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重電機器大手の明電舎、主力生産拠点に「Skillnote」を導入。各部署共通のスキル管理基盤を構築

スキルデータを若手早期育成や技能伝承、人財アサインに活用

ものづくり現場のスキルマネジメントを牽引する株式会社Skillnote(本社 東京都中央区、代表取締役 山川隆史、以下Skillnote)は、株式会社明電舎(本社 東京都品川区、代表取締役 執行役員社長 三井田健、以下 明電舎)がクラウド型スキルマネジメントシステム「Skillnote」を導入したことを発表します。今回導入したのは、明電舎の主力生産拠点である沼津事業所(静岡県沼津市)内の装置工場システム装置ユニットで、在籍する約350名を対象に、2023年1月から運用を開始しました。これにより、システム装置ユニット内にある部署共通のスキル管理基盤をクラウド上に構築、スキルや業務経歴などのデータに基づいた人財育成の強化と人財アサインが可能になります。今後、装置工場における他ユニットへの展開をはじめ「Skillnote」の導入拡大を検討しています。




[画像: https://prtimes.jp/i/88452/26/resize/d88452-26-2043cb7f7a507594f7a0-0.png ]

明電舎は、大手重電機器メーカーとして、発電システムや変電機器などをはじめ、水処理施設や、鉄道、公共施設などの社会インフラを支える様々な製品、システムを提供しています。沼津事業所にある装置工場システム装置ユニットは、主に電気設備用の配電盤や制御盤などの開発、設計、製作および試運転調整を行っています。

今回、同システム装置ユニットが導入した「Skillnote」は、従業員のスキル情報、教育情報、資格情報等の一元管理と、育成計画の立案、進捗管理を実現するクラウドサービスです。これまで、ものづくり産業のお客様を中心に数多くの信頼と評価の声を頂き、導入企業数も拡大しています。


Skillnote導入の背景

システム装置ユニットは、スキルデータに基づいた人財育成と組織体制の強化を進めています。これまで、ISO認証取得を目的にスキル管理を実施してきましたが、今後、若手早期育成や技能伝承などの人財育成における重点課題を解決するためにはスキルと教育データの連携など、データの有効活用が必要でした。また、ユニット内には、電気設計部、構造設計部、品質保証部があり、それぞれの部署が独自にスキル管理を行ってきたため、データが一元化されていませんでした。そのため、繁忙期の部署を越えた応援要請や戦略的な異動の際に、参照となる人財情報にすぐにたどり着けず、上長の記憶頼りのアサインになるなどデータの一元的な管理と活用に課題がありました。管理方法に関しても、Excelによるファイルの更新管理の非効率性が管理者の負担となっていました。


Skillnote選定理由

今回、「Skillnote」の導入により、ユニット内で各部署共通のスキル管理基盤を構築し、スキル情報、教育情報、資格情報、業務経歴情報を一元管理し、データに基づいた計画的な人財育成と最適な人財アサインが可能となります。
導入の決め手には大きく3つのポイントがあげられます。

・各部署共通のスキル管理基盤
各部署共通のフォーマット、統一した基準のもとでスキル管理を一元的に運用することが可能で、最新のスキル情報等を更新、把握することができる。特に課題であった繁忙期における部署間での応援要請のやり取りを、“記憶”でなく“記録”を根拠にすることで最適な人財アサインを実現できる。

・データに基づいた人財育成をシステム上で完結
スキルの見える化により、組織のスキル保有状況を把握することが可能で、そこから育成計画の立案、教育の記録、承認、スキル自動付与までの一連のプロセスをシステム上で完結できる。課題であった若手の早期育成や技能伝承などをデータに基づき効果的に実施できる。

・業務経歴情報のデータベース化
スキルや資格、教育情報に加えて、過去の業務経歴情報をデータベース化できる。特に、同ユニットではスキル認定に一定の業務経歴が必要となるためデータベース化により、正確かつ効率的に管理を実施できる。また、新規案件のアサイン時や繁忙期の応援要請の際にも、必要な経験を持つ最適な人財を迅速に、かつ部署を跨いで検索することができる。

この他に、組織として不足するスキルや育成状況などを分析できる「スキル分析機能」や、従業員のキャリア形成をサポートする「キャリア管理機能」も評価されました。


株式会社明電舎 装置工場 システム装置ユニット ユニット長 細川亨様のコメント

システム装置ユニットでは、人財育成を強化するため、組織としてどういう人を育てたいか、どういったスキルが必要なのかを明確化する取り組みを進めています。私たちは公共事業などインフラに関する事業を多く手がけていますが、ここでは新しい技術だけでなく、古い技術も残していく必要があります。こうした技術を扱うスキルを見極め、そのスキルを持つ従業員を組織として育成していくことが非常に重要です。そのため、従業員には求められるスキルを習得し、長期的に活躍してもらいたいと考えています。会社としても従業員のキャリアプランの実現をサポートし、仕事に対する意欲も高めていきたいと考えています。

「Skillnote」は、スキル管理の効率化や一元化だけでなく、中長期的に、こうした私たちの考えや取り組みを実現するためのシステムとして導入しました。今後は、「Skillnote」を通じて、組織力を強化し、従業員自身が前向きにキャリアを切り拓けるような環境を整えたいと考えています。


スキルマネジメントシステム「Skillnote」について

「Skillnote」は、ものづくり現場において従来Excel等で管理されてきたスキルマップ(力量管理表)を一元的に管理・運用することのできるクラウドサービスです。現場のスキル/教育データがクラウドに登録され見える化が進むことで、スキルデータを活用した計画的な人材育成・人材配置を実現し、技能伝承、多能工育成、即戦力化といったものづくり企業の人材管理に関する課題解決に貢献します。


株式会社明電舎について

会社名:株式会社明電舎
所在地:東京都品川区大崎2-1-1
設立:1917年
資本金:170億70百万円(2022年3月31日現在)
代表者:代表取締役 執行役員社長 三井田 健
事業内容:社会インフラ、各種産業向けの製品・システム、メンテナンス・サービスの提供
HP:https://www.meidensha.co.jp


株式会社Skillnoteについて 

「つくる人が、いきる世界へ」というビジョンのもとに、ものづくりにおける人の成長を科学し、ものづくりに関わる全ての人がいきいきと働く社会の実現を目指しています。

会社名:株式会社Skillnote
所在地:東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン サウス棟4F
設立:2016年1月
資本金:5億1,476万円(資本準備金を含む)
代表者:山川 隆史
事業内容:ものづくり現場にフォーカスしたスキル/教育管理システム「Skillnote」の提供
HP:https://www.skillnote.jp/

*本プレスリリースに記載されている会社名・製品名は、各社の商標または登録商標です。
*本プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
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