阪九フェリー、船上でつながるフルノシステムズの『無線LANアクセスポイント』を採用。日本初の本格的な船舶Wi-Fiで、船内環境の利便性の向上を実現。
[14/07/02]
提供元:PRTIMES
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阪九フェリー株式会社様は、洋上での無線ネットワーク実現のため、株式会社NTTドコモ、西部電気工業株式会社、
株式会社フルノシステムズの3社の協力により、日本初の本格的な船舶Wi-Fiをスタートさせました。
株式会社フルノシステムズ(代表取締役社長:妹尾行雄、古野電気株式会社関連会社/以下フルノシステムズ)は、阪九フェリー株式会社(代表取締役社長:米田真一郎/以下阪九フェリー)様に、当社の無線LANアクセスポイント『ACERA』(アセラ)をご採用いただきました。日本初の本格的な船舶Wi-Fiの導入により、新たな付加価値として、今まで以上の顧客サービスの向上を実現することができます。
阪九フェリーは、瀬戸内海の北九州と神戸、大阪間をメイン航路とする日本初の長距離カーフェリー事業者です。年間の利用客数は、増加傾向にあり、それとともにビジネス客の乗船も増えてきました。フェリーは、観光客以外に、ビジネス客も乗船しており、限られた条件の中で、客層にあった差別化をしていかなければなりません。そこで、2012年度から一部のお客様のみが活用できるWi-Fiの整備をし、このたび船内全域において活用できる本格的なWi-Fi環境の運用をスタートしました。
船内環境でのWi-Fi化は、船舶環境が特殊なことから、無線Wi-Fi環境のシミュレーションを株式会社NTTドコモ(代表取締役社長:加藤薫/以下NTTドコモ)様と西部電気工業株式会社(代表取締役社長:宮川 一巳/以下西部電気工業)様が共同でご提案、支援をしました。
外部アンテナやモバイルWi-Fiルータなど中継のアクセスポイントまでの通信機器の提供やコンサルティングは、NTTドコモ側が担当し、導入における事前の無線LAN環境調査や設置工事に至るまでのエンジンリング業務は、西部電気工業側が担当しました。船舶ネットワークシステムの終端に位置するアクセスポイントには、多台数接続と将来的にも無線LAN拡張が容易なフルノシステムズのアクセスポイントの採用をいただきました。
本格的な船舶Wi-Fi化を実現できた要因として、既存のインフラを利活用したネットワーク設計にあります。展望デッキに外部アンテナが設置され、FOMAルータまでは、有線ケーブルで伝送しています。その後、同軸モデム(親機)経由で各甲板の同軸モデム(子機)につながるため、新たな追加投資はなく、有線LANケーブルの配線工事なしで、データ伝送を実現しています。同軸モデムの先に、アクセスポイントを設置することで、船内の利用エリアをカバーするように設計されています。
アクセスポイントは、7階の特等に2台、6階の1等、2等指定Bに10台、そして5階の2等指定Aに4台、エントランスに1台、そしてドライバーズサロンに1台を設置され、合計18台のアクセスポイントが稼働しています。これらの設置により、ほぼ船内全域において、Wi-Fi環境の提供が可能となりました。現段階でのWi-Fi化は、2月からスタートし、試験運用期間となっており、これらの無線LAN運用のデータを参考に、阪九フェリーでは、来年の新規造船にグレードアップした無線LAN環境の提供を想定しています。
フルノシステムズは、「業務用、国産品質の無線LAN」を30年前から開発しており、物流、流通業界での無線LANインフラづくりの実績をベースに、8年前から企業、自治体、学校などへご提案を開始しました。今日では、コントローラレスの独自のユニークな「国産無線LAN」ということで、様々な業界の無線インフラとして導入が進んでいます。
今回の本格的な船舶Wi-Fiの提供をスタートさせた運用ノウハウを参考に、3社(NTTドコモ、西部電気工業、フルノシステムズ)は、船上での無線ネットワークの推進、拡大に期待しています。
【阪九フェリー株式会社について】
阪九フェリー株式会社は、福岡県北九州市門司区新門司北に本社を置く海運会社(SHKライングループ)。阪神地区と北九州を結ぶフェリー航路を運航しており、日本初の長距離カーフェリー事業者です。現在、「フェリーせっつ」「フェリーすおう」「やまと」「つくし」の4隻が就航しています。
★ホームページ http://www.han9f.co.jp/
【船舶の無線ネットワーク支援について】
★通信機器、コンサルティング/株式会社NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/
★エンジニアリング/西部電気工業株式会社
http://www.seibu-denki.co.jp/
【フルノシステムズについて】
株式会社フルノシステムズは、無線LANシステム分野のリーディングカンパニーです。無線ハンディターミナルをはじめ、無線LAN構築にはかかせないモバイル&ワイヤレスソリューションを提供しています。さらには、エンジニアリングサービス(ネットワーク設計、構築、管理など)までもサポートする事で、トータルなワンストップソリューションを実現しています。無線ネットワーク管理システム「UNIFAS」とアクセスポイント「ACERA」は日本国内メーカーである高い品質と技術のノウハウ及び充実したアフターサービスが注目され、オフィス、学校、公共施設において、無線ネットワークのシェアが拡大しています。
※本資料に記載されている社名、製品名、サービス名は、各社の登録商標または商標です。
【プレスリリースについて】http://www.furunosystems.co.jp/press/140702/index.html
【報道関係者 問合せ先】
株式会社フルノシステムズ 〒130-0026 東京都墨田区両国3-25-5 JEI両国ビル
企画広報室 広報グループ 鈴木/西村 TEL : 03-5600-5111 FAX : 03-5600-5120
URL: http://www.furunosystems.co.jp/ Mail:webmaster@furunosystems.co.jp
株式会社フルノシステムズの3社の協力により、日本初の本格的な船舶Wi-Fiをスタートさせました。
株式会社フルノシステムズ(代表取締役社長:妹尾行雄、古野電気株式会社関連会社/以下フルノシステムズ)は、阪九フェリー株式会社(代表取締役社長:米田真一郎/以下阪九フェリー)様に、当社の無線LANアクセスポイント『ACERA』(アセラ)をご採用いただきました。日本初の本格的な船舶Wi-Fiの導入により、新たな付加価値として、今まで以上の顧客サービスの向上を実現することができます。
阪九フェリーは、瀬戸内海の北九州と神戸、大阪間をメイン航路とする日本初の長距離カーフェリー事業者です。年間の利用客数は、増加傾向にあり、それとともにビジネス客の乗船も増えてきました。フェリーは、観光客以外に、ビジネス客も乗船しており、限られた条件の中で、客層にあった差別化をしていかなければなりません。そこで、2012年度から一部のお客様のみが活用できるWi-Fiの整備をし、このたび船内全域において活用できる本格的なWi-Fi環境の運用をスタートしました。
船内環境でのWi-Fi化は、船舶環境が特殊なことから、無線Wi-Fi環境のシミュレーションを株式会社NTTドコモ(代表取締役社長:加藤薫/以下NTTドコモ)様と西部電気工業株式会社(代表取締役社長:宮川 一巳/以下西部電気工業)様が共同でご提案、支援をしました。
外部アンテナやモバイルWi-Fiルータなど中継のアクセスポイントまでの通信機器の提供やコンサルティングは、NTTドコモ側が担当し、導入における事前の無線LAN環境調査や設置工事に至るまでのエンジンリング業務は、西部電気工業側が担当しました。船舶ネットワークシステムの終端に位置するアクセスポイントには、多台数接続と将来的にも無線LAN拡張が容易なフルノシステムズのアクセスポイントの採用をいただきました。
本格的な船舶Wi-Fi化を実現できた要因として、既存のインフラを利活用したネットワーク設計にあります。展望デッキに外部アンテナが設置され、FOMAルータまでは、有線ケーブルで伝送しています。その後、同軸モデム(親機)経由で各甲板の同軸モデム(子機)につながるため、新たな追加投資はなく、有線LANケーブルの配線工事なしで、データ伝送を実現しています。同軸モデムの先に、アクセスポイントを設置することで、船内の利用エリアをカバーするように設計されています。
アクセスポイントは、7階の特等に2台、6階の1等、2等指定Bに10台、そして5階の2等指定Aに4台、エントランスに1台、そしてドライバーズサロンに1台を設置され、合計18台のアクセスポイントが稼働しています。これらの設置により、ほぼ船内全域において、Wi-Fi環境の提供が可能となりました。現段階でのWi-Fi化は、2月からスタートし、試験運用期間となっており、これらの無線LAN運用のデータを参考に、阪九フェリーでは、来年の新規造船にグレードアップした無線LAN環境の提供を想定しています。
フルノシステムズは、「業務用、国産品質の無線LAN」を30年前から開発しており、物流、流通業界での無線LANインフラづくりの実績をベースに、8年前から企業、自治体、学校などへご提案を開始しました。今日では、コントローラレスの独自のユニークな「国産無線LAN」ということで、様々な業界の無線インフラとして導入が進んでいます。
今回の本格的な船舶Wi-Fiの提供をスタートさせた運用ノウハウを参考に、3社(NTTドコモ、西部電気工業、フルノシステムズ)は、船上での無線ネットワークの推進、拡大に期待しています。
【阪九フェリー株式会社について】
阪九フェリー株式会社は、福岡県北九州市門司区新門司北に本社を置く海運会社(SHKライングループ)。阪神地区と北九州を結ぶフェリー航路を運航しており、日本初の長距離カーフェリー事業者です。現在、「フェリーせっつ」「フェリーすおう」「やまと」「つくし」の4隻が就航しています。
★ホームページ http://www.han9f.co.jp/
【船舶の無線ネットワーク支援について】
★通信機器、コンサルティング/株式会社NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/
★エンジニアリング/西部電気工業株式会社
http://www.seibu-denki.co.jp/
【フルノシステムズについて】
株式会社フルノシステムズは、無線LANシステム分野のリーディングカンパニーです。無線ハンディターミナルをはじめ、無線LAN構築にはかかせないモバイル&ワイヤレスソリューションを提供しています。さらには、エンジニアリングサービス(ネットワーク設計、構築、管理など)までもサポートする事で、トータルなワンストップソリューションを実現しています。無線ネットワーク管理システム「UNIFAS」とアクセスポイント「ACERA」は日本国内メーカーである高い品質と技術のノウハウ及び充実したアフターサービスが注目され、オフィス、学校、公共施設において、無線ネットワークのシェアが拡大しています。
※本資料に記載されている社名、製品名、サービス名は、各社の登録商標または商標です。
【プレスリリースについて】http://www.furunosystems.co.jp/press/140702/index.html
【報道関係者 問合せ先】
株式会社フルノシステムズ 〒130-0026 東京都墨田区両国3-25-5 JEI両国ビル
企画広報室 広報グループ 鈴木/西村 TEL : 03-5600-5111 FAX : 03-5600-5120
URL: http://www.furunosystems.co.jp/ Mail:webmaster@furunosystems.co.jp