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「フィールドワーカー支援事業」の拡大を目指し、パイオニアと資本業務提携を締結

〜本ラウンドで総額2.6億円の資金調達〜

この度、株式会社ネイン(本社:東京都渋谷区/代表取締役兼CEO:山本健太郎)は、パイオニア株式会社(本社:東京都文京区/代表取締役 兼 社長執行役員:森谷浩一)との資本業務提携を締結しました。本提携は、フィールドワーカー支援ソリューションの事業拡大と産業分野におけるさらなる事業創出、加えてネインが有する独自の音声UI技術を車載モビリティに応用することを目的としています。




[画像1: https://prtimes.jp/i/13188/25/resize/d13188-25-715550-0.jpg ]


これによりネインは、高砂熱学工業株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役会長兼 社長執行役員:大内厚)からの出資による協業(本年10月 https://www.nain.jp/ja/news/tte-capital-allocation-20191012/)に続き、本ラウンドにおいて総額2.6億円の協業及び資本業務提携を締結しました。

引き続きネインは、「フィールドワーカー支援ソリューション事業」に加えてヒアラブル技術を活用した「旅行者向けAR情報配信サービス事業」などの事業拡大に向けて資金調達を行ってまいります。

ネインは、2014年に「サヨナラ、スクリーン。」をキーワードに設立しました。
業界に先駆けて音声通知に対応したB2C向けヒアラブルデバイス『Zeeny』を企画・開発・販売しております。『Zeeny』で培った技術を応用したアプリ・サービスをこれまで国内外の多くの音響機器メーカーに提供してまいりました。

ネインは、大切な時間をスマートフォン画面の操作で消費しすぎず、ヒアラブルを活用することで、人々の日々の生活の時間を有効活用できると考えています。「フィールドワーカー支援事業」では、働く場面で手が離せない、目が離せないフィールドワーカーに音で直感的に情報を伝えるソリューションを提供することによる生産性と安全性の向上が期待できます。「旅行者向け情報配信サービス」では、さらに3Dセンシング、コンピュータービジョンによる位置測位技術を新たに開発することで、より正確、直感的、カスタマイズされた情報配信ができるようになります。旅行における、道がわからない、海外旅行者の言葉がわからない、という不安を解消できます。

なお本事業に関連し、12月14日(土)、15日(日)に秋葉原で開催されるポタフェスにて、開発中商品の一部を展示する予定です。https://www.paudiofes.com/

今後、ネインが強化していく事業の詳細は以下の通りです。

●フィールドワーカー支援ソリューション事業
DXの推進が全産業で急がれる中、パーソル総合研究所・中央大学「労働市場の未来推計2030」のまとめた調査報告書によると、2030年に664万人の不足を補うには、女性、シニア、外国人活用に加え、最低4%生産性を向上させる必要があると言われています。(参考資料: https://rc.persol-group.co.jp/roudou2030/)

高砂熱学工業と取り組んでいる建設・ビルメンテナンスに加え、今後は、製造・電鉄・電力・道路・医療・介護などの手が離せない、目が離せないフィールドワーカーにおいて、ヒアラブルx音声UIによる音声オペレーション、音声コミュニケーションによって作業効率を10%以上向上することを目指します。さらに、センサー技術によって動態管理、健康管理などの効果の見える化を促進します。

●旅行者向けAR情報配信サービス事業
観光立国推進基本法の規定に基づき、2030年に現在の約1.5倍である6,000万人の外国人旅行者数が目標とされています。(参考資料: http://www.mlit.go.jp/common/001126601.pdf)

すべての旅行者がストレスなく快適に移動し、観光を満喫できる環境となるソフトインフラを構築するため、3Dセンシング、地図、コンピュータービジョン技術と、ウェアラブル開発技術を融合し、新たな位置測位技術を開発。スクリーンから解放された情報配信の新たな形を創造します。具体的には、駅構内、商業施設や観光施設における、音声ARによる直感的な誘導、多言語案内への活用、より直感的な決済方法の実現を目指しています。


株式会社ネイン代表取締役 山本健太郎 コメント:
「もっと世界と向き合える。」を理念に、創業以来、人がスマートフォンのスクリーンから解放され、バーチャル世界と融合する世界を創造する、そのビジョンを多数の支援者によって支えていただきながら、成長を続けていました。ネインは他社に先駆けたヒアラブル技術開発を進めてきました。大手企業からヒアラブル商品が昨今発売されることによって、改めてネインの技術力が認められことだと、喜ばしく思っております。時流が変わってきているこのタイミングにおいて、今回、本ラウンドの資金調達によって、XR領域における技術基盤を強化することで、ビジョンの実現が近づくことに興奮しています。
スタートアップとしての社会課題解決にかける熱意、実行スピード、実現するために掘り下げてきた技術と、大企業の技術アセット、知財、豊富な人材などを互いに補完しあえる業務提携を行ってまいります。これにより、互いに成長し、世界と戦えるテクノロジーを作り上げることができると考えています。この流れが加速することで、グローバルに戦える日本企業から生まれる流れを先導していきたい。


パイオニア株式会社 CTrO 坂本 雅人 氏からのコメント:
パイオニアは、カーエレクトロニクス領域においてこれまで多くのイノベーションを実施してきました。この度、ネインが保有する技術と事業アセットがパイオニアの今後の成長に貢献することを期待し、投資を決めました。
本提携により変革推進を加速するとともに、有効アセットの相互サポートにとどまらず、共に事業成長を目指していきたいと考えています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/13188/25/resize/d13188-25-715550-0.jpg ]
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