ACRONET、ビジネス拡大に向けSAS(R) Clinical Data Integrationを採用
[09/07/30]
提供元:PRTIMES
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ACRONET、ビジネス拡大に向けSAS(R) Clinical Data Integrationを採用
〜CDISCデータ標準への対応で、製薬メーカーのグローバル展開を支援〜
SAS Institute Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉田 仁志、以下:SAS)は、総合CRO(医薬品開発業務受託機関)である株式会社ACRONET(本社:東京都文京区、代表取締役社長 植松 尚、以下:ACRONET)が、医薬品開発における臨床試験データの標準化、一元管理を実現する「SAS(R) Clinical Data Integration」を採用したと発表しました。同ソリューションは、世界的な医薬品・バイオ医薬品開発における臨床試験データおよびメタデータの電子的な収集、交換、申請、アーカイブを支援する業界標準の開発に取り組むNPOであるCDISC(Clinical Data Interchange Standards Consortium)のデータ標準を採用しています。
日本の製薬業界では、欧米など海外市場における売上比率のさらなる拡大を目指し、海外での開発業務や申請業務をはじめ、CROやパートナー企業との連携などにおいて、今後グローバル化がますます加速することが予想されます。特に、世界最大の医薬品市場である米国への進出にあたっては、業界標準かつ米国FDA (Food and Drug Administration)の規制要件であるCDISCのデータモデルへの対応が必要となり、製薬メーカーにおけるCDISCへの対応も求められてきています。こうした状況の中、製薬メーカーの医薬品開発業務を受託するCROにおいても、CDISCをはじめとする業界標準への対応が非常に重要となっています。
SAS Clinical Data Integrationは、ユーザビリティーに優れた開発環境を提供することにより、データ統合やデータ加工などの業務の一元管理を実現するツールです。既存のデータマネジメント業務や統計解析業務における作業手順、プログラムコード、解析データの標準化を確立することが可能となります。さらに、SDTM(ADaMも対応予定)へのデータ変換に必要なテンプレートやドキュメント(CRT-DDS)の自動生成機能なども提供し、業界標準のCDISCへの対応、データ品質低下の防止、および、完全で信頼性の高いデータを保証することを支援します。
このたびACRONETは、国内のCRO業界に先立ち、現行のSASシステム環境に加え、CDISCに対応したSAS Clinical Data Integrationの採用を決定しました。ACRONETでは、CDISCデータモデル導入に関して調査・研究を行ってきましたが、現状ではCDISCデータモデルのみでの一貫した業務プロセス構築は難しく、他のデータモデルからの変換やデータ統合などが必要との結論に至りました。SAS Clinical Data Integrationが異なるデータモデルへの変換や統合に特化した優れたツールであることに加え、ACRONETの保有するSASプログラムの資産を最大限に継承できることなどが評価され、今回の採用につながりました。
SAS は今後も、CDISC対応ソリューションの提供とサポートにより、ACRONETのビジネス拡大を支援してまいります。
<ACRONETについて>
伊藤忠グループ(100%子会社)の総合CRO。伊藤忠商事グループの大手IT企業である現伊藤忠テクノソリューションズ(旧CRC ソリューションズ)から分社し、2003年7月設立。従業員約350 名。臨床開発モニタリング、データマネジメント、統計解析、EDCシステムを中心に、臨床開発業務支援に豊富な実績を持つ。同社の成長戦略のひとつとして、今後は抗がん剤領域への注力を行う。また伊藤忠グループの幅広い海外ネットワークを活かして、海外CRO との提携など、グローバル戦略を展開している。
<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においては最大の独立系ベンダーです。SASは、高度な分析と将来予測を実現するフレームワークにもとづき、顧客企業の45,000以上のサイトに革新的なソリューションを提供しています。複雑な経営課題を解決するビジネス・ソリューションによって迅速で正確な意思決定を実現することで、顧客のパフォーマンス向上と価値の創出を支援します。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万名、日本法人 約210名(http://www.sas.com/)
*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。
〜CDISCデータ標準への対応で、製薬メーカーのグローバル展開を支援〜
SAS Institute Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉田 仁志、以下:SAS)は、総合CRO(医薬品開発業務受託機関)である株式会社ACRONET(本社:東京都文京区、代表取締役社長 植松 尚、以下:ACRONET)が、医薬品開発における臨床試験データの標準化、一元管理を実現する「SAS(R) Clinical Data Integration」を採用したと発表しました。同ソリューションは、世界的な医薬品・バイオ医薬品開発における臨床試験データおよびメタデータの電子的な収集、交換、申請、アーカイブを支援する業界標準の開発に取り組むNPOであるCDISC(Clinical Data Interchange Standards Consortium)のデータ標準を採用しています。
日本の製薬業界では、欧米など海外市場における売上比率のさらなる拡大を目指し、海外での開発業務や申請業務をはじめ、CROやパートナー企業との連携などにおいて、今後グローバル化がますます加速することが予想されます。特に、世界最大の医薬品市場である米国への進出にあたっては、業界標準かつ米国FDA (Food and Drug Administration)の規制要件であるCDISCのデータモデルへの対応が必要となり、製薬メーカーにおけるCDISCへの対応も求められてきています。こうした状況の中、製薬メーカーの医薬品開発業務を受託するCROにおいても、CDISCをはじめとする業界標準への対応が非常に重要となっています。
SAS Clinical Data Integrationは、ユーザビリティーに優れた開発環境を提供することにより、データ統合やデータ加工などの業務の一元管理を実現するツールです。既存のデータマネジメント業務や統計解析業務における作業手順、プログラムコード、解析データの標準化を確立することが可能となります。さらに、SDTM(ADaMも対応予定)へのデータ変換に必要なテンプレートやドキュメント(CRT-DDS)の自動生成機能なども提供し、業界標準のCDISCへの対応、データ品質低下の防止、および、完全で信頼性の高いデータを保証することを支援します。
このたびACRONETは、国内のCRO業界に先立ち、現行のSASシステム環境に加え、CDISCに対応したSAS Clinical Data Integrationの採用を決定しました。ACRONETでは、CDISCデータモデル導入に関して調査・研究を行ってきましたが、現状ではCDISCデータモデルのみでの一貫した業務プロセス構築は難しく、他のデータモデルからの変換やデータ統合などが必要との結論に至りました。SAS Clinical Data Integrationが異なるデータモデルへの変換や統合に特化した優れたツールであることに加え、ACRONETの保有するSASプログラムの資産を最大限に継承できることなどが評価され、今回の採用につながりました。
SAS は今後も、CDISC対応ソリューションの提供とサポートにより、ACRONETのビジネス拡大を支援してまいります。
<ACRONETについて>
伊藤忠グループ(100%子会社)の総合CRO。伊藤忠商事グループの大手IT企業である現伊藤忠テクノソリューションズ(旧CRC ソリューションズ)から分社し、2003年7月設立。従業員約350 名。臨床開発モニタリング、データマネジメント、統計解析、EDCシステムを中心に、臨床開発業務支援に豊富な実績を持つ。同社の成長戦略のひとつとして、今後は抗がん剤領域への注力を行う。また伊藤忠グループの幅広い海外ネットワークを活かして、海外CRO との提携など、グローバル戦略を展開している。
<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においては最大の独立系ベンダーです。SASは、高度な分析と将来予測を実現するフレームワークにもとづき、顧客企業の45,000以上のサイトに革新的なソリューションを提供しています。複雑な経営課題を解決するビジネス・ソリューションによって迅速で正確な意思決定を実現することで、顧客のパフォーマンス向上と価値の創出を支援します。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万名、日本法人 約210名(http://www.sas.com/)
*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。