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財団法人 材料科学技術振興財団(MST)がISO10002(苦情対応マネジメントシステム)をBSIジャパンから認証取得

分析機関・財団法人で、国内初の認証 BSIグループジャパン株式会社(東京都港区 代表取締役社長 竹尾 直章、以下BSIジャパン)は、
本日、ISO10002(苦情対応マネジメントシステム)を、分析機関・財団法人では国内で初めて、
財団法人 材料科学技術振興財団(東京都世田谷区 理事長 増島 勝)に認証しました。

 財団法人 材料科学技術振興財団の事業の一つである先端材料(※1)の計測・解析評価は、専門性
が高く、客観性や正確さに加え、研究機関や各メーカーなどの顧客からの要望に沿った確実な実施が
求められます。顧客の期待と異なった結果が出たときに苦情が発生しやすく、この際に的確な対応を
とることができる仕組みを構築するためにISO10002(苦情対応マネジメントシステム)の認証取得
を目指しました。

 またISO10002の構築にあたっては、内部では気づきにくいこと、言いにくいことを自覚させてくれ
る第三者の目が、苦情対応の仕組みを継続的に改善していくことに重要だと判断した経緯があり、
自己適合宣言ではなく認証取得に至りました。

※1:先端材料とは、太陽電池・二次電池・燃料電池、LED・有機EL、半導体・パワーデバイス、
生体材料・医薬品など、現在、活発に研究開発が進んでいる材料、装置、製品が含まれます。

<ISO10002構築・認証取得のメリット>
財団法人 材料科学技術振興財団 ISO10002推進プロジェクト 担当者様からのコメント 

ISO10002(苦情対応マネジメントシステム)の構築・認証取得により、苦情や苦情対応についての
関心が高まり、また、苦情が「見える」ようになりました。以前は苦情案件があると、それだけで声
を潜めるような雰囲気もありました。今でも苦情を受けた本人の精神的負荷は決して小さいわけでは
ありませんが、苦情を受けた時の役割・責任と対応手順が明確になったことや、組織として原因究明
や対策をする仕組みができたことは、苦情対応の実務にあたる皆さんへ大きな安心感を与えました。
また、審査を通じて「自分のこれまでの苦情対応が間違っていなかったことが分かって良かった」と
いう声も聞かれました。今回、認証取得というスタートラインに立てたことをとても喜ばしく思いま
す。

◆ISO10002(苦情対応マネジメントシステム)について
 組織が顧客の苦情を適切に処理することをサポートする目的で2004年に発行された。国内では70を
超える組織が、ISO10002を構築・導入している。事業者はもちろんのこと、地方自治体や財団法人、
社会福祉法人など幅広い業種・業界で注目されているマネジメントシステムである。

<「ISO10002(苦情対応マネジメントシステム)概要解説セミナー」(参加費無料)>
 BSIジャパンは、下記の日程で、「ISO10002(苦情対応マネジメントシステム)概要解説セミ
ナー」を実施し、苦情対応の重要性と、ISO10002構築・運用のメリットについて、具体的な事例
を紹介しながら、説明いたします。

【日時】    2010年9月15日(水) 14:00〜16:30 (受付 13:30)
【会場】    TEPIA B1階 会議室B  (東京都港区北青山2丁目8番44号)
【詳細・お申込】http://www.bsigroup.jp/CS-TYO-10002seminar

■セミナーに関するお問い合わせ先
BSIグループジャパン株式会社(英国規格協会) マーケティング本部
東京都港区北青山2-12-28 青山ビル5階
TEL:  03-6890-1174
FAX:  03-6890-1181
Email: Japan.Marketing@bsigroup.com

BSI(British Standards Institution)について
英国規格協会は、1901年に英国貿易産業省の支援を受けて設立された世界で最も古い歴史を持つ国家
規格協会。1929年に英国王室の認可(Royal Charter)を受け、1942年にはBS規格(British Standard
規格:英国国家規格)を策定・発行する英国唯一の機関として英国政府より認可される。現在世界100
カ国以上でISOを中心としたマネジメントシステムの認証・各種検証およびトレーニングのサービス
を提供し、ISOの認証件数は6万件を超える実績を誇る。 ISO9001(品質マネジメントシステム)、
ISO14001(環境マネジメントシステム)、ISO27001 (情報セキュリティマネジメントシステム)を
始め多くのBS規格がISO規格の原案として採用されており、その実績は世界随一を誇る。BSIグループ
ジャパンはBSIの日本法人である。URL:http://www.bsigroup.jp/

財団法人材料科学技術振興財団(MST)について
財団法人材料科学技術振興財団は、「新材料の創製に関する総合的な研究開発の推進」という政府
諮問を受けた航空・電子等技術審議会による答申に基づき、解析評価を行う独立した第三者機関の
必要性を担う目的で、科学技術庁(現在の文部科学省)所管の財団法人として1984年に設立認可を
受けた。事業内容は、材料評価事業、研究事業、振興事業。特に公益法人として、山崎貞一賞の贈呈
などの振興事業で社会へ貢献。山崎貞一賞は「材料」、「半導体及び半導体装置」、「計測評価」、
「バイオサイエンス・バイオテクノロジー」という4分野において、実用化につながる優れた創造的
業績をあげている方々に、2001年より贈呈している賞。2009年6月にISO27001認証取得、2010年2月に
ISO9001認証取得。 
URL: http://www.mst.or.jp/


■お客様からのお問い合わせ先
BSIグループジャパン株式会社(英国規格協会) マーケティング本部
東京都港区北青山2-12-28 青山ビル5階
TEL:  03-6890-1174
FAX:  03-6890-1181
Email: Japan.Marketing@bsigroup.com 

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