「第2回 アート&デザイン新世代賞」最優秀賞 決定!!
[19/02/12]
提供元:PRTIMES
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立花和弥さん(熊本大学大学院23歳)の『見慣れた景色 見慣れない風景』が選定
Design Stories(http://designstoriesinc.com)は、2019年2月6日(水)に、「第2回アート&デザイン 新世代賞」授賞式をWeBase 鎌倉(神奈川県鎌倉市由比ガ浜4-10-7)にて開催いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/24800/26/resize/d24800-26-684760-0.jpg ]
■若いクリエイターを発掘・応援する「アート&デザイン新世代賞」授賞式を挙行!
本賞は、2017年よりスタートしたU-25の若いクリエイターを発掘・応援する新人賞です。第2回は、2018年6月に募集を開始し、10月に審査員による審査を重ね、受賞作品が決定しました。
第1回の最優秀賞受賞者は、副賞である海外研修から帰国し、次なる目標に向かって既に大きな翼を広げていることを報告。今回の授賞式では、新旧両受賞者と審査員とのトークセッションも開かれ、意見交換が繰り広げられました。また、受賞作品の展覧会が博多(2019年3月20日〜4月2日@WeBase 博多+福岡アジア美術館)、鎌倉(同年4月)、高松(同年5月)、京都(同年6月)を巡回し、受賞者は作品をお披露目する機会を得たことが発表され、夢と希望を膨らませるひと時となりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/24800/26/resize/d24800-26-423108-1.jpg ]
■当日の様子
高校生も含む受賞者の皆さんは、知らない人々に囲まれた中、カジュアルでありながらも神聖さがある式典で表彰を受けることに戸惑いや緊張を隠せない様子でしたが、そこにいる全ての人に笑顔が溢れる会になりました。トータル4時間ありましたが、出席者がいつまでも熱く語り合い、終宴を迎えるのが名残惜しい様子でした。
■白熱のトークセッション
第2回最優秀賞を受賞した立花さんと審査員(卯城さん、エリイさん、飯塚さん)、そこに第1回歳優秀賞の中村暖さんが副賞で研修先に選んだロンドン留学から駆けつけてくださり、辻さんが進行役としてトークセッションがスタートしました。『クリエイティブで世界と対峙するために必要なこと』をテーマに、表現すること、創造することについて語り合いました。立花さんは、「デザインは翻訳すること。専門でもない人に美しいとか、綺麗だとか思わせることが大切なのではないか」と述べ、他のパネラーから、過度にわかりやすい表現への反論や公共性の高い建築分野ではわかりやすいことが大切である、など様々な意見が交わされました。中村さんは、自分の創作活動を『自分だけでは創れないけど、自分にしか創れない』と述べ、未来ヴィジョンを語りました。若者二人の話を受け、辻さんの「アートから、建築から、文学から、音楽から、未来を創り出していく。新世代賞がそのきっかけになれたらいいと思っている。」という言葉で締めくくられました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/24800/26/resize/d24800-26-601002-2.jpg ]
■新世代賞授賞式を終えて
(辻さんのコメント)僕がこの賞の構想を持ったのは私塾「人間塾」をやっていた10年前に遡る。大人のための賞はいくらでもあるが、若者にチャンスを与える賞があまりないことに気が付いた。中高生、大学生、25歳以下の新世代の人たちに向けてジャンルの垣根を超えたアートとデザインの賞を作らなければ、となぜか当時僕は強く思った。そういう人たちの背中を押すようなことをやりたかった。第1回最優秀賞受賞者中村暖さんは副賞であるロンドン留学の経験をいかし、新しい作品制作に取り組み、次の展覧会(青山スパイラルホールにて3月開催予定)に向けての準備を進めている。また、地元佐賀新聞では彼の作品やプロフィール、新世代賞最優秀賞受賞のこと、留学時の出来事がフルページで紹介され、ニュース番組のコメンテーターやコラムニストとしても活躍中。新世代賞の目的である“若い世代を発掘し、世界中に飛び立つ後押し”が実現している。一方で、協賛企業である株式会社レーサム小町剛さん(代表取締役社長)が述べられた『若者が頭の中で考えていることを伝えようとして葛藤している姿が新鮮で、大人の自分たちが力をもらった。』という言葉にあるように若者を発掘・応援するつもりが、自分たちに刺激があることに改めて気付かされた。
[画像4: https://prtimes.jp/i/24800/26/resize/d24800-26-409717-3.jpg ]
(最優秀賞受賞者立花さんのコメント)授賞式・トークセッションを終えて、僕の課題を再認識しました。新世代賞というチケットを手に入れて、これからの自分を見つめ直す良い機会になりました。本当に有難うございました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/24800/26/resize/d24800-26-777144-4.jpg ]
■第2回 アート&デザイン新世代賞概要
受賞作品一覧:
最優秀賞 「見慣れた景色 見慣れない風景」 立花和弥さん(賞金50万円と海外研修)
優秀賞 「祖母とこれからも」 鑛野未來さん(賞金30万円)
特別賞 「ハジマリの青」 西塔藍さん(賞金10万円)
入選 「美しさと思いを込めて」 湊萌子さん
「マチがひのめを見る」 竹田Tキャンプ実行委員会ひのめ事プロジェクト(グループ) 代表者 菖蒲薫さん他8名
「Binaryless」 石黒健一さん
「瓦礫に座る」 田中湧二郎さん
「Culture & Life」 アートチームTODOKA(グループ) 代表者 轟颯馬さん他1名
「HIKITE」 野上萌さん
「Graffiti Books-落書きを許容する本-」 Village Architects(グループ) 代表者 木村太亮さん他1名
主催:Design Stories(デザインストーリーズ)
審査員:辻仁成(作家、Design Stories主宰、審査員長)
田根剛(建築家)
卯城竜太(アーティスト集団Chim↑Pomメンバー)
エリイ(アーティスト集団Chim↑Pomメンバー)
飯塚達也(経営者、株式会社レーサム代表取締役副社長)
後援:パリ日本文化会館、公益財団法人京都市芸術文化協会、公益財団法人福岡市文化芸術振興財団、京都市、福岡市
協賛:一般社団法人日本ワーキング・ホリデー協会、東京トラベルパートナーズ株式会社、 株式会社WeBae、株式会社レーサム
■第3回 アート&デザイン新世代賞について
第3回 アート&デザイン新世代賞 開催決定!詳細は、Design Storiesサイト
(http://www.designstoriesinc.com)にて、2019年春に発表します。
■巡回展について
第2回 アート&デザイン新世代賞受賞作品巡回展は、コミュニティホステル&ホテル「WeBase」各施設(博多、鎌倉、高松、京都)で開催されます。近日詳細公開予定。
※WeBaseは、“世界の若者に旅を!”をコンセプトに旅行者と日本の地域社会をつなぐハブ役を目指し誕生した宿泊施設で、世界の若者の飛躍を応援しています。
Design Stories(http://designstoriesinc.com)は、2019年2月6日(水)に、「第2回アート&デザイン 新世代賞」授賞式をWeBase 鎌倉(神奈川県鎌倉市由比ガ浜4-10-7)にて開催いたしました。
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■若いクリエイターを発掘・応援する「アート&デザイン新世代賞」授賞式を挙行!
本賞は、2017年よりスタートしたU-25の若いクリエイターを発掘・応援する新人賞です。第2回は、2018年6月に募集を開始し、10月に審査員による審査を重ね、受賞作品が決定しました。
第1回の最優秀賞受賞者は、副賞である海外研修から帰国し、次なる目標に向かって既に大きな翼を広げていることを報告。今回の授賞式では、新旧両受賞者と審査員とのトークセッションも開かれ、意見交換が繰り広げられました。また、受賞作品の展覧会が博多(2019年3月20日〜4月2日@WeBase 博多+福岡アジア美術館)、鎌倉(同年4月)、高松(同年5月)、京都(同年6月)を巡回し、受賞者は作品をお披露目する機会を得たことが発表され、夢と希望を膨らませるひと時となりました。
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■当日の様子
高校生も含む受賞者の皆さんは、知らない人々に囲まれた中、カジュアルでありながらも神聖さがある式典で表彰を受けることに戸惑いや緊張を隠せない様子でしたが、そこにいる全ての人に笑顔が溢れる会になりました。トータル4時間ありましたが、出席者がいつまでも熱く語り合い、終宴を迎えるのが名残惜しい様子でした。
■白熱のトークセッション
第2回最優秀賞を受賞した立花さんと審査員(卯城さん、エリイさん、飯塚さん)、そこに第1回歳優秀賞の中村暖さんが副賞で研修先に選んだロンドン留学から駆けつけてくださり、辻さんが進行役としてトークセッションがスタートしました。『クリエイティブで世界と対峙するために必要なこと』をテーマに、表現すること、創造することについて語り合いました。立花さんは、「デザインは翻訳すること。専門でもない人に美しいとか、綺麗だとか思わせることが大切なのではないか」と述べ、他のパネラーから、過度にわかりやすい表現への反論や公共性の高い建築分野ではわかりやすいことが大切である、など様々な意見が交わされました。中村さんは、自分の創作活動を『自分だけでは創れないけど、自分にしか創れない』と述べ、未来ヴィジョンを語りました。若者二人の話を受け、辻さんの「アートから、建築から、文学から、音楽から、未来を創り出していく。新世代賞がそのきっかけになれたらいいと思っている。」という言葉で締めくくられました。
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■新世代賞授賞式を終えて
(辻さんのコメント)僕がこの賞の構想を持ったのは私塾「人間塾」をやっていた10年前に遡る。大人のための賞はいくらでもあるが、若者にチャンスを与える賞があまりないことに気が付いた。中高生、大学生、25歳以下の新世代の人たちに向けてジャンルの垣根を超えたアートとデザインの賞を作らなければ、となぜか当時僕は強く思った。そういう人たちの背中を押すようなことをやりたかった。第1回最優秀賞受賞者中村暖さんは副賞であるロンドン留学の経験をいかし、新しい作品制作に取り組み、次の展覧会(青山スパイラルホールにて3月開催予定)に向けての準備を進めている。また、地元佐賀新聞では彼の作品やプロフィール、新世代賞最優秀賞受賞のこと、留学時の出来事がフルページで紹介され、ニュース番組のコメンテーターやコラムニストとしても活躍中。新世代賞の目的である“若い世代を発掘し、世界中に飛び立つ後押し”が実現している。一方で、協賛企業である株式会社レーサム小町剛さん(代表取締役社長)が述べられた『若者が頭の中で考えていることを伝えようとして葛藤している姿が新鮮で、大人の自分たちが力をもらった。』という言葉にあるように若者を発掘・応援するつもりが、自分たちに刺激があることに改めて気付かされた。
[画像4: https://prtimes.jp/i/24800/26/resize/d24800-26-409717-3.jpg ]
(最優秀賞受賞者立花さんのコメント)授賞式・トークセッションを終えて、僕の課題を再認識しました。新世代賞というチケットを手に入れて、これからの自分を見つめ直す良い機会になりました。本当に有難うございました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/24800/26/resize/d24800-26-777144-4.jpg ]
■第2回 アート&デザイン新世代賞概要
受賞作品一覧:
最優秀賞 「見慣れた景色 見慣れない風景」 立花和弥さん(賞金50万円と海外研修)
優秀賞 「祖母とこれからも」 鑛野未來さん(賞金30万円)
特別賞 「ハジマリの青」 西塔藍さん(賞金10万円)
入選 「美しさと思いを込めて」 湊萌子さん
「マチがひのめを見る」 竹田Tキャンプ実行委員会ひのめ事プロジェクト(グループ) 代表者 菖蒲薫さん他8名
「Binaryless」 石黒健一さん
「瓦礫に座る」 田中湧二郎さん
「Culture & Life」 アートチームTODOKA(グループ) 代表者 轟颯馬さん他1名
「HIKITE」 野上萌さん
「Graffiti Books-落書きを許容する本-」 Village Architects(グループ) 代表者 木村太亮さん他1名
主催:Design Stories(デザインストーリーズ)
審査員:辻仁成(作家、Design Stories主宰、審査員長)
田根剛(建築家)
卯城竜太(アーティスト集団Chim↑Pomメンバー)
エリイ(アーティスト集団Chim↑Pomメンバー)
飯塚達也(経営者、株式会社レーサム代表取締役副社長)
後援:パリ日本文化会館、公益財団法人京都市芸術文化協会、公益財団法人福岡市文化芸術振興財団、京都市、福岡市
協賛:一般社団法人日本ワーキング・ホリデー協会、東京トラベルパートナーズ株式会社、 株式会社WeBae、株式会社レーサム
■第3回 アート&デザイン新世代賞について
第3回 アート&デザイン新世代賞 開催決定!詳細は、Design Storiesサイト
(http://www.designstoriesinc.com)にて、2019年春に発表します。
■巡回展について
第2回 アート&デザイン新世代賞受賞作品巡回展は、コミュニティホステル&ホテル「WeBase」各施設(博多、鎌倉、高松、京都)で開催されます。近日詳細公開予定。
※WeBaseは、“世界の若者に旅を!”をコンセプトに旅行者と日本の地域社会をつなぐハブ役を目指し誕生した宿泊施設で、世界の若者の飛躍を応援しています。