テクノロジー企業成長率ランキング 第10回「デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」発表
[11/12/01]
提供元:PRTIMES
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テクノロジー企業成長率ランキング
第10回「デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」発表
―1位は中国のYihaodian (The Store Corporation)売上高成長率19,218%
―従来の西側諸国への輸出市場から、域内・国内需要モデルへの大きな転換が顕著に
―日本企業の株式会社スリー・ディー・マトリックスが9位に入賞
デロイトトウシュトーマツリミテッド(DTTL)は、12月1日、アジア太平洋地域のTMT業界(Technology, Media & Telecommunications)における過去3年間の収益(売上高)成長率からなる成長企業500社のランキング、第10回「デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」を発表した。トップは上海を拠点とし、12万点を越える食品や日用品をオンラインで販売するYihaodian (The Store Corporation)で、3年間売上高成長率は19,218%を記録した。トップ10企業の成長率の平均は6,949%、全500社では476%となり、昨年の374%、一昨年の361%から大幅な上昇となった。
スマートフォンやタブレットといった個人用電子機器市場の急成長、電子商取引の拡大といった要因により、アジア太平洋地域では、半導体、インターネット企業が、成長率の躍進を牽引した。テクノロジーFast500アジア太平洋プログラムの DTTL リーダーおよび有限責任監査法人トーマツ パートナーの浅枝芳隆は、「世界的不況の中、アジア太平洋地域はこれまでの西側諸国への輸出市場から、域内・内需市場へのシフトを実現しており、このランキングは、同地域での最も力強く、急成長した企業の力を示すものになりました。これはアジア太平洋地域におけるテクノロジー分野の輝かしい功績であり、Fast500のランキングが彼らの実績のベンチマークとなることを誇りに思います」と話した。
ランキングの発表・授賞式は12月1日に香港で行われ、国を越えた受賞企業同志の交流の場となった。
※参加国:オーストラリア、中国(香港・マカオを含む)、インド、日本、韓国、マレーシア、ニュージーランド、シンガポール、台湾
<2011年 デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500の上位10社>
順位 企業名 所在地 URL 事業内容 成長率
1 Yihaodian 中国 www.yihaodian.com/ オンライン・ショッピングサイト「1号店」の運営 19,218%
(The Store Corporation)
2 Silicon Mitus Inc. 韓国 www.siliconmitus.com/ ファブレスによる半導体デバイス製造 9,336%
3 Tendyron Corp. 中国 www.tendyron.com/ IC カードやUSB 等、情報セキュリティ製品の開発 9,150%
4 Jiangxing Mbaobao 中国 www.mbaobao.com/ 中国最大級のハンドバッグ EC サイトを運営 6,288%
Network Technology Co. Ltd
5 Giga Solar Materials Corp. 台湾 www.gigasolar.com.tw/ 太陽光電池用電極ペーストの製造・販売 5,560%
6 Powershop NZ Ltd. NZ(※) www.powershop.co.nz/ オンライン電力小売業 5,280%
7 Two Degrees Mobile Ltd NZ www.2degreesmobile.co.nz/ 移動体通信サービスネットワークの運営 3,762%
8 Brightek Optoelectronic 台湾 www.brightek.com/ 各種LED 製品の開発・製造 3,755%
Co. Ltd
9 3-D Matrix Ltd. 日本 www.3d-matrix.co.jp/ 医療用バイオマテリアルのグローバル開発 3,583%
10 Sinsung Solar Energy Corp 韓国 www.shinsung.co.kr/ 太陽電池の製造 3,560%
(※)ニュージーランド
■Fast500の全ランキングは、
www.deloitte.com/fast500asiapac/(英語版)よりご覧いただけます。
<2011年ランキングより>
売上高成長傾向
500社全体の3年間の平均成長率は476%となり、昨年の374%、一昨年の361%から上昇した。上位5社の平均成長率は9,910%で、昨年の10,338%からは若干低下したが、上位10社では6,949%となり、昨年の6,300%から微増となった。
売上規模では10億米ドル以上が8社(昨年は7社)、1,000万米ドル未満が207社(昨年は175社)と増加した一方、売上高1,000万米ドル以上5,000万米ドル未満(164社)、1億米ドル以上10億米ドル未満(77社)、5,000万米ドル以上1億米ドル未満(44社)の企業は昨年に比べて社数が減った。
国別傾向
昨年の国別1位の中国は86社(昨年147社)で3位となったが、トップを含む中国企業3社が5位までにランクインし上位を占めている。台湾は133社で昨年の86社から大きく数字を伸ばし、2009年ぶりに国別最多に返り咲いた。国別2位は、急伸長した韓国の96社(昨年41社)で、日本企業は34社で9カ国中、国別7位だった(昨年同)。
業種別傾向
過去5年首位が続いたソフトウェア分野が87社で業種別3位に転落した一方、半導体分野が、昨年の77社、一昨年の76社から倍以上の増加となる、166社で最多となった。2位はインターネット分野から92社がランクイン(昨年は75社)し、トップを含む3社が上位10位にランクインした。
<2011年 デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500を受賞した日本企業34社>
日本からは34社がランクイン。最上位は売上高成長率3,583%を達成した株式会社スリー・ディー・マトリックスの9位、株式会社ベストクリエイトが3,027%で13位、ミツバチワークス株式会社が1,164%で35位、昨年の日本企業最上位(4位)のグリー株式会社が1,099%で36位と連続ランクインとなった。
【デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500とは】
「デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」は、アジア太平洋地域のTMT業界(Technology, Media & Telecommunications)における企業の売上高成長率によるランキングを発表するもの。主な対象業界は通信、ネットワーキング、コンピュータ/周辺機器、インターネット、半導体、電子部品、電子機器、ソフトウェア、コンテンツ、バイオテクノロジー、製薬、医療機器、グリーンテクノロジー、メディア/エンターテインメント。直近3年間の売上高成長率を対象とする。
「デロイト テクノロジー Fast500」プログラムは、1995年から北米で実施しており、ヨーロッパ、アジア太平洋地域においても最も急速に成長している企業500社の努力を称え、成長中のテクノロジー企業の知名度を世界に高める支援を目的に、2002年から開始した。
【本プログラムで開示されている情報について】
この情報は、集計に当たり正確を期しておりますが、企業からの回答をそのまま集計し反映したものであり、有限責任監査法人トーマツやデロイト トウシュ トーマツ リミテッドは、明示または黙示を問わず、これらの情報の正確性などについて何らかの意見を表明したり、または内容を保証したりするものではありません。
■「アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」の詳細は、www.deloitte.com/fast500asiapac/ よりご覧いただけます。
【ご参考】 2011年北米地域テクノロジー Fast500 詳細 www.deloitte.com/us/fast500/
2011年EMEA地域テクノロジー Fast500 詳細 www.deloitte.co.uk/fast500emea/
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第10回「デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」の270位アブラハム・グループ・ホールディングス株式会社は、第11回にもランクインしましたが、本プログラムの目的に照らして不適当であると判断される事実が発覚したため、第11回について受賞を取り消しました。(2013年10月11日)
第10回「デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」発表
―1位は中国のYihaodian (The Store Corporation)売上高成長率19,218%
―従来の西側諸国への輸出市場から、域内・国内需要モデルへの大きな転換が顕著に
―日本企業の株式会社スリー・ディー・マトリックスが9位に入賞
デロイトトウシュトーマツリミテッド(DTTL)は、12月1日、アジア太平洋地域のTMT業界(Technology, Media & Telecommunications)における過去3年間の収益(売上高)成長率からなる成長企業500社のランキング、第10回「デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」を発表した。トップは上海を拠点とし、12万点を越える食品や日用品をオンラインで販売するYihaodian (The Store Corporation)で、3年間売上高成長率は19,218%を記録した。トップ10企業の成長率の平均は6,949%、全500社では476%となり、昨年の374%、一昨年の361%から大幅な上昇となった。
スマートフォンやタブレットといった個人用電子機器市場の急成長、電子商取引の拡大といった要因により、アジア太平洋地域では、半導体、インターネット企業が、成長率の躍進を牽引した。テクノロジーFast500アジア太平洋プログラムの DTTL リーダーおよび有限責任監査法人トーマツ パートナーの浅枝芳隆は、「世界的不況の中、アジア太平洋地域はこれまでの西側諸国への輸出市場から、域内・内需市場へのシフトを実現しており、このランキングは、同地域での最も力強く、急成長した企業の力を示すものになりました。これはアジア太平洋地域におけるテクノロジー分野の輝かしい功績であり、Fast500のランキングが彼らの実績のベンチマークとなることを誇りに思います」と話した。
ランキングの発表・授賞式は12月1日に香港で行われ、国を越えた受賞企業同志の交流の場となった。
※参加国:オーストラリア、中国(香港・マカオを含む)、インド、日本、韓国、マレーシア、ニュージーランド、シンガポール、台湾
<2011年 デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500の上位10社>
順位 企業名 所在地 URL 事業内容 成長率
1 Yihaodian 中国 www.yihaodian.com/ オンライン・ショッピングサイト「1号店」の運営 19,218%
(The Store Corporation)
2 Silicon Mitus Inc. 韓国 www.siliconmitus.com/ ファブレスによる半導体デバイス製造 9,336%
3 Tendyron Corp. 中国 www.tendyron.com/ IC カードやUSB 等、情報セキュリティ製品の開発 9,150%
4 Jiangxing Mbaobao 中国 www.mbaobao.com/ 中国最大級のハンドバッグ EC サイトを運営 6,288%
Network Technology Co. Ltd
5 Giga Solar Materials Corp. 台湾 www.gigasolar.com.tw/ 太陽光電池用電極ペーストの製造・販売 5,560%
6 Powershop NZ Ltd. NZ(※) www.powershop.co.nz/ オンライン電力小売業 5,280%
7 Two Degrees Mobile Ltd NZ www.2degreesmobile.co.nz/ 移動体通信サービスネットワークの運営 3,762%
8 Brightek Optoelectronic 台湾 www.brightek.com/ 各種LED 製品の開発・製造 3,755%
Co. Ltd
9 3-D Matrix Ltd. 日本 www.3d-matrix.co.jp/ 医療用バイオマテリアルのグローバル開発 3,583%
10 Sinsung Solar Energy Corp 韓国 www.shinsung.co.kr/ 太陽電池の製造 3,560%
(※)ニュージーランド
■Fast500の全ランキングは、
www.deloitte.com/fast500asiapac/(英語版)よりご覧いただけます。
<2011年ランキングより>
売上高成長傾向
500社全体の3年間の平均成長率は476%となり、昨年の374%、一昨年の361%から上昇した。上位5社の平均成長率は9,910%で、昨年の10,338%からは若干低下したが、上位10社では6,949%となり、昨年の6,300%から微増となった。
売上規模では10億米ドル以上が8社(昨年は7社)、1,000万米ドル未満が207社(昨年は175社)と増加した一方、売上高1,000万米ドル以上5,000万米ドル未満(164社)、1億米ドル以上10億米ドル未満(77社)、5,000万米ドル以上1億米ドル未満(44社)の企業は昨年に比べて社数が減った。
国別傾向
昨年の国別1位の中国は86社(昨年147社)で3位となったが、トップを含む中国企業3社が5位までにランクインし上位を占めている。台湾は133社で昨年の86社から大きく数字を伸ばし、2009年ぶりに国別最多に返り咲いた。国別2位は、急伸長した韓国の96社(昨年41社)で、日本企業は34社で9カ国中、国別7位だった(昨年同)。
業種別傾向
過去5年首位が続いたソフトウェア分野が87社で業種別3位に転落した一方、半導体分野が、昨年の77社、一昨年の76社から倍以上の増加となる、166社で最多となった。2位はインターネット分野から92社がランクイン(昨年は75社)し、トップを含む3社が上位10位にランクインした。
<2011年 デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500を受賞した日本企業34社>
日本からは34社がランクイン。最上位は売上高成長率3,583%を達成した株式会社スリー・ディー・マトリックスの9位、株式会社ベストクリエイトが3,027%で13位、ミツバチワークス株式会社が1,164%で35位、昨年の日本企業最上位(4位)のグリー株式会社が1,099%で36位と連続ランクインとなった。
【デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500とは】
「デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」は、アジア太平洋地域のTMT業界(Technology, Media & Telecommunications)における企業の売上高成長率によるランキングを発表するもの。主な対象業界は通信、ネットワーキング、コンピュータ/周辺機器、インターネット、半導体、電子部品、電子機器、ソフトウェア、コンテンツ、バイオテクノロジー、製薬、医療機器、グリーンテクノロジー、メディア/エンターテインメント。直近3年間の売上高成長率を対象とする。
「デロイト テクノロジー Fast500」プログラムは、1995年から北米で実施しており、ヨーロッパ、アジア太平洋地域においても最も急速に成長している企業500社の努力を称え、成長中のテクノロジー企業の知名度を世界に高める支援を目的に、2002年から開始した。
【本プログラムで開示されている情報について】
この情報は、集計に当たり正確を期しておりますが、企業からの回答をそのまま集計し反映したものであり、有限責任監査法人トーマツやデロイト トウシュ トーマツ リミテッドは、明示または黙示を問わず、これらの情報の正確性などについて何らかの意見を表明したり、または内容を保証したりするものではありません。
■「アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」の詳細は、www.deloitte.com/fast500asiapac/ よりご覧いただけます。
【ご参考】 2011年北米地域テクノロジー Fast500 詳細 www.deloitte.com/us/fast500/
2011年EMEA地域テクノロジー Fast500 詳細 www.deloitte.co.uk/fast500emea/
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第10回「デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」の270位アブラハム・グループ・ホールディングス株式会社は、第11回にもランクインしましたが、本プログラムの目的に照らして不適当であると判断される事実が発覚したため、第11回について受賞を取り消しました。(2013年10月11日)