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ヴァレオ、革新的なレーザースキャナー搭載のデモカーをオートモーティブワールド2014自動運転車特別展示エリアに出展




世界的な自動車部品サプライヤー、ヴァレオは、同社の革新的なレーザースキャナー「SCALA」を搭載したデモカーを、2014年1月15日(水)から17日(金)まで東京ビッグサイトにて開催されるオートモーティブワールド2014の自動運転車特別展示エリアに出展します。

ヴァレオのレーザースキャナー「SCALA」は、車両周辺をスキャンし、車、バイク、歩行者、静止物である木や停止している車、ガードレールなどを検知します。このデータを基に障害物ごとに種類分けされた車両周辺マップを作成することで、車両や歩行者に対する緊急ブレーキ、自動回避等のアクティブセーフティー機能の向上、自動運転、自動駐車や渋滞時の自動追従などが可能になります。

レーザースキャナーによる障害物検知は、昼夜を問わず同等の性能を発揮し、高速道路での走行にも、駐車場などでの低速での走行にも対応します。欧州の新車アセスメントプログラム(Euro NCAP)の評価項目に2014年から加わる自動ブレーキシステムの基となる検知システムとして、レーザースキャナーは大きな威力を発揮します。

レーザースキャナーに加えて、ヴァレオはレーダー、超音波、赤外線センサーやビジョンセンサーシステムも扱っています。ヴァレオはそれぞれの特徴を生かしたセンサーフュージョンを提案し、アクティブセーフティーと自動運転の分野で革新的な技術を提供していきます。

将来に向けたレーザースキャナーの利用例の一つが、ヴァレオがIAA 2013(フランクフルトモーターショー)で披露したValet Park4U(R)です。ドライバーが駐車場の入り口で車から降り、Valet Park4U(R) を起動すると、車は自動走行で空きスペースを見つけて駐車します。出庫時のステアリング操作も自動で行われ、ドライバーは入口にいながらにしてスマートフォンを使って車を呼び出すことができます。Valet Park4U(R)は、レーザースキャナーと、12個の超音波センサーと、4台のカメラにより、いつでも車の周囲を確認し、移動中や静止している障害物を検知します。車載カメラの映像は、直接、ドライバーのスマートフォンに送られます。このカメラの画像によって、ドライバーはいつでも車の状況を遠隔で見ることができます。オートモーティブワールド2014のデモカー展示スペースでは、IAA 2013で行った実車でのデモ走行の様子をビデオでご紹介します。


ヴァレオグループ
ヴァレオは、自動車部品、システムとモジュールの設計開発、生産、販売を専門とする独立系の企業グループであり、CO2 排出量の削減に積極的に取り組んでいます。世界屈指の自動車部品サプライヤーであるヴァレオは、28カ国に123カ所の工場、20カ所の研究センター、35カ所の開発センター、12カ所の物流センターを構え、約73,300人の従業員を擁しています。2012年度のヴァレオグループの売上高は約118億ユーロであり、約10億ユーロを研究開発に投資しました。
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