95.2%が保育中のヒヤリハットを経験〜保育者アンケート調査結果を公表
[21/10/28]
提供元:PRTIMES
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保育者向けWebメディア『ほいくis』が公式SNSアカウントで調査
株式会社e-CHANNEL(本社:東京都港区、代表取締役:大塚雅一)が運営する保育者向けWebメディア「ほいくis(ほいくいず)」は、全国の保育者を対象に保育現場での「ヒヤリハット」経験についてのアンケートを公式SNSで実施。その結果、保育者の95.2%が保育現場でのヒヤリハットを経験していることが分かりました。調査結果については、ほいくisサイト上で解説記事として公開したことをお知らせいたします。
アンケート調査の実施背景
[画像1: https://prtimes.jp/i/56601/26/resize/d56601-26-7b639ce013019f4dd328-0.jpg ]
保育園や幼稚園、認定こども園など、たくさんの子どもたちが過ごす保育現場では、一歩間違えれば事故に繋がってしまうような「ヒヤリハット」が起こることがあります。
内閣府が公表している資料『令和2年教育・保育施設等における事故報告集計の公表について』によると、令和2年(2020年)1月1日から12月31日の1年間に報告があった保育施設での重大事故の件数は2,015件。この数は年々増加の一途をたどっています。
「ハインリッヒの法則」という、労働災害の調査から導き出された発生比率の法則によると、1件の重大事故の背景には29件の軽微な事故があり、300件のヒヤリハット事例があると言われています。これら2,015件の背後には、多くのヒヤリハット事例が発生していると考えられます。
そこで「ほいくis」では、保育現場でのヒヤリハットの実態を明らかにするため、全国の保育者を対象としたSNSアンケート調査を実施しました。
アンケート調査の結果
調査は「ほいくis」の公式Instagramアカウントで実施。ヒヤリハット経験の有無を問う質問には1,593名、ヒヤリハットの事例を聞いたフリーアンサーには136名からの回答が寄せられました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/56601/26/resize/d56601-26-4d0e80625bc4bcccb93e-1.png ]
「『ヒヤリ・ハット』した経験があるか」という質問では、「ある」が1,516件(95.2%)、「ない」が77件(4.8%)という結果となりました。実に95%以上の保育者に、ヒヤリハット経験があることが分かりました。
ヒヤリハットには、日々の保育の中で起こる子どものケガだけでなく、一歩間違えれば重大事故に繋がってしまうようなものまであります。続いての質問では、実際に「どのようなヒヤリハットを経験したのか?」について聞いてみました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/56601/26/resize/d56601-26-6cdb3d779a3398e95ae2-2.png ]
※グラフは、フリーアンサーで寄せられたヒヤリハットのエピソードを、まとまったカテゴリーでグルーピングして集計をした結果
実際にどのようなヒヤリハットが起きたのかを保育者に聞いてみたところ、フリー記述で136件もの回答が寄せられました。その中でも特に多かったのは「転落(29件)」でした。滑り台やブランコなど、遊具からの転落はヒヤリハットとして挙げられることがとても多く、見守り体制の重要さを改めて認識されられる結果となりました。
続いて「保育室/散歩からの抜け出し(19件)」が2番目となりました。具体的には、「気付くと保育室内や公園からいなくなっていた」という事例です。場合によっては交通事故など重大な事故に繋がる可能性もあるため、決して見過ごせないヒヤリハットです。
その他にも、以下のようなエピソードが集まりました。
●大きな石を拾って急に投げた子がいた
●枝豆ご飯の枝豆を鼻に入れた
●おままごとで絵の具のジュースを飲む真似をしていて、ペットボトルのキャップが外れかけた
●トイレに園児を置き去りにした先生がいた
●子どもが机をひっくり返した
子どもは予想外な動きをすることも多くあり、一瞬の隙でとった行動に驚いたという保育者の皆さんも多かったようです。「一瞬たりとも子どもから目を離してはいけない」ということは現実的にはできませんが、日頃から園内でヒヤリハット事例を共有するなど、事故防止のためのリスク管理を事前にしておくことがより重要だと考えられます。
ほいくisでは、こちらのアンケート調査結果を元にした解説記事を10月28日(木)に公開しました。こちらも合わせてご覧になってください。
>>解説記事はこちら
https://hoiku-is.jp/article/detail/1067/
<調査概要>
調査期間:2021年8月17日(1日)
調査方法:公式Instagramアカウントでアンケートを実施
調査対象:Instagramユーザー
有効回答数:『Q 保育中に「ヒヤリ・ハット」した経験が?』1,593件/『保育中「ヒヤリ・ハット」したエピソードを教えてください(フリー記述)』136件
ほいくisとは?
[画像4: https://prtimes.jp/i/56601/26/resize/d56601-26-4ad8e29c013846adf275-3.png ]
『1日3分で保育を楽しく』をコンセプトに、毎日の保育に役立つ情報をコンパクトに配信する保育士・幼稚園教諭向け総合メディアです。2019年7月のオープン以来、保育に関わる全ての方に向けて365日情報を発信。月間ユーザー数が25万人を超える急成長中の情報サイトです。
「ほいくis」サイトURL:https://hoiku-is.jp/
会社概要・お問い合わせ
【会社概要】
会社名:株式会社e-CHANNEL
所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂4-2-6 住友不動産新赤坂ビル11階
代表者:代表取締役 大塚 雅一
設立:2017年10月
事業内容:幼児教育に携わるメディアの企画・運営
URL:https://e-channel.co.jp/
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社 e-CHANNEL
info@hoiku-is.jp
株式会社e-CHANNEL(本社:東京都港区、代表取締役:大塚雅一)が運営する保育者向けWebメディア「ほいくis(ほいくいず)」は、全国の保育者を対象に保育現場での「ヒヤリハット」経験についてのアンケートを公式SNSで実施。その結果、保育者の95.2%が保育現場でのヒヤリハットを経験していることが分かりました。調査結果については、ほいくisサイト上で解説記事として公開したことをお知らせいたします。
アンケート調査の実施背景
[画像1: https://prtimes.jp/i/56601/26/resize/d56601-26-7b639ce013019f4dd328-0.jpg ]
保育園や幼稚園、認定こども園など、たくさんの子どもたちが過ごす保育現場では、一歩間違えれば事故に繋がってしまうような「ヒヤリハット」が起こることがあります。
内閣府が公表している資料『令和2年教育・保育施設等における事故報告集計の公表について』によると、令和2年(2020年)1月1日から12月31日の1年間に報告があった保育施設での重大事故の件数は2,015件。この数は年々増加の一途をたどっています。
「ハインリッヒの法則」という、労働災害の調査から導き出された発生比率の法則によると、1件の重大事故の背景には29件の軽微な事故があり、300件のヒヤリハット事例があると言われています。これら2,015件の背後には、多くのヒヤリハット事例が発生していると考えられます。
そこで「ほいくis」では、保育現場でのヒヤリハットの実態を明らかにするため、全国の保育者を対象としたSNSアンケート調査を実施しました。
アンケート調査の結果
調査は「ほいくis」の公式Instagramアカウントで実施。ヒヤリハット経験の有無を問う質問には1,593名、ヒヤリハットの事例を聞いたフリーアンサーには136名からの回答が寄せられました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/56601/26/resize/d56601-26-4d0e80625bc4bcccb93e-1.png ]
「『ヒヤリ・ハット』した経験があるか」という質問では、「ある」が1,516件(95.2%)、「ない」が77件(4.8%)という結果となりました。実に95%以上の保育者に、ヒヤリハット経験があることが分かりました。
ヒヤリハットには、日々の保育の中で起こる子どものケガだけでなく、一歩間違えれば重大事故に繋がってしまうようなものまであります。続いての質問では、実際に「どのようなヒヤリハットを経験したのか?」について聞いてみました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/56601/26/resize/d56601-26-6cdb3d779a3398e95ae2-2.png ]
※グラフは、フリーアンサーで寄せられたヒヤリハットのエピソードを、まとまったカテゴリーでグルーピングして集計をした結果
実際にどのようなヒヤリハットが起きたのかを保育者に聞いてみたところ、フリー記述で136件もの回答が寄せられました。その中でも特に多かったのは「転落(29件)」でした。滑り台やブランコなど、遊具からの転落はヒヤリハットとして挙げられることがとても多く、見守り体制の重要さを改めて認識されられる結果となりました。
続いて「保育室/散歩からの抜け出し(19件)」が2番目となりました。具体的には、「気付くと保育室内や公園からいなくなっていた」という事例です。場合によっては交通事故など重大な事故に繋がる可能性もあるため、決して見過ごせないヒヤリハットです。
その他にも、以下のようなエピソードが集まりました。
●大きな石を拾って急に投げた子がいた
●枝豆ご飯の枝豆を鼻に入れた
●おままごとで絵の具のジュースを飲む真似をしていて、ペットボトルのキャップが外れかけた
●トイレに園児を置き去りにした先生がいた
●子どもが机をひっくり返した
子どもは予想外な動きをすることも多くあり、一瞬の隙でとった行動に驚いたという保育者の皆さんも多かったようです。「一瞬たりとも子どもから目を離してはいけない」ということは現実的にはできませんが、日頃から園内でヒヤリハット事例を共有するなど、事故防止のためのリスク管理を事前にしておくことがより重要だと考えられます。
ほいくisでは、こちらのアンケート調査結果を元にした解説記事を10月28日(木)に公開しました。こちらも合わせてご覧になってください。
>>解説記事はこちら
https://hoiku-is.jp/article/detail/1067/
<調査概要>
調査期間:2021年8月17日(1日)
調査方法:公式Instagramアカウントでアンケートを実施
調査対象:Instagramユーザー
有効回答数:『Q 保育中に「ヒヤリ・ハット」した経験が?』1,593件/『保育中「ヒヤリ・ハット」したエピソードを教えてください(フリー記述)』136件
ほいくisとは?
[画像4: https://prtimes.jp/i/56601/26/resize/d56601-26-4ad8e29c013846adf275-3.png ]
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設立:2017年10月
事業内容:幼児教育に携わるメディアの企画・運営
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