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ヴイエムウェア、Software-Defined Data Center向けのシンプルかつ高性能なインフラを実現する次世代ハイパー コンバージド ソフトウェアを発表

最新版のVMware Virtual SAN 6.2に、
データ重複排除、データ圧縮、イレイジャーコーディングの機能を新たに搭載することで、
オールフラッシュで1GBあたり1米ドル〜のハイパー コンバージド ソリューションを実現

VMware Virtual SAN Ready Nodesの強化で、
ライセンシングの簡素化、ソフトウェアの事前インストール、包括的なサポートを提供


ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ジョン ロバートソン)は本日、企業向けの実績あるハイパー コンバージド ソフトウェアをさらに進化させる、VMware Virtual SAN™の最新版を発表しました。ヴイエムウェアは、ハイパー コンバージド インフラ市場をリードしており、VMware Virtual SANの提供を開始してからの21カ月ですでに3,000以上の顧客が導入しています。

ハイパー コンバージド インフラは、Software-Defined Data Centerの実現に最適な基盤として、統合型システムで最も成長している市場で (1)、調査会社であるIDC社によると2016年には15億米ドルの市場規模になると予測されています(2)。ハイパー コンバージド インフラは、ソフトウェアで定義されたコンピューティング、ストレージ、ネットワークを、x86ベースの標準ハードウェアと組み合わせることで、IT運用を簡素化し、システムのパフォーマンスを向上しながら、同時にITに関する設備投資や運用コストを低減できます。

VMwareが提供するハイパー コンバージド ソフトウェアは、VMware vSphere(R)、VMware Virtual SAN、VMware vCenter Server™で構成され、x86サーバとそれに直接接続されたストレージをシンプルかつ堅牢なハイパー コンバージド インフラへと進化させます。導入した組織は、ITコストや管理の複雑性を削減すると同時に、パフォーマンスを飛躍的に向上させることができます。ヴイエムウェアは、幅広いパートナ エコシステムと協力し、11社のOEM各社から提供されるVMware Virtual SAN Ready Nodesプログラムの認定プラットフォームから、ヴイエムウェアとEMCが共同開発したターンキーのハイパー コンバージド インフラのアプライアンスまで、業界で最も広範なハードウェアの選択肢を通じてハイパー コンバージド ソフトウェアを提供します。

VMware Virtual SAN 6.2のデータ効率化機能により、ストレージ効率を最大10倍に向上
VMware vSphereのシンプルかつ信頼性の高いネイティブ ストレージの第4世代となるVMware Virtual SAN 6.2により、ヴイエムウェアはハイパー コンバージド ソフトウェアの急速な進化を継続します。この最新版では新たにQoS、パフォーマンスやキャパシティのモニタリングなどの機能に加え、オールフラッシュ向けの高度なデータ効率化機能を搭載しています。これらの新機能により、さらなるコストパフォーマンスの向上、アプリケーション対応の更なる強化、ビジネス上の価値を獲得するまでの時間の高速化を支援します。VMware Virtual SAN 6.2により、1ギガバイト(GB)あたり1米ドルから利用可能なオールフラッシュ構成のハイパー コンバージド インフラを実現できるとともに(3)、ストレージ効率を最大10倍向上できます(4)。

VMware Virtual SAN 6.2の新機能は以下の通りです。
· 重複排除と圧縮:新たに搭載された重複排除と圧縮の機能により、オールフラッシュ ストレージの容量を最適化し、最大で7倍のデータ量を削減できるため、CPUやメモリーのオーバーヘッドへの影響を最小化できます。

·イレイジャー コーディング(RAID 5/RAID 6):イレイジャー コーディングにより、ストレージの使用可能容量を最大2倍に増加しながら、データの耐障害性をこれまでと同じ高水準で維持することができます。

·Quality of Service(QoS):最新のQoS機能により、仮想マシンごとのIOPSの可視化/コントロール/レポーティングなどを実現できるため、他の仮想マシンから性能面の影響を受ける可能性を排除できます。

·パフォーマンス、キャパシティ、稼働状況のモニタリング機能を強化:統合管理プレーンの新機能により、すべての顧客がVMware Virtual SANを搭載したハイパー コンバージド インフラのメリットを導入前に確認することができます。

VMware Virtual SANは、VMware vSphereの仮想マシンに最適なストレージ ソリューションとなるよう、開発されました。VMware Virtual SANにより、仮想化された本番環境向けに主要なストレージ サービスの提供が可能になり、より優れたパフォーマンス、拡張性、柔軟性と同時に、より少ないレイテンシとコストなどのメリットを享受できます。ポリシー ベースのストレージ管理機能を備えたVMware Virtual SANは、従来のデバイス単位だったストレージ管理モデルをアプリケーション単位の管理モデルへと変革し、IT管理者はアプリケーション向けにストレージをわずか数分でプロビジョニングできるようになります。そして、VMware Virtual SANは、ビジネス クリティカル アプリケーション、仮想デスクトップ(VDI)、リモート オフィスや支社(ROBO)、テストや開発など、さまざまな用途での利用に適しています。

Virtual SAN Ready Nodesを強化し、調達、サポート、導入を簡素化
VMware Virtual SAN 6.2の発表に合わせ、OEMパートナから提供される事前検証済み構成のサーバ製品向けプログラムであるVMware Virtual SAN Ready Nodesの強化を発表しました。ヴイエムウェアでは、これまでに11社のサーバOEMと協力し、ハイパー コンバージド インフラ向けソフトウェアの動作検証を実施した100以上のシステムを提供しています。

VMware Virtual SAN Ready Nodeプログラムの強化により、OEMパートナはサーバの製造過程で事前にVMware vSphereとVMware Virtual SANに加え、認定ドライバーとファームウェアをインストールすることができるようになるため、顧客がシステム導入初日に必要な作業を軽減できると同時に、ビジネス上の価値を享受できるまでの時間を短縮します。富士通、日立データシステムズ、Supermicroの3社は、この新しいVMware Virtual SAN Ready Nodesプログラムを活用する最初のOEMです。また、VMware Virtual SAN Ready Nodesでは、ソフトウェア ライセンスのバンドルや、顧客の既存のライセンスとの調整なども可能です。さらに、OEMパートナはハードウェア/ソフトウェアの両方のコンポーネントに対する包括的なサポートを提供することができます。

これらのプログラムの強化により、ヴイエムウェアとエコシステム パートナは引き続き、業界で最も幅広い利用モデルやシステム構成の選択肢を提供できます。また今後、その他のパートナからもVMware Virtual SAN Ready Nodeプログラムに対応した製品が発表される予定です。ヴイエムウェアでは、EMCとの緊密なパートナシップのもと共同開発している次世代ハイパー コンバージド アプライアンス製品ファミリーにより、今月後半にハイパー コンバージド ソフトウェア スタックの利用モデルの選択肢をさらに拡張する予定です。この次世代ハイパー コンバージド アプライアンス製品ファミリーでは、EMC、ヴイエムウェア、VCEの各社独自のテクノロジを活用しています。

VMware Inc. 上級副社長 兼 ストレージ&アベイラビリティー事業部ゼネラルマネージャ
ヤンビン・リー(Yanbing Li)のコメント:
「ヴイエムウェアのハイパー コンバージド インフラ向けソフトウェアは、顧客が自社のビジネス ニーズに対応するためのインフラを高速かつ将来的な需要を予測して導入できるシンプルさ、高いコスト効率、そして高パフォーマンスを備えたアーキテクチャにより、顧客からの関心がさらに高まっています。本日、従来バージョンと比較して最大10倍のストレージ効率性を実現するVMware Virtual SAN 6.2を発表により、顧客が自社のニーズに最適なSoftware-Defined Data Centerを構築するために、ヴイエムウェアのソフトウェアを搭載したハイパー コンバージド インフラにますます興味を持っていただけるものと期待しています」

■ご購入および価格について
VMware Virtual SAN 6.2は、2016年第1四半期中(1〜3月)に提供を開始する予定です。VMware Virtual SAN 6.2の市場想定価格はCPUあたり35万7000円〜(税抜)です。VMware Virtual SAN for Desktopの市場想定価格は1ユーザあたり7000円〜(税抜)です。

VMwareのパートナから、2016年上半期中(1〜6月)に、新しいVMware Virtual SAN Ready Nodesプログラムの対応製品が提供される予定です。

ヴイエムウェアでは、本リリースで紹介した新製品に関するオンラインセミナーを2016年2月16日より開催いたします。オンラインセミナーは登録制で、下記URLから今すぐお申し込みいただけます。
http://www.vmware.com/jp/digitalenterprise

(1) IDC Hyperconverged Systems 2015-2019 Forecast, April 2015
(2) IDC Hyperconverged Systems 2015-2019 Forecast, April 2015
(3) VMware Virtual SAN hardware configuration created on Supermicro reseller website: www.thinkmate.com and assumes a 6x storage efficiency based on VMware testing of VDI workloads, December 2015.
(4) Based on internal analysis and comparison to VMware Virtual SAN 6.1, December 2015

ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド時代においてビジネスの活性化を支援する仮想化ソリューションおよびクラウド インフラ ソリューションを提供いたします。ヴイエムウェアは、顧客がITリソースの構築・提供・利用を、発展的かつ企業特有のビジネスニーズ対応した方法で、移行できるよう支援します。ヴイエムウェアの年間売上高66億ドル(2015年度)で、50万社を超える顧客と7万5,000社を超えるパートナを有しています。シリコンバレーに本社を置き、全世界にオフィスを展開しています。VMwareの詳細はwww.vmware.com/jpをご覧ください。

VMware、Virtual SAN、vSphere、vCenter、vCenter Serverは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての名称ならびに商標は、それぞれの企業の商標または登録商標です。
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