブ・石油ファンヒーターを除きおしなべて低い結果となりました。エアコンは、灯油やガスなど燃焼系の暖房機器と比較し、燃料の補充がなくボタン1つですぐに暖かい空気が出てくることが、手軽で安全なイメージにつながっていると推測されます。
[画像7: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-d055697d3ea07325f41a-5.jpg ]
[画像8: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-d91ec2c8d73272189cc5-6.jpg ]
エアコンに使われているヒートポンプを解説
■ヒートポンプとは
ヒートポンプは、空気の熱を集めて移動させる技術です。その特長は新たに熱を“つくる”のではなく、すでにある熱を“集めて移動させる”ことにあります。ヒートポンプは圧縮・膨張することにより温度が変化する「冷媒」の性質を利用して空気を冷やしたり暖めたりします。
■エアコン暖房におけるヒートポンプの原理
ヒートポンプエアコンは、室外の空気の熱を集め、室内に移動させることで部屋を暖めます。室外の空気から集められた熱を冷媒に取り込み、その熱を冷媒によって移動させます。熱を取り込んだ冷媒を室外機内のコンプレッサーで高温・高圧にすることで、効率よく熱を室内機まで移動させ、部屋を暖めます。
[画像9: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-9ce45877a1911088915b-13.jpg ]
■ヒートポンプは電力効率が最大3〜7倍
例えば電気ストーブは「1」の電力で最大「1」の暖房能力しか得られないのに対し、ヒートポンプエアコンは空気がすでにもっている熱を活用するため、「1」のエネルギーで最大約「3〜7」倍のエネルギーを生み出し効率的に暖房をすることができます。このように、すでにある熱を集めてより大きなエネルギーにして効率的に部屋を暖める点が、エアコン暖房の特長です。※参考:一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター WEBサイト
[画像10: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-03c4ecea152ab7d916c9-14.jpg ]
■ヒートポンプエアコン暖房は地球と家計にやさしい!ただし認知度はーーー
冬に使用する暖房機器を化石燃料による機器からヒートポンプエアコンに置き換えた場合、少ないエネルギーで大きな暖房効果を実現し、エネルギー使用量を抑えることができます。これにより温室効果ガスの排出量を減らし、地球環境に貢献することが期待できます。また、ヒートポンプはすでにある熱を活用するため省エネ性に優れています。その結果、エネルギーコスト(電気代)を抑えることができる家計にもやさしい技術です。
一方で認知度はまだ低く、「ヒートポンプ技術についてどの程度知っていますか」と尋ねたところ、「全く知らない」と回答した人が過半数に迫る結果となりました。
[画像11: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-40d17e18f337f945da67-7.jpg ]
この冬実践!エアコン暖房の節電につながる使い方
1.運転を停止するより温度設定で調整
エアコンは運転を開始する際に多くの電力を消費するため、頻繁につけたり消したりする方が電力を使います。室内がじゅうぶん暖まったと感じたら、設定温度を調整して暖まり過ぎを防ぎましょう。暖房時は温度を1℃低めに設定すると約10%も節電になります。
2.風量設定は「自動運転」に
弱風や微風で運転すると、室内が快適な温度に達するまでに多くの時間がかかるうえ、かえって電力をムダに消費してしまいます。室温を設定温度にするのに最も効率的な運転をする「自動運転」を活用しましょう。
3.風向きは「下向き」に
暖かい空気は天井近くにたまりがちです。風向を上手に調節して、足元からムラなく暖房しましょう。サーキュレーターなどを併用してお部屋の空気を循環させると、さらに効果的です。
さらに詳しい「エアコンの上手な使い方 節電のポイント」は下記WEBサイトよりご覧ください。
カーテンの開閉やサーキュレーター、加湿器の活用についても掲載しています。
https://www.fujitsu-general.com/jp/products/aircon/howtouse/index.html#winter
[画像12: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-bf3c3d2ea4eb49395b9c-15.jpg ]
エアコン暖房を上手に使うためには洗浄・クリーニングが必要
自分で洗浄する場合には、必ず説明書に従って正しい方法で!
エアコンを効率的で快適に使用し続けるためには、定期的な洗浄・クリーニングが欠かせません。そこで、洗浄・クリーニングについて尋ねたところ、約4割の人が「洗浄(クリーニング)していない」(41.6%)ことが明らかになりました。また、約3割の人が「洗浄スプレーなどを使って自分で洗浄している(31.7%)」こともわかりました。
自分でエアコンを洗浄するには注意が必要です。洗浄剤や消臭剤の誤った使用は、樹脂部品の損傷、内部部品の劣化、排水経路の詰まりなどを引き起こす可能性があります。洗浄剤が電気部品やモーターにかかると、故障や感電、火災のリスクが高まります。取扱説明書に従って正しい方法でお手入れすることが重要です。室内機内部の洗浄は専門技術が必要なため、製品を購入した販売店またはメーカーのコールセンターにご相談ください。
[画像13: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-90583a3f2d8828167990-8.jpg ]
エアコンの洗浄・クリーニング、約7割が年に1回以上を理想とする一方で
約4割が「2年以上していない」ことが判明!
さらに、エアコンの洗浄・クリーニングの実施頻度を聞いたところ、約7割の人が年に1回以上必要だと考える一方で、実際には約4割の人は2年から10年以上実施していないことが判明しました。このギャップの理由として約3割の人が費用の負担を感じていました。
[画像14: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-d4e38f20af2f1cf740b8-9.jpg ]
[画像15: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-def03b9a87b17fdb9ea7-10.jpg ]
[画像16: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-164fdfdd6462b3296cc6-11.jpg ]
多くの人がエアコンにより室内の空気が汚れることを避けたいと考えている
自宅で簡単にできるお手入れと、専門業者による分解洗浄の併用がおすすめ!
最後に、エアコンの洗浄・クリーニングを実施する理由を尋ねたところ、最も多かった回答は「カビや黒い汚れが気になる」で、次いで「臭いが気になる」、「ほこり・ハウスダストが気になる」でした。このことから、多くの人がエアコンにより室内の空気が汚れることを避けたいと考えていることがわかりました。
エアコンをお手入れしているにもかかわらず、カビ臭さなどの嫌な臭いがする場合や暖房の効きが悪い場合は、内部にカビが発生している可能性があります。専門業者による分解洗浄をすることで嫌な臭いを抑え、エアコンが本来の性能を発揮しやすくなります。フィルター掃除などの日ごろのお手入れとシーズン前後の試運転、さらに専門業者による徹底的な洗浄・クリーニングを上手く組み合わせ、エアコン暖房を上手に使いましょう。
[画像17: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-98a91864f75f7192c5de-12.jpg ]
エアコン洗浄・クリーニングの効果とポイント
■エアコン内部に繁殖したカビ、暖房使用で空気中に分散させないために
冷房・除湿運転を行った後のエアコン内部は結露した水分が残った状態となり、カビの繁殖につながりやすいため、使用後は「送風運転」を行い、エアコンの内部を乾燥させることが大切です。2023年は、11月に入ってからも異例の暑さが続き、例年よりも長期間にわたってエアコンを使用している方が多い状況でした。これを機に一度エアコンの点検をしていただくことをおすすめします。
■お手入れと試運転で快適なエアコン暖房を
1.まずは簡単なお手入れから
お手入れを行い、エアコンが本来の性能を発揮できる状態にすることで電気代の抑制にもつながります。フィルタ-が汚れている場合は、掃除機でほこりを吸い取るか、水洗いして日陰でよく乾かしてください。また、室内機や上下風向板の汚れは、水かぬるま湯を含ませた柔らかい布でふき、その後やわらかい布でからぶきしてください。
[画像18: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-5d414e088dcf599fc4b4-16.jpg ]
2.室外機の周りは空気が通りやすい環境に
室外機は周りの外気を吸い込んで、吹き出すことで外気と冷媒の間で熱交換します。吸い込み口・吹出し口近くに障害物があると、暖房効果が弱まり、電気の浪費に繋がります。なるべく室外機の周りにはものを置かないようにしましょう。
[画像19: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-1db126818e7e8d3f99bf-17.jpg ]
3.試運転での確認
暖房設定温度を30℃で10分程度運転し、暖まることを確認してください。さらに20分以上運転し、室内機に異音や異臭がないか、室外機に異音がないか確認いただくことも大切です。
さらに詳しい「エアコンのお手入れ方法」は、下記WEBサイトよりご覧ください。
お手入れの効果、シーズン前の試運転・お手入れ方法、日常のお手入れ、シーズン後のお手入れに関する情報などを掲載しています。
https://www.fujitsu-general.com/jp/support/how-to/as/index.html
プレミアムクリーニングのご紹介 〜エアコンの汚れや臭いを除去、電気代の低減にも〜
当社ではお客様のご自宅からエアコンの室内機を取り外し、一定期間お預かりしたうえで室内機を分解して部品1つひとつを洗浄するプレミアムクリーニング(分解洗浄)を推奨しています。このクリーニングでは、外からは見えない汚れや臭いを取り除くとともに、メーカーならではの点検によりエアコンを購入当初の状態に近づけることでエアコン本来の能力を低減にも繋がります。また、エアコンの構造をきちんと解かっているメーカーとして安心・安全なクリーニングをご提供します。定期的なクリーニングの実施で、お部屋を快適空間にしてみませんか?
【本資料に掲載のアンケート調査について】
・ 全国の20-60代の男女10,000人を対象に、日常におけるエアコン利用の意識調査を実施。
・ さらに、その対象者の中から、「エアコン暖房」及び「エアコンクリーニング」に関する利用実態を深堀するために、家庭にエアコンを1台以上所有する1,000人を対象に追加調査を実施。
【調査概要】
調査名称:エアコンの暖房・クリーニングに関する意識調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年10月12日〜16日
※調査結果を引用する際は「富士通ゼネラル調べ」を引用元として記載いただきますようお願いします。
【商標について】
*「nocria」は株式会社富士通ゼネラルの世界的な商標です。
*「ノクリア」は株式会社富士通ゼネラルの登録商標です。
関連情報
◆一般財団法人 ヒートポンプ・蓄熱センター「ヒートポンプ・蓄熱システムを学ぼう」
https://www.hptcj.or.jp/study/tabid/57/Default.aspx
◆ノクリア ブランドページ
https://www.fujitsu-general.com/jp/brand/nocria/index.html
◆「ゴク暖 ノクリア」特設ページ
https://www.fujitsu-general.com/jp/products/aircon/pr/gokudan/index.html
◆nocria shop「エアコンクリーニング特設ページ」
https://shop.nocria.jp/products/cleaning_order
当社は、全国の20-60代の男女10,000人を対象に、日常におけるエアコン利用の意識調査を実施しました。さらに、その対象者の中から、「エアコン暖房」および「エアコンクリーニング」に関する利用実態を深堀するために、家庭にエアコンを1台以上所有する1,000人を対象に追加調査を実施しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-94a11f01add789061d39-18.jpg ]
今回の調査では、エアコンの所有率は9割を超えて多くの生活者にとって必要不可欠な機器であることがわかりました。一方でエアコンをメインの暖房機器として使用する割合は4割に留まり、エアコン暖房は「電気代が高い」「地球環境に悪影響」といったネガティブなイメージも根強くあることがわかりました。
エアコンは、空気中の熱を冷凍サイクルによってより大きなエネルギーにする「ヒートポンプ」を使用した、高効率な暖房機器です。本資料ではエアコン暖房に対する誤解を解くべく、エアコンに使用されているヒートポンプの解説と、節電につながるエアコン暖房の使い方を紹介します。
また、エアコンを上手に使用するためには定期的な洗浄・クリーニングが必要不可欠です。本調査では4割の人が洗浄・クリーニングを実施していないという状況が明らかになりました。エアコンは、フィルター掃除などの日ごろのお手入れと、シーズン前後の試運転、さらに専門業者による徹底的な洗浄・クリーニングを併用して行うことで、本来の性能を発揮しやすくなります。本資料ではエアコン洗浄・クリーニングのポイントと効果についても紹介します。
これから年末年始に向けて自宅で過ごす時間が増える時期となります。エアコン暖房を上手に使って、この冬を賢く快適に過ごしましょう。
調査結果 トピックス
■エアコンは一家に1台以上が当たり前
所有率は9割越えの一方で、メインの暖房機器としての利用は4割に留まる結果に
■なぜエアコン暖房は使われないのか
「電気代が高い」「環境への影響」という2大マイナスイメージが明らかに
■エアコン暖房は「手軽」「安全」と認知されている
燃料補充の必要がないことが、手軽で安全なイメージに繋がっていると推測
■エアコン暖房を上手に使うには洗浄・クリーニングが必要
7割の人が年1回以上の実施を望むエアコン洗浄・クリーニング。自分で洗浄する際には注意が必要
■多くの人がエアコンにより室内の空気が汚れることを避けたいと考えている
自宅で簡単にできるお手入れと、専門業者による分解洗浄の併用がおすすめ!
エアコンの所有率は9割越え!
一方でメインの暖房機器としての利用率は4割に留まる結果に
エアコンを1台以上所有する家庭が9割(93.2%)を超え、その利用は一般的となっています。しかし、家庭内で特に多くの時間を過ごすであろう「自宅のリビングで使用している暖房機器は何か」を尋ねたところ、エアコンと回答した人は全体の4割(44.5%)に留まりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-d31a398ce365f152bfb3-0.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-5e0078ffa8c68e71cbfe-1.jpg ]
また、リビングで使用する暖房機器について北海道・東北エリアに絞ると、石油ストーブ・ファンヒーターが4割(45.1%)、次いでエアコンが2割(22.9%)となり、寒冷地ではまだまだ化石燃料による暖房機器が主流であることが伺えます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-11f526eb2f0261ffefe0-2.jpg ]
なぜ6割の人はメインの暖房機器としてエアコンを使用しないのか――
その理由はエアコンに対するマイナスイメージにあると判明
昨今の物価上昇に伴い、家庭の電気代にも節約の目が向けられています。政府による電気料金補助が延長され影響緩和が期待される一方で、エアコンは電気代が高いという印象が生活者に根強くあることが伺えました。
「暖房費が高いと思う暖房機器は」と尋ねたところ、4割(44.9%)を超える人がエアコンと回答し、石油ストーブ・石油ファンヒーターの倍以上となりました。さらに近年地球環境への意識も高まる中、「地球温暖化への影響が大きいと思う暖房機器は」という質問に対し、石油ストーブ・ファンヒーターに次ぎ、3割(32.1%)の人がエアコンと回答しています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-f61c27b8ef65e1892855-3.jpg ]
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その一方でエアコンは手軽で安全な暖房機器として認知されていると明らかに
「暖房を運転するまでの手間が少ないと思う機器」を尋ねたところ、エアコンが最多となりました。また、「安全性に心配がある暖房機器」を尋ねたところ、石油ストーブ・石油ファンヒーターを除きおしなべて低い結果となりました。エアコンは、灯油やガスなど燃焼系の暖房機器と比較し、燃料の補充がなくボタン1つですぐに暖かい空気が出てくることが、手軽で安全なイメージにつながっていると推測されます。
[画像7: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-d055697d3ea07325f41a-5.jpg ]
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エアコンに使われているヒートポンプを解説
■ヒートポンプとは
ヒートポンプは、空気の熱を集めて移動させる技術です。その特長は新たに熱を“つくる”のではなく、すでにある熱を“集めて移動させる”ことにあります。ヒートポンプは圧縮・膨張することにより温度が変化する「冷媒」の性質を利用して空気を冷やしたり暖めたりします。
■エアコン暖房におけるヒートポンプの原理
ヒートポンプエアコンは、室外の空気の熱を集め、室内に移動させることで部屋を暖めます。室外の空気から集められた熱を冷媒に取り込み、その熱を冷媒によって移動させます。熱を取り込んだ冷媒を室外機内のコンプレッサーで高温・高圧にすることで、効率よく熱を室内機まで移動させ、部屋を暖めます。
[画像9: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-9ce45877a1911088915b-13.jpg ]
■ヒートポンプは電力効率が最大3〜7倍
例えば電気ストーブは「1」の電力で最大「1」の暖房能力しか得られないのに対し、ヒートポンプエアコンは空気がすでにもっている熱を活用するため、「1」のエネルギーで最大約「3〜7」倍のエネルギーを生み出し効率的に暖房をすることができます。このように、すでにある熱を集めてより大きなエネルギーにして効率的に部屋を暖める点が、エアコン暖房の特長です。※参考:一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター WEBサイト
[画像10: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-03c4ecea152ab7d916c9-14.jpg ]
■ヒートポンプエアコン暖房は地球と家計にやさしい!ただし認知度はーーー
冬に使用する暖房機器を化石燃料による機器からヒートポンプエアコンに置き換えた場合、少ないエネルギーで大きな暖房効果を実現し、エネルギー使用量を抑えることができます。これにより温室効果ガスの排出量を減らし、地球環境に貢献することが期待できます。また、ヒートポンプはすでにある熱を活用するため省エネ性に優れています。その結果、エネルギーコスト(電気代)を抑えることができる家計にもやさしい技術です。
一方で認知度はまだ低く、「ヒートポンプ技術についてどの程度知っていますか」と尋ねたところ、「全く知らない」と回答した人が過半数に迫る結果となりました。
[画像11: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-40d17e18f337f945da67-7.jpg ]
この冬実践!エアコン暖房の節電につながる使い方
1.運転を停止するより温度設定で調整
エアコンは運転を開始する際に多くの電力を消費するため、頻繁につけたり消したりする方が電力を使います。室内がじゅうぶん暖まったと感じたら、設定温度を調整して暖まり過ぎを防ぎましょう。暖房時は温度を1℃低めに設定すると約10%も節電になります。
2.風量設定は「自動運転」に
弱風や微風で運転すると、室内が快適な温度に達するまでに多くの時間がかかるうえ、かえって電力をムダに消費してしまいます。室温を設定温度にするのに最も効率的な運転をする「自動運転」を活用しましょう。
3.風向きは「下向き」に
暖かい空気は天井近くにたまりがちです。風向を上手に調節して、足元からムラなく暖房しましょう。サーキュレーターなどを併用してお部屋の空気を循環させると、さらに効果的です。
さらに詳しい「エアコンの上手な使い方 節電のポイント」は下記WEBサイトよりご覧ください。
カーテンの開閉やサーキュレーター、加湿器の活用についても掲載しています。
https://www.fujitsu-general.com/jp/products/aircon/howtouse/index.html#winter
[画像12: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-bf3c3d2ea4eb49395b9c-15.jpg ]
エアコン暖房を上手に使うためには洗浄・クリーニングが必要
自分で洗浄する場合には、必ず説明書に従って正しい方法で!
エアコンを効率的で快適に使用し続けるためには、定期的な洗浄・クリーニングが欠かせません。そこで、洗浄・クリーニングについて尋ねたところ、約4割の人が「洗浄(クリーニング)していない」(41.6%)ことが明らかになりました。また、約3割の人が「洗浄スプレーなどを使って自分で洗浄している(31.7%)」こともわかりました。
自分でエアコンを洗浄するには注意が必要です。洗浄剤や消臭剤の誤った使用は、樹脂部品の損傷、内部部品の劣化、排水経路の詰まりなどを引き起こす可能性があります。洗浄剤が電気部品やモーターにかかると、故障や感電、火災のリスクが高まります。取扱説明書に従って正しい方法でお手入れすることが重要です。室内機内部の洗浄は専門技術が必要なため、製品を購入した販売店またはメーカーのコールセンターにご相談ください。
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エアコンの洗浄・クリーニング、約7割が年に1回以上を理想とする一方で
約4割が「2年以上していない」ことが判明!
さらに、エアコンの洗浄・クリーニングの実施頻度を聞いたところ、約7割の人が年に1回以上必要だと考える一方で、実際には約4割の人は2年から10年以上実施していないことが判明しました。このギャップの理由として約3割の人が費用の負担を感じていました。
[画像14: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-d4e38f20af2f1cf740b8-9.jpg ]
[画像15: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-def03b9a87b17fdb9ea7-10.jpg ]
[画像16: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-164fdfdd6462b3296cc6-11.jpg ]
多くの人がエアコンにより室内の空気が汚れることを避けたいと考えている
自宅で簡単にできるお手入れと、専門業者による分解洗浄の併用がおすすめ!
最後に、エアコンの洗浄・クリーニングを実施する理由を尋ねたところ、最も多かった回答は「カビや黒い汚れが気になる」で、次いで「臭いが気になる」、「ほこり・ハウスダストが気になる」でした。このことから、多くの人がエアコンにより室内の空気が汚れることを避けたいと考えていることがわかりました。
エアコンをお手入れしているにもかかわらず、カビ臭さなどの嫌な臭いがする場合や暖房の効きが悪い場合は、内部にカビが発生している可能性があります。専門業者による分解洗浄をすることで嫌な臭いを抑え、エアコンが本来の性能を発揮しやすくなります。フィルター掃除などの日ごろのお手入れとシーズン前後の試運転、さらに専門業者による徹底的な洗浄・クリーニングを上手く組み合わせ、エアコン暖房を上手に使いましょう。
[画像17: https://prtimes.jp/i/113438/24/resize/d113438-24-98a91864f75f7192c5de-12.jpg ]
エアコン洗浄・クリーニングの効果とポイント
■エアコン内部に繁殖したカビ、暖房使用で空気中に分散させないために
冷房・除湿運転を行った後のエアコン内部は結露した水分が残った状態となり、カビの繁殖につながりやすいため、使用後は「送風運転」を行い、エアコンの内部を乾燥させることが大切です。2023年は、11月に入ってからも異例の暑さが続き、例年よりも長期間にわたってエアコンを使用している方が多い状況でした。これを機に一度エアコンの点検をしていただくことをおすすめします。
■お手入れと試運転で快適なエアコン暖房を
1.まずは簡単なお手入れから
お手入れを行い、エアコンが本来の性能を発揮できる状態にすることで電気代の抑制にもつながります。フィルタ-が汚れている場合は、掃除機でほこりを吸い取るか、水洗いして日陰でよく乾かしてください。また、室内機や上下風向板の汚れは、水かぬるま湯を含ませた柔らかい布でふき、その後やわらかい布でからぶきしてください。
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2.室外機の周りは空気が通りやすい環境に
室外機は周りの外気を吸い込んで、吹き出すことで外気と冷媒の間で熱交換します。吸い込み口・吹出し口近くに障害物があると、暖房効果が弱まり、電気の浪費に繋がります。なるべく室外機の周りにはものを置かないようにしましょう。
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3.試運転での確認
暖房設定温度を30℃で10分程度運転し、暖まることを確認してください。さらに20分以上運転し、室内機に異音や異臭がないか、室外機に異音がないか確認いただくことも大切です。
さらに詳しい「エアコンのお手入れ方法」は、下記WEBサイトよりご覧ください。
お手入れの効果、シーズン前の試運転・お手入れ方法、日常のお手入れ、シーズン後のお手入れに関する情報などを掲載しています。
https://www.fujitsu-general.com/jp/support/how-to/as/index.html
プレミアムクリーニングのご紹介 〜エアコンの汚れや臭いを除去、電気代の低減にも〜
当社ではお客様のご自宅からエアコンの室内機を取り外し、一定期間お預かりしたうえで室内機を分解して部品1つひとつを洗浄するプレミアムクリーニング(分解洗浄)を推奨しています。このクリーニングでは、外からは見えない汚れや臭いを取り除くとともに、メーカーならではの点検によりエアコンを購入当初の状態に近づけることでエアコン本来の能力を低減にも繋がります。また、エアコンの構造をきちんと解かっているメーカーとして安心・安全なクリーニングをご提供します。定期的なクリーニングの実施で、お部屋を快適空間にしてみませんか?
【本資料に掲載のアンケート調査について】
・ 全国の20-60代の男女10,000人を対象に、日常におけるエアコン利用の意識調査を実施。
・ さらに、その対象者の中から、「エアコン暖房」及び「エアコンクリーニング」に関する利用実態を深堀するために、家庭にエアコンを1台以上所有する1,000人を対象に追加調査を実施。
【調査概要】
調査名称:エアコンの暖房・クリーニングに関する意識調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年10月12日〜16日
※調査結果を引用する際は「富士通ゼネラル調べ」を引用元として記載いただきますようお願いします。
【商標について】
*「nocria」は株式会社富士通ゼネラルの世界的な商標です。
*「ノクリア」は株式会社富士通ゼネラルの登録商標です。
関連情報
◆一般財団法人 ヒートポンプ・蓄熱センター「ヒートポンプ・蓄熱システムを学ぼう」
https://www.hptcj.or.jp/study/tabid/57/Default.aspx
◆ノクリア ブランドページ
https://www.fujitsu-general.com/jp/brand/nocria/index.html
◆「ゴク暖 ノクリア」特設ページ
https://www.fujitsu-general.com/jp/products/aircon/pr/gokudan/index.html
◆nocria shop「エアコンクリーニング特設ページ」
https://shop.nocria.jp/products/cleaning_order