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和田アキ子さん COPD(慢性閉塞性肺疾患)広報大使に就任 - そのせき、たん、息切れ、大丈夫?身近にひそむ肺の病気“COPD”




日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:ジェラード・マッケナ)とファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:梅田一郎)は、肺の生活習慣病COPD(慢性閉塞性肺疾患:慢性気管支炎・肺気腫)の早期診断、早期治療の推進を目的とし、和田アキ子さんに広報大使として就任いただき、COPD疾患啓発活動を実施します。 COPD(慢性閉塞性肺疾患:慢性気管支炎・肺気腫)は、主に喫煙習慣が原因で発症し、呼吸機能が低下していく病気です。治療せず放置すると進行していき、息切れから日常生活に支障を来し、重症化すると死に至ることもあるため、早期診断、早期治療が重要です。せき、たん、息切れなどの症状があっても「風邪のせい」、「老化のせい」と思い見過ごされやすく、国内の患者数は500万人以上と推計されていますが、治療を受けている人はわずか約17万人と少ないのが現状です。今回のCOPD広報大使の就任を受け、和田アキ子さんは下記のようにコメントしています。

<和田アキ子様コメント>
「この度COPD広報大使に就任させていただきました、和田アキ子です。2008年にかかりつけのお医者様から肺気腫と診断されました。最近では、肺気腫と慢性気管支炎を総称してCOPDというそうですね。先生のお話を聞くにつれ、COPDは放っておくと重症化し、日常生活にも支障をきたすこともある恐ろしい病気であることを知りました。幸い、私は早くにお医者様に相談でき、今でも元気に歌手を続けることができています。
今回、COPDの広報大使という大役を仰せつかりました。COPDの「せき・たん・息切れ」などの症状がある喫煙者の方々をはじめ、多くの方にCOPDについて知っていただき、私のように少しでも早くかかりつけのお医者様にご相談していただきたいと思っております。一人でも多くの方が早期に発見されますよう願っています。」

日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社とファイザー株式会社は、この啓発活動を通じて、COPDの早期診断、早期治療の重要性を伝え、一人でも多くの方々のCOPDの早期発見に貢献できるよう活動してまいります。

肺の生活習慣病COPD(慢性閉塞性肺疾患:慢性気管支炎・肺気腫)とは
COPD(Chronic Obstructive Pulmonary Disease)は、喫煙習慣が主な原因となる肺の生活習慣病で、以前は肺気腫や慢性気管支炎と呼ばれていたものを包括したものです。進行性で、息切れから日常生活に支障を来し、更には酸素吸入や死に直結します。WHOの統計から、2005年現在で世界では2億1,000万人がCOPDに罹患しています。また、乳がんと糖尿病を合わせた死者数よりも多い、年間300万人がCOPDで亡くなるとの実態が示されました。日本では疫学調査から、500万人以上がCOPDに罹患していると推計されていますが(NICEスタディ2001年)、実際に治療を受けているのはわずか約17万人に過ぎません(厚生労働省統計2008年)。また、進行したCOPD患者に起こる増悪は、呼吸機能の低下を加速させるといわれています。早期診断と適切な治療の継続が、患者の予後や生活の質を大きく好転させます。
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