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ガルーダ・インドネシア航空 2011年度業績及び2012年度経営プランについて

ガルーダ・インドネシア航空会社(本社所在地:インドネシア ジャカルタ)の2011年度業績及び2012年度経営プランは以下の通りです。

- 2011年度業績 -
売上高(未監査):27兆1000億ルピア(約2270億円)* - 前年比39%増
乗客数:1,710万人(インドネシア国内線1390万人、国際線320万人)- 前年比36.8%増
ASK(Available Seat Kilometers):325億ルピア(約2.72億円)* - 前年比26%増
イールド:9.63米セント(約7.4円)** - 前年比12.4%増(2010年実績 8.6米セント(約6.6円))
運航便数:13万43便(国内線・国際線含む)- 前年比27%増(2010年実績 10万3724便)
ロードファクター:74.7% - 前年比5%増(2010年実績 71.1%)
保有機体数:88機 - 前年より11機増***
平均機体年齢:6.5年
* 1Rp = 約0.008JPYで換算した場合
**1USC = 約0.768JPYで換算した場合
***エアバス330-200型2機、ボーイング737-800NG型9機

【新規路線】
マカッサル(Makassar)を第3のハブとし、シンガポールを始め、スラウェシ島(Sulawesi)、マルク島(Maluku)、パプア(Papua)の15都市でサービスを開始。また、国内線7路線を新規開設。国際線4路線をディリ―運航に増便。

【国内線】    
マカッサル(Makassar)= ゴロンタロ(Grontalo)
スラバヤ(Surabaya)= アンボン(Ambon)
マカッサル(Makassar)= バリクパパン(Balikpapan)
マカッサル(Makassar)= シンガポール
マカッサル(Makassar)= テルナテ(Ternate)
スラバヤ(Surabaya)= バリクパパン(Balikpapan)
バリクパパン(Balikpapan)= ジョグジャカルタ(Jogjakarta)

【国際線】
ジャカルタ(Jakarta)= 上海 (Shanghai)
ジャカルタ(Jakarta)= ソウル(Seoul)
ジャカルタ(Jakarta)= シドニー(Sydney)
デンパサール(Denpasar) = ソウル(Seoul)

【2011年の活動内容】
ガルーダ・インドネシア航空は、2月に株式公開に始まり様々な活動を行いました。

- ジャカルタ セナヤンシティにガルーダ・インドネシアギャラリーをオープン
- 「ガルーダ・インドネシア・エクスペリエンス」の一環として、インドネシアの各地から伝統的な音楽を集め、再編したオリジナル楽曲集「サウンド・オブ・インドネシア」を制作。
- 2011年10月、123機目のボーイングB737シリーズを導入。
- エアバスA330-200及びボーイング737-800 NGの最先端CAEシミュレーターを社内パイロットトレーニング用として導入、またゼネラル・エレクトリック(GE)社との人材育成プログラムを開始。
- 「スカイ・インテリア」搭載のボーイング737-800 ネクストジェネレーションを初導入。
- シティリンク用にエアバスA320を50機発注。
- 2011年11月にインドネシア最大の旅行イベント「ガルーダ・インドネシア・トラベル・フェア」を開催。
- 3年連続受賞となる「非上場‐非国営企業」部門における「Annual Report Award(アニュアルリポートアウォード)」(ARA)を受賞。
- 「Good Corporate Government賞(優良コーポレート・ガバナンス)」(GCG)を受賞。
- フォーチュン誌より「The Most Admired Company(最も賞賛される企業)」として選出される。
- 文部省による「Company Care for Education(教育へ関心のある企業)」賞を受賞。
- SWAマガジン(地元誌)とMARS研究所による「Best Brand Award(最良ブランド賞)」を受賞。

- 2012年度経営プラン -
【2012年度経営プラン概要】
グローバルエアラインへの確立を目指す「クオンタムリープ」プログラムに伴い、以下の戦略的事業を実施する予定です。

1. 準組織変更
2. シティリンクの独立
3. メダン(Medan)の第四のハブ化
4. sub-100 seater aircraftの導入
5.スラバヤ空港(Surabaya Junanda Airport)での専用ターミナルの設置 

ガルーダ・インドネシア航空は2012年にB737-800NG 4機、A330-200 2機、sub-100 seater Aircrafts 5機を含む計20機体と、シティリンクで使用するA320機 19機を新たに導入予定です。 
これらの導入により、ガルーダ・インドネシア航空の保有機体数は計105機となり、平均機体年齢は5.7年となります。 「クオンタムリープ」プログラムでは、2015年までに154機体を保有する予定です。

主な関連会社の事業については以下となります。
【Aerowisata】
- ガルーダ・オリエント・ホリデーズ事業を、台北(台湾)、中東そしてヨーロッパにて開業。
- 西ジャワ島及びビリトン島(Belitung Island)に、ホテル及びアパートメントを建設。
- パダン(Padang)、ジョグジャカルタ マグラン(Jogjakarta Magelang)そしてバタム(Batam)にてホテルマネージメント事業を開始。
- ングラライ(Ngurah Rai)空港(バリ島)、セピンガン(Sepinggan)空港(バリクパパン)、カウラナム(Kuala Namu)空港(メダン)そしてチェンカレン(Cengkareng)空港(ジャカルタ)にて、機内食の生産性を高める為に新たな厨房の導入。

【GMF Aero Asia】
- ジャカルタ チェンカレン(Jakarta Cengkareng)空港に、第四ハンガー チェンカレンを新設。
- マカッサル ハサヌディン(Makassar Sultan Hasanuddin)空港にハンガーを新設。
- ガスタービンエンジン及びエンジンショップの分社化。

2012年に新規参入が予想される路線は、以下の通りです。
ガルーダ・インドネシア航空は、現在国内31都市、海外18都市を運航し、また日本、中国、韓国及びオーストラリアに、子会社であるガルーダ・オリエント・ホリデーズの事業を展開しています。 2012年には以下の通り、新路線開設及び増便を予定しています。

【新路線】
ジャカルタ=台北 B737-800NG
デンパサール=羽田(東京) A330-300

【増便】
ジャカルタ=ペカンバル(Pekanbaru) 毎日5便から6便へ
ジャカルタ=バタン(Batam) 毎日4便から5便へ
ジャカルタ=クアラルンプール(Kuala Lumpur) 毎日2便から3便へ

2012年第三四半期には、マカッサル(Makassar)、メダン(Medan)、デンパサール(Denpasar)をハブとする以下の路線で、Sub-100 Seater機を導入予定です。 

【マカッサル線】
マカッサル(Makassar)=シンガポール(Singapore)
マカッサル(Makassar)=ターネイト(Ternate)
マカッサル(Makassar)=バリクパパン(Balikpapan) = ジョグジャカルタ(Jogjakarta)
マカッサル(Makassar)=スラバヤ(Surabaya) & マカッサル(Makassar) = アンボン(Ambon)

【メダン線】
メダン(Medan)=ペナン(Penang)
メダン(Medan)=バタン(Batam)
メダン(Medan)=パレンバン(Palembang)
メダン(Medan)=スラバヤ(Surabaya) *直行便
メダン(Medan)=バタン(Batam)=ペカンバル(Pekanbaru)

【デンパサール線】
デンパサール=アンペナン(Ampenan)
デンパサール=マカッサル(Makassar)
デンパサール=バリクパパン(Balikpapan)
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