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Buzzreach 患者主観情報収集アプリ「VOICE」を活用したPHRの利活用を検討する共同研究を忽那賢志教授らと開始

国立大学法人大阪大学大学院医学系研究科 忽那賢志教授らと、製薬企業と患者を直接つなぎ治験から市販後マーケットまでの課題解決を支援するプラットフォームサービスを展開している株式会社Buzzreach(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:猪川 崇輝/以下、Buzzreach)は、患者主観情報収集アプリ「VOICE powered by ミライク」を活用したPHR(Personal Health Record)の利活用を検討する共同研究を開始することをお知らせいたします。




【背景】
患者等主観情報収集アプリ「VOICE」を活用することにより収集されたPHR(Personal Health Record)を利活用して、大学の医師や研究者と共に、コロナ後遺症やコロナワクチン接種者における臨床症状・副作用・副反応情報を明らかにし、学術論文などを通じた適切な情報公開、患者や社会への情報提供を行うことを目的とします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/36622/25/resize/d36622-25-5b3186f431a71d66aeeb-0.png ]


【本研究の概要】
患者等主観情報収集アプリ「VOICE」では、アカデミアの専門家と連携し、様々な領域の患者情報、ワクチン接種者情報を収集していきます。大阪大学大学院医学系研究科 忽那賢志教授との共同研究においては、第一弾としてCOVID-19のワクチン接種者やCOVID-19感染者による後遺症などを対象にBuzzreachが開発したアプリ「VOICE」を活用して、対象集団ごとに一定期間、副作用/副反応・症状の情報を収集するアンケート収集フォームを共同で設計、Google play storeやApp storeなどから自由にダウンロードしてもらった上で、アプリ上から各研究の同意を取得、予め定められたスケジュールに従って、「VOICE」のePRO(electronic Patient Reported Outcome(電子的な患者報告アウトカム))機能を用いて情報収集を行い、集まった情報を解析し、論文化や臨床研究を通じて未来の医療に還元します。また、本アプリに登録した患者、ワクチン接種者には、アプリユーザー間の情報共有や専門家からの該当疾患に関する情報提供を行うことで、不安の払拭や患者の健康増進にも役立てることが可能となります。


[画像2: https://prtimes.jp/i/36622/25/resize/d36622-25-e70274cfb629db0c47e0-3.png ]



【アプリケーションイメージ画像】
[画像3: https://prtimes.jp/i/36622/25/resize/d36622-25-bde80d0ae75f3b3149c2-2.png ]



患者等主観情報収集アプリ「VOICE」は、BuzzreachのD2C事業として既にテスト実装をスタートしている患者特化型SNSサービス「MiiLike(ミライク)」の基盤を活用することで、スピーディな開発と単なる情報インプットをするだけのアプリケーションではなく、利用継続率の向上を図るため「みんなの回答」で、収集したePRO回答データをリアルタイムにアプリユーザー間にシェアする機能や専門家からの定期的な情報発信機能などを搭載しています。将来的にはミライクとの機能連携を行い、患者間の悩み相談(Q&A)、自分と近しい境遇の人とのマッチング(治療ヒストリーマッチング・病状ヒストリーマッチング)、患者毎の状態に合わせた情報提供(診断・治療法・重症化予防法・医療機関・専門医・論文・生活全般)ができるようになります。
「VOICE」は、自由に管理ツールからePROプロジェクトをVOICE内に立ち上げ、VOICEユーザーが任意参加できる特性を活かして、大学病院、自治体、製薬企業などへの導入も検討していきます。
※「VOICE」の正式ローンチは2022年4月末を予定しております。


【大阪大学大学院医学系研究科・医学部 教授(感染制御学)忽那賢志】
新型コロナウイルス感染症の流行によって、患者さんご自身の情報を早く正確に集めて治療薬やワクチンの研究開発につなげるという取り組みがより活発化してきました。この事業は、日本で初となる感染症のPHR(Personal Health Record)を活用するためのプラットフォームです。皆さんの大事な情報を日本国内の感染症の研究開発に繋げられるように取り組んでまいります。

【大阪大学医学部附属病院 未来医療開発部 臨床研究センター・特任准教授(常勤) 浅野健人】
 治験や臨床研究の領域において、ePROを活用して研究に参加される患者さんの情報を直接的に収集される仕組みは以前から存在していました。昨今、Patient Public Involvement(PPI:研究への患者・市民参画)に関する取り組みが注目されており、今回の取り組みもPPIと関連付け、より能動的に様々な疾患に悩む方の声を拾い上げ、その声が新しい治験や臨床研究へ活用できるようになることを期待しています。

【株式会社Buzzreach 代表取締役 猪川崇輝】
 これまでePROの活用の多くは治験などの環境下で電子日誌的な活用に限られてきましたが、普段の生活の中での健康情報収集を元に、ただ報告・登録するだけのePROではなく、アカデミアや自治体、企業と連携し、収集させていただいた情報を学術論文やその後の研究などで見える形で社会、患者さん、様々な症状などで悩んでいらっしゃる方々へ還元していくことを目指しております。医療におけるエンドユーザーである一般生活者の皆様からの情報を活かして、未来の医療の発展に寄与できるよう努めて参ります。


■Buzzreachの事業内容

患者特化型SNSサービス
MiiLike(ミライク) 提供準備中
MiiLike(ミライク)は、同じ病気、境遇で悩む患者同士のコミュニティより、本当に知りたい情報を得られる環境の提供や、患者様の声を製薬企業や研究者へフィードバックするようなものも視野に入れ現在開発しております。
[画像4: https://prtimes.jp/i/36622/25/resize/d36622-25-95874a5412911bc349e5-4.png ]



治験(臨床試験・臨床研究)の様々な課題を解決するSaaSサービス
puzz(パズ)

[画像5: https://prtimes.jp/i/36622/25/resize/d36622-25-24452f411db991d3df5d-5.png ]

puzzは、製薬企業やアカデミア、医師主導で行われる治験を含む臨床試験、臨床研究の様々な課題を解決する機能が搭載されたSaaS型の管理システムです。

1.フィージビリティ・施設選定支援機能
治験を筆頭とした臨床試験、臨床研究のフィージビリティ調査、施設選定業務をサポートする機能。調査依頼から集計、選定までの業務の全てをオンラインで完結でき、調査後、試験実施後の施設情報はデータベース化することが可能。また、調査依頼先の新規紹介やマッチングも可能です。

[画像6: https://prtimes.jp/i/36622/25/resize/d36622-25-5aec06a24ba64affa875-6.png ]

2.プロジェクト(治験)運用管理機能:スタディワークス
施設選定後の施設の治験業務全般を一元的に管理が可能です。医療機関のワークフローに合わせて、これまでアナログ的に管理されていた、候補患者のリストアップ、来院スケジュール管理、院内オーダー、業務報告、進捗管理、請求管理、SDV管理などの様々な業務を効率的に管理することで、治験コーディネーターの業務量を軽減します。製薬企業アカウントでは各施設の候補患者状況の視覚化を計画と比較しリアルタイムに把握することも可能となるため、被験者募集プランや施設追加、期間延長などの計画がより戦略的に立てることが可能になります。

3.治験情報公開・管理機能
製薬企業や臨床試験実施機関が主体となり治験を筆頭とした臨床試験情報を登録・公開・管理し、治験を主とした臨床試験情報を必要とする患者さんやご家族に向けて情報を提供、臨床試験実施医療機関の公開およびマッチング、参加申し込みまでをオンラインで完結できる製薬企業・研究者および医療機関向けの機能です。

治験情報マッチングプラットフォーム
smt(エス・エム・ティ)

[画像7: https://prtimes.jp/i/36622/25/resize/d36622-25-4aa2794f064af2da2037-7.png ]

smtは、新しい治療法や治療薬の情報を求める患者さんやご家族と
日本にある全ての臨床試験情報をウェブ上でマッチングするサービスです。ご自身やご家族の環境や状況に合った治験情報だけでなく、近隣で、どの医療機関が該当する治験を実施するのかを知ることができます。製薬企業によってsmtに公開された治験情報は、治験実施医療機関の選択、参加申し込みまでをオンラインで完結できます。
また、様々な被験者募集環境(PRO、患者会、メディア)と連携が可能なため、多面的に被験者募集を実施する際の一元管理としても機能します。

smt for Doctor(エス・エム・ティ・フォー・ドクター)

[画像8: https://prtimes.jp/i/36622/25/resize/d36622-25-1f67bd5acdfc7c43904b-8.png ]


smtのインフラを活用し、ドクター toドクターの治験情報の共有と
患者相互紹介を可能にします。治験実施医療機関を中心に周辺医療
機関と連携しBuzzreachがシステムインフラの提供と地域治験ネット
ワークとしての事務局業務を行います。


治験(臨床試験・臨床研究)参加患者管理機能

[画像9: https://prtimes.jp/i/36622/25/resize/d36622-25-33741a35db5a9e1c8010-9.png ]


患者(被験者)向け治験管理・リテンションアプリ


スタディ・コンシェルジュ
スタディ・コンシェルジュは、治験参加患者に寄り添ったリアルタイムのコミュ
ニケーションにより、治験参加患者の不安を和らげ、効率的に有効データを得ることで治験中止リスクを軽減し、新薬の早期承認を支援する業界初の画期的なアプリです。治験参加患者の治験薬の服薬忘れや飲みすぎを防ぎ、治験コーディネーター*(CRC:Clinical Research Coordinator)のサポート的な役割を担う治験管理アプリです。
*治験コーディネーターとは、製薬企業などによって開発された新薬が実際の薬として使用されるために必要な治験を含めた臨床研究を行う際に、医療機関や製薬会社、患者の間に立ち、スムーズに進行するようサポートするスタッフ。

smtの登録情報とITインフラを活用したsmt APIサービス

[画像10: https://prtimes.jp/i/36622/25/resize/d36622-25-396529e1309bfa71552d-10.png ]



治験(臨床試験・臨床研究)情報マッチングプラットフォーム「smt(エス・エム・ティ)」では、治験情報の公開から実施医療機関への応募までワンストップで行えるインフラが整っており、製薬企業を中心とした自社のコーポレートサイトにペイシェントセントリシティの一環として、患者さん向けに治験情報を公開したい製薬企業や患者側の団体(患者会やメディア)などへ、当社のsmtの公開情報とインフラを提供できるAPIサービスです。

新型コロナウイルス(COVID-19)開発支援サイト

[画像11: https://prtimes.jp/i/36622/25/resize/d36622-25-43dbf50f20f44cb52f56-11.jpg ]

Covid-19 Cohort Study Site
国内製薬企業を中心にCOVID-19ワクチン開発(治験)の支援を行うCOVID-19ワクチン専門の治験参加者募集サイトです。ご協力いただける方などの有志が集まることにより、ワクチンの開発促進、そして新型コロナウイルス収束のために活かされます。
https://miilike.com/lp/covid-19/


会社名:株式会社Buzzreach 
設立年月日:2017年6月23日
資本金:1億円
代表取締役CEO:猪川 崇輝
共同創業COO:青柳 清志
所在地:東京都品川区上大崎2-15-19 MG目黒駅前
HP:https://www.buzzreach.co.jp/
事業内容
?製薬企業向け治験業務管理システム開発 / 提供 / SaaS開発
?医療機関向け治験業務管理システム開発 / 提供 / SaaS開発
?臨床試験被験者募集に関する支援業務
?患者向け医療情報マッチングサービス
?患者向けSNSアプリサービスの開発/運用
?患者主観情報(ePRO)サービスの開発/運用
?スマートフォンおよびパーソナルコンピューター向け
 アプリケーションソフトウェアの開発及び販売

【本件に関するお問い合わせ】
株式会社Buzzreach 担当:大田
TEL:03-4590-0258 Email:contact@buzzreach.co.jp
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